【ハッピーエンド/シリアス/可哀想な目にあっている男性/人×ドラゴン(裏時逆)/ファンタジー/裏可ですが、裏有の場合女性攻め、男性受けとなります/初期は人←←←←←ドラゴン】
暖かくて、優しくて、どこか切ないお話。
そんな物語を見てみたくて募集をかけてみました。そんなふうになるかはわかりませんが、最初は苦で始まっても最終的には幸で終わる話が大好物です。
同志の方がいましたら、ぜひ覗いてみてください。
《世界観》
ファンタジー世界。
魔族と人が住んでいて、魔法等も存在する。
魔族と人間は戦争中。戦況は人間側が不利。
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《簡易的なあらすじ(ここから始まります)》
貴方は人間の若き王でした。
貴方は沢山の魔族を殺してきました。
貴方は沢山のものを奪われました。
時には猫が獲物を逃がしては追うように、瀕死にされては敵の回復を受けて何度も何度も弄ばれ。
時には死に際に呪詛をかけられ。
そして、目の前で家族を失った最後の痛みは、あなたの心に深く刃を突き立てたのです。
それ以降、貴方の体は削られていきました。
魔族の呪詛によって全身が刺し貫かれるような痛みに眠ることを許されない。
全身に刻まれた傷がその時の痛みを思い起こさせる。
食事をしても、美味しくない。
魔族に襲われて家を失い、家族を探し歩く民の声が脳を掻き回すよう。
仲間を失った部下の悲鳴が強く吐き気を催させる。
苦しみの渦中にいた貴方に、手紙が届きました。
魔族を率いる魔王からでした。
【自分の娘を妃として迎え入れよ。そうすれば従軍している魔族の攻撃は停止させてやる。】
要約すると、こうでした。
ドラゴンを妃にしてしまえば、あっという間に殺されてしまう。でも、そうしなければ民達が…………
いつしか追い詰められていた貴方は、家臣や仲間を思えばもう膝をつくしか無くなっていました。
今日はその、結婚式の日です。
貴方はボロボロの体を引きずり、数人の部下を連れて魔王城へ向かう事になりました。
罵声が飛び交い、石が投げかけられ、聞くに堪えない侮辱が貴方を襲いました。一際大きな石が貴方に当たりそうになった直後、それはころりと地面に落ちました。
場が静まります。目の前を見た貴方は、少し驚きました。
広がっていたのは、金糸を編んだような翼だったのです。
それを持ち、貴方を庇うように立った女は言いました。
「……我が翼ぞ。愚弄するか、低級共」
一気に怯えに変わった場の雰囲気をものともせず、女は貴方の手を取り問答無用で壇上へと引き上げ結婚式を終わらせました。貴方はまだ知らない。
彼女の口にした「我が翼」という表現は、ドラゴンにとって最大の愛情表現であること。
彼女が父親の思い通りにする気はさらさらなく、別に目的を抱えていたこと。
手を握った時、彼女が(あぁ、なんと小さい……脆くて愛しい、小さな命。愛しい、愛しい)と一人で幸せいっぱいだったこと。
いつか知るその事実をあなたが知った時、その婚姻がどんなものになるのかはまだ、誰も知らない。
《募集》
・王様をしてくださる方を募集しています。ロルは中?長でお願い致します。多少こちらはブレがあるのですが、豆や短になることはないです。
・そちらのご希望があれば、姫に反映していくつもりです。口調等も変更受付しておりますので、お気軽におっしゃってくださいませ。
・募集主の萎えは大○○と女々しい男性です。他にも聞いておきたいことがあったら、ぜひ質問してください。