トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)ご注文は以上ですね。
モブ)これ、3番テーブルに持ってって。
モブ)空になった皿持ってきたぞ。
店の中は、全員が忙しなく動いていた。
キルティ)はい!
キルティは、持って行こうとしたが、足が滑ってコケた。その時、料理が中に浮いた。
アズール)まずい。
キルティ)料理よ、一番テーブルへ!
キルティは、魔法を掛けた。すると、料理は綺麗に皿にのり、一番テーブルへ向かった。
キルティ)危なかった。
キルティは帽子を拾い、被り直して言った。
リリア:混んできたから慌ただしいの
フロイド:はい。あーん(麗奈に料理を食べさせて)
麗奈:もぐもぐ、フロイド先輩、仕事は?
フロイド:今忙しいから入りたくなーい。小エビちゃんにご飯食べさせる方が忙しいよ
麗奈:けどキルティ先輩たちが……もぐもぐ
フロイド:あははは、赤ちゃんみたいでかわいい(実際、本当に赤ちゃんだったけど)
アズール)キルティさん、大丈夫ですか?
キルティ)大丈夫、滑っただけだから。というか、こういう時に、何故フロイドは動かない。今一番、人手が欲しいのに。
キルティはやれやれと言った。
ジェイド:あちらで麗奈さんの執事になっちゃってます
フロイド:小エビちゃ~ん
麗奈:??
ジェイド:まだ赤ちゃんの麗奈さんが恋しいのですかね
キルティ)はぁ、ちょっとばかり、脅かしてやるか。そんなに執事になりたいなら、お望み通りにしてやるよ。
キルティは、フロイドに向かって指を回した。すると、フロイドの姿は執事姿になった。しかも、フロイドのいつもの緩い姿ではなく、ブラウスのボタンは、完全に上まで留めて、ネクタイもしっかり締めていた。
キルティは敢えてしら~っとその場を離れた。しかし、顔は不敵な笑みを浮かべていた。(ヴィラ~ン)
キルティ)(モストロ・ラウンジが閉店したら解けるようになってるから、暫くは脱げないよ)
モブ:そんな服持ってた?
フロイド:どうせなら小エビちゃんを赤ちゃんにしてほしいのに~
麗奈:私が赤ちゃん!? 何言ってるんですか!?
マレウス)リーチ、悪いがあまり、その話は出さないでくれ。
マレウスは、人差し指を立てた。
マレウス)人の子は赤ん坊の時の記憶が無いのだ。
マレウスは、真剣な顔で頼んだ。
フロイド:はーい
麗奈:?
フロイド:まあ、もしもって話~(適当に誤魔化して)
ジェイド:フロイド、そろそろ仕事に戻ってくださいね(引きずって)
フロイド:あ~、小エビちゃーん(泣きながら手を伸ばして)
キルティ)さぁ、どうだろうな?
キルティは、しれっとしていた。
キルティ)仮に私の仕業だったらどうする気だ?お得意のシメを私にするのか?
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