ヌシ 2021-08-01 19:31:03 |
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【 三上 結菜 】
全然重くないよ。
(彼の呟いた言葉に気付いていないのか何処か上機嫌な様子で。リビングに食器を持っていく最中、彼から重くないかと尋ねられるが全然重たくなく、首を横に振ると上記を述べて。彼は男の子なので心配は不必要かもしれないが彼の方を見て小首を傾げると「千冬くんは重くない?重かったら何枚か持つけど…。」と述べて)
【 佐野 万次郎 】
いーよ、美玖は悪くないんだし。
(申し訳なさそうに彼女は謝るが彼女は何一つ悪くない。彼女が気にしないようにと思うと彼女の頭を優しく撫でながら上記を述べて。彼女がスプーンで掬ったアイスを口元に持ってきてくれるとパクッと食べ、バニラも美味しかった為満面の笑みを浮かべながら「うまっ!」とアイスの感想を述べ。次は自分のチョコアイスを一口掬うと彼女の口元に近付け、「チョコもうめぇから食べてみて。」と言って)
【 松野 千冬 】
重くねえよ。つか、それ女が言う台詞じゃねえし。
(階段を降りる前に彼女に何枚か持つか、と尋ねられるとまたズッコケて。自分はそんなにひ弱に見えるのだろうかと少し悲しくなり、もっと鍛えようと心の中で決意して。取り敢えずこの程度の量は全く問題ないので首を横に振りながら上記を述べて。階段を降りリビングの扉を開けると飛んできた母親が『なんで結菜ちゃんに持たせてるの!?ごめんね、結菜ちゃん!」と言いながら慌てて彼女から皿を取って。)
【 上原 美玖 】
…好き。
(自分は悪くないと励ましては頭を優しく撫でてくれる彼に本当に優しいな、と改めて感じると腰に腕を回しぎゅっと抱き着いて。バニラ味を口にして美味いと満面の笑みを浮かべる彼にきゅんとし、顔を背け口元を押さえながら可愛い…!と密かに悶えて。チョコ味を差し出して貰えると嬉しそうに口に含めば目を輝かせ親指を立て「チョコも最高!ここのお店のアイス美味しいね。」と微笑みながら話して。)
【 三上 結菜 】
えー、そうかな?でも、千冬くんも男の子だもんね。ちょっと心配し過ぎたかも。
(女の言う台詞じゃないと言われると小首を傾げながらそうかなと呟き。だが、女からして重いものでも彼は男なので軽々と持てるだろう。少し申し訳なくなると眉毛を下げて笑みを浮かべながら少し心配し過ぎたかもと述べ。彼の母がこちらに来ると少し驚きつつも謝られると直ぐに首を横に振り、「私がしたくて運んだんで全然大丈夫です!…あの、昨日はお皿洗いありがとうございました。今日は私がやってもいいですか?」と軽くお辞儀しながら皿洗いの礼を述べてから小首を傾げては控えめに尋ね)
【 佐野 万次郎 】
俺も好き。
(抱き締めて好きと言う彼女の行動にキュンっとし、自分も抱きしめ返すと髪にキスをして。本当ならば我慢すべきなのだが、彼女の可愛らしい行動に我慢できず。彼女の耳元に顔を近付けると「見えねぇようにするから長めのチューしてもいい?」と尋ね。目を輝かせて親指を立てる彼女を見つめるとクスッと笑い、微笑みながら美味しいと言う彼女に同調するように頷き、「だな、次はエマとケンチンも連れて4人で行こ。美玖とデートの時でも俺は行きたいけど。」と4人でも彼女と2人きりでも自分は嬉しいのでそう述べて)
【 松野 千冬 】
結菜の方が心配なんだけど…腕も細えし簡単に折れちまいそう。
(周りの男子に比べたら確かに自分は小柄な方かもしれないので更にもっと鍛えようと俄然やる気が出て。問題は彼女で、華奢なので少しでも力を入れたら折れてしまうんじゃないかと思うレベルなので「もっと食った方がいいよ。」と謎のアドバイスをして。礼儀正しい彼女に感動している様子の母親に小さく溜息を溢し『結菜ちゃん本当に良い子…!じゃあ、お願いしようかな?千冬も手伝いなさいよ。』と言われたので適当に返事をしながら食器を流しに置いて。)
【 上原 美玖 】
!…マイキーのちゅー変になるから、やだ。
(抱き締め返されると彼の匂いに幸せそうに目を瞑り、 耳元で尋ねられると僅かに肩を跳ね上がらせ、かぁぁぁと顔を赤らめれば彼のキスは蕩けてしまうのでこんな所では駄目だと首を横に振って。彼からの提案に嬉しそうに何度も頷いては「だね!4人でも2人でも出かけたい。」と話し、少ししてからアイスを完食すればご馳走さまでした、と満足そうに手を合わせて。)
【 三上 結菜 】
そ、そう?ちょっと太った方が良いのかな…?
