トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)かしこまりました。じゃあ、これを1つずつどうぞ。
キルティは籠に入ったマシュマロゴーストを見せた。先ほどまでラップされていたのに、いつの間にか、キャンディみたいにラッピングされている。
キルティ)(グレードアップ?)
キルティは、誰がしたのか知らないので、少し不思議そうな顔をしていた。
キルティ)3人も驚いていたし、凄く好評だったよ。
マレウス)ほう、これがさっき言っていたサービスか。マシュマロをゴーストの形にするとは、考えたな、キルティ。
マレウス)では頂くとするか。
マレウスは、マシュマロを食べた。すると
マレウス)ふむ、とても美味いな。甘さもいいし、食感もいい。
セベク)ひんやりしていて、美味しいです。
キルティ)良かった・・・はっ!
キルティはそこで気づいた。マシュマロは、リリアの苦手だったことを。キルティはリリアの方を見た。(リアルで今思い出したよ)
キルティ)えっと・・・その・・・えっとね・・・(リリアの苦手なものを忘れてたなんて言ったら、何されるか、分かったもんじゃない・・・絶対お仕置き食らう・・・)
キルティは、何とか言い訳を考えたが、マシュマロと同じく白いものでもう一つ作れるものを思いついたのだ。
キルティ)り・・・リリアには今から直ぐに作るから待ってて。私がリリアの苦手なものを忘れるわけが無いだろう。そういうわけで厨房借りるぞ!
キルティはそう言って、厨房に行くと、マシュマロゴーストのマシュマロの部分をホワイトチョコにした。中はブラックチョコで外側をホワイトチョコでコーティングしているのだ。苦味があるブラックチョコとホワイトチョコの独特の味を合わせると甘さは控えられる。後はチョコペンで、同じように作ればホワイトチョコゴーストの出来上がり。勿論マシュマロゴーストの時に使った粉床でしっかりも粉もつけ、余分な分はしっかりはけで取った。急いで、リリアの元に戻ると
キルティ)はい、リリアの為のホワイトチョコゴーストだよ。これなら、食べれるだろう。
キルティは息を切らして言った。
キルティ)ブラックチョコをホワイトチョコでコーティングしている。ブラックチョコはそもそも余り甘みがないからな。ホワイトチョコの独特の味と合うと思ったんだ。マシュマロにチョコペンで甘さをカバーしたのと同じようにチョコレートの足りない甘みはチョコペンでカバーさせてもらったぞ。
キルティは、作った物の説明をした。
キルティ)(何とか助かった・・・)
キルティは心底安心した。
マレウス)(キルティ、絶対に忘れていたな)
マレウスは、分かっていた。
アズール)また来てくださいね。
アズールも笑顔で手を振った。
マレウス)先に帰っているぞ、キルティ。
キルティ)はい。
キルティは皿を片付けながら言った。
リドル:キルティ先輩、とても楽しかったです
トレイ:働きすぎないようにな
デュース:もしバイトが一緒になったときはよろしくお願いします
キルティ)そろそろ解けるようにしている。
キルティが看板を片付けながら言うと、効果が切れたのか、フロイドの服はいつもの寮服になった。
キルティ)ね?戻っただろ。
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