ワケアリ太郎 2021-09-16 19:53:04 |
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【 About 】
舞台は梅雨時の東京。
暑くも寒くもない中途半端な季節に降りしきる雨が鬱陶しい、何でもない日常のひとつとして過ぎ去る筈の一日。
ひょんなことからワケアリ男子と運命の出会いを果たしてしまったあなたは、非日常に巻き込まれてゆく。
【 登録票 】
名前 ∥漢字なら振り仮名必須
性別 ∥
年齢 ∥22歳以上
人柄 ∥
外見 ∥現実に即すること、自賛禁止
その他∥C様の職業、他情報があれば
指名 ∥絡んでみたいワケアリ男子の名前をどうぞ
要望 ∥簡単な萌萎や萌えシチュ等、ご参考までにお聞かせください
ロル ∥下記レギュレーションに沿って初回文をどうぞ
▼初回ロルレギュレーション
●テハン指名:夜に一人で歩いていたところ、あなたは暴漢に襲われてしまいました。声を出して助けを求めてください
●花城指名 :何かに気を取られていたあなたは、前から歩いて来ていた怖いお兄さんにうっかりぶつかってしまいました。あなたは謝りましたがお兄さんは相当お怒りのご様子、何とかこの場を収められるよう謝り続けてください
●速水指名 :定時間近、速水に仕事をフォローしてもらったお礼としてサシ呑みに誘ってください
●藥師寺指名:重ための風邪を引いて高熱に朦朧とする中、自宅から最寄りのクリニック(藥師寺の病院、初診)へ来院し、見たところ誰も居ない受付に声を掛けて下さい
●恋二指名 :終電間際のカフェ、あなたは隣に座っている男性から「君、可愛いね(かっこいいね)」と声を掛けられました。ふとそちらを見ればあなたの推しであるシンガーソングライターが笑顔でこちらを見つめていました
↓コピペ用
名前 ∥
性別 ∥
年齢 ∥
人柄 ∥
外見 ∥
その他∥
指名 ∥
要望 ∥
ロル ∥
【 ワケアリ男子たち 】
「 あなた、優しいひと。すごく素敵、思います。……だからもう、ぼくに関わっちゃダメです 」
名前 ∥パク・テハン(偽名:ハ・ミンジュン)
性別 ∥男性
年齢 ∥22
人柄 ∥穏やかで礼儀正しい爽やかな青年、好奇心旺盛で色々な事を楽しめる性分。好きな人や恋人が好む趣味は、今まで興味が無かった分野だとしても付き合って目一杯楽しんでくれるタイプ。大型犬っぽい。
外見 ∥身長187cm、キリリとした太めの平行眉に意志の強そうなハッキリとした二重の瞳。やや色素が薄く明るい茶色の虹彩。輪郭は少しだけ四角寄りで、男らしい色気のある俳優顔。黒髪、清潔感のあるスペードマッシュ。煤けた白Tに裾が破れたグレーのスウェットパンツ、着古されたブラックのMA-1を羽織る。靴はボロボロのサンダル。
その他∥韓国人、日本語は練習中。祖国で重大な罪を犯しており、とある理由から警察に捕まるわけにはいかず日本へ国外逃亡中。偽名を使って身分を隠し怪しい日雇いバイトで日銭を稼ぎながらギリギリの状態で食い繋いでおり、身分証もないので野宿生活。趣味・特技はテコンドーで腕っぷしは強い。
指名 ∥お人好しで彼を放っておけないような人
要望 ∥テハンは募集C様を自分の暗い秘密に巻き込まないように一定の壁を作りがちなので、その壁を崩し乗り越えようとするガッツのある方
「 失いたくないから手放すんだ。――――愛している、と言えば理解できるか 」
名前 ∥花城 泰虎(はなぎ やすとら)
性別 ∥男性
年齢 ∥49
人柄 ∥冷静沈着、慎重な時もあれば周囲が驚くほど豪胆な言動や行動を起こすこともある読めない人物。普段言葉が多くない分愛情表現はストレートで支配欲・独占欲が強い。