(簡単に折れそうだと聞くと初めて言われたので驚いたような表情を浮かべ。やはり多少肉付きがいい体型の方が良いのかと悩むと彼に聞こうと思うとチラッと彼を見ると控えめに尋ね。お願いしようかな、と彼の母から聞くとぱぁぁっと表情を明るくし礼を言うと早速台所に行き、彼にあまり負担はかけたくないので「私がお皿洗ってくから洗ったお皿拭いていってもらってもいいかな?」と尋ねてみて)
【 佐野 万次郎 】
えー…じゃあ、次の泊まりまでお預け?
(良いよと言ってくれると思っていたからか嫌だと言われるとあからさまにシュンっとした様子で。彼女の顔を覗き込むと次の泊まりまで長いキスはお預けかと尋ね。4人でも2人でも出かけたいと聞くとコクコクと頷き、「じゃあ今度ケンチンとエマ誘ってどっか行くか!」と提案し。自身もアイスを食べ終えるとご馳走様と挨拶し、「どうする?エマ達のとこ戻る?」と尋ねて)
【 松野 千冬 】
んー…今のままでいいんだけど倒れねえか心配。
(彼女が理想なので太ってほしい等は全く思っていないのだが、倒れたりしないか少し心配なようでそんなことを口にして。彼女の頼み事に勿論と言わんばかりに頷くと隣に立ち、布巾を手にして皿が回ってくるのを待っていると母親が嬉しそうな声色で『結菜ちゃんは絶対良いお嫁さんになるわね。千冬のこと貰ってやってね。』と言い出したので思わず吹き出して。)
【 上原 美玖 】
……今日はこれで我慢して、ね?
(あからさまに落ち込んでしまった彼を見ては申し訳ない気持ちで一杯になり、何かを少し考えた後、彼の首に腕を回し少し背伸びをすれば唇に軽く口付け、何処か恥ずかしそうに上記を述べて。4人で出かけられることに目を輝かせながら大きく頷き、彼の妹の元に戻るかと尋ねられると「そうだね!エマちゃんに心配かけちゃったから謝らないと…。」と別れた直後の彼女の不安な表情が忘れられず眉を下げて。)
【 三上 結菜 】
心配性だなぁ。大丈夫だよ!今まで倒れたことないもん!だから安心して、ね?
(倒れないか心配だと言われるとキョトンっとするが実際倒れた事は無く、小さく吹き出すと大丈夫だと伝え。心配性の彼を安心させようと思うと、だから安心して欲しいと微笑みながら述べて。お皿を洗っていき、彼に渡そうとすると彼の母からの言葉に頬を段々赤くして。彼の母から言われるのは恥ずかしいが、彼とは将来結婚したいのでコクコク頷くと「は、はい!千冬くんと結婚したいので…。」と控えめだがなかなか大胆な事を述べ)
【 佐野 万次郎 】
…ん、分かった。今日は我慢する。けど、泊まりの時いっぱいちゅーするから。
(首に腕を回されると何をされるのだろうかと彼女を見ていると、彼女からキスをされ。今日はこれで我慢してと言われると本当はキスしたいが嫌われたくないので素直に頷くと我慢すると約束し。その後、何処か雄の目をして彼女を見つめると次の泊まりの日に沢山キスすると述べ。眉を下げながら謝らないと、と述べる彼女だが自分が先程見た光景は彼女はエマを守って男について行ったように見えた。なので彼女が悪い所は無く、小さく笑みを浮かべると「エマ守ってあいつについて行ったんだろ?エマなら分かってくれるよ。」と彼女を安心させるように述べて)
【 松野 千冬 】
ならいいけど…。
(微笑みながら安心して、と言う姿すら可愛らしく我ながらベタ惚れだよな、なんて思いながら小さく頷いて。彼女が居るからか普段よりよく喋る母親に呆れていると彼女の口から大胆な言葉が出てきたので再び吹き出し、顔を赤らめながらそちらに顔を向ければ動揺しながら何か返さないと…と口を開いた瞬間『嬉しい!結菜ちゃんのウエディングドレス姿楽しみ。』と母親が目を輝かせながら自分のことのように喜んでいるので苦笑いを浮かべて。)
【 上原 美玖 】
そ、そんな目で見ないで……!
