ワケアリ太郎 2021-09-16 19:53:04 |
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>6 【花城】
( ギャンギャンと大型犬の如く吠え立てる男の声に変な頭痛までもがしてきた頃、その五月蝿さの中でも一際ドスの効いた、それでいて真っ直ぐ透き通るように聞こえた声。その声に弾かれるように走り去って行った男が居なくなったこの場は酷く静まり返っており。「いやぁ、助かったよ。ありがとうねぇ。__お前も足止めしちゃって申し訳なかったよ。」カーディガンの裾をパンと叩き口元僅かに緩ませた笑みと共にお礼を一つ。そうやって真横を通り過ぎた相手を見送ろうと思うも、地面から近い位置に相棒が居る事に気が付けば足早に距離を詰めその足元にしゃがみこみ相手の連れの愛犬にも話し掛けて )
( / ありがとうございます!此方にも絡んでいくうちに不備等出てきましたら遠慮なく仰って頂けると有難いです。今考えている薄暗さはとてもざっくりしているのですが、花城さんと敵対している組織が絡むやり取りです。しかしこれはすぐという訳ではなく、ある程度互いに接点を重ねてから何らかの出来事がおきて…という感じを考えていました。最初の何回かは偶然の中で出会う事が一番自然かなと思うのですが、恐らく何度も何度も偶然は重ならないのかなと思いますので、何かの理由を付けて距離を詰められるように出来たらなとは思っています。そこは後々ご相談させて下さい! )
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