一見さん 2021-08-03 18:50:52 |
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……やっぱり眠かったんだな。待たせてごめん、もっとオレが早く来られたら。──いやいや、オレの話はいいんだって!ミクリオ、眠いのなら寝ないと。…このままだと妙に変なスイッチが入ったオレが暴走しかねない。(絡んだ視線に眉を下げ、相手に言い聞かせるようにしながら一つ咳払いを。)
──スレイの匂いは良いな、とても落ち着く。(すん、と肩口に鼻を寄せ。)今日もう会えないと思っていたから君が来てくれて嬉しかったよ。ありがとう。…大好きだよ、スレイ。(頬に口付けをするとゆっくり離れ。)
頭が緩い内容になっているのは気にしないでくれ。眠気があるとどうしても判断力が低下して…、君に嫌われないといいんだが。本格的にそうなる前に眠る事にするよ。返事はしなくて良いから、スレイも寝てくれ。それじゃあ、おやすみ。(うと、)
……絶対に寝惚けてる、かわいい。(こそばゆい感覚に口を噤み、興味深そうにじっと見つめては薄く頬を赤らめ小さく独り言を。)
──落ち着いてから、とかじゃなくて帰り道の時点で顔を出せば良かったんだろうなぁ。お前をずっと待たせちゃったってのが苦痛でしかないよ。…今度からはそうしよう。(遣る瀬無い表情を浮かべ、溜息を。)
…実はさ、赤い日の前日、来月は半分くらい休みを入れられたんだ。少しでもミクリオと長く一緒に過ごす時間を増やしたい…って思っちゃうオレは本当に欲張りな人間なんだよ。どうしようもないくらいにお前が好き。もっと甘えて欲しいし、何でもしてあげたい。…って、実際にやれることは少ないんだけど。でも、悲しませることだけは絶対にしないって約束する。──…嫌いになるどころか、この1週間で“好き”が何倍にも膨れ上がったよ。ただでさえ好きで好きで堪らないのに…もう一瞬たりとも離れたくない、何なら縛り付けたいくらいにミクリオが好き。それくらいにお前のことを心から愛してるんだ、甘く見ないでよ。(ふい、)
…今日の午後、いつでも来られるって言ってたよな。今日こそは絶対に来るから、今度はちゃんとミクリオと距離を縮めて話したい。ミクリオの時間を貰いたい、オレの時間も全部あげるから。───…うわ、いい加減に早くオレも寝なくちゃ。これは“全て”独り言だから絶対に返さないでよ、兎に角早くお前に会いたいんだから。…ミクリオ、良い夢みてるといいな。ってことでおやすみ。今日も明日も…ずっと愛してるよ。(眠る相手の唇に触れるだけの口付けを。)
おはよう。…いつも僕が先に寝てしまうから、今の内に君の寝顔を眺めておこう。(前髪をすくようにして分け、形良いその額に柔く唇を押し当て。)
強く言われると逆に返したくなるな…。(そわ、)スレイ、昨日の事なんだが…僕が好きで待っていただけだから気に病まないでくれ。君のせいじゃない。──…君が生きているだけで満足するべきなのに、此処の所ずっと君を…何だろう、上手く言い表せられないな。でも、その言葉が聞けて安心したよ。僕もスレイが好きで堪らなくて、顔を見ると愛しさが溢れてキスがしたくなってくる。…本当に、君を愛しているんだ。これからも大切にしていきたい。(瞼にも口付けを落とせばゆっくり微笑浮かべ。)
返事は要らないよ。ゆっくり身体を休めて、昨日の疲れを癒してくれ。──それじゃあ、午後にまた。(薄い緑青の衣装に身を包み、去り際に手をひらりと振って。)
……オレって本当に幸せ者だなぁ、好きな人にこんなにも想ってもらえるなんてさ。生きているだけで満足、だなんて随分と欲がないんだな、ミクリオは。(けらり、)オレとしてはもっと求めてもらいたいんだけどね───…さて、と。やらなきゃならないことは全部終わったし、今日はオレがミクリオのことを待ってるよ。(近くのソファーに腰を下ろしゆったりと、静かに双眸を閉じて。)
!、──君はいつも、僕が欲しいと思っていた言葉をくれるんだな。あんなに悩んでいたのが可笑しく感じてきたよ。…待っていてくれてありがとう、スレイ。(大きく見張った後にゆるりと相好崩し、後ろから首元に腕を回してそっと抱き締め。)
