周防 慧 2021-09-20 05:31:00 |
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恋人を泣かせてえ趣味ないからなァ、優男代表の慧ちゃんは。ほーら、機嫌直して。( 腰を抱き寄せちゃっかり腕の中に収め / 優しげな手つきで髪を梳く様に撫でて ) 良い子ちゃんな面子が増えてんのな。俺学年首位の奴とはあんまり面識ねえや。タイミング合えば良いんだけど、中々どうして上手くいかねえな。( 小首傾げ ) 怒んねえけど、前もって言ってくれりゃ有難いわ。買い出しとかあるからさ。( 話の片手間に相手の頬柔く摘み / 心地好い感触に目を細め )
うわあ、なんも言えない。そろそろこうして触れたい、とか思ってたし。( 背に腕回して抱き締め / 本音を溢し見られないように顔埋め )不良の溜まり場化してたけど、最近平均点上げまくりの優等生A組さんが増えてんの。良い子に囲まれると悪いことしてる気分でちょっと落ち着かないんだよね。( ふざけた調子で冗談ぽく話し )お、買い出しデートしちゃう?……なーんて、もう口実とか要らないんだけど。( 食指揺らしくすくす )つうか、慧ちゃんそれ好きだよね。そんなに柔らかい?( 首傾げ )
巽から抱き着いて貰っても構わねえけど。甘えたなお前も好きだし。( 抱き締める力僅かに強くし / 平然と本音を吐露し額に口付け落として ) ふは、落ち着かないって。猫被ってるにしろ、お前も一応優等生なんだろ。( 思わぬ発言に小さく吹き出し / 手の甲口許に寄せ笑い声上げ ) ン、買い出し付き合ってくれんなら助かるわ。俺的にゃデートらしいデートもしてみてえけど。つーか、ゲーセン行く約束覚えてる?( 頬杖つき柔い眼差し送り ) 柔らかいしもちもちすべすべ。( 応じる傍ら、もにもにと頬弄び )
ん、でもだめ。たぶん離れたくなくなる。( 表情緩めつつぽつり / そっと擦り寄り )まあ、一応はね。たまーに抜け出すけどうちの先生緩いからそんなに怒られないの。だから何人かにはバレてんだろうなあと思うよ、猫被り。( 特に気にした様子もなくさらりと言ってのけ )デートらしいデートか。あー、どういうとこが良いのかよくわかんないわ。適当な流行りのスイーツとかじゃ喜んでくれなさそうだし。ゲーセン、前タイムオーバーしたもんね。( 眉ひそめ / こくり頷き )俺も触りたいんだけど。( されるがままになりつつ相手の頬へと手を伸ばし )
それは俺も同じ。背中にくっ付いて来るお前可愛かったのになァ、残念。( 溢れる愛おしさに頬弛め / 相手の後頭部の髪を撫で乍ら、眉尻迄下げては少々わざとらしく述べ ) 目敏い奴もいるもんだな、……って言おうと思ったけど、お前結構抜け出してるよな。自習時間とかに。( 淀みない物言いに小さく笑い ) 意外。女の子相手にしてたんなら、慣れてんじゃねえの。プランニングとかそういうの。それは行きてえんだよな、何でも取ってくれる頼れる巽くんと。( 疑問符浮かべ首傾げ / にま、と笑み湛え ) いーよ、( 歓迎とばかりに抵抗の姿勢微塵も見せずに / 瞼を軽く伏せ )