外見 ∥身長185cm、常にしかめ面で眉間のしわがこびりついている。灰色がかった黒の切れ長三白眼、右目には眼帯。彫が深い顔つきで鷲鼻。常に高級なスリーピースのスーツと革靴をビシッと着こなし、白髪交じりの黒髪をアイビーカットに整えている。なぜか左右の腕で少し色が違う。
その他∥ヤクザ上がりの危ない香りがするオジサマ。現在は妻子もなく『桜(さくら)』という名のメスのミニチュアダックスフンドを溺愛している。左腕は義手だがじーっと凝視しないと分からない精巧な造り。都内の静かな場所に一軒家を持ち、家政婦を雇ってひっそりと隠居しているが、現役時代に恨みを買った対抗組織から狙われている。
指名 ∥上品かつ押せ押せ一途な精神的に大人の方 or 敵組織に居ながら密かに花城へ想いを寄せている方(この場合、希望があれば花城に無自覚両片想いの属性を付与します)
要望 ∥自分が物騒な輩に狙われていると自覚があるので、仲良くなればなるほど二人の間に葛藤が増します。そのシリアスさをスパイスとして楽しんでくださる方
「 は…………?俺にはお前しか居ないって分かってるよな?どういう神経で他の男と電話とか出来んの? 」
名前 ∥速水 京司郎(はやみ きょうしろう)
性別 ∥男性
年齢 ∥27
人柄 ∥爽やか且つ精悍を絵に描いたような出世頭で、堂々としながらも謙虚な態度から社内外問わず人望が厚い。しかしそれはあくまで自分にとっての部外者への対応であり、一度手放したくないと認識した特別な他者に対しては狂気的に執着する。時に暴力的な手段に訴える事もあるが、その後人が変わったように優しくなる典型的なDVマン。自覚が無いだけで精神はガラスのように脆く、一度恋人になってしまえば恋人無しでは何も出来なくなる依存体質。
外見 ∥身長184cm、切れ長二重瞼の黒い瞳。ビジネスマンらしい黒髪の清潔感あるツーブロアップバング、濡れると前髪ができ僅かに幼い印象になる。無駄のない実用的な筋肉で覆われた締まった身体つきで、常に格闘家然とした勝気な表情を浮かべているが喋ってみれば謙虚でよく笑うというギャップ付。仕事中は日替わりスーツ、オフの日は無地インナー+ジャケットに足首チラ見せスラックス等のキレイめカジュアル。
その他∥エスカレーター式の男子校(大学のみ共学)で育ち、その間ずっと体育会ボクシング部に所属・主将を務めていた。現在は商社で営業マンをしている次期課長候補。バイで恋愛経験もあるが本気で人を好きになった事がない。忙しい仕事の合間を縫ってジムに通いながら、趣味の範疇でボクシングも続けている。お酒が好きでたくさん呑めるが、酔っ払うとパーソナルスペースが極端に狭くなる。
指名 ∥一途で依存体質な方、速水と同じ会社(同僚・先輩後輩・別部署等は自由)に勤めている方
要望 ∥恋人へ発展してからは暴力や束縛の末の共依存という重苦しい展開を含むので、お互いの心のHPを削り合うような恋愛にご興味のある方
「 どうかそんな顔をしないで――――ああ愛してる愛してる愛してるまだ足りない我慢できないあなたの何もかもが欲しくて堪らなくてどうにかなりそうだ!! 」
名前 ∥藥師寺 馨(やくしじ かおる)
性別 ∥男性
年齢 ∥32
人柄 ∥物腰柔らかで落ち着きがあり、また喋り方も柔らかく大人の男性らしい包容力を醸す。とても粘り強く忍耐力も高くストレスフルな仕事にも嫌な顔ひとつ見せず従事してきたが、ある事件をきっかけにこれまでの我慢が爆発し理性の箍が外れてしまった。どんな相手にも敬語だが、愛情を感じた時と狂気に触れた時だけ無意識に敬語が外れる。