(雄の目をしながら話す彼の言葉にこれでもかと言うほど顔が真っ赤っかになってしまい、恥ずかしさでバッと顔を背けると目に付いたのは先程買った下着の紙袋で。何を買ったかバレる!と今更過ぎるが慌てて背中に隠して。確かに彼の妹ならちゃんと分かってくれるだろうと自分でも思うのでコクコクと頷き、顔を上げると小さく笑みを浮かべながら「ありがとう。ドラケンさんにもお礼言わなきゃ。」と彼の妹の側に居てくれていることに心の底から感謝しており。)
【 三上 結菜 】
私もウエディングドレスが着れるの楽しみです。
(彼の母が自分の事のように喜ぶ姿を見ると何だか嬉しくなり、自分もウエディングドレスが着れるのが今から楽しみで、照れくさそうに笑うと上記を述べて。勿論、彼のタキシード姿が見れるのも楽しみに思っており、彼の方を見て小さく笑みを浮かべると「勿論、千冬くんのタキシード姿を見るのも楽しみです。絶対かっこいいんだろうな…。」と話をして)
【 佐野 万次郎 】
えー……って、何隠したの?
(そんな目で見ないでと言われると加虐心が湧き、少しニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべながら彼女を見つめていると彼女が何かを背中に隠し。それが何か分からず、気になると小首を傾げながら尋ね。彼女の言葉に自分も後でお礼を言わなくては、と思うとコクっと頷いて。無邪気な笑みを浮かべると「一緒にお礼言うか。…っし、じゃあ行こ!」と言って手を握ろうと片手を彼女の方に出して)
【 松野 千冬 】
マジで喋りすぎだっつーの!買い物行くならさっさと行け!
(皿を拭きながらつい彼女のウエディングドレス姿を想像してしまうと思わず口元が緩んでしまい。その表情を見逃さなかった母親がニヤニヤ笑いながら『千冬ったら結菜ちゃんのドレス姿想像してニヤついちゃって!』と先程から要らぬ発言ばかりするので我慢の限界で、見ていたであろうチラシと買い物バッグを押し付けるとリビングから追い出して。一息吐いた後、自分のタキシード姿の話をされると全く想像出来ないので後頭部を掻きながら「ぜってえ似合わねえじゃん。特攻服着てるような奴だぜ?」と苦笑いを浮かべながら話して。)
【 上原 美玖 】
!…えと、お父さんの…ぱ、パンツ。
(隠した物を尋ねられるとどうしよう、と目を泳がせてからハッと何かを閃けば顔を引き攣らせながら父親の下着だと微妙に掠っている物を答えて。差し出された手にぱぁぁぁと目を輝かせると嬉しそうにその手を取り優しく握っては彼を見上げながら「マイキーもここで買い物してたの?何か買った?」とまだ護衛をしてもらっていたことに気づいておらず気になっていたことを尋ねて。)
( / 遅くなってごめんなさい…!GWで仕事が忙しく……;;上げありがとうございます!また宜しくお願い致しますorz )
【 三上 結菜 】
特攻服着てようが関係ないよ!絶対似合う!
(彼の母の言葉に少し頬を赤く染めると彼が母親に買い物に行くように言って彼の母がリビングを出るとハッとし、「い、行ってらっしゃい!」と見送り。絶対似合わないと苦笑いを浮かべながら話す彼の言葉に直ぐ首を横に振ると絶対似合うと言い切り。皿を全部洗い終え、手を拭くと彼の元に行くと彼の両頬を両手で優しく包み込むと「顔も整ってるし、何着ても似合ってるから絶対タキシードも似合うよ。」と再度似合うという事を伝え)
【 佐野 万次郎 】
可愛い袋に入ってんのに?
(父親の下着だと聞くと中学生で父親のパンツを買うのかと疑問に思うも、真っ先に思い出したのは彼女が寄った店に男性の下着が売ってなさそうだった事。それを言ったら尾行していたのがバレるのでちらりと見える彼女の背中に隠された袋をじーっと見つめながら上記を述べて。嬉しそうに手を握る彼女の様子を微笑ましく見ているとここで買い物していたのかと尋ねられ。正直に言うと尾行していた事に引かれると思い、ニッと笑うと「そんな感じ。買いてぇの思い浮かばなかったからケンチンとぶらぶらしてたとこ!」と小さい嘘をつき)
( / いえいえ!全然大丈夫ですよ!お忙しい中ありがとうございます…!こちらこそまたよろしくお願いします!)
