2年0組学級委員 2021-07-23 18:27:38 |
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>86 語部文さん
「お、語部さんじゃないっすか。……いやぁ、実は先日の罰として任された掃除が終わったとこでして」
声を掛けられれば、ひょこ、と振り向き言いにくそうに口を開き。先日、美術の授業中に高価な美術品ドミノをした事は、多分語部さんも知っているかもしれない。幸いにも傷は無かったらしいが、不注意の罰として掃除を任されたのだ。苦い思い出を考えている事が表に出、肩をすくめ目を伏せ。………ふと新たな疑問が浮かぶ。時計をちらりと見た後、伏せた目を開き、真っ直ぐに語部さんを見て
「そういや、もうこんな時間っすよ? 語部さんこそ、何故ここに居るんすか?」
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