外見 ∥身長181cm、光のない真っ黒の瞳は少しだけ垂れ目、黒縁メガネ。口元はいつも柔らかく笑っているが目は全然笑ってない。染めたことのない黒髪は前髪重めのマッシュウルフ。薄手のタートルネックセーターと黒いスキニーの上に白衣がデフォ。
その他∥最短でエリートコースを駆け上がり外科医として就職し、異例のスピードで独立してからは内科も診れる腕利き医師として順風満帆な人生を送っていた。しかし4年前、学生時代からの付き合いだった恋人を自分の医療ミスで亡くしてからは心を病み、以降は目立たない建物の地下でひっそりと無免許の診療所を開いている。客の大半は銃や刃物による公には診せられない傷を負った無法者たち(花城も何度か世話になっている)で、たまに何も知らない一般人も訪れる。少しでも元恋人の面影がある一般人の患者が来た場合は我を忘れて狂気を発揮し、かの死顔を投影しながら軟禁し、自分勝手に愛玩するという悪癖が付いてしまった。なおこれまでの犠牲者を解放した例はない。
指名 ∥独り暮らしの方、孤独を恐れる方、狂おしいほど求められる事を望む方
要望 ∥軟禁される日から物語が始まり、また序盤は拘束された状態で話が進みますので、歪で猟奇的な雰囲気を好まれる方
「 バラしたいならバラせばいいよ。その代わり、君には責任として一生僕の傍に居てもらうからね? 」
名前 ∥蜂須賀 恋二(はちすか れんじ)
性別 ∥男性
年齢 ∥20
人柄 ∥自分勝手で気紛れなお坊ちゃま気質。今まで望んで手に入らなかったものなどない甘やかされた人生を送っているので、簡単に手に入らないものへの執着心は人一倍。執着心を満たすためなら破滅も厭わない危ういまでの一途。
外見 ∥身長180cm、甘い印象の垂れ目にオリーブアッシュのカラコン。いつでも緩く口角が上がっているのがデフォ。豪勢な美容院通いが見て取れるツヤツヤの髪はロイヤルブルーにカラーリング。ハイブランドなゆるめカジュアルのコーデを日替わりで着用。
その他∥世界にも名を轟かせる蜂須賀財閥会長の息子。『愛一(まなかず)』という名のとても優秀な兄が居る。シンガーソングライターとしてメジャーデビューしたばかりで、日本の若者を中心に破竹の勢いで支持層を増やしている。が、その裏では派手な違法賭博に麻薬売買などイケない副業へ秘密裏に手を出している。
指名 ∥メディア露出前から恋二を追っていたファンの方(純粋なファンでもリアコでもOK)
要望 ∥恋二の秘密を知って共に悪に染まるか、秘密を暴いて囚われの身になるか、どちらにせよ一蓮托生なズブズブの関係性を築いてくださる方
▲▽▲【 現在の指名状況 】▲▽▲
●パク・テハン [◎]
●花城 泰虎 [◎]
●速水 京司郎 [◎]
●藥師寺 馨 [◎]
●蜂須賀 恋二 [◎]
世界観・登録票 >1
ワケアリ男子 >2
―――― 募集開始 ――――
名前 ∥ 戸倉 紅 ( とくら こう )
性別 ∥ 女
年齢 ∥ 28歳
人柄 ∥ のらりくらりはんなり。面倒見が良く姉御肌気質ではあるが、好奇心旺盛でお節介な所もある。物言いはストレート。
外見 ∥ 身長160cm、アッシュブラウンの胸までの長さのストレートヘアで、長めのシースルーバング前髪から覗く瞳はアーモンド型の焦げ茶色二重。普段は黒いパンツスーツを着ているが本当は緩く着崩した着物や浴衣が好きな変わり者。
その他∥ 都内のアパートで一人暮らし。部屋には必要最低限の家具しか置いておらず、観葉植物が多数。とある食品輸入会社の事務員だが本当にやりたい事ではない。
指名 ∥ 花城泰虎さん
要望 ∥ ゆっくり時間をかけて互いに歩み寄る事が出来たらと思いますが、シリアスや薄暗いやり取りも楽しむ事が出来たらなと思います。
ロル ∥ どうしたらいいのかねぇ、この状況。
