2年0組学級委員 2021-07-23 18:27:38 |
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>87 桜田悠さん
「帰ろうとしたんだけど、道に迷ってしまって。あの階段を降りれば戻れますかね?」
先日の授業を思い出したのか、ああ、と納得したように顰めていた眉を元に戻す。お疲れ様、というように桜田さんの竦めた肩を軽くポンと叩くと、労いの微笑みを浮かべながら「牛タン味」と書かれた飴を差し出し。そして自分がここにいる理由を問われれば、今度は困ったように眉を動かし階段を指さす。進級したばかりではないのに迷うのみならず、指さした階段は寮とは逆方向に向かうものであった。
>88 藤堂さん
「藤堂さん、どうかしましたか?」
廊下を足早に歩く長身の青年に用があることを思い出し、駆け寄って声を掛ける。雰囲気柄あまり声を掛けられたくないようだが、こちらにも事情がある。藤堂さんの目的地まで一緒に着いて行くのなら問題ないのではないかと考え、身長差から来る歩幅の違いに置いていかれそうになりながらも必死で足を進めた。
(/突然失礼します。語部が藤堂さんに用がある、という風な設定で絡ませて頂きましたが、こういった用事がいいなどあれば教えてください!)
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