ゆるいじめっこ 2021-08-10 08:25:29 |
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…好きかよ。…ふーん、…。
(贈り物が気に入ってもらえたようで、また相手のことを一つ知られた些細なことが嬉しく、興味なさげに聞き流すふりをしながらも機嫌良く相槌を打ち。忠告の言葉には軽い反応だけを返しその場を後にするのだが、風邪気味な以上自分から話し掛けることは出来ず時間は流れ今日という日は終わろうとしていて)
(貰った菓子を丁寧に握りしめてその場を後にして。
授業が全て終わると、友人たちに一緒に帰らないかと誘われたため、その勧誘に頷けば歩き出して)
…そろそろ帰ろうかな。
(放課後になるといつもの友人達と寄り道でも、と街へ繰り出す。さりげなく帰り際の彼の姿を視界の隅に映し、しかし用が無ければさよならの一言も掛けられないまま___
翌朝、飴のおかげか風邪もすっかり良くなり足取り軽く登校していて。見知っている顔でもあれば一緒に行こうかと辺りを軽く見渡しながら歩き)
おはよう!佐久間くん。
(学校に向かっていれば、染まっている髪に着崩した制服、長身の人物を目にして。辺りを見渡すその人物の顔をふと見れば、クラスメイトだと分かり。近づいて行って声を掛けて)
…はよ。
(声だけで誰かはよく分かり、跳ねる心臓を感じながら相手の方へ向くと照れ隠しにごく短く挨拶を返し。一緒に登校は嬉しいのだが、素直になれず顔は直視できないまま会話を続けようとして)
風邪治ったわ。もう移さねェから安心しろや。
治って良かったね。
(風邪が治ったと言う返答に、良かったと頷き。そのまま相手の横に並んで歩いていれば、突然話を切り出して)
そういえば、佐久間くんは何の部活に入ってたっけ?
…元々はバスケ。成績悪ィんで部活停止になってからはずっとサボりな。
(赤点続きゆえの結果にも悪びれる様子なくあっさりと答えると、隣を歩くいかにも品行方正な相手の姿はあまりに自分と正反対でくすりと笑い)
堀谷、部活は?
俺は弓道部。
(笑みを浮かべる相手を不思議に思いつつも、質問に答えて。今度は目をきらきら輝かせて)
あのさ、バスケは身長伸びるってほんと?
弓道か。ぽいな…
(凛とした袴姿はきっと似合うだろうと容易に目に浮かび小さく頷いて。期待いっぱいに煌めく瞳と唐突な問いにはふと考え込み、自分より少し低く可愛らしい相手の背丈に目を留めると若干からかうような声で)
確かに俺は伸びたけどよ___何、身長欲しいのか?
欲しいよ。
後輩には身長越されて…バレー部とかバスケ部の女子には追いつかれて…何なら俺を越しちゃってる子もいるし!
(相手のからかうような口調に少しムッとするも、素直に答えて。身長を伸ばしたい理由を一通り述べると、10cmほど背が高い相手の顔を見れば冗談を言って)
卒業までには170越したいんだよなぁ。
だから佐久間くんさぁ、5センチくらい分けてよ。
(/いつもありがとうございます。この先はどのようなイベントを挟みましょうか?
〈例〉
器用な佐久間くんが調理実習等で活躍
(不器用な堀谷を手伝う)
堀谷に彼女ができた噂(もちろん嘘)
休日、堀谷が佐久間くんに偶然会う
などが思いつきましたが、もし、他に何か希望があれば教えていただければなと!)
へぇー……ま、1センチもやんねェけど。テメェが伸びたら、潰して俺より低くしてやンよ。こうやって…
(少し下にある相手の瞳と目を合わせ、見上げてくる姿が好きだからこそそのままで居てほしくて意地悪を。相手の頭に手を乗せると、ふざけて圧するように上から軽く押しつつぽつりと呟いて)
…ちっちぇー方が可愛いし。そのまま伸びんな。
( / こちらこそいつも可愛い堀谷くんをありがとうございます。イベントの案、どれもとても素敵です!贅沢なお願いですがいずれ全部叶えていけたら嬉しいです。
堀谷くんに彼女の噂、佐久間の嫉妬から関係が進展しそうで良いですね。勘違いからいつものぬるいちょっかいではなく、冷たくあしらってしまったり…。ひとまず今回はせっかく登校したので調理実習でもいかがでしょう。それで仲が近付いた…とうきうきの佐久間に彼女の噂が耳に入ると良い感じに落差でショックを受けてくれるかなと!