( 休日の夕方。少しばかり肌寒い中紺色の着物に薄いグレーのカーディガンを羽織った奇妙な格好で右手には買い物袋。その姿で一瞬鳴ったクラクションに振り返った刹那、角から飛び出して来た男と不運の激突を果たせばそこから何度も何度も謝罪を繰り返したにも関わらず一向に男の怒りは収まらない今で。話も通じない中段々と面倒臭くなってくれば相手には聞こえないくらいの小声でぼやきを落として )
( / プロフィールやロルに問題が無いようでしたら是非とも花城さんと絡ませてもらえたら嬉しいと思い書き込みさせてもらいました!最終的には共に生活が出来るよう、またはそれくらい近い感じで接点をもてるようになればいいなと思っているのですが、交流を重ねながら一番いい道を選べたらなとも思っています。よろしくお願い致します…! )
名前 ∥ 戸倉 紅 ( とくら こう )
性別 ∥ 女
年齢 ∥ 28歳
人柄 ∥ のらりくらりはんなり。面倒見が良く姉御肌気質ではあるが、好奇心旺盛でお節介な所もある。物言いはストレート。
外見 ∥ 身長160cm、アッシュブラウンの胸までの長さのストレートヘアで、長めのシースルーバング前髪から覗く瞳はアーモンド型の焦げ茶色二重。普段は黒いパンツスーツを着ているが本当は緩く着崩した着物や浴衣が好きな変わり者。
その他∥ 都内のアパートで一人暮らし。部屋には必要最低限の家具しか置いておらず、観葉植物が多数。とある食品輸入会社の事務員だが本当にやりたい事ではない。
指名 ∥ 花城泰虎さん
要望 ∥ ゆっくり時間をかけて互いに歩み寄る事が出来たらと思いますが、シリアスや薄暗いやり取りも楽しむ事が出来たらなと思います。
ロル ∥ どうしたらいいのかねぇ、この状況。
( 休日の夕方。少しばかり肌寒い中紺色の着物に薄いグレーのカーディガンを羽織った奇妙な格好で右手には買い物袋。その姿で一瞬鳴ったクラクションに振り返った刹那、角から飛び出して来た男と不運の激突を果たせばそこから何度も何度も謝罪を繰り返したにも関わらず一向に男の怒りは収まらない今で。話も通じない中段々と面倒臭くなってくれば相手には聞こえないくらいの小声でぼやきを落として )
( / すみません!プロフィールの間が凄い空白開きになってしまっていた為再度置かせてもらいます!場所をとってしまい大変申し訳ありません…! )
>戸倉【>5】
…………おい。喧々と煩えぞ(愛犬の新しい散歩ルートの開拓にと自宅からかなり離れた場所を散策していたさなか、進行方向を塞ぐような形で女性を怒鳴り散らす男。静かな黄昏時にアンマッチな光景と耳を劈く怒号に、声量は決して大きくないものの骨を直接震わせて響くようなドスを効かせて静かに一喝し。果たして眼帯の男の素性を知る者か否かは定かでないが、一目散に逃げていった男の後ろ姿に溜息を零し。事故シーンを目撃したわけではなかったが、どういった経緯で女性が足止めされていたかは凡そ見当がつくため相手を見下ろしながら「 不注意は頂けねえが、当たった相手が悪かったな。これに懲りて今後は気を付けろよ 」変わった服装だと反射的に抱いた感想は声に出さず、忠告を終えれば特に返事も待つことなく相手を追い越す形で散策を再開し)
( / 参加希望ありがとうございます、連投についてはお気になさらず。現時点では問題点見受けられませんので早速花城で絡ませて頂きました。今後相性の不一致がありましたら、遠慮なくお申し付けを。花城と生活圏を共にするのはかなりハードルが高いと思いますので、距離を詰めるアイデア等ありましたらいつでもご相談ください。また参考までに伺っておきたいのですが、要望にある「薄暗いやり取り」とは具体的にどういったシチュエーションを想定されていますか?)
