トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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麗奈:は、はい…
リドル:よし、行こうか(馬術部の部員たちはそれぞれ馬に乗って走っていて)
麗奈:あ、あれが馬術部…?
リドル:ああ、今日も元気に走り回っているね
キルティ)ちょうど今、部活見学の最中だ。
セベク)シルバー、今日は寝るなよ!
その時
モブ)誰か止めてくれー!
セベク)何だ!
見ると、馬が全力疾走でこっちに向かってきた。
モブ)突然暴れだしたんだ!
モブは振り落とされたのか、叫んで言った。
セベク)キルティ様、人間、リドル先輩、下がってください。ここは僕が・・・
キルティ)いや、ここは任せろ。
セベク)キルティ様、まさか燃やすわけでは・・・
キルティ)大切な馬を燃やすわけが無いだろう。安心しろ、直ぐに済む。全員離れてくれ。
馬はキルティに向かって、走ってくる。キルティは、一瞬の隙に手綱を掴み引っ張り、キルティは、馬に飛び乗る。
キルティ)大丈夫だよ。落ち着いて。
キルティは、優しく話しかけ、たてがみを撫でた。すると、馬は少しずつ落ち着き大人しくなった。
モブ)あ、ありがとうございます。
キルティ)大丈夫だ。休ませた方が良さそうだ。少し疲れているように見える。流石に馬に回復魔法をかけるわけにもいかないからな。
セベク)キルティ様、お見事です。
リドル:麗奈、よかったら乗ってみるかい?
麗奈:ええ!? の、乗ります…
リドル:はい(麗奈を自分の後ろに乗せて)
麗奈:…///(自然に密着する形になって)
リドル:麗奈、よかったらハーツラビュルに遊びに来ないかい? いつでも歓迎するよ
麗奈:ありがとうございます。予定が空きましたら連絡しますね
キルティ)リドル、少し二人で話したいことがある。セベク、麗奈が満足したら、ガーゴイル研究会に先に連れていってくれるか?道中、マレウス様に会うだろう。
リドル:はい。話しとは?
シルバー:…(馬の上で寝てしまい)
麗奈:シルバー、危ないよ!?
シルバー:はっ…(ぱちっと目を覚まし)
セベク)シルバー!貴様はまたか。
キルティ)人の子のことだ。リドル、単刀直入に聞こう。リドルは、あの人の子を元の世界に帰す気はあるか?
リドル:…いきなりですね? さて、どうでしょう…知り合ったばかりなので、今は結論が出せませんが…(男子校に一人、しかも魔法が使えない異世界からきた女の子。下級生にアドバイスしたり、守るのは先輩の勤めでもあるが、麗奈は特に守らなければと思っていて)
キルティ)そうか、私達は、答えは決まっているのだが、結論が出ないなら、こちらも言わないよ。もし、答えが違っていて、争うのは好まないからな。
キルティ)どうやら、今は争うことはなさそうだな。まぁ、我々は、二度とだかな。この意味、お分かりだな?
キルティは、リドルの口癖で言った。
キルティ)ああ、私も部活に向かうよ。
キルティはリドルと別れ、部活に向かった。
マレウス)おや、人の子。
マレウスは、振り向いた。
マレウス)人の子も、このガーゴイル研究会に入ったのか?歓迎するぞ。
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