もー……それは慧ちゃんの妨害のためだし。料理すんならまた邪魔しにいく。つうか、絶対しないとか言ってない。( 負けた、とばかりに困ったような笑み浮かべ / 狡い物言いに対しじとりとした視線向け )バレないようにね。最近はそんなにしてないけど。( 緩くピースしてみせ )結構女の子から此処行きたいーって言ってくれてたからね。ほら、カフェとかちょっと良いレストランとか。慧ちゃんはそういう定番通じなさそうだもん。それとも遊園地行ってカチューシャでもつける?( 口角上げて揶揄うように問い掛け )あ、なんか期待値上がってんじゃん。全部取れるわけじゃないからね?( 肩竦め苦笑し )それ、わざとやってる?( 両手で頬包むようにして触れると、目を瞑っているのを良いことに口付けて / ゆるゆると柔く摘まみ )
あんな可愛い妨害の仕方あんの?邪魔じゃねえけど、火ぃ使ってる時は危ねえかんね。又ハウスしちまうかもしれないわ。( 視線は意に介さず / あやす様な声音で述べ乍らぽんぽんと背中撫で ) ん、良い子じゃん。偉い偉い。( 微笑ましさ憶え仄かに口角上げ ) 遊園地でカチューシャなァ。巽が着けてる姿は見てえけど、俺にはまだ早いわ。定番でもお前と一緒に過ごせたら何でも嬉しいよ、俺は。( 本音を織り交ぜ比較的真面目な回答を ) 把握してる。でもまあ期待値上がってんのはホント。上限突破する前に連れて行ってくれねえと我儘な要求出すかもしんねえよ。( ご機嫌な調子で冗談を口にし ) ……───ン、別にわざとじゃねえよ。で、どうなの。ハマる?人の頬弄るの。( 唇触れ合う感覚に思わず瞼開けるも照れ隠しに僅かに視線逸らし / 大人しく頬摘まれたまま問うて )
少なくとも気ぃ逸れるくらいなことはあるんじゃない?だーから、わんこ扱いしたら噛むって。( 適当で曖昧な答え返し / けらりと軽く笑い )でしょ。一緒に卒業してそっから本格的に同棲、ってことだし。俺だけ此処に残留してる場合じゃないじゃん?( 前の話持ち出し得意げに笑み )まだ早いって。あー、ほんとに。どんだけ俺にやけさせたら済むの、それとも俺がちょろいだけ?( 手で顔覆い溜め息つき )え、じゃあそろそろ行こ。全取りとか言われたらやだし……なーんて、そんな無茶言われるとは思ってないけど、俺が行きたい。( くすくす )そこで目ぇ瞑るとかもうちゅーしてって言ってるようなもんだし。ねえ?……んー、どうだろ。慧ちゃん限定で、かな。( 煽るように言葉重ね / 摘まむ手離し緩くつつき )
つーか先ずなんで妨害してえの。……噛むって。それこそ仔犬じゃん、やっぱり。( 純粋な疑問溢し / くすくすと小さく笑い ) わー……どうしよ、俺との将来の為に頑張ってくれてるって思い込んじまうわ。そんなん言われたら。( 弛む口許を隠すように手の甲添え ) 知らねえけど、巽には特別甘い対応よ俺。( 相手の頭をぽふぽふと撫で ) ん、じゃあ近いうちタイミング合ったら行こ。俺も行きてえし。無茶は言わねえけど、巽の勇姿は収めてえな。( 揶揄無く素直な所感伝え / スマホ片手にぷらぷら揺らし ) んや、反射的に。……巽よくちゅーしてくるし、それの応酬。つまりお前のせい。じゃあ俺だけ特別じゃん。なァんて。( 無理にこじつける内容をぽつぽつ呟き / 既に下ろした腕は抵抗示さずされるがままに )
ンな事ねえって。夫婦って揶揄われんの未だに慣れねえ。俺からも嫁とは巫山戯て言うけどさ。あー……特に羽音がな。
( 茶化す口調に若干不服気な調子で唇尖らせ、続いて肩竦め同調を示し。徐々に勢いを失う花火に目は釘付けであり、独特の煙い香りが漂う中見守って。消耗し切った花火をバケツに入れ、新たな花火を手渡されるのを待ちすがら、膝の上に乗せ重ねた両腕に顎乗せ背を丸めた姿勢で相手の方を見遣り。傍からすれど端的な問いではありつつ、彼へ向ける眼差しは至極柔く )
ん、さんきゅ。……楽し?
