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エース)よっと!
エースも同じくほうきを飛ばした。
麗奈:いいなぁ…
デュース:うわぁ!?(風に煽られ)
エース)デュース!
エースは、デュースを助けようとしたが、ほうきの速さでは間に合わない。
?)デュース、こっちだ!
声をかけたのは合同授業に出ていたセベクだ。デュースの近くまで走り、ほうきに飛び乗ると、デュースに手を伸ばした。
セベク)僕の後ろに乗れ!
セベクは、離さないように手を掴みながら言った。
デュース:ああ!(セベクの後ろに乗りしっかり掴まって)
セベクはそのままゆっくり降下していった。
セベク)全く、体幹が鍛えられてないからだ。
セベクはうんざりした顔で言った。
エース)デュース、大丈夫か!
デュース:ああ、助かった…
麗奈:大丈夫?(ほうきを拾って)
セベク)なんなら、体幹を鍛えるメニューでも教えてやるが?
セベクは、デュースにそう言った。
セベク)若様の護衛たるもの、日々鍛錬やトレーニングをしているからな。自分でトレーニングのメニューを決めたりする。それくらい知っていて当然だ。
セベクは、はっきりと言った。
デュース:ならば、その護衛のトレーニングとやら見せてくれ
セベク)分かった。なら、放課後僕の教室に来い。メニューを見せてやる。
デュース:ああ
麗奈:(デュースの落としたほうきに跨がるが、当然飛ばず)
麗奈:飛べない
デュース:麗奈は魔力がないからな。仕方ない
エース)なら、俺の後ろに乗れよ。飛んでやるから。
エースは、ほうきに跨った。
エース)よし、ゆっくり浮くからな。
エースは、少しずつ上昇していった。
エース)どうだ?