トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)そうだよ~、でもマシュマロがトロトロじゃないと出来ないから、素から作ったんだよ。そろそろカチンコチンに凍ったかな?
キルティは冷蔵庫を開けた。マシュマロはプルプルしている。
キルティ)よし、1個ずつ裏返すよ。
キルティは、魔法で1個ずつ裏返すともう一度冷蔵庫を閉めた。
キルティ)もうちょっと待ってね。
キルティはにっこり笑った。そして
キルティ)今のうちに洗っておこう。
キルティ)粉床で粉が全面に付くようにしてるんだ。食器を洗い終わったら、取り出してみるよ。時間的にもいいと思うし。
キルティはそう言って、手際よく食器を洗い、そして片付けると
キルティ)さてさて、お待ちかねのマシュマロちゃんはどうなってるかな~?
キルティそう言って、冷蔵庫を開けた。粉は全面に付いていて、完成していた。
キルティ)よし、あとは取り出すだけ。これが難関なんだよね。
キルティは粉床を冷蔵庫から取り出しながら言った。
キルティはそっと粉床を置くと息を吐いた。
キルティ)よし、後は粉床から取り出して、皿に盛りつけて飾るだけだけど、ここが一番難しい。一個でも失敗すれば、全部やり直しだわ。悪いけど話しかけないでね。
キルティは、粉床を見つめながら言った。
アズール)わ、分かりました。(目を皿目にするほどですか)
キルティ)マシュマロを掬う時は、大きめのスプーンで、掬って余計は粉ははけで綺麗に取る。綺麗に取ったあとは、お皿に乗せる。残りのマシュマロも同じ。
キルティは、一つずつそっと取っては、少しずつ粉をはけで取り皿に乗せていった。
キルティ)仕上げに、市販で買った●ッキーを、手の部分に付けて、チョコペンで顔を描けば・・・出来た・・・マシュマロゴースト!
キルティは、ホッとしたように息をついた。
キルティ)魔法使えばもう少し簡単に出来るんだけど、時間があったから、使わずに作ってみた。
キルティは、笑ってみせた。
キルティ)これがもう一つの新メニューだよ。3人とも早速試食してもらえるかな?
アズール)分かりました。
アズール)ええ、キルティさん。これを正式に新メニューとして採用します。
キルティ)本当!やったー!
アズール)なので、レシピを見せてもらえますか?
キルティ)これがそのレシピだよ。
キルティは紙切れを渡した。
キルティ)元々はレシピ本に載ってたんだけど、魔法が使えそうな場所もあったから、私が紙に改めて書いたんだ。魔法を使うところは印をつけてね。でも君達に渡すなら、印の絵を変えてあげる。
キルティは指を鳴らした。するとチェックマークは魚の絵になった。
キルティ)このほうが分かりやすいでしょう?
アズール)ありがとうございます。
キルティ)フロイドの分も残してあるから、文句ないね。もうすぐしたら部活から帰ってくるんじゃないかな?
キルティは、残ったマシュマロゴーストを見ながら言った。
フロイド:あれ、真珠先輩じゃん。なにしてんの?
ジェイド:フロイド、おかえりなさい。今キルティさんが新作のメニューを提案してくれています
フロイド:ほんとー?
キルティ)今作った物が正式に新メニューに採用されたんだよ。その名もマシュマロゴースト!
キルティはマシュマロゴーストをフロイドに見せた。
キルティ)これはフロイドの分だよ。試食して。
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