【 松野 千冬 】
…マジで褒めすぎなんだって。
(両手で頬を挟んでは自分を褒めてくれる彼女の言葉に目を真ん丸くさせ、何処か照れ臭いのか目線を逸らしながら褒めすぎだと呟いて。一度咳払いしてから最後の皿を拭き終え、彼女に体を向けるとぎゅうっと優しく抱き締めては「結菜もぜってえドレス似合う。世界一…いや、宇宙一可愛い。」と言ってから体を離せばニッと満面の笑みを見せて。)
【 上原 美玖 】
!わ、私のお父さんは可愛いお店で買うんだぁ。
(袋のパッケージのことを完全に忘れていたらしく此れでもかと言うほどに目を泳がせ、父親には申し訳ないと思いながらも苦笑いを浮かべながら上記を述べて。彼の言葉になるほど、と納得したようにうんうん頷き、ふと先の方に目を向けると先ほどの男がまた別の女の子をナンパしていたので溜息を溢し「マイキー、助けてあげて…?」と珍しくお願いして。)
【 三上 結菜 】
だって、本当の事だもん!
(褒めすぎだと言われるが自分は事実しか言っておらず。上記を述べた後に少し拗ねたように頬を膨らませ。こちらに身体を向けられると小首を傾げ、彼に優しく抱き締められ宇宙一可愛いと言われると言われ慣れていないからか頬を赤くし。照れくさそうに笑みを浮かべながら頬を人差し指で掻くと「ありがとう。千冬くんに言われるとやっぱり嬉しいな。」と述べ)
【 佐野 万次郎 】
めっちゃ目泳いでるけど。
(目を泳がせながら自分の父は可愛いお店で買うんだと話す彼女が可愛らしく笑いが込み上げてきそうになるも我慢し、彼女の頬をツンツンとしながら目が泳いでいる事を指摘し。彼女と歩いていると先程の男がナンパしているのに自分も気付き、眉間に皺を寄せていると彼女から助けてあげて欲しいと彼女からお願いされ、彼女の方を見て頭をぽんっと撫でると「分かった。美玖は危ねぇからここに居ろよ?」と述べて)
【 松野 千冬 】
疑ってるわけじゃねえから、さんきゅな。
(彼女がお世辞を言っているわけでないことは勿論分かっており、頬を膨らませる姿が何とも可愛らしく可笑そうに笑いながら優しく頭を撫でて。照れくさそうに礼を言われるとどう致しまして、と表情を緩め、皿も全て洗えたので時計を確認してから「っし、そろそろ行くか。お袋帰ってきたらまためんどくせえし。」とまた絡まれることを避けたいのかバイクの鍵を手にしながら声をかけて。)
【 上原 美玖 】
泳いでないもん。
(頬をツンツンしながら指摘する彼から目を逸らしながら泳いでないと言い張り、後ろ手でこっそりと紙袋のパッケージを裏側に向けて。自分も着いて行く気満々だったのでここに居ろよ、と言われると目を丸くさせ、自分も行くと言いたかったが、逆に邪魔になってしまうと思い素直に頷くも「余裕だと思うけど一応気をつけて…黒髪じゃないから大丈夫だと思うけど…。」と彼が危険な目に遭う基準が黒髪らしく心配そうに見つめて。)
【 三上 結菜 】
疑ってないならいいけど…。
(可笑しそうに笑う彼を見て更に拗ねた表情を浮かべるも疑っているわけじゃないと言われると、じとーっと彼を見つめながら上記を述べ。そろそろ行くか、と声をかけられ頷くも今自分は彼に借りたスウェット姿なのを思い出し。このまま帰ると父親がうるさいかもしれないと思うと「ご、ごめん。その前に着替えて来てもいい?」と一言謝ってから着替えて来てもいいか尋ね)
【 佐野 万次郎 】
めちゃくちゃ泳いでたのに。…まぁいっか。
(パッケージを裏側に向けたことには気づかず、泳いでいないと言い張られるとこれ以上いじるのは良くないと思い、彼女に嫌われたくないので上記を述べて。黒髪じゃないから大丈夫だと思う、と言われ首を傾げるも彼女を待たせないようにと思い、コクリと頷くと早速男の元に行き。最初は手を出さずに止めようと思ったが言う事は男は聞かず。1発殴り男を伸すとナンパされていた女子に礼を言われ、お礼がしたいと言われるが彼女が待っている事を伝え。彼女元に戻り、小さく笑みを浮かべると「ただいま。」と述べて)
【 松野 千冬 】
おう。ここで待ってるからゆっくり着替えてこいよ。
