政府産審神者〇二 2021-08-19 00:38:02 |
通報 |
(/遅くなりました…!纏めてのお返事となり恐縮ではございますが、背後様へのご挨拶はこちらにて失礼をいたします!今後も多々お待たせしてしまうことがあるかと思います、大変申し訳ございませんが戻って参りますので…よろしくお願いいたします!!!)
>35 黄泉さま
(疑いたくもなく、だからといって警戒するなということは難しい。相手が鬼だからなのだと決めつけてしまえば心持ちは楽になるけれど、きっとその理由は…今は置いておくとしよう。己のことを聡明だと口にするこの鬼に、隙も油断も抜け目が無いのは貴殿では無いのかなどと内心で毒を吐く。ゆっくりと瞼を落とす姿を認めてからもう一口お茶を嚥下して、湯呑みを元の位置へ。正直、刀を邪険に扱っているわけではないことに安堵した。きっと己の刀も無事なのだろう…それならば、本当に、どうして返事をしてくれないのか。そこに居ることは分かっているのに手が届かないもどかしさを吐き出すように、そっと目の前に置かれていたカステラに手をつけるとして)
…本当?それは、それは、有り難いお話です。ええ、とても。湯浴みなど、お気遣い頂きまして…ふふ、これでも政府の武器の一人なれば、男士達との時間はご配慮いただかなくとも平気ではございますが
(ぴたりと手を止め、鬼を見た。此処に残って良いという、間違い探しと言うにはあまりに簡単な己の近侍探しのために。気配を辿り、近侍を探し、お礼を言って帰るだけの簡単なこと。他人の本丸を漁られるような行為を甘受する鬼には見えはしなかったけれど、それでも残らせてくれるというのなら有難い話であることに変わりはない。街を歩く女人を扱うように、こちらへ提案を投げた審神者に、ただの政府の使い捨ての駒にそこまでする必要などないのだと…うっそりと歪めた赤い瞳と、嫌味っぽく歪んだ唇は本音か嘘か。そっと頭を下げるように揺らせば、視界に白い髪が揺れる…息がしづらいのは、この本丸の気のせいか)
それでは…短い間ではございますが、お世話になります
>39 流さま
(己以外の審神者の刀も行方不明になっているのだと風の噂で聞いていた。向かった先に居た、自身も廊下で何度かはすれ違ったことのある審神者の生徒の姿は…心無しか、仲間がそこにいるというそれだけで安心してしまうものだ。足早にその姿に近付いて、それでも突然触れるのは些か怖いものがある…知らない場所で突然肩を叩かれるなど、怖すぎるだろう)
…すみません、貴方も近侍を探しに?
(当たり障りのない挨拶を考えに考えて口にする。数歩さがった場所から投げかけた問は、学校で交わす会話より幾分か緊張したものだったけれど)
>45 へし切長谷部さま
(本丸の中に踏み込むことはせず、本丸の周り、庭から誰かいやしないかと、ぐるぐる歩き回っていた時のこと。影が見えたのは刀剣男士のものだった。声をかけるべきか否か、相手がこの本丸の刀剣男士であることは仮にも絶対だとした場合に、不法侵入に等しいこの行為をどう弁解しようか…ただ、近侍に会いたいという思いしかないのだが)
すみません、そちら…貴方様は刀剣男士さまでおられますでしょうか
(口を開く、迷いに迷った声は少しだけ震えてしまったかもしれない。ぎゅうと手を握りこんで、あくまでも気丈に振る舞うように、それでも近付き過ぎないように…数歩後ろに下がったのは防衛本能にほかならない)
>47 天さま
(近侍を探して歩き回り、誰にも会うことなく夜目に慣れ始めた頃、ふわりと視界で桜色が揺れた。己とは違う髪の色、数度校内で目にしたことのある同じ審神者のものだと理解するのに少しだけ時間を要したけれど、辺りを見回すその姿に…彼女も同じなのかと理解して)
…すみません、貴女も此処へは通達を受けて?
(仲間ならば、一緒に動いた方が良いかもしれない。敵ならば…仕方がない、攻撃するしかないかもしれない。暗い暗い夜の闇に慣れてしまった視界が不快で目を細めては、少しだけ離れた位置から声をかけ)
トピック検索 |