ヌシ 2021-08-01 19:31:03 |
通報 |
【 三上 結菜 】
だ、大丈夫?あ、頭に当たったとかじゃないよね?
(無邪気に笑う彼を見ると何だか照れくさく、頬を指で掻きながら自分も笑い。自分の弁当をすごいと褒められるとは思わず驚くも、褒められた事が嬉しくて自然と笑みを浮かべるとお礼を述べ。急に抱き締められると突然の事に頬を真っ赤にし、心臓の音が煩くなる。と、同時に何かがぶつかる鈍い音と彼の声が聞こえてコロコロ転がる野球ボールが視界に入ると彼に当たったのだろうと頭が判断し、段々血の気が引いていく。彼の何処に当たったのか分からず、もし頭だったらどうしようと考えると抱き締められてる状況を忘れて慌てた声色で尋ねて)
【 佐野 万次郎 】
別に気にしてねぇよ。何か事情あったんだろ?
(振り返った彼女の少し泣きそうな表情を見ると驚き、もしかして彼女を怖がらせてしまったかと考えるが彼女から嘘を吐いていたと聞くと目を見開き。前の彼女を思い返すと確かに何かを誤魔化すような仕草が何度かあったな…と思い出し。だが、きっと彼女にも何か事情があったのだろう。それに自分が傷つくような嘘は吐かれていない。通りすがりの人達が彼女を見ているのに気付くと彼女の泣きそうな表情を見られないように片手で彼女を抱き寄せて頭をポンッと撫でると気にしていない事を伝え。嘘をついた理由が無くても怒ったり交流をしないようにしようという気持ちもない。優しい声色で「事情無くても嘘吐かれたからって怒ったりしねぇし、これから仲良くしねぇとかも絶対しねぇ。」と彼女を安心させるように伝え)
【 松野 千冬 】
大丈夫。三上は?当たってねえか?
(当たったのは背中な上に軟式ボールだったので問題はなく、心配させまいと手をヒラヒラさせながら大丈夫だと言って。一応庇ったつもりだったが、もしかしたら彼女に当たってしまった可能性も0ではないので大丈夫かと確認して。そこで漸く自分が彼女を抱き締めていることに気づけば僅かに頬を染め上げ「っわ!悪ぃ!」と慌てて離すと珍しく動揺しており頭を掻いて。こんな所クラスの連中に見られたら…!と扉の方に顔を向けるが人の気配はなかったので良かった、と肩を竦め溜息を溢して。)
【 上原 美玖 】
…っ、うん。
(事情があったのだろう、と言われるとコクコクと何度も頷き、ごめんね、とポツリと謝罪の言葉を述べて。周りの目を気にして隠してくれているのだと分かってはいるものの、片手で抱き寄せられると鼓動が速くなってしまい、ポンッと頭を撫でられ優しい声色で優しい言葉をかけられると目に涙が浮かび上がり、きゅっと彼の服の裾を緩く掴むと「…本当に優しい人なんだね。ほんとに東卍の総長……?」とこの間初めて話した時からずっと優しい彼が本当に東卍のトップなのか信じられなくなって。)
【 三上 結菜 】
当たってないよ。…庇ってくれてありがとう。
(大丈夫だと聞くとホッとし、安心してか涙が薄ら滲み。泣きそうになっているのを彼に見られないように俯いて。当たってないかと尋ねられると首を横に振り当たってない事を伝えると庇ってくれた事にお礼を伝え。彼が謝り、離れると抱き締められていた事を思い出し、段々と頬を赤くさせ。彼が気にしないようにと首を横にブンブンと振り、「だ、大丈夫!ぜ、全然気にしてないから!」と慌てて見え見えな嘘をついて。先程の事を思い出すと彼が居る反対の方を向き、彼と気まずくならないように話題は何か無いかと考えて)
【 佐野 万次郎 】
だって、もうダチみたいなもんじゃん。俺ら。
(彼女の口から謝罪の言葉を聞くと、謝らなくてもいいと思っているのでニコッと笑みを浮かべながら「謝らなくてもいいよ。怒ってないから。」と伝え。本当に優しい人なんだね、と聞くと少し目を見開き。自分にとっての敵であれば優しくなんてしないが、彼女は自分にとってはもう友人みたいなもので。異性の友人であっても泣きそうな顔を見て抱き締めはしないよな…と思いながらも彼女にそう伝えて。本当に総長なのかと聞けばどうやら信じていないな、と思い。集会に連れて行けば信じてもらえるか、と思いつくと「東卍の集会来たら信じてくれる?」と尋ね)
【 松野 千冬 】
良かった。…って泣いてねえよな?マジで大丈夫だからな?
