トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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マレウス)ほう、果物系か。なら、キルティと同じか?
キルティ)マレウス様、私は果物で飲む紅茶は1個だけです。少し、違いませんか?
マレウス)・・・・・・
キルティ)・・・・・・
マレウスとキルティは、青い顔をした。リリアが、作るものは何故か食材が叫ぶような声が聞こえる。確実に食べてはいけないものだと分かる。今まで、リリアが料理を作り(強制的に)食べさせられ、何度も生死を彷徨ったのだ。
リリア:何を入れれば喜ばれるかのぅ~
シルバー:麗奈、親父殿の料理だけは絶対にやめておけ。これは忠告だ
麗奈:え? うん…(なんとなく察して顔が青くなり)
マレウス)人の子、これから散歩に行こう。
キルティ)セベク、シルバー、私達の護衛をしろ!
セベク)分かりました。
キルティ達は脱走を図った。
麗奈:え? 今行ってきたばっかりじゃ…!?(否応なく連れていかれてしまい)
シルバー:了解!
リリア:……ん?(気が付いたら誰もいなかった)
マレウスとキルティは、セベクとシルバーにも、魔法をかけ、寮から少し離れた外に出た。
マレウス)あのまま、あそこにいたら確実に何か作っていただろう。
キルティ)夜遅くの夜食、水分補給の為の飲み物、間食、朝食、夕食。全て地獄だった。
セベク)人間、あれは間違えても誤食するなよ。貴様のような者は、食べたら、彷徨うどころじゃ済まなくなるぞ。
キルティ)麗奈に食べさせる食事は、私達が用意しよう。全員、料理は出来る。
マレウス)出来ないと生きられなかったからな。
セベク)失敗もしたが、リリア様の料理に比べれば、まだマシなのかもしれない。
マレウス)(人間のシルバーが食べても、生きていられるのは、昔から食べているからかもしれないな)
キルティ)(何を入れたら、いつもあんな恐ろしい色と、呻き声が聞こえる料理になるのだろう?)
セベク)(リリア様の料理は、普通の者が食べたら、確実に死んでしまう。折角来た、この人間もそんなに早く生を終わらせたくはないだろう)
シルバー:(いったいどうしてあんな発想になってしまうんだ!)
麗奈:あ、イデア先輩からだ。もしもし~?(イデアから着信が着て)
キルティ)(いつの間に?しかし、まずいなぁ、着々他の寮が人の子を自分の手元に置こうとしているのかもしれない。転寮されたりしても困る。それに、厄介者に見つかっても困るんだよなぁ。特に、あの双子と幼馴染み、狙った獲物は逃がさない狩人、そしてもう一人の王子)
キルティは、麗奈を手元に置くために、気を付けないといけない、生徒を思い出していた。
麗奈:……はい。ありがとうございます。失礼します(通話終了)
イデア:フヒヒ、きっと麗奈氏も喜びますぞ(麗奈にプレゼントするのは遊園地づくりのシュミレーションゲーム)
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