協会の者 2021-08-06 07:54:55 |
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>50 雛山美緒 さん
「召喚ってのをされてさ…俺はセイバーなんだって。」
セイバーってなんだろな。なんかの役職?と、セイバーは笑いながら言った。これを味方に言うのならいいのだが、相手は敵陣営のマスターである。だが、セイバーは相手が敵だとは気付いていなかった。
セイバーは紫垣家当主にあまり好かれてはいなかった。理由は単純に、"使えないサーヴァント"だからである。魔力が無い。宝具も使えない。スキルも使えない物ばかり。セイバーは、召喚されてすぐに、味方陣営の皆から落ちこぼれ認定されたのだ。
「マスター?っていう人から、偵察してこいって言われてさ。任務がてら街を見ようかなって色々見てたんだ。」
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