───っと…驚いた、うとうとしてたよ。…ミクリオ、オレはお前のことがもっと欲しいと思ってる。これだけ貰っても足りないんだ、欲張りだから。(相手の存在にぱちりと瞠り真上を向いて視線を絡ませ、目を細めれば柔らかな唇に口付けを。)
…っ、欲が深いのは僕の方さ。口では生きているだけでと言ったが、本当にはもっと──…スレイに、傍に居てほしいと思っている。…君の時間が欲しいんだ。(唇に柔らかな感触が当たれば頬を上気させ視線を彷徨わせるが、僅かに腕の力を込めれば肩口に顔をうずめ。)
……ミクリオ、大丈夫。オレはいつだって、離れていてもお前の心の隣に居るよ。時間も、オレの心も全部持っていってよ。(片腕を伸ばし髪をわしゃりと撫で、うずめる顔に頬擦りを。)
…もう知ってると思うが、僕は執着深い方なんだ。一度手にしたら返してやれない。──それでも、良いのかい?(相手の行動がとても愛おしく感じ、ふっと表情和らげれば視線を合わせ。)
──そんなの今更、それにオレもミクリオと同じだと思うから。…いや、きっとオレの方が重いよ。今だってお前を待つこの時間が何倍にも長く感じて、近くに居るのに遠く感じるんだ。(重なった菫色を見据え、両膝に手をついて立ち上がれば相手の元へと歩み寄り。求めるように片手を伸ばしそっと頬に添えて。)
っふふ、それなら早く返さないといけないな。──ありがとう、ようやく憂い事が晴れたよ。…僕も心と時間をスレイにあげるよ。言っておくが、返品不可能だからな。(何処か晴々とした表情で翡翠色を眺めれば頬に触れる手を取り、ちゅっと音を立てて掌に口付けを。)
こんなにも価値のある希少な品を誰が返品するかって。…ミクリオはさ、わかってないんだよ───オレがどれだけお前を好きなのか、ってこと。自分でも怖いくらいなんだ。(口を尖らせむすりと、直ぐに表情を柔和なものへと変化させつつ親指の腹を下唇をゆっくりと沿わせ、直後に顔を近付け指の動きと同様に唇へと舌を這わせれば悪戯な笑みを。)
……んん、読み返すと文脈がおかしくてつらい。これ何とかならないかな、恥ずかしくて爆発しそう。連投せざるを得なかった、ごめん。(ぐぬぬ、/蹴推奨。)
あまり認めたくなかったが、もしかせずとも僕は鈍感…だったのか?すまないスレ、イ──っん、ま、待ってくれ。…まともに君の顔が見れなくなる。(ふしぶし感じていた事を怖々声に出して謝罪しようと其方に目を向け。生暖かく湿ったものの正体を理解すれば一気に身体が火照り、なまめかしい相手の姿に思わず視線を逸らし。)
もしかしなくても鈍感を通り越してるよ、謝られると余計に不愉快なんだけど──だめ、待たない。ミクリオ、こっち向いて…ちゃんとオレを見て。(逸らされた視線にむっとした様子で、両肩を掴み強引に勢いよく壁際まで追い詰めて。両頬に手を添え此方を見るように強めの口調で伝えれば有無を言わせないまま唇同士を重ね合わせ、食すように動かし。)
う、初めの頃は目を見れば大抵の事は分かったんだが…。深く捉えなかったのがいけなかっ、ぁ、んん…──ふ、っ…す、れい、(相手からも言われたならば認めざるを得なくなり、ようやく反省点を見付け出せたかと思えば壁に背を着き。思考の海に沈むあまり状況判断と対処が遅れ、息継ぎが欲しくて胸元を軽く叩き。)
……っ、は、…もう簡単に見抜かれる程の軽い気持ちじゃないってこと。ミクリオがいけないんだよ、オレをこんなにさせたんだから──ねぇ、ミクリオ覚えてる?…“これ”、以前にお前が飲んだやつ。(ちゅっ、と音を立てながら唇を離しては陶酔して湿った瞳を伏せ、揺蕩う情欲に歯止めが掛からず苦しさから表情を歪め半歩程退いて。徐に自分の腰へ手を伸ばし偽の回復薬を手の平に、伏せた瞳を持ち上げて。)
…だめだ、いつものことだけどまた変なスイッチ入っちゃった。ミクリオ、その…嫌だったら遠慮なく拒んで。(んん、/蹴推奨。)
はっ、は、ぁ……それは、偽物のエリクシールじゃないか。滋養強壮薬で、しかも依存性のある…。スレイ、君が飲むのかい?(肺に酸素を取り込み呼吸を整えつつ掌に乗せられた紺碧の液体は妖しく揺れ動き、一瞥してから再び翡翠色に視線を向け。この場に存在する疑問より先に相手の身を案じて。)
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