トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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セベク)早く用意しろ、リリア様が厨房に着いたら終わりだぞ。
セベクは、シルバーにそう言った。
キルティ)ヴ~ん、よく寝た。
キルティは、伸びをしながら言った。
セベク)先に行っているからな。寝るなよ。
セベクはシルバーにそう言うと、厨房に向かった。すると、麗奈を見かけ
セベク)人間、起きていたのか・・・って、どうした!?
セベクの声が聞こえ、今の声で寮にいる殆どのものが驚き、目が覚めた。
モブ)なんだなんだ?
モブ)今のセベクじゃねぇか?
モブ)げっ!もう朝!用意しねぇと。
セベク)とりあえず、パンから離れろ!血が付くだろ!それと、ど、どうやって止めればいいんだ!
セベクは、あたふたしていた。
マレウス)セベク、何の騒ぎだ?
セベク)若様、おはようございます。実は人間が鼻血を出しまして・・・
マレウス)鼻血?
マレウスは麗奈を見た。
麗奈:……(パタパタと制服を汚し)
リリ:あなや!? どうした!?
麗奈:突然出てきちゃって…
シルバー:あとは俺がやっておくから、とりあえず部屋に戻れ
マレウス)リリア、人の子を部屋に連れてってくれ。セベクとシルバーは朝食の準備だ。
マレウスは、それぞれに指示を出した。
キルティ)おはようございます、マレウス様。どうかなさいましたか?
キルティは一足遅く、マレウス達の元へ来た。
マレウス)キルティ、制服のブラウスを直ぐに綺麗にしてくれ。
キルティ)はい?分かりました・・・
キルティは、突然言われたことにびっくりしたが、冷静に対処した。
セベク)急ぐぞ!
セベクはシルバーと朝食の準備に取り掛かった。キルティは、魔法で麗奈のブラウスを綺麗にした。すると、血の飛沫は綺麗さっぱりに無くなった。
キルティ)よし、これで大丈夫だな。
セベク)分かっている。
セベクもせっせと作っていた。キルティは服を綺麗にしたので、麗奈の部屋にやって来た。
キルティ)人の子、ブラウス綺麗にしたぞ。血は止まってきたか?
キルティ)流石に止めてからの方が良くないか?それでも行くと言うのなら、仰向けのまま、運ぶぞ。さぁ、どちらにする?私はどちらでも構わないぞ。
キルティは、不敵な笑みを見せ言った。
キルティ)よろしい。エースとデュースに連絡するよ。いつもはエースだけど、たまにはデュースにかけてやるか。
キルティはイタズラ心が芽生え、デュースに電話を掛けた。
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