(着替えて来てもいいかと尋ねられると理由はすぐに分かり、納得したよう手を打てば苦笑いを浮かべながら親指で上を差して。自分なりの小さな気遣いで絶対に2階には上がらないと言う意思表示なのかソファに移動するとテレビを付け、携帯を片手にぼーっとよく分からない番組の画面を眺めて。)
【 上原 美玖 】
おかえり!助けてくれてありがとう。
(言われた通りその場で大人しく彼が戻ってくるのを待ち、少ししてから怪我もなく戻ってくる姿に小さく息を吐き出してから笑顔で上記を述べて。少し何かを考えてからよし、と声を漏らすと彼の手を掴み「ちょっとこっち来て。」と優しく手を引けば人気の少ない場所に連れて出して。)
【 三上 結菜 】
うん、ありがとう。
(ゆっくり着替えて来いと言われると笑みを浮かべながら礼を言い、彼の部屋に戻り。ワンピースに着替えると彼を待たせないようにしないと、と思うも、背中のファスナーが1人では上げるのが難しいからか閉まらず。何度かトライしてみるも上がらなかったのでリビングに戻り、彼の元に行くと「ご、ごめん…。背中のファスナー上げてもらってもいい…?」と頬を僅かに赤くさせながら尋ね)
【 佐野 万次郎 】
礼言われる程でもないって。
(笑顔で礼を言う彼女を見て可愛いなと思いつつ、自分は当然の事をしたまでなので首を横に振ってから彼女の頭をポンポン撫でながら上記を述べて。ちょっとこっち来てと彼女に優しく手を引かれると何かあったのだろうかと疑問に思うも、大人しくついて行き。人気の少ない場所に着くと小首を傾げながら「此処、人全然居ねぇけど…会いたくねぇ奴とか居たの?」と尋ねてみて)
【 松野 千冬 】
!?……わ、分かった。
(テレビがつまらなかったらしく携帯を触りながらコーラを飲んでいると彼女に声をかけられたので、振り返れば予想外の姿に思わず飲んでいたコーラを吹き出して。咽せたこともあり顔を真っ赤に染め上げれば頼まれたことに目を泳がせるも、困っているようなので断れる筈もなく一息吐いてからコクリと頷き。彼女の背後に回り恐る恐るファスナーに手をかけると視界に白い肌が映り、こんなん生殺しだろ!と首をブンブン横に振るが、自分も男なので好きな相手に少しでも触れたいと思う気持ちはきっと普通のことで。生唾を飲み込んでは人差し指でツーと肌に触れてしまい。)
【 上原 美玖 】
…わざと人の居ない所に来たの。お礼したくて。
(彼に頭を撫でられることが大好きなので幸せそうに表情を緩めて。人気のない場所に移動し何度も深呼吸を繰り返していると不思議そうに尋ねてくる彼。行くぞ、と言わんばかりの顔を上げると少し背伸びし彼の首に腕を回すと唇を重ねて。何時もならすぐに離れるのだが、これは長いキスを求めていた先程の彼へのお礼なので何度も角度を変えながら長めの口付けをし、暫くしてからゆっくりと唇を離すと真っ赤な顔で見つめながら「女の子助けてくれたお礼…と、ちょっとやきもち妬いた、から。」と最後に小さく本音も漏らして。)
【 三上 結菜 】
ご、ごめん!飲み物飲んでる時に変なお願いして!
(彼がコーラを吹き出してしまうとタイミングを間違えてしまったと思い、慌てて頭を下げて謝り。断られるかと思ったが、自分の頼み事を聞いてもらうとまだ恥ずかしそうにしながらも「ありがとう。」と礼を言い。彼が背後に回りファスナーを上げられるのを待っていると、彼に肌をツーっと撫でられ、「ひゃっ!…ど、どうしたの…?」と自分から発せられた声に耳まで顔を真っ赤にしながらも彼の方をちらっと見るとどうかしたのかと尋ねて)
【 佐野 万次郎 】
やきもち妬いたの?可愛い。
(礼をしたくてわざと人の居ない所に来たと聞き、礼?と聞こうとしたところで彼女に首に腕を回されて彼女からキスをされ。彼女から何度か角度を変えられるキスに驚いた表情を浮かべ僅かに頬を赤らめるも、悪くないな、なんて思い目を瞑り。唇が離れ、彼女が真っ赤な表情を浮かべながらやきもち妬いたと話すと彼女の可愛らしい表情と言動に思わず吹き出してしまい、笑いを堪えるように肩を震わせながら上記を述べて。だが、彼女のやきもちとキスは嬉しいので「でも、やきもち妬いてくれたのとキスしてくれたのは嬉しい。…俺も長いキスしていい?」と彼女の頬を撫でながら尋ね)
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