あとは良ければ今回の登校で、服装指導から逃げるなどの理由で校門ダッシュに堀谷くんも巻き込みたいなと思っております!
毎度長々と失礼いたしました。今後ともよろしくお願いします)
…やっやめろよ、もう!
今より小さくなったらどうすんだよ!
(可愛いなんて言われて喜ぶ男はいません、とわざとらしく言うとそっぽを向いて。
ふと調理実習のことを思い出し、それを話題にして)
そういえばさ、今日の調理実習でカレー作るけど、佐久間くんは作ったことある?
(/承知しました!
では、佐久間くん背後様のご希望に沿って、今の場面から校門ダッシュと調理実習に繋げて、それらのあとに他のイベントを挟みましょう。
佐久間くんのテンションの落差が楽しみです…!)
そういや今日だったな。__ふ、俺こう見えて料理得意なんだわ。カレーぐらい余裕。
(からかいにむくれた相手の反応に満足して、口元を緩ませたまま手を下ろし。問いかけにはふんと鼻を鳴らして得意げに言ってのけ、今日この後の調理実習へ想像を巡らせると思い付いたようにあわよくば狙いで提案して)
テメェこそ、料理得意なのかよ?あー…実習の班、一緒に組むってんなら助けてやるけど。
( / ありがとうございます!適宜場面転換しつつ沢山イベントを楽しんでいきましょう。佐久間の落ち込みとちょっぴり冷たい対応にまた二人の関係性が動くかもと楽しみです!今後もまた何かございましたらいつでもお声掛け下さい!/蹴可)
へぇ…料理得意なんだ。俺、実は作ったことなくて…。
お願い!一緒に班組んで!
(良家の子息ということもあってか、家の手伝いなどを頼まれたことが無く。相手から料理が得意というのを聞いて、両手を合わせて懇願して)
カレー作ったこともねぇって、お前…どんなお坊ちゃんだ…。
……良いけどよ。ビシバシ教えてやるわ。
(ごく庶民的な家の出身である己にとっては馴染みのない話に眉を寄せて驚きを示すも、頼られるのは気分が良く満更でもなさそうに快諾し。そろそろ学校が見えてくるのだが、正門には天敵である生徒指導の教師が待ち受けていることを思い出しはっとして)
やべ、今日服装指導だっけか?
ありがとう!よろしく。
(表情を明るくすると、自分の願いを快く受けてくれた相手に礼を言って。そのまま並んで歩いていれば、突然、服装指導のことでうろたえる相手を見ると苦笑いをして)
そうっぽいね。…大丈夫?
大丈夫…にすんだよ、ほら。テメェも付き合え。
(呼び止められれば朝っぱらから説教を食らうはめになるだろう。しかし慣れているのかあまり焦る様子もなく、悪戯に口角を上げると突然思い付いたように相手の手を取り、そのまま共に正門へ走り抜けて行こうとして楽しげに笑い)
走るぞ、堀谷!
え、俺も…?
(付き合えと手を掴まれたため、戸惑って。一瞬のことだったため、走り出そうとする相手の手を振り払うこともできず、されるがままで)
強行突破する気!?
そ。任せろ、捕まったことねぇし__
(校則違反もない相手は走る必要など無いのだろうが、手を引いたのはただの戯れ。幸い足の速さには自信があり、教師が声を掛ける間もなくへらへらと笑いつつ正門を駆け抜けてしまうと、相手の走る速度を気にかけて向き直り)
ほら、セーフ。…っと、大丈夫か?
(強行突破だと言ってそのまま走り出す相手に身を任せるようにして、自分の足も動かす。そもそも何で俺が巻き込まれたんだろう、と考えていれば、あっという間に教師の前を通り過ぎていて)
はぁっ、はぁ……びっくりした。佐久間くんは服装指導のとき、いつもこんな感じなの?
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