とある国のもの 2021-09-26 16:50:35 |
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「…王宮の中に反対なんてする人は居ません。唯一兄様…第1王子だけは心配してくれました。でもお父様には逆らえませんから。
この国の情報を流す命は受けてません」
(俯いたまま首を横に振り相手の質問に答える。2つ目の質問は分かるが1つ目はなんでそんなこと聞くんだろうと思いながら答えていき)
…そうか、それじゃあクオン。お前への処分を言い渡す(相手を心配する者もいる、その言葉は王に逆らわずにいるしかなくとも相手を慮る者もいるのだろうと容易に想像でき、相手は間者のような事はしないということも分かりそれならばと相手に対する処遇を伝えると言い、一息置いてから相手の唇に優しく触れるだけながら口付けを交わしては処分だと先に前置きとして口にしながらもその内容はただの再度の愛の言葉であり)
…クオン、俺は君の事を愛してる。あの第二王子の代わり等ではなくクオン、君自身を…だからこそ、今後とも俺の妻として俺を支えてくれ
「え…」
(処分を言い渡すと言われ俯いたままシーツをギュッと握り覚悟を決めるが、相手の口から飛び出た言葉は意外なもので思わず頭を上げて相手を見つめてしまう)
「…僕の事を…?貴方のこと騙してたのに?兄さんが好きだったんじゃないんですか?
…本当に…こんな僕でもいいの?」
(色々な疑問が浮かびそれが言葉として溢れ出る。何も無い自分が愛されていいのだろうか。不安ばかりが襲い相手の言葉に直ぐに頷けず相手に問う)
…確かに初めはパーティーで初めて出会ったあの生意気そうな第二王子を俺の色に染めたいと思ってた。そのつもりで第二王子の嫁入りを同盟の条件にしていたからな。それでクオンが第二王子の身代わりとしてやってきたと知った時は疑念や怒りしかなかった(相手の戸惑いや不安の入り交じってるであろう声色で問われた疑問に相手の瞳をジッと見据えたままに初めて出会った時の気持ちも、そして一週間前の相手の嫁入りの時に出会った時の感情も、その全てを偽ることなく素直に語り)
…ただ、クオンとこの一週間を共にしていて、とても幸せだった。そして何より、もう俺はあの第二王子なんかよりも、クオンのことを愛するようになっていた。だからこそ、俺はクオンの事を第二王子の名で呼ぶことはしたくなかった(しかし、一度閉口し軽く目を閉じては数秒だけで目を開き改めて相手の方を見詰めながら、優しく相手の頬を撫でつつ相手へ抱く感情を相手に伝え、その証拠としてこれまで相手の事を中々第二王子の名前で呼ばず、相手の本当の名前でしか呼んでない事を挙げて。そして追加の言葉で自身への評価の低い相手に対し、君でないとダメなのだと真剣な眼差しでそう告げて)
…クオン以外が俺の妻となるだなんてもう考えれないんだ。クオンでなければダメなんだ
「…」
(相手の思いを改めて聞いて本当に自分の事を思っていることが分かり、己も覚悟を決めないといけないと思い)
「…僕も…好きです。僕でいいのなら」
(この気持ちが何なのか最初は分からなかったが相手と過ごす内に徐々に気付いた自分の気持ちを少し顔を朱に染めながら相手に伝えるが、やはり自信はもてなくて)
…クオン、お前でなくてはいけないんだ。俺の妻は…クオン、愛してる(相手の自信なさげなその様子に先程の自分の言葉が信じられないのかと思いつつも、相手の自己評価の低さをこれから変えるためには何度でも言い続ける必要が有りそうだな、と考え至れば片腕を相手の顔の横につきながらもう片方の手を相手の頬に添え、改めて自分の妻の立場は相手でなくてはならない告げて相手の左右で色の違う瞳を見詰めながら優しく愛してると告げ、答えを聞く前に自分の気持ちを伝えんとばかりに相手の唇を自分ので封じその口内に舌をヌルリと滑り込ませ、愛情をもって相手の口内を愛撫したり相手の舌と絡ませたり深く口付けを交わし)
「っ!…んっ…///」
(再度相手の口から発せられた愛の言葉にそれだけでも嬉しく喜びを噛み締めていると、急な口付けに驚き、自分としての口付けは初めてで何だか恥ずかしく顔を朱に染め、相手の服をキュッと握り)