( / 取り急ぎ質問のみ失礼致します。以前のトピックのように続きからという選択はなく、毎度絡みはリセットされるという認識で大丈夫でしょうか?)
>6 【花城】
( ギャンギャンと大型犬の如く吠え立てる男の声に変な頭痛までもがしてきた頃、その五月蝿さの中でも一際ドスの効いた、それでいて真っ直ぐ透き通るように聞こえた声。その声に弾かれるように走り去って行った男が居なくなったこの場は酷く静まり返っており。「いやぁ、助かったよ。ありがとうねぇ。__お前も足止めしちゃって申し訳なかったよ。」カーディガンの裾をパンと叩き口元僅かに緩ませた笑みと共にお礼を一つ。そうやって真横を通り過ぎた相手を見送ろうと思うも、地面から近い位置に相棒が居る事に気が付けば足早に距離を詰めその足元にしゃがみこみ相手の連れの愛犬にも話し掛けて )
( / ありがとうございます!此方にも絡んでいくうちに不備等出てきましたら遠慮なく仰って頂けると有難いです。今考えている薄暗さはとてもざっくりしているのですが、花城さんと敵対している組織が絡むやり取りです。しかしこれはすぐという訳ではなく、ある程度互いに接点を重ねてから何らかの出来事がおきて…という感じを考えていました。最初の何回かは偶然の中で出会う事が一番自然かなと思うのですが、恐らく何度も何度も偶然は重ならないのかなと思いますので、何かの理由を付けて距離を詰められるように出来たらなとは思っています。そこは後々ご相談させて下さい! )
>7様
( / リセット=指名解消を意味しますので、ケースバイケースですが次に指名が成立した際に前回の続きから再開することは可能です。前回の絡みから時間が経っていたり、同じ場面を続けても進展がない可能性が高いと判断した場合は、一旦回収した後新しい場面への転換を提案させていただく場合もあります。)
>戸倉【>8】
("犬好きに悪い奴は居ない"はよく囁かれる通説だが、知り合いを増やす事をきらうヤクザ上がりは勘弁してくれとばかりに眉間を寄せ。飼い主の思惑とは裏腹に尻尾を振って挨拶に応える愛犬に対して「 ……行くぞ 」と催促の声をかけるも無理にリードを引っ張る事はしない辺りに強面ながら愛犬家の一面が滲み出ており)
( / お考え把握いたしました。こちらからも何かアイデアが浮かべば提案させて頂きますので、まずは目の前の交流から宜しくお願いいたします。 / 蹴可)
>10【花城】
お前の飼い主は、お前には優しいけど人は嫌いなようだねぇ。
( 無理矢理リードを引っ張らない優しさ、そうして裏腹に自身に対する嫌そうな対応、この二つの両極端な違いにやれやれと肩を竦めては今一度相手の愛犬へと話し掛けつつ立ち上がり。「お礼くらいさせてくれてもいいんじゃない?アンタにも、可愛い相棒にもさ。」と続けた後に「そこなら飲み物の一つ、犬用お菓子の一つも売ってるだろうに」少し前に見えるコンビニを指差して )
>戸倉【>11】
……そういう事にしておいてくれ(邪険な態度を取るのは相手を無闇に自分の業に巻き込んでしまわないための防衛策、故意に人を寄せ付けないようにしているのが実態だが、人嫌いだと捉えて貰えるのならそれは好都合。興味深そうに着物の裾を嗅ぐ愛犬の腹の下へ義手を回して軽々と抱き上げ「 気持ちだけで十分だ。 」今しがたチンピラが出没したばかりの土地、いつ敵対組織の人間が通り掛かるとも知れない。袖から覗く腕時計をちらっと確認することで時間に追われている風を装い、飼い主の腕に抱かれながらじぃっと相手を見つめ続ける愛犬と共に足早に去ろうと素振りを見せ)
