（再建/刀剣/特殊）ソノ刀、牙アリ

＞29 襲殿

襲殿は聡明な方の様だ。私こそ、貴方の刀がどうして顔を見せぬのか…当人に問うてみたいですね。これ程に心配なさっている主に、よほど不都合な事でもあるのでしょうか…。
（ 己の立場を、この娘は本能的か否かよく理解しているらしい。この場で我を疑い自身に利益は無い、己には少々残念でもある。しかし、面白い。本能的に選択肢を選んでは逃げる、まるでなかなか掬えぬ金魚掬いでもしているかの様で。絶対的な思考の持ち主故、相手の行動を内心では上からに表面上では優しげに褒め言葉を述べて。自身の顎に指を這わす様に手を添えると、不思議だとばかりに首を傾けて続け。本当に、滑稽だ。足掻きもがいても手遅れだというのに、鬼が不満というならば…今一度教え込む必要がある様だ。そう、鬼と化してしまった刀剣男士達を思い出しては表情を隠すべく瞼を一度閉じ。）
とは申しましても…一体どの子か、私にも分かりかねまして。当本丸に来てくれたのは一振りでは御座いません、ですがそうですね…怪我も無ければ意識や精神に問題はありません。しかし…鬼である私を疑いたく無いと仰有る人の子は初めてです、変わったお嬢さんだ。
（ 再び瞼を開けば、小さく吐息を洩らして口を開く。本心からの疑問を呟く様に告げ、相手の紅玉の様な瞳を真っ直ぐに捉えて相手が安心する様にと再び和らげた穏やかな表情で続けると一つ頷いて見せ。疑いたくない…か、同種となった相手に言われたのならば心動いたろうに。くだらない、とさえ思ってしまう自身の冷徹な心情さえ当然であり不自然とは思わない事が己が鬼と物語っていた。ふと、自身の顎に拳を添え瞼を閉じて考え込む様な仕草をすれば再び瞼を開いて両手を打ち。 ）
さすれば襲殿、当本丸で良ければ滞在して下さって構いません。なれど男所帯…年頃のお嬢さんには不都合もありましょう。風呂は希望の時間をお聞かせ頂ければ都合致します、寝所はそうですね…離れに客間を設けてありますので、その一室を使って下さって構いません。他に、何か希望や不便がありましたらいつでも。

（／自分も主様の描かれる鮮明で素敵な描写に勉強させられている次第です！そして何より、丁寧で落ち着いた可愛すぎる襲様が何れ程生意気になるのか今から楽しみで仕方ありません！捜し出す、をキーワードに滞在方面に描写を描かせて頂きました！襲様が本丸内を動き回っている際に、普段の黄泉での描写も描かせて頂こうと思っております。その際に見られてしまって正体を明かす、または黄泉自身から正体を明かす…など色々浮かんでしまって悩んでしまいますね(汗)）


＞32 様
＞34 様

（／初めまして！主様から認可が降りた暁にはお相手させて頂くのが今から楽しみで仕方ありません、その際はキャラ同士では出来るか…少し疑問ですが宜しくお願い致します！）