(当たってない、と聞けばかなり安心したようにはあ、と息を吐き出し、ふと、彼女に目を向けると俯いていたのでもしかして安心して泣いてる?と勘づくと少しオロオロしながら自分は大丈夫だと言い聞かせて。全然気にしないと言ってくれるのは有り難いが真っ赤な顔でそう言われては此方まで更に赤くなってしまい、このままじゃダメだ、何か話題はないか、と考えると先程のクッキーを思い出し「あ、あのクッキーの礼してえんだけど、なんか欲しいモンある?」と後で聞こうと思っていたことを聞いて。)
【 上原 美玖 】
…ほんと?私と友達になってくれるの?
(ダチみたいなもんじゃん、と言われると僅かに目を輝かせ、ただの顔見知り程度の仲だと思っていたのでとても嬉しく表情を緩ませて。彼はなんだかお兄ちゃんみたいで安心するな、と心を許していると東卍の集会の話を持ち出され、ばっと顔を上げると顔をブンブン横に振り「い、行かなくても信じる!マイキーさんの特攻服姿見たことあるから。」と焦ったように何度か特攻服の彼を見かけたことがあることを伝えて。)
【 三上 結菜 】
な、泣いてないよ。
(大丈夫だと聞くと彼の言葉は信じているし、ボールもよく見たら軟式ボールだ。頭じゃなくても怪我していたら…と考えると責任を感じてしまった為、ホッとし。泣いていると言えば困らせるので俯いたまま首を横に振り泣いてないと言い張り。反対方向を向いて頬の赤みを引かせようとしているとクッキーの礼に欲しいものはあるかと彼から尋ねられる。自分もあれは助けてもらった礼だったので彼の方を向いては首を横に振り、「私もあれはお礼のクッキーだったから欲しいの無いよ。」と述べ)
【 佐野 万次郎 】
うん、美玖と一緒に居て楽しいし。
(目を輝かせて嬉しそうに笑みを浮かべる彼女を見るとこちらも自然と笑みを浮かべて。彼女と話したのはこれで2回目だが、初めて話した時から一緒に居て楽しいと思っており、この先も会って何処か出かけたり話したりと友人がするような事を色々したい。その事を彼女にも伝え。行かなくても信じる、特攻服を来た姿を見た事ある聞くと嬉しい反面、少し残念だなと思い。残念そうな表情を浮かべると「そっか、残念。かっこいい俺を見て欲しかったのにな。」と根には持っていないものの、以前可愛いと言われた事を言っているのかかっこいいを強調して少し拗ねた声色で呟いて)
【 松野 千冬 】
…大丈夫だって。まず不良に怪我の心配なんてすんな。
(泣いてないと否定する彼女を見ればそれは泣いてる奴の反応なんだよなぁ、と思えば頭に手を伸ばしポンポンと優しく数回撫でて、苦笑いを浮かべながら不良の自分は怪我なんて慣れっこだと告げて。お礼は要らないと拒否されてしまえば意外と頑固なところがあるのか?と思いながら此方も譲れず「お礼のお礼だっての。クッキーの礼させろ。」と無茶苦茶なことを言えばニッと笑い、物じゃなくてもいいし、と付け足して。)
【 上原 美玖 】
私もマイキーさんと一緒に居たら楽しい。
(彼と違って自分はただの一般人なので一緒に居て何が楽しいのだろう、と疑問を抱くが目の前の彼がお世辞を言っているようには見えないので嬉しそうな表情をしながらコクリと頷く。かっこいい自分を見てほしかった、と言う彼は何処か拗ねたように見える。ふと、この間の出来事を思い出せばポンッと手を叩き納得したような表情を浮かべると「もしかして拗ねてる?相変わらず可愛いね。」と顔を覗き込むとからかうように言えば悪戯っぽく笑って。)
【 三上 結菜 】
その…嫌じゃなかったらペケJに会ってみたい…かも。