俺に構ってほしいから?……って変なこと言わせるじゃん。最初は単なる邪魔のはずなのに、そこで受け入れた慧ちゃんが悪い。( 疑問形で構われたがり的発言を / 理不尽な言葉投げ掛け )危ないからっておうちに帰らせようとするご主人が良くないと思いまーす。( 緩く挙手 )思い込みじゃないって伝えてるつもりなんだけど?( 頬杖つきちらり )なんかだんだん甘さ増しててつらい。( やや真顔でぽつり )おっけー。休日に。つっても今月祝日ないから大変じゃない?休みたーい。( 約束したかと思えばぐでんとだらしなくソファーに倒れ込み )え、だって可愛い子目の前にして何もしないままでいられるわけなくない?さすがに返り討ちに遭いそうだし、襲うまではいかないけど……ん、特別。( 当然とばかりに言ってのけ / 頭ぽんと撫で )
ふぅん、構って欲しかったのな。かァわい。えー……邪険にする理由がねえし。じゃあ今度からは「 待て 」にしとく?( 想定し得ない言葉にご満悦な微笑み湛え / 戯れにひとつ提案 ) え、マジの奴?ふは、すげえ嬉しい。ちゃんと考えてくれてんだな。( 至極嬉しそうに頬弛め ) つれえの?じゃあもう少し塩対応混ぜた方が巽好み?( 真に受け悩ましげに首傾げ ) ……いっその事サボっちまう?( ソファに身を預ける相手を眺め / 呟く様に声を潜め悪戯に笑み ) っふ、あはは、お前には俺が可愛くみえてんの?贔屓目すげえ。そりゃあ返り討ちにするだろ。据え膳食わぬは男の恥だもん。( 思わず軽く吹き出し肩揺らし笑い声溢し / 平然と言い退けたと思えば瞳の奥に妖しげな色を灯し ) いい響きだなァ、特別って。お前の口から聞けたんなら尚更。
格好良い恋人に構ってほしくない理由の方が見付かんないし。待てのがいーや、待てないかもしんないけど。( こくり頷き / 不穏な響き残し )俺だってそこそこちゃんと考えてんの。( ふいと視線逸らして )え"、なんでそうなんの……?慧ちゃんに塩対応されたら俺泣くし家出するよ。んで、慧ちゃんは悪い子って言いふらす。( 変な声漏らしたかと思えば淡々とやりもしないことを告げ )優等生くんがサボんの?……バレたら大変そ。( 首傾げ目丸くするも喜色滲ませ )だーって慧ちゃんだもん。ほんとに可愛──……あの、ちょっと怖いんだけど?( けらりと笑いながら話し / 表情の変化を察し数歩分後退りを )
まあ、次のカップルが誕生でもすればたぶんあんまり揶揄われなくなると思うよ。揶揄われて照れてる慧ちゃんは見てて楽しいけど。そ、蚊とかマジ勘弁。
( 大丈夫だろうと答えるも、更に不機嫌になるであろうことを平然と言ってのけ。三本めのものに目星をつけつつ、二本めを手にそちらへと。思ったよりも柔らかく甘い視線に居た堪れない気持ちになり、誤魔化すように花火を押し付け。自身はそそくさと次のものを点火させるも、心穏やかではいられず。気持ち解すために花火をただ見詰め、少々落ち着いたところでちらりと視線向けて )
ん……つうか何、普通に照れるからやめて。ほら、次これね。
当時はまだ恋人じゃねえけど……なあに、そん時から意識してくれてたの?待てねえのかよ。巽は忠犬じゃねえのな。( 意地悪く目を細め問うて / わざとらしく瞠目し ) ん、今ので充分に理解した。なァんでそっち向いちまうの。( 笑い声混じりに柔い視線向け ) お前がつらいって言うから。そんなに嫌なのかよ。じゃあ塩対応の案は蹴っとくか。( 耳慣れない声音と連ねる不遇に苦笑溢し ) 優等生だからサボれんの。体調不良とでも言っておけば信じて貰えるから。詰めて、俺も座る。( 淀み無く滔々と述べ乍ら、相手の倒れ込んだソファちょいちょいと指でさし ) っふ、あはは…!なんちゃって。仮にも彼氏にンな警戒しなくても良くねえ?慧ちゃん泣くぞ。……ああでも、これでも巽が心の準備出来る迄ちゃんと我慢してんの。覚えといて。( 次の瞬間には普段通りの表情取り戻し / 軽口混じりに告げ )
