トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)まぁ、帰ったらディアソムニア寮がどういう場所で我らの寮長にも紹介しないといけないな。
セベク)その通りですね。
シルバー)ディアソムニア寮の寮生にも紹介しないとな。
マレウス)帰ったら、寮生を集めてくれ。
キルティ、シルバー、セベク)はい!
リリア:人間じゃが、新たな仲間が増えてますます学園生活が楽しくなるな(ルンルンとスキップしながらディアソムニアについて)
麗奈:……(巨大な城を見てはポカーンと口を開けたまま見据えて)
リリア:驚いたか?
マレウス)人の子よ、紹介しよう。ここが我が寮、ディアソムニア寮だ。
マレウスがそう言うと、雷が落ちた。
キルティ)もうここで、寮長の紹介もしておきますか?マレウス様。
マレウス)構わない。
キルティ)人の子。このディアソムニア寮の寮長はこの方。マレウス・ドラコニア様です。
麗奈:きゃ!? ま、マレウス…様…?(落雷に恐怖したのかリリアにしがみついて)
リリア:驚くのも無理はない。ちなみにわしは副寮長じゃ
キルティ)そして、私はマレウス様の側近。
シルバー)俺とセベクはマレウス様をお守りする護衛だ。
セベク)若様をお守りする為に、日々鍛練をしている。
麗奈:す、すごい…
モブ:あいつが入学してきた魔法が使えない女?(しばらくして寮生たちが集まってきて)
モブ:ほんとに魔力を感じねえな。しかもディアソムニアに入るなんて…(寮内は麗奈の入学に納得がいってないようで)
モブ)あいつだよ、魔法が使えねぇのにここの寮に来た人間って。
モブ)この寮がどういう寮か分かって来てんのか?
他の寮生も後ろ指を指している。
麗奈:…
リリア:これ、何がどうであれ学園長が入学を許可したのだ。新しい仲間にあいさつせぬか
モブ:は、はい…よろしく…
麗奈:…よろしく
キルティ)お前達、あまり失礼なことを言うと・・・分かっているな?
キルティは、恐ろしい顔で寮生を見た。
モブ)ひぃっ!
キルティ)我々は、彼女を歓迎している。反する行為はするな。
モブ)も、申し訳ありません。
キルティ)悪いな、人の子。
麗奈:…えっと…何から聞こう? どんな人たちが通っているのかな?
リリア:わしのような種族やマレウスのような妖精族、獣人などあげていけばキリがないな
麗奈:……(そんな中で自分は完全に浮いていると思って下を向いてしまい)
リリア:麗奈、腹は減ってないか?
麗奈:お腹空いてない…大丈夫
リリア:そうか
キルティ)とりあえず、部屋まで案内しよう。腹が減ったら、私が何か持ってこよう。
キルティは、麗奈に笑った。
キルティ)(リリアに頼んだら、絶対にダメだ。私達が、何度生死を彷徨ったか)
キルティ)少し、埃があるな。まぁ、こうすればよい。
キルティは、指1本で魔法をかけ、部屋を綺麗にした。
キルティ)少し、部屋の中を見てるといい。その間に私達も着替えよう、リリア。いつまでも、制服では不自然だ。
キルティ)そうか。では、部屋で待っていてくれよ。直ぐ戻るからな。
キルティは、フッと消えると自分の部屋に瞬時に移動した。そして、制服から寮服へと着替えた。
キルティ)ふぅ。これでいいかな?
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