さすらいの旅人さん 2021-09-24 15:00:53 |
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先に外でないと他の奴にバレるだろ?さっさと外行くぞ。
(誰が通るか分からないここで立ち話していたら聞かれてしまうかもしれない。親父の耳にでも入ったら……と思うとめんどくさい事になりかねない。そんな事を思ったのか急ぐようにして玄関へ向かおうと歩き始めて
そうですね。はい。
(出掛ける事をそんなに知られたくないとなると、余計に何処へ向かうのか予想が付かない。とりあえず出ようと言われれば返事をして、気持ち急いで玄関へと向かう彼の後ろを追って
ここまでくれば大丈夫だろ……
(玄関から出て近くの曲がり角まで行くと急に立ち止まり、「どこに行くか知りたい?」と問いかけながらゆっくり直人の方へ振り返る
誰も居ませんね、…勿論、知りたいです。
(彼が立ち止まれば自分もそこで立ち止まる。振り返り目的地を知りたいかどうか問われると、うんと頷いて
誰も居ませんね、…勿論、知りたいです。
(彼が立ち止まれば自分もそこで立ち止まる。振り返り目的地を知りたいかどうか問われると、うんと頷いて
猫カフェ、ですか…。それぐらい隠さなくてもいいのでは?
(見せられたサイトを見て、ふーんと相変わらず薄い反応。彼は猫カフェに行くことがそんなに恥ずかしいと思っているのだろうか、隠す必要ないのではと首傾げて
直人は知らないだろうけどな、親父とゆうかうちの組の奴ら大体こうゆうのめちゃくちゃ好きなんだよ。ついて来られんのが嫌だから言いたくねーの!……あと可愛いって言われんのが嫌。
(理由を話すと最初はいつも通りだったが後半になるにつれだんだんと声が小さくなっていき恥ずかしそうにぷいっとそっぽを向いて
なるほど、そういうことですか…、内緒にしておきますよ
(理由を聞けば納得して、恥ずかしそうにする彼が可愛くてつい言ってしまいそうだが、抑えて、そんな彼の為に改めてこの事は内緒にすると約束して
はい、………ここが若が来たかった猫カフェですか
(彼の後について暫く歩いていると、目的の猫カフェの置き看板が道端にあり。目の前まで来れば一度足を止め、窓から店内の様子を見て
だな!直人も中に入るのか?
(店内はオープンしたばかりと言う事もあり、なかなか繁盛している様子の至って普通の猫カフェだが、店の周囲には堅気ではない様子の輩がちらほらいるが、紫音は猫カフェに夢中で気がついていない様子で問いかけて
折角ですし入ろうかと。
(問いかけに答えつつ、周囲を見渡すと如何にもな野郎が数名いたので、若の邪魔をするなと言わんばかりのガンを飛ばして
ん?どうかした?
(ガンを飛ばしている事に気がついたのか不思議そうに問いかけながら周りを見渡すが、輩は隠れたのか見当たらずさらに不思議そうに相手を見つめ
いえ…何でもありません。入りましょう
(ガンをつければそそくさと輩は去っていったので、何故睨み付けていたのかと不思議がられるが気にせずに、猫カフェの入り口のドアを開けてやり、入るように促して
オープンしたてで、人も多いですね。
(続いて入り店内の様子を見ていると、店員に先払いだからと会計へと通され、若に支払わせる訳にもいかないので自身のカードで支払いを済ませて
若、もう入っていいみたいですよ。
ほら、直人も行くぞ
(相手が支払ってくれたことに気がつくものの素直に礼など言えずに相手の手をぎゅっと握ると猫達のいる方へ進んでいき
ん、俺はいいですけど、他の人にはちゃんとお礼言ってくださいよ
(素直になれないお年頃だろうが、そこはしっかりと注意しついて行くと、さっそく人馴れした茶トラの猫がこちらの足に擦り寄ってきて
うっ……べ、別にいいだろ。お前らは俺の親父の部下なんだから。
(謝りたいが素直になれないためかそんな事を口走ってしまい、ばつが悪そうに少し離れるとすぐに猫へと興味が移ってしまったようで、戯れ始めて
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