(頭をポンポンと優しく撫でられると驚いて涙が止まり。不良の怪我の心配をするなと言われるが、前に見た痛々しい怪我の数々を思い出すとやはり心配してしまう。顔を上げて心配そうな表情を浮かべると「でも…」と言いかけるが、あまり心配し過ぎるのも良くないと思うと「…やっぱり何でもない。」と述べて言おうと思った言葉を言うのを止め。お礼のお礼だと言われると、彼はもしかして頑固なのかな…と思うが、そこまで言われると彼の言葉に甘えようと思い。物じゃなくてもいい、と聞くと少し考え込み。それならば一度彼の猫に会ってみたい。だが、話し始めて日が浅いのでもしかしたら嫌なお願いかもしれない。そう思うと目を逸らし笑みを浮かべながら遠慮がちにお願いをしてみて)
【 佐野 万次郎 】
拗ねてねぇ。…前も言ったけど、可愛いよりかっこいいって言われたいんだけど。
(一緒に居て楽しいと彼女に伝えた所、彼女も同じらしく。自分だけだったらどうしようかと考えていたからか彼女の言葉を聞くと嬉しそうにニコッと笑い、「良かった。」と嬉しそうな声色で述べ。悪戯っぽく笑う彼女を見ると先程の泣きそうな表情から笑顔に変わって良かったとホッとする。拗ねてるかと聞かれると少しむくれて目をそらすと拗ねてないと述べ。可愛いと言われるが以前と同じく可愛いよりはかっこいいと言われたい、前と同じ事を言ったがもう一度彼女にも伝え。やはり自分のかっこいい所を彼女に見てもらった方がいいのではないか。集会には妹のエマも居るから大丈夫だろう。そう思うと「…決めた。今日集会あるし、美玖にかっこいいとこ見て欲しいし連れてく!」と何処か楽しそうな声色で述べ)
【 松野 千冬 】
礼になってるか分かんねえけど三上がペケJに会いてえなら全然会いにきてやって。
(涙が止まったことを確認すればゆっくりと手を引いて。何処か納得できていない様子にうーん、と頭を悩ませた後、何かを思いついたような表情を浮かべれば「じゃあさ、俺が怪我したら三上が手当てしてくんねえ?お前に手間かけさせんの嫌だからそれで多分怪我減ると思う。」と呑気に言えばどう?と小首傾げて。愛猫に会いたい、と言う可愛らしい頼みに目を丸くすればそんなことでいいのかよ、と言わんばかりの顔をすれば「今週の土日どっちが都合いい?」と早速予定を立てようと彼女に問いかけて。)
【 上原 美玖 】
…ふふっ。
(可愛いよりかっこいいと言われたい、と前に聞いた言葉をもう一度言われると目をパチパチさせ思わず笑いが溢れて。自分の中で彼は強くてかっこいい、と言うイメージだったが、この間会った時から何方かと言うと可愛いイメージが強くなってしまったが流石に黙っておこうと口を閉じて。結局何故か集会に行くことが決定していると思わずなんで!?と言葉を漏らすもハッと何かに気づくと「あ、あの…もしかしてドラケン、も居る…?」と東卍の副総長の名を口にすれば何処か期待したように目を輝かせて。)
【 三上 結菜 】
いいの?…土曜日が都合いいかな。土曜日で大丈夫…?
(彼の提案を聞くと「え?」と声が出て、驚いた様子で逸らしていた目線を彼に向け。自分が怪我の手当てしてもいいのだろうか、と考えるもそれで彼の負う怪我も減るなら自分も安心できるだろう。そう思うと首を頷かせ、「分かった。それで怪我が減るなら…」と返事をし。ダメ元でしたお願いだったので彼の返事を聞くと嬉しそうに目を輝かせ、いいのかと尋ね。早速携帯でスケジュールを確認すると土曜日が空いており、その事を彼にも伝え)
【 佐野 万次郎 】
え、ケンチン?ケンチンならいつも集会居るけど…。
(なんで、と驚いている彼女の反応が可愛らしく、思わず笑ってしまう。彼女から副総長の名前が出るとは思わず、ドラケンを知っている事に少し驚いた様子を見せ。副総長である彼は集会にいつも居る為、その事を彼女にも教えて。もしかしてケンチンに会いたいのだろうか、そう思うと少しモヤッとするが理由は分からず、何で今モヤッとしたのだろうかと首を傾げ。考えるが答えは分からず、深い事は考えないでおこうと思い彼女の方を見ると何処か複雑そうな笑みを浮かべると「ケンチンに会いたい?」と尋ねて)
【 松野 千冬 】