>12【 花城 】
ちょっとくらい話し相手になってくれてもいいだろうに。__っと、何だい、急ぎだったのかい?それは悪い事したねぇ。
( お礼の品も却下されてしまえばこれ以上呼び止めておく事も出来ない。抱き上げられた事で目線の高さが同じくらいになった愛犬を微笑ましげな笑みで見やるも、相手が時計を気にする素振りを見せた事でハッとしたように買い物袋から一つ紙カップの珈琲を取り出せば「これ、飲めるかわからないけど貰って頂戴な。大丈夫。今買ったばっかり、どこも開けてないから毒なんて入ってやしないよ」戯言を紡ぎつつ受け取ってくれたならば今度こそ呼び止める事はないだろう )
( / なかなかに早い背後の出番すみません…!おそらくここで一度お別れという事になるかなと思うのですが、次に出会う場面の相談をさせてもらえたらと思いまして。花城さんは喫茶店やそういう類の食事処でご飯を食べたりするでしょうか?もしするのなら偶然そこで出会い話を…とも思うのですが仮に出会ったとしても互いにご飯を食べているので話という事はなかなか難しいですかね。 )
>戸倉【>13】
(見た所まだ20代も抜けていない妙齢の女性の見目とアンバランスな話し口調に、まだ組にいた頃に他所で見かけたどこぞの組長の妻を思い出し。極道モノのドラマでも好むのだろうかと想像するも、御礼の品を差し出されては溜息と共に受け取って「 貰っておく。 」飲むかどうかは別としてそれで相手の気が済むなら、と受け取る瞬間だけは眼と眼を合わせ、そのまま愛犬と共にいくつめかの曲がり角を曲がって消えてゆき)
( / いえ、ご判断を頂きありがとうございます。当方も場面回収に賛成です。そうですね、あまり人目につくことを好まない人物ですから大衆向けの店には足が向かないでしょうが、隠れ家的な知る人ぞ知る小料理屋でバッタリ…という事なら無理はないと思います。イメージとしては女将さんが一人で切り盛りしているカウンターだけの小さく上品なお店で、お値段もそれなり。まだお若く事務仕事の戸倉さんが訪れるのは少々違和感のある店やもですが、自分へのご褒美等々の理由を託けて勇気を出して一見さんで入ってみたら花城がいて…という感じでしょうか。)
>14【 花城 】
( チンピラに絡まれ、そのチンピラよりも遥かに怖そうな、それでいて研ぎ澄まされたような空気と小さな優しさが見え隠れした男との不思議な出会いを果たしてから数週間後。ここ数日続いていた激務が漸く一段落し気持ちに余裕が出来たこの日、たまには自分へのご褒美に奮発して美味しい物でも食べようと着物ではないピッチリとした黒スーツで路地裏を歩いており。特別何が食べたいか決めている訳では無い。__と、目に止まったのは一見すると外観からは料理屋と判断されないかもしれない隠れ屋的なお店。何故だか無性に気になってしまえば意を決したように深呼吸した後、静かに扉を開き。中にある席はカウンターだけ。そしてカウンターには先客。その先客は忘れもしない先日出会った相手なれば女将さんにぺこりと頭を下げた後に「こんばんは」とにこやかな笑みと共に相手の真横まで歩み寄って )
( / どのように偶然を作るか悩んでいたのでとても助かりました!こういった場所でなら変に人目につかないし出会う確率もあがるかもしれませんね。場面転換のロルが長めになってしまいすみません。引き続きよろしくお願い致します! 蹴り可 )
>戸倉【>15】
