>92 語部さん 「…我輩に用?ふむ…ならば手伝って貰おうか。」 その言葉を聞いた里美は突然足を止め、にやりと笑ったかと思うと半分ほどの資料を相手に押し付ける。「安心しろ、レポートが終われば話くらい聞いてやろう。」と言い残すとすたすたと歩き去った。