じゃ、土曜日で。
(自分の提案に頷いてくれた彼女にありがとな、と嬉しそうにニッと笑みを浮かべながら礼を述べた後「三上なら手当て丁寧そうだし。」と腕を組みウンウン頷き話して。嬉しそうに目を輝かせる彼女を見て此方も自然と笑みが溢れており、土曜日を希望されると大丈夫、と親指立て、何時にするか、昼はどうするか、何処で待ち合わせるか、等と考えることが多く、うーん、と頭を悩ませた後、そう言えば昼飯に全く手を付けていないことを思い出し「あ!昼食ってねえ!」と小さく叫び彼女にも食べるよう勧めて。)
【 上原 美玖 】
おぉ…。
(集会に行けば総長だけでなく副総長のドラケンもお目にかかることができるのでは…?と期待に胸を膨らませていると彼からは居る、と言う返事が。感動のあまり言葉を漏らし、会いたいか、と尋ねられると目を輝かせたままコクコクと何度も頷いて。荒れていた時期、性別は違えどやはり強い者に憧れてしまうもので、中でも東卍の総長マイキーと副総長のドラケンは段違いに強かったのでひっそりと憧れていたらしく。)
【 三上 結菜 】
うん、分かった。スケジュールに書いとくね。
(手当てが丁寧そうだと言われると、彼の言葉に少し照れくさそうに目を逸らし。と、同時に今まで人の怪我の手当てをした事ない為、いざその場面になった時に下手で彼に残念に思われないように練習しないと、と心の中で意気込み。土曜日で、と聞くと笑みを浮かべて頷き携帯のスケジュールにも書き込んで。彼の言葉で昼食を食べてない事に気付くと「ほ、ほんとだ!」と慌てて箸を持って喉に詰まらないように気を付けながらご飯を食べ進め)
【 佐野 万次郎 】
じゃあ、ちょっと待ってて。
(コクコクと頷く彼女を見るとクスッと笑い。いきなり集会へ連れて行くと怒られそうだな、と考えると彼女にちょっと待ってと声をかけてからドラケンへ電話をかけ。今日の集会に客を連れて行く事だけを伝え、電話をすぐ切る。何かを言っていたが行きも帰りも自分がバイクに乗せて送るから問題ないだろう。時間を確認するた集会まではまだ時間がある。彼女の方を見てニコッと笑うと「まだ集会まで時間あるし前の喫茶店行こーよ。今日は俺の奢りで。」と怪我の手当もしたいので喫茶店に行こうと誘い)
【 松野 千冬 】
おう。
(目を逸らした彼女を見て頭の上に疑問符を浮かべるも特に気にせず、意気込んでいることも知らずに意外と手当ての時は鬼だったらどうしよう、なんて失礼なことを思っており。スケジュールに書いておく、と聞くと宜しく、と小さく頷き、昼食のパンを頬張りながら彼女の弁当の中身を眺めるれば「…卵焼き美味そ。」とつい思ったことを口に出してしまい、慌てて口を押さえるとこれじゃくれって言ってるようなもんじゃん、と溜息を溢して。)
【 上原 美玖 】
…。
(待ってて、と言われると分かった、と頷いて、近くで毛繕いをしていた野良猫を見つけると近くにあった猫じゃらしで遊んで待っていて。戻ってくる彼の姿を見ればスッと立ち上がり、この間の喫茶店に誘われたことは嬉しいが、その後に奢る、と言われると首を横に振り「あれは助けてもらったお礼なのに今回マイキーさんに奢ってもらっちゃ意味ないじゃん。」と手で罰を作り拒否し、でも喫茶店には行きたいので行こ、と軽く彼の手を引いて微笑み。)
【 三上 結菜 】
甘い卵焼きだけど良かったら食べる…?
(次の授業までに間に合うかな…なんて考えながら食べていると、彼の声が聞こえて食べる手を止め口に入っていたものを飲み込むと、彼の方を見ると彼は口を押えてため息を溢しており。自分の卵焼きは甘い味なので好みが分かれるけど大丈夫かな、と思いつつ、いると言われた時素手で食べさせるのは…と考えると口を付けた箸とは反対側で卵焼きを掴むと彼の方に差し出して良かったら食べるかと尋ねて)
【 佐野 万次郎 】
…あ、先コンビニ寄っていい?
