名無 2021-10-24 17:29:31 |
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──《ノスコムニア》!
賢者よ。賢者よ。我らが迎えにきたぞ。我らが攫いにきたぞ。( 二人で手を繋いで交互に喋り / にこ )…どうしたのじゃ、賢者よ。そのように目に涙を溜めて。…なに?〝元の世界に戻っても覚えていてもらえたのが嬉しい〟?( 目ぱちぱち )ほほほ、当たり前じゃ。我らがそなたのことを忘れるはずがなかろう。無論、これはそなたにしか言っておらん。安心せい。( 優しい表情と声 )…むむ、信用がないのう。( 眉寄せ )では、こうするとしよう。そなたが信じられないと言うなら、我ら、そなたと約束を交わそう。我らの生まれ初めての約束じゃ。ドキドキするのう。ハラハラするのう。( きゃっきゃとはしゃいで )なにせ、約束を破れば、1000年以上生きた我らの魔力が一瞬で失われてしまうのじゃから──なに?信じるから約束はしなくていい? ほほほ、良い子じゃ。それでこそ我らの賢者ちゃんじゃの。( 確信犯 / ご機嫌 )
──《アルシム》
…泣いているんですか? だから言ったでしょう、あなたみたいな女が元の世界でまともに生きていけるわけないんですよ。( はあ / 気怠げな目で見下ろし )気が済んだなら、さっさと俺のところに帰ってきてください。あなたがいないと眠れなくて困るんです。( 手差し出し / 掴まれるとぐいと引き寄せて )
──《クアーレ・モリト》
やあ、賢者様。あはは、どうしたの、そんな間抜けな顔して。( 優雅に歩み寄り )…ねえ、賢者様。独りぼっちで元の世界に戻されて、寂しかった?月を見る度に僕たちのことが恋しくなった? ……!( にやにや笑いを浮かべ / ぽろぽろと涙をこぼす姿を見るとぎょっとした顔 )…はあ、やめてよ。僕は怖がられるのは好きだけど、めそめそ泣かれるのは嫌い。( 興醒めした表情で溜め息吐き )…早く泣きやめよ、面倒だから。( ぶっきらぼうな低い声 / 優しい手つきで涙拭って )
──《アドノポテンスム》!
よう、賢者。くたばってなかったみてぇだな。( にいと口角を上げ )強がんなって、俺らの世界ではしょっちゅう死にかけてたじゃねぇか。( からかうようにけたけたと笑い )…ちげぇよ馬鹿、俺は脱走じゃねぇ!お前を迎えに来たんだよ。( 眉寄せ / 大きい声で否定 )来るだろ?嫌だって言っても掻っ攫っていくぜ。何たって俺は、史上最強の大盗賊・ブラッドリー様だからな!
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