トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
通報 |
キルティ)無理無理してるってまた無茶したのか?
キルティは、首を傾げた。
中の人)トピ主さん、大丈夫だった?成りすましされてたけど?昨日の夜中に気づいたから、急いで通報したんだ。まさか、こっちのチャットにまで被害が出るとは思わなかったよ。今まではもう一つのチャットだけだったからさ。
キルティ)つまり、体力はかなり疲弊していた。そういうことか。
中の人)よかった。なんかギリギリ危ないこと書かれてたんで、結構腹立ってたんですよ。トピ主さんがあんなこと書かないし。
麗奈:た、多分…
リリア:キルティ、これでは麗奈が自覚なく倒れてしまうかも知れぬ。何か楽させる方法を探さねばならんぞ
中の人:それ以前にこれ私じゃねー! でした
キルティ)リリア、それは勿論だが人の子は、無意識もあるが突然ゴーストに取り憑かれた後の反動が残ってるのかもしれない。それに、あのあと、大量の魔法薬を被り、赤ん坊になったのだ。身体を乗っ取られた反動と、魔法薬の反動は魔力のない人の子には、かなりのしんどいのだろう。
中の人)自分も成りすまされたことあるんで、嘘書くなって思ったことありますよ。文章間違えずに読むようにしてたから、気づけた感じです。でも、ここまで来ると本格的に対処を考えたほうがいいのかもしれませんね。
リリア:麗奈は責任感が強い。下手に気を遣えばこちらが気を遣われる側になりかねん
中の人:でもこれ、どうすればいいんですかね? 鍵もつけられませんし…
キルティ)そこが問題だな。私も案が浮かんでいない。
キルティも腕を組んで考えた。
中の人)通報されるチャットを書いた人は、主にチャット荒らしが目的、あるいはアンチですね。なので自分達のチャットを守るよりも、乗っかってやろうかと考えていますが、逆にこっちも通報されそうなので、難しいところです。
キルティ)そうだな。治ってきたならよかった。
キルティは、麗奈の方を向くとそう言って、頭を撫でた。
中の人)そうですね。今のところ、明確な手立てはそれしかありません。特定も出来なきゃ、発見も出来ませんから。
麗奈:ふぐ…
リリア:麗奈、今日は部活は休んで、授業は終わり次第寮に戻るのじゃ
麗奈:?
リリア:副寮長命令じゃ
麗奈:は、はい
デュース:おはよう。朝からびっくりしたぞ
麗奈:おはよう。もう大丈夫だよ
デュース:ズボンはいてる最中にそんな連絡きたから慌てたぞ
キルティ)タイミングが悪い時に掛けて済まなかったね。いつもエースだから、たまにはデュースに掛けようかなって思って掛けたんだ。
キルティは困った笑顔で言った。
エース)今日は俺が良かったと思いますよ。俺はその時、スート書き終わるところだったので。
マレウス)そろそろ、授業が始まるな。スペード、トラッポラ、人の子を頼んたぞ。
マレウスは、エース達に言った。
エース)分かりました。
キルティ)少しでも具合が悪くなったら、遠慮せず言うように。無理は禁物だ。
キルティも、そう言って、その場を後にした。
デュース:はい
ルーク:おはよう。麗奈くん、エースくん、デュースくん
麗奈:ルーク先輩、おはようございます(そうだ、今日は3年生と合同だったんだ)
レオナ:麗奈、お前どっかケガしたのか? 血の匂いがするぞ
麗奈:朝から鼻血が出ちゃいまして…
エース)(流石鼻が利くなぁ。極力距離を取らねぇと)麗奈、こっちの席座ろうぜ。ほら、デュースも。
エースは麗奈とデュースの手を引いて、レオナから離れた。
デュース:ああ
ルーク:麗奈くん、今日は私と組まないかい?(ずい、と出てきて
麗奈:え!? は、はい!(反射的にうなずいてしまい)
エース)(ルーク先輩は容赦ねぇ!しかも、勝てねぇ!)
エースは、見事に麗奈を取られて落ち込んだ。
エース)俺、今日が命日かも。マレウス・ドラコニアに雷落とされるかも・・・
エースは顔を抑えてか細く言った。
クルーウェル)仔犬ども、始めるぞ。
クルーウェルは、教団に登ると、授業を始めた。
その頃、キルティはリリアのクラスと合同で飛行術だった。
キルティ)寒い・・・
キルティ)寒いよ。仕方ない、温度調節魔法を使うとしよう。今回は、使えるからな。
キルティは温度調節魔法を使った。前回、キルティは、自分にカラスの羽が生えたせいか、温度調節魔法が使えなくなり、寒すぎて、ハーツラビュルで倒れたことがあった。
キルティ)(結構前なのに、鮮明に覚えてるんだよなぁ)
リリア:倒れぬようにな
麗奈:えーと、鍋を3回混ぜて…
ルーク:ボーテ、素晴らしい! ここまで失敗せずにできるなんて、すごい才能だ(麗奈をベタベタ褒めて)
レオナ:うるせぇ…(イライラして手が震え)
モブ:ひいぃぃー!(レオナと組んでいるモブ。早く授業終わってくれ)
キルティ)あんな羽の生えていない私ならヘマなんでしないよ。
キルティは、笑った。
クルーウェル)駄犬、褒めるのはいいが、後にしろ。褒めすぎて、魔法薬を爆発でもさせたら、補習だからな。
クルーウェルは、ルークの背後で言った。
エース)俺、いくら麗奈と組めてもルーク先輩入ってきたら無理かも。集中できねぇ。
エースは、デュースと組んでいて、2人の様子を見ながらこっそり言った。
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