……ノーコメントで。忠犬になれると思う?( 躱そうと試み / あえて問い掛けで返し )慧ちゃんの破壊力凄いんだもん、マジで。何回見ても慣れない。( そろりと視線戻し / 肩竦め )だって。慧ちゃんが冷たくなったらそれこそ辛すぎる。( 不満げに溢すと大袈裟に溜め息を )うわあ、さらっと嘘ついちゃうんだ。悪い子じゃん。で、結構な数の人敵に回したよ、今。( わざとらしく驚いたように声上げ / 起き上がると座れるだけのスペース空けて )いや、結構今のはやばめだった気が……あー、だめ。たぶん、触れて欲しくなっても心臓が追い付かない。( ぽつり呟き / 胸に手を当て苦笑し )
あー……これ、親愛度上げないと聞けねえ奴?俺の頑張り次第で。つっても人を縛るとか得意じゃねえの。だから多分巽はずっと自由気侭な仔犬。( 固執する事無く敢えて茶化して ) 破壊力も何も、特別な事してねえんだけど。俺のどこにそんなん感じてんのか知らねえけど、徐々見慣れてくんねえ?──教室抜け出す常習犯と比べりゃ可愛いもんだろ。( ソファに腰埋め乍ら話題一蹴し ) マジで言ってんのそれ。今のでやばいならこの先一歩も進めねえよ。……じゃあ俺に慣れて。先ずは───はい、握手。( 想定外に初心な反応に幾度か瞬いて / 暫し考え巡らせひとつ提案すれば片手差し出し )
風の噂を信じりゃ、近いうちに二組目が誕生しそうな気もする。はあ?楽しむなよ、せめて助け舟出して。そういう巽は躱すのが上手くて純粋に尊敬しちまうわ。
( 眉根寄せ拗ねた口振りで応えど、口からまろびでた羨望にも似た本音を携えちらりと視線流し。僅かの間彼が押し黙る事で静寂訪れ、宵闇の中花火の散る光を受ける恋人の横顔に視線奪われては、再度密かに甘く微笑み。派手な音を立て燃ゆる二本目の花火が細々と消え静めばそのままバケツに沈めて。見事にスルーされてしまった問い掛けは〝 花火に集中しているから 〟だと自己解決し気に留めず。受け取った新たな花火に視線を落とし、点火し乍ら朗らかな口調で応じ )
ん、ありがと。何って、……熱中してんねお前。微笑ましくて思わず見ちまった。
親愛度って、ゲームじゃないんだから。えー何、俺ずっと小さいまま?大きくなってもご主人のこと大好きだけどなあ。( 軽口叩きつつ身乗り出し )なんか格好良いんだよね。きらきらしてんの、んでクリティカルヒット、ってやつ。( 真面目な顔で顎に手を当てて考え込み )俺もこんな不慣れになるつもりなかったんだって。ほんとに。あー……慣れないと慧ちゃんの欲が爆発しかねないな。( 自身への嫌悪感露にしつつ出された手取って / ふざけ調子でちらりと視線送り )
うん、たぶんね。助け船出すよりわざと惚気ちゃうかもな、うちの恋人めっちゃ可愛くない?って。そんなに上手いつもりはないけど、能力はあんのかもね。隠したり躱したりしてた方がミステリアスじゃん?
( あえて反応窺うように茶化し口調で続け。実際にやってしまうかもしれない、なんて言葉はそっと心の奥へと仕舞い。意外そうに軽く笑いながら、あくまでも緩いスタンスは変えずにさらりと答え。瞬く間に音を立てて消えていった花火を水の中へ片付けつつ、危険でない程度に歩み寄っては歯の浮くような台詞を堂々と言ってのけ )
だって綺麗じゃん?花火もだけど、楽しそうな慧ちゃんも。だから全然飽きないの。
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