《ヒロアカ》お相手募集

されたくないです、ごめんなさい( 相手の言動にぎょっとすれば両手を上げながら首を激しく横に振って拒否して )

…隣でベラベラ喋んじゃねぇ、分かったな！！(相手の必死な行動や怖がってるような顔が目に焼き付き、もっと見たいなんて変な感情が出てくる。こんな感情は初めてで気持ち悪ぃと小さく呟く)

それは嫌。せっかく隣になったんやもん、楽しくお喋りしようよ( ベラベラ喋るなと言われてしまうがその願いは聞けないと首を横に振ればニッコリと笑いながら話し続けて )

ああ？てめぇはくそデクとでも喋っとけや！！(そう言い放ち、前に座っている緑谷の椅子をガンと蹴る)

わっ！暴力はあかんよ！？( 前に座っている緑谷の椅子を蹴る行動に驚き、慌てて立ち上がると「大丈夫？デクくん」と心配そうに声を掛けて )

それ皆に渡してんのかよ(椅子を蹴った反動で緑谷の机から飴が落ちるのを見て)

うん！新商品だったみたいだから皆にもお裾分けしようと思ってたんだぁ( 相手からの問いかけに大きく頷くと鞄から飴の袋を取り出しジャーンと笑顔で見せて )

ふーん、んなもん食ってるから丸顔になんだろうがよ(相手の頬を片手でギュッと掴んで)

痛！酷！爆豪くんこそもっと食べた方がいいんじゃない？特別にもう一個あげようじゃないか！( 頬を引っ張られると痛いと涙目になりながらもう一個飴を取り出すと次はコーラ味を差し出して )

…いらねぇ(パッと手を離し前を向くように座り直し)

…そっか( 仕方なくポケットに飴をしまい席に座れば机に突っ伏し窓の外を眺めながら『爆豪くん本当に嫌そうやし誰かと席変われないか相澤先生に相談してみよう』と思っている内に爆睡していて )

…(少し悲しそうな顔をして机に突っ伏してる姿をぼんやり見つめ「ありがとう」も言えない自分にイライラし舌打ちをする)

はっ！す、すみません…。( 爆睡しているところを相澤先生に大きめに名前を呼ばれ上体を起こし真っ赤な顔で頭を下げて )

おい、クソうるせぇいびきのせいで集中できなかったけど、どうしてくれんだ？(本当はいびきなんてかいてないけどからかおうとそんな言葉を放つ)

嘘！？ご、ごめん…でも起こさず我慢してくれたんやね、優しいね爆豪くん( イビキをかいていただけでも恥ずかしいのにそれがまた大きいとなると余計に恥ずかしく。申し訳ない気持ちになるが起こさなかったことに対して相手なりの優しさを感じて )

勘違いしてんじゃねぇ！！(いつもならなんの気にもしないはずが、ほんのり頬が赤く染った顔に可愛いなんて感情が出てきて思わず焦って乱暴に言葉を放つ)

あ、じゃあお詫びに学食奢るからお昼一緒に食べようよ！( こんな風に返してくるのは彼らしいとうんうんと納得し、取り敢えず何かお詫びをしようと学食を奢る提案をして )

はっ、好きにしろや(まさかの誘いに思わず頬が緩みそうになるのを抑え誤魔化すように冷たく言い放つ)

分かった！( 拒否されると思っていたので受け入れてもらえると嬉しそうに笑顔を見せ、早く授業終わらないかなぁと昼休みを楽しみに待って )

…(授業が終わり昼休みになり食堂に向かおうと立ち上がり教室を出る)