コウキ 2021-08-22 00:19:52 |
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(ナギサシティが停電し、工事中になっていた当時を思い出して思わずくすりと笑いだして)
ボクはバトルフロンティアで腕を磨いてます。チャンピオンになったけれど、もっと強くならないと!…たまにコンテストにも参加していますよ。
(今頑張っていることを答えると、どこかで話そうという相手の意見に頷いて)
そうですね、カフェにでも行きましょうか。
バトルフロンティアか…もしかしてクロツグさんにも会ったのか?自分の強さに満足せずさらに高みを目指すその姿勢はとても良いと思うぜ。オレも見習わないとな…
(機会いじりに明け暮れ、適当に日々を送っている自分とは異なり、チャンピオンになった後もバトルやコンテストで活躍している少年を前に目が眩みそうになって一瞬目を閉じ)
了解。じゃ『カフェやまごや』に行くか。ナギサから少し距離があるが……。
(「ひこうタイプのポケモンならすぐに着くけどな」と小声でぼやきコウキの歩幅に合わせて歩き出すことにして)
(わざわざ歩幅を合わせて歩いてくれる相手に対し、嬉しそうに笑顔を浮かべて)
はい、会いましたよ。「望む限りどんな自分にもなれる」って仰ってて…ボクも頑張らないとって思ったんです。
ところで、デンジさんは最近どうですか?
(今度は相手の最近の様子を訊ねて)
ということは49戦目までいったのか…!
あそこで連戦連勝できるって中々なものだ。
(自分でも到達し得なかった所まで相手がたどり着いていることを知り、目を丸くして)
俺?……うーん、いつもと変わらずって感じだな。
ジムの改造をし、挑戦者に勝ち、退屈になってからまた改造をして……特に変わったことは無いさ。
(ボサボサの髪の毛を弄りながら「コウキが俺に勝って以降強い相手が現れないんだよ」と退屈そうに呟いて)
そうなんですね…。じゃあ、デンジさんに勝ったのは今のところボクで最後なんですか?
ボクがデンジさんを負かせたときのこと…今も覚えてますよ。あのデンジさんが目を丸くして唖然とする姿…!
(退屈だと零す相手に、気の毒そうに少し眉をひそめる。しかし、勝ったときのことを思い出せば、えへへ、と笑って帽子のつばを掴んで)
あ、カフェやまごやが見えてきましたよ。
ああ……そういうことになるな。
キミほど強いトレーナーはそうそう居ないんだ。だからオレが負けた時はかなり驚いたぜ?
(そう言って照れくさい気持ちをため息を吐いて誤魔化す。カフェやまごやに到着すると窓際にあるテーブル席へ座り、相手にちらりと視線を向けて向かいに座るよう促し)
デンジさんを驚かせられたんだ…えへへ。
(相手に従い、向かい合わせになるように座り。当時の記憶を蘇らせながら照れたように笑って)
そうだ。オーバさんは元気ですか?
…あ、オーバ?アイツは元気だよ。バトルをする度に燃え尽きるから面倒だけどさ。
(ポケモンバトルに全身全霊で果敢に挑んで燃え尽き症候群になる相手を思い浮かべて苦笑いをし、目の前の実直な少年を頬杖をついてじっと見つめ)
そういえば、コウキは礼儀正しいよな。…俺相手ならタメでも全然良いんだぜ?
えっ、そんなおこがましいことできませんよ。でもデンジさんにとってそっちの方がいいならそうしますが…。
(相手の発言に対して首を横に振ると、自分の方からも相手の目をしっかり見つめて)
……。オレがそうして良いと言ったら、遠慮する必要はないさ。
(見つめ返してきた相手がいじらしくなって、赤いハンチング帽子を取ってワシャワシャと頭を撫で)
わぁっ!そ、それじゃあお言葉に甘えて…。
(帽子を取られると頭を思いきり撫でられ、驚いて声を上げるも、再び笑顔に戻り)
えっと、デンジさんもモーモーミルク頼む…?
(恐る恐るタメ口で上記を問いかけて)
…ぷ、ははっ!コウキ、俺と話す時に意識し過ぎ。
もう少し肩の力を抜いて良いからな?
(恐る恐るタメ口調で話すコウキの様子を見て吹き出してしまい、相変わらず気が効く後輩トレーナーを関心する。何を頼むか決めかねていたので、相手の提案に乗ることにして)
ん、俺も飲みたい。注文するついでに頼んでくれるか?
ごめんなさい、まだ慣れてないんです…。
(不意に敬語に戻ってしまったことに気がつくと更に顔を赤くして。モーモーミルクを店員に注文すると相手に向き直り)
デンジさん、突然だけど来週末って空いてる?
なに、少しずつ慣れていけば良いさ。
(相手の反応に若干苦笑いしつつ、窓の外の風景を見遣る。コウキの質問に答え、光り輝く瞳を見つめ返して頷き)
来週の土日か……両方空いてるぜ。行きたい場所でもあるのか?
実はそろそろ新しい服を買わないとって思ったんだよね。もし良かったら一緒に選んでほしいと思って。
(付いて行ってくれるだろうかとちらりと相手の顔を見て。「無理にとは言わないから…」と弱気な様子で)
もちろん。俺でよければ。まぁ、俺がついて行っても、参考にはならないと思うが……。
(コウキと楽しいひとときを過ごしたいと思って笑みが溢れる。頼られるのは嬉しい反面、お洒落に疎い自分が彼の衣装を選べるのか内心気掛かりで)
やったぁ!ありがとう、デンジさん。
(相手が自分の頼みを聞き入れてくれたため、ぱっと明るい表情になり。そのとき、注文したモーモーミルクが運ばれてきて。相手の分も手に取ると彼の目の前に置き)
(注文したドリンクを置いてくれたことに礼を言い、「お安い御用さ」と返答する。モーモーミルクの瓶にストローを挿して、ひんやりとした牛乳を喉に流し込み)
なぁ……これは提案だが、コウキの服を買うついでに、俺の服も選んでくれないか。毎度似たような色合いの服を買ってしまってな。オーバによく揶揄われるんだ。
(ストローを口にくわえて「おいしいなぁ」と一言。相手の提案を聞くと笑顔で頷き)
うん、分かった。デンジさんの服、選ばさせてもらうよ!とびきりかっこよくしちゃおう。あー、楽しみだなぁ。
かっこいい…か……。コウキは、オレが格好良くなって欲しいんだな?
(自分が肯定的に映っているであろうことが分かって嬉しさを噛み締めつつ、不意に照れ笑いを浮かべそうになったのを冷たいミルクを飲み込んで誤魔化し、余裕ある(?)表情でコウキを見つめ)
…もうこんな時間だ。そろそろお開きにしようか。
(/コウキ。返信が遅れてしまって、悪いな……。寂しかったか?)
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