CRな奴ら?BL?

熱出た人の世話なれてないけど出来る事があるならしたい
俺ちょっとバニラさん見てくる！

(買い物は任せますと告げて移動し熱を出してしまった相手の部屋に向かい静かにドア開けて中へ)

だるま一緒にいこ～？
あったかい格好しておいで、スマホだけもってき
( 慌てて向かった相手を見送りながら行こうと伝え適当にパーカーを羽織りスマホと財布を持ち相手の準備を待って)

……。…ん……(部屋に入ってくる人の気配にも気付かず眠り続けているが、熱が上がりきったせいか額に汗滲ませ時折苦悶の表情浮かべ)

俺はこのままでもええよ？

(特に準備するようなことはないらしく不思議そうに告げて)

なら行くか～、
(救急箱の中に体温計と冷えピタがあるかみてそれを持ってあいてる手を相手にむけ行こうと微笑み)

だいぶ熱高そう…
病院連れていかなくていいもの？おじさんに聞いてみたら教えてくれるかな

(ベッドの側でしゃがんで寝顔が辛そうな相手のほっぺたに手をよせると体温がかなり高そうに感じて不安になりスマホでCRのオーナーのおじじに連絡する事を思いついて自室に置いてきてしまったスマホ取りに行き)

せやな。さっさと行って帰ってこなきゃバニ待っとるしな

(差し出されれば嬉しそうに目を細めながら手をぎゅっと握り)

……。…ぁ……、寝て、た……(汗をかいた事で喉の渇きが強まり意識が眠りの中から浮上して目覚めると、気怠い身体を動かしなんとか起き上がりふらつく足取りで部屋を出てキッチンに行くべくリビングへ向かい、誰も居ないシンとした空間の中を進んでキッチンにある冷蔵庫の扉を開けて中を見れば開封してない緑茶のペットボトルがありそれを手にして蓋を開けてゆっくり飲み始めるが何度か咳き込んでしまい)……ケホッ…、誰のお茶か分かんないけど、熱下がったら買い直すから…このまま全部頂いちゃお……

急ごか。
(相手のわかりやすい位置に救急箱を置いといたので気づくと思いながら相手の手を握り買い物に向かい)

おん、早よ行くで？

(こちらも心配な様子で)

おじさんおじさん、バニラさん熱出た！熱高い感じ！俺どうしたらいい？病院分かんない！

(スマホでおじじと連絡をとると熱出した相手の事を伝えて助言を求めれば色んな事を教えてもらえて1つ1つ確認するように復唱しながら覚えていき最後にお礼を言って通話切ると再び寝ている相手の元へ行くがベッドがもぬけの殻状態で焦り急いで探し回り)

え、なんでなんで！
バニラさんどこいった、バニラさーん！

まだスーパーやってたやろ？車で行く？歩きでも近いけど
(近くのスーパーまでどうやって行くか相談し)

近くやし歩いてでええやろ

(普段あまり外に出ないためいい運動になるだろうと)

ん、了解～
(相手の手を引きながらスーパーまで歩き出して)

……。いやいや、騒がしいなぁ…(お茶を全部飲み終わると喉の乾きも満たされホッと一息つき、部屋に戻ろうとした所で自分を探して駆け込んできたチームメイトの姿にクスッと小さく笑い)…Ras、此処。喉乾いたから何かないか探しに来て…飲んでた。もう部屋戻るけど……って、あれ？救急箱だ……ありさん達が置いといてくれたのかな…？(キッチンに居た理由を話しつつ歩を進めるとソファー前のテーブルに救急箱がある事に気付き、其方に向かい救急箱の蓋を開けて中を見れば体温計と冷えピタがあるのを見てそれらを取り出し改めて自分の部屋に向かうが、途中の廊下で足がもつれ倒れそうになり)

バニラさん早く戻ろ
おじさんから具合悪い時の対処の仕方教わったから俺お世話する。バニラさん汗かいてたし服着替えよ？まめに着替えさせた方がいいって聞いた

(危なっかしい歩きが気になって傍にいると転けそうになる相手を支えるように体抱きとめるとそのまま離さず支えたまま歩いて相手の自室へ行きベッドに座らせると着替え用の服を探していくつか出し)

ありさかと外で手繋ぐの初めてやんな

(へらりと笑いながら小さな声で呟き)

……ありがとな、Ras…。ん、そうだな…着替えとく…(よろけた身体を支えてくれた相手に甘えるように一緒に歩いてもらって部屋に着きベッドまで運んでもらうと、着替えを勧めてくる言葉に素直に頷いて着てる服を脱いで出してくれた服を着込むと再びベッドに潜り込んでから持ってきた体温計で熱を測り電子音がなったので表示された小さな画面を見れば38.6とあり、なかなかの熱に疲れが増した感じがして思わず深く溜息漏らし)……。…見るんじゃなかった……

病院行った方がいいんじゃ？
これ貼ってあげるバニラさん

(熱を測った相手から体温計を見せてもらうと高熱とわかり冷えピタをおでこに貼ってあげながら病院に行く選択をすすめ)

確かにそうやな～？
外出るのが久しぶりすぎるのもあるけど
(スーパーにつき籠をもって順番に必要そうなのを探して)