(奢ると言ったら拒否されシュンっとするも、喫茶店には行ってくれるようで彼女に手を引かれると少しだけ驚くも、直ぐ笑みを浮かべて頷き「うん。」と返事をして。奢るのは拒否はされてしまったが、会計時にさりげなく払えばいいか、なんて呑気な事を考えていると傷の手当用の物を買わないといけないのを思い出し。たまたまコンビニが視界に入るとコンビニの方を指さして彼女の方を見ると先にコンビニに言ってもいいか彼女に尋ねて)
【 松野 千冬 】
!食うッ。
(思わず漏れてしまった言葉に後悔しながら片手で口許を押さえていると食べるか、と箸の反対側で卵焼きを差し出してくれる彼女を見てマジで優しいな、なんて思いながら目を輝かせ食べる、と素直に頷くとパクッと口に含み。自分は卵焼きは甘くても、塩っぱくても、何方でも大丈夫なので口内に広がる甘味にクッキーと同様美味い、と感想を漏らし「三上は料理の天才だわ。」と褒めて。)
【 上原 美玖 】
コンビニ…?大丈夫だよ。
(途中、コンビニに寄りたいと言ったので無意識に引いていた彼の手を離すと大丈夫だと告げ、傷のことはすっかり忘れているらしく喉が渇いて飲み物でも買うのかな?と自分の為なことも知らず呑気なことを思っていて。自分も何か欲しい物があるかもしれないので一応コンビニ入ると自分の姿を見た店員が怯えたような顔していたので小首傾げるも特に気にせず。)
【 三上 結菜 】
ありがとう。そう言って貰えて嬉しい。
(パクッと卵焼きを食べた彼を見ると、卵焼きの味の感想を待つ。すると彼から褒めすぎるぐらい褒められ、料理の天才だと言われた事なんてない為、少し頬を赤らめるとお礼を述べ。彼が迷惑じゃなかったら彼の分の弁当を作るのもいいかもしれないと思い、「松野くんが迷惑じゃなかったら松野くんのお弁当も作ろっか…?」と少し控えめに尋ね)
【 佐野 万次郎 】
すぐ終わるからちょっとそこら辺見てて。
(コンビニに入ると彼女を見て怯えた店員に気付くと、見るなと言わんばかりに一瞬店員の事を睨み。自分の買い物はすぐ終わるがボーッと待たせるのも申し訳なく、待っている間自由に店内を見れるように、と思いそこら辺を見ててと声をかけて応急処置の物を見に行き。暫くして処置に必要なものを買い揃えるとレジ袋を持って彼女の元へと行き、笑みを浮かべると「ごめん、待った?」と声を掛けて)
【 松野 千冬 】
…え!マジで!?
(彼女の卵焼きを食べた後に先程食べていたパンを口にすると何とも言えない表情になっており、続く彼女の言葉を聞けばバッと振り返り今までにないくらい嬉しそうな表情で目をキラキラと輝かせて。が、よくよく考えると弁当が一人分増える=彼女の負担も増えると言うことで。其れは出来れば避けたいが彼女の弁当を食べたいと言う気持ちもあり、うーん、と一人葛藤しており、悩んだ結果「ちょっとでも三上の負担になるなら大丈夫。でも、もし!大丈夫ならお願いしてえ…かも。」と顔の前で手を合わせ遠慮気味にお願いしてみて。)
【 上原 美玖 】
…。
(彼がコンビニの奥へと入っていく姿をヒラヒラと片手を振り見送った後、何か見ようかな、とお菓子コーナーを見たり、雑誌を見たりして時間を潰して。そうこうしている内に彼の買い物が終わったらしく待ったか、と尋ねられると首を横に振り、雑誌を読んでいたから全然と笑顔で返して。コンビニを出ると彼が何を買ったのか少し気になったようで「何か飲み物でも買ったの?」とレジ袋を指差しながら尋ねてみて。)
【 三上 結菜 】
1人増えても変わらないから大丈夫だよ。
(もし大丈夫ならお願いしてもいいかと尋ねられると、既に3人分を作っているから1人増えても変わりない。確か弁当箱も余っているものがあったはずだ。それに料理を作るのが好きなので笑みを浮かべて頷くと大丈夫だと伝え。食べられないものや苦手なものはあるだろうか、と思うとなるべく食べられないものなどを入れるのを避けたいので小首を傾げると「何か苦手なものとかある?」と尋ね)
【 佐野 万次郎 】
んー、ちょっと応急処置に必要なの買っただけ。
(待ちぼうけにさせていただろうか、と思ったが雑誌を読んで時間を潰していたと聞くとホッとし。彼女に続いてコンビニの外へ出ると、飲み物でも買ったのかと尋ねられる。ここで嘘をついても後々バレる為、消毒液やら絆創膏やらを買ったが応急処置用に必要なものを買っただけだと少しだけ嘘をつき。話題を変えようと思い、今日は喫茶店で何を食べるかと考えると彼女の方を向いて「美玖は今日何食べるか決めてる?」と尋ね)
【 松野 千冬 】
すっげえ嬉しい。さんきゅ、三上!