(クチュ、クチュリと互いの舌が絡み合い出る水音と互いの息遣いのみが聴こえる室内、朱く染まった相手の顔と縋るように服を握るその仕草は今までの相手の反応の中でもかなり愛おしさを感じるもので)
…クオン。ここ、欲しいか…?(だからこそ、程よいタイミングでチュッとリップ音を奏でながら深い口付けを止めれば相手をもっと可愛くしたい、もっと自分の好みにしたい、そんな欲望が芽生えてくればゆっくりと服の上から相手の下腹部を優しくジンワリと情交を意識させるようになぞり上げながら相手に問いかけて)
「ん……あっ…」
(相手に作り替えられた身体は相手が下腹部に触れるとピクリと跳ね、触れられた所がじわりと熱を持ち疼く感じがあり問に小さく頷くが、身体に残る傷跡を思い出しこんな醜く汚れた体を見せたくなく、また気付かれない位に魔力を押えて傷跡を消し)
可愛いな…なぁ、クオン。今度、改めて俺とクオンの結婚式をしよう。それもこれまでの慣習なんて無視して盛大に…な(今まで情事中には呼んだりしなかった相手の本当の名前をようやく呼べる、それがたまらなく嬉しく、つい頬を緩め可愛いと相手を褒め称え。そして相手の服の裾から片手を滑り込ませ、相手の身体を優しく時間をかけるような愛撫をしながら相手の名を呼び、いつになるかはともかくとして再度今度は本当の相手と結婚式をするのだと、それもこれまで式中の凶事を危惧しての二人だけのものではなく盛大にしたいのだと話して)
「…結婚式…僕は他の人のことも騙していたのに受け入れて貰えるでしょうか…」
(相手の提案はとても嬉しいものだった。本来の自分と式を上げたいと。でも自分は相手だけでなくレナント王国の人々も騙していて、本当に祝福されるのか受け入れてもらえるのか不安になりそれが表情に出てしまい)
…周りの評価なんぞ関係ない。俺が最終的に選んだのはクオンなんだ。堂々としていれば良い(不安げな表情を浮かべる相手の身体を直接優しく愛撫していた手を引き抜き、相手の身に付けるコルセットやブラウスを片手で少しずつはだけさせていきつつ断言するように気にすることはないと伝え。事実、相手は自らの意志でやったわけではなく指示に従っただけ、であれば多少事実を歪めようとも相手に降りかかる非難の火の粉は払い除けるつもりでいて。そしめ相手の上裸が姿を見せれば、その美しい肌の鎖骨に、喉仏に、頬にと触れるだけの口付けを各所にしつつ再び相手の胸元を愛でるよう愛撫し。そして普段の表情のない時とは大違いな口角を上げた何か企みをしてるような笑顔を浮かべつつ委ねてくれと囁き)
だから、クオンは何も気にすることなく俺に委ねろ…結婚式の事も、クオンへの評価に関しても。そして…今この時も、な?
「でも……分かりました。ありがとうございます」
(自分に自信がなくてまだ言葉を紡ごうとしたが相手の言葉を聞き、その言葉は心強く信用でき、相手がそこまで言ってくれてなんだか嬉しく己では気付かないうちに微笑み、委ねようと頷きお礼をいい)
あぁ…それじゃあ、そろそろクオンのことを頂くとしよう(相手の微笑みに満足げな笑顔を浮かべれば散々愛撫で焦らした相手の身体を片手でさらに艶かしい手つきで愛でながらそう宣言し、もう片方の手で相手のガーターソックスを器用に脱がせつつその生足をゆっくり愛撫し)
(/お久しぶりでございます、背後です。ひとまずそろそろ暗転として区切り、次のイベントとしては執務室にオグルが居ない事に気付いたクオン君がオグルを探してたら調理場の料理人たちにいつものように甘いものを頼んで何処かへ行くのを目撃、話を聞いてクオン君が料理人たちと共に甘いものを作る…そんな流れで良かったでしょうか?
ちなみに平行してオグルが父(現国王)にクオン君の事について話をしに行くイベントもする予定ではありますが、何かその他先にやりたいイベント、その他こんなイベントを今後したい等御座いますでしょうか?)
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