(愛犬の世話は家政婦に任せ、初老の男独りで燗を嗜んでおり。不用意に干渉してこない丁度よい距離感の女将と、素朴ながら深い味わいの料理の数々を気に入り秘密裏に通っていた店で誰かに話しかけられるとは思わず、人を遠ざけるしかめっ面よりも驚きの色を表情に浮かべ「 …………、 」沈黙したまま見つめること数秒。数週間も前に一言二言交わしただけの相手だが、珍しい服装をしていたことが奏功し無事記憶が蘇り「 ――最近の若いのにしちゃ随分渋いチョイスだな 」こんばんわとは違う形で挨拶を返し。もちろん同席する気など無かったが、女将は相手を花城の連れだと思ったらしく気を利かせて隣の席におしぼりや和のカトラリーを並べていき。そこへきて漸く初対面時の厳めしい顔つきに戻り「 余計な事を… 」と女将へ一言ぼやいてから猪口を呷って)
>16【 花城 】
本当にたまたま、偶然見付けたんだよ。…ここ最近仕事が忙しくてねぇ。少しくらい自分にご褒美あげたってバチは当たらないだろうさ。
( あれだけ険しい表情をしていたのだから覚えられていなくても仕方が無いとは思っていたが杞憂に終わったようで、御丁寧に相手のすぐ隣に席を用意してくれた女将さんに小さくお礼の言葉をかけると同時に席へと腰掛け。一言二言会話しただけの相手だが、一応知り合いと呼べる人がいた事に先程までの緊張はすっと解れていき。他愛ない近況をぼやいた後「此処にはもう何度も?」と視線向けて )
>戸倉【>17】
そうか。そりゃ殊勝な心掛けだ(心から、というよりかは間に合わせのニュアンスが強かったが相手の考えは肯定し。女将が小さな陶器によく味の染みたきんぴらごぼうを盛ってお通しとして相手の前に置き「 旨い酒と肴を静かにやれる店は少ないからな。 」会話を傍聴していた女将があら嬉しい、と茶目っ気を見せた姿に軽く肩を竦め「 前から印象に残ってたが、変わった口調だな 」自分が元いた世界に少し関わっていることもあってかそう問い掛けて)
>18【 花城 】
へぇ、じゃあお気に入りって訳だ。__うん、確かに美味しい。
( どんな理由であれ肯定されて悪い気がするはずもなければどこか満足そうに微笑みつつ、お通しとして出された見た目から美味しそうなきんぴらごぼうに「いただきます」と呟き箸をつけ。途端、口内に広がる丁度いい繊細な味付けに年相応に瞳を輝かせては「あんまり度数の強くないオススメのお酒下さいな」と女将さんへ声を掛け。それからすぐに相手へと視線を戻しては「よく言われるよ。年相応の話し方じゃないとか、年齢偽ってるんじゃないかとかねえ。__年下の小娘にこういう話し方されるのはやっぱり不快かい?」クスクスと楽しげに笑った後、大人としての礼儀は一応身に付けているのか敬語で話していない事に関する相手の心情を伺って )
>戸倉【>19】
良かったな、女将(相手の素直な感想に嬉しそうに微笑む女将へ気を許した者に対する微かな笑みを唇にのみ浮かべ。徐々に店内に焼き魚の良い匂いが漂ってきて、相手が入店する前に注文していた鮎の塩焼きが二尾花城の前に置かれ。待ってましたとばかりに箸へ手を伸ばしながら「 快も不快もないが、違和感はあるな 」率直な感想を返して器用な箸さばきで鮎の白身を一口放り込み、すぐに燗を呷って幸せそうに目を細め。会話の合間を縫って女将から酒の割り方と料理の注文について柔らかい口調で質問が飛び)
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