(大丈夫だ、ともう一人分の弁当が彼女の負担にならないことが分かれば本当に嬉しそうな笑顔を見せるとありがとう、と礼を述べて。苦手な物を問われたので答えようと口を開いた瞬間、昼休み終了のチャイムが鳴り始めてしまい、やべ、とゆっくりし過ぎたことを後悔し、取り敢えずこのままでは間に合わないので彼女だけでも何とかしようと「片付けてる時間ねえから後で俺が取りに行く…!取り敢えず教室まで走るぞ!」と彼女の手を引き立たせると彼女が着いてこられるスピードで走って。)
【 上原 美玖 】
応急処置……あ、はい!これ友達になってくれたちょっとしたお礼ッ!
(応急処置、と聞いても自分とは気づかず不思議そうに小首傾げ、あ、と思い出したように鞄から先程コンビニで買ったリボンが結ばれた大きめの棒付きキャンディーを取り出すと笑顔で彼に差し出し「マイキーさん、綺麗な金髪だからレモン味にしたけどレモン大丈夫?」と恐る恐る尋ねて。今日は喫茶店で何を食べるのかと尋ねられるとうーん、と少し考えた後「この前はチョコだったから違うパフェにしようかな…?マイキーさんは?」と一応パフェの方向で伝えると彼も何にするか気になり逆に問いかけてみて。)
【 三上 結菜 】
また食べたいものあったら教えてね。お弁当に入れるから。
(嬉しそうにしている姿を見ると何だか自分も嬉しくなり、自然と笑みが溢れる。弁当のリクエストを聞くのもいいかもしれない。そう思うと食べたいものがあれば教えて欲しいと伝えて。苦手なものを聞いた瞬間、運が悪くチャイムが鳴ってしまった。今から弁当を直したりして間に合うだろうか…と焦って考えていると彼に手を引かれ立たされる。突然の事に頬を赤くし、「え、え、」とテンパってしまうも今は間に合わないといけないと思い、彼の言葉にコクコクと頷くと足でまといにならないように走り)
【 佐野 万次郎 】
うん、食べれるよ。ありがとう。
(友達になってくれたお礼を貰うとは思っていなかったので差し出されたものに驚き、よく見ると棒付きキャンディーだ。金髪が綺麗だからレモン味にしたと聞くと可愛らしい理由に声を出して笑い。レモンは大丈夫かと尋ねられれば問題なく食べられる為、食べられると伝えてからキャンディーを受け取ってお礼を述べ。自分は渡せるものを買ってないな…と思うと、集会帰りに彼女を送る際にコンビニに寄って自分も渡すか、と考え。頼むものを聞くと「そっか!」と返事をし、自分は何を頼むのかと聞かれると「んー、今日はケーキにしよっかな。今回は違うもの頼むだろうから一口やるよ!」と頼もうとしているものを教えてから一口あげる事を伝え)
【 松野 千冬 】
分かった。
(作ってもらう立場の人間にリクエストまで聞いてくれるなんて何処まで彼女は優しいのだろう、と思いながらコクリと頷いて。出来る限り全速力で走った結果、教室が見えてきた所でチャイムが終わりかけてしまい、向かいから歩いてくる担任は自分達より早く教室に着きそうなのが見えれば仕方ねえ、と彼女の手を離すと「あ、センセー!あっちの方で生徒揉めてた!違うって!あっち!」と嘘の情報を流せば担任の後ろを指差し、こっち、と言って担任の気を引き、こっそり彼女の方に顔を向けると「今のうちに教室入れ!」と口パクで話しながら教室を指差して。)
【 上原 美玖 】
あ、なんで笑うの。…良かった。
(笑われた理由が分からず少し頬を膨らませるがレモン味は食べられることが分かり良かった、と安心したように表情を緩ませて。今回彼はケーキにするようで一口やるよ、と言われると嬉しそうにありがとう、とお礼を言い、自分のパフェも一口あげようと決めて。喫茶店に向かってゆっくりと歩き始めると視線を泳がせ何かを決意したように顔を上げ彼に顔を向けると「あ、あの!図々しいし、馴れ馴れしいし、偉そうかもしれないけど…その、マイキーって呼んでもいい、ですか…?」とずっと言いたかったことを口にすると目をぎゅっと閉じて。)
トピック検索 |