匿名さん 2021-07-15 22:58:55 |
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いえ、必ず期待に応えてみせます。
(腕に自信があるわけではないが,快く頼みを聞いてくれたのだから,彼の満足のいくものにしたいと思っていて,素直な気持ちを述べる. また,自分としては死者と話しているような感覚は無く,それは彼が死者であることを感じさせない,不思議で暖かな雰囲気を持っているに違いない. この出会い,僅かな時間を大事にしたいと思う気持ちは,お互い知らずとも同じなようで.
黒猫からの返事には驚きもあるが,もう一匹の屋敷の住人に入る事を認められた気がして嬉しく,思わず頬を緩ませ.玄関先で待つ黒猫を追って数歩先に前に出たところ,彼が立ち止まったので,すぐに後ろを振り向き)
あっ、そうでしたね…。私はAlbert Morrisです。改めてよろしくお願いします、カーターさん。
(彼からの返答は想像していたものよりも、とても頼もしく。ハードルを上げすぎたかもしれないと考えていたが、心配は必要なかったようで。彼の職業は納棺師という事もあり、人に化粧を施す事には慣れているのだろう。自分は何も化粧について勉強してこなかった為、彼に任せる事でどうなるのか少し楽しみでもあり。
振り向いた彼から名前を聞けば、何度か彼の名前を覚えるために復唱し。玄関まではそんなに遠くはない為再び歩みを進めるとすぐに玄関先につき。そのままドアノブへと手を伸ばし、背後にいる彼へと視線を送っては「こちらこそよろしくお願いします、モリスさん」穏やかな声音で彼へと上記を述べ、屋敷の扉を開けると黒猫は先に屋敷の中へと入っていってしまい)
はいっ…!
(簡単な自己紹介をし終われば,改めて彼と知り合えた,こんなラッキーな日は二度とないと喜びで溢れ,呼ばれ慣れたファミリーネームも今日は新鮮に感じ,少し裏返った返事も気にならない.
彼がドアを押さえてるうちに,「お邪魔します」と軽い会釈して屋敷の中へ入る. 街で仕事をしていると彼の屋敷についても噂は聞いた. 屋敷には何人もの幽霊が住み着いていて怪奇現象が起こる,彼と恋人の寝室へ入ると呪われる,恋人を蘇らせる為の生贄にされる,など他にも聞かされた. 実際の屋敷は日光が遮られていて少し薄暗い以外は,仕事で訪れた他の屋敷と変わらない,綺麗な照明や家具が並べられていて,外にいた時と同じようにキョロキョロと辺りを見回すが,どこにもそんな恐るような雰囲気は無く)
彼が屋敷に入ったのを確認してから静かに扉を閉めて。久しぶりに客人が来た為、懐かしいような感覚になり。一人でいる時間が長かった為、こうして隣に誰かが立っているだけで嬉しくなるが、彼がキョロキョロと辺りを見回す様子に、街の住民たちが幽霊の噂を流している事を思い出し。そういう事もあり、全てのカーテンを閉め切って、屋敷で過ごす自分の姿を見られないようにしているようで。彼等が変な噂さえ流さなければ、太陽の光を屋敷に入れたい為カーテンを開けるのだが、今は人目を避けることだけで精一杯で。
もし彼が幽霊などの心霊が苦手なら安心させるために一言話しておいた方がいいかもしれないと考えれば、玄関の明かりを灯し、彼へと視線を送っては、困ったように笑いながら)
彼等からここの屋敷の噂は、もう聞いたかな?もし聞いていたら幽霊が出るとか、呪われるってのは一切ないから安心して...と、僕が言っても信じれないか。
ん、聞きましたね…。貴方というか…そういった噂自体、あまり信じていませんので。
(相手が思っているよりも,けろっとしていて,何も気にしていない様子でそう告げて.納棺師という仕事をしていれば,心霊や呪いなどオカルトな噂は幾つも聞いたし,逆に噂される事もあった. しかし,28年間生きてきて,大きな病や怪我は無く,呪われている実感は一切ない. それに仕事先で時々起こる不可思議な現象については,きっと現実的な原因があるという事を知っている. 意外と現実主義で,幽霊や呪いなどの目に見えないものは信じないし,目に見えるものだけを信じている.だからこそ,初めて蘇った青年を目にした時は,脳がかなり混乱した.)
幽霊とか呪いとかの噂が本当なら、私なんかとっくに呪われてますしね…。あ、で、でも、神はいると信じています。
(幽霊は信じないのに神は信じる,と矛盾している事は分かっているので,頭の後ろを片手で掻きはにかみながら,先程の言葉に続けて述べて)
なら良かった。そういう事には神経質な可能性も考えていたから。
(あまり気にした様子のない彼に安心して。逆に此方が気にしすぎていたのかもしれない。はにかむ彼を軽く見てから、案内するようにゆっくりと長い廊下を進んでいき。化粧道具を置いている部屋は屋敷の一階にある為、二階には向かわず階段の横を通り過ぎて。心霊のようなものは信じないと話していたが、神だけは信じている様で。彼は自分が思っていたよりも可愛げのある人間なのかもしれない、そう思えば鼻で小さく笑ってしまい)
神の存在は信じているんだね、でもいいことだと思うよ。僕は不確かな存在を信じるのは嫌いだったんだ、だから神も信じていなかった。だけど、こうして生き返ったことで信じるようにはなったよ
(普通で有れば、死者が生き返ることはない、貴族の彼が努力をしたのか、または神の気まぐれか分からないが生きている事を感謝しなくては。廊下を進んでいくと、突き当たりに木製の扉が見え、扉の上部には誰かが手作りしたのか白い薔薇のドライフラワーで作られた不恰好なリースが飾られており。
(ゆっくりと歩き出す彼について行き,彼が鼻で小さく笑ったのも気付かずに,1人ではこの屋敷は広過ぎるし掃除も大変だろうが,屋敷の中も綺麗な状態なので,今はこの2人と1匹意外にいる様子もないし,時々使用人を呼んで掃除させているのだろうかなどと考えて. )
そうなんですね。貴方が蘇ったのは、貴方の恋人の思いが神に伝わったんでしょうね。
(どんなに神の存在は無いと言い張っていたとしても,蘇らせられたら信じざるを得ないだろう. しかし,祈っただけで蘇らす事が出来るのなら,今頃 街中は死者だらけだろう. どうやって蘇らせたのか気になる所ではあるが,何となく聞いてはいけない気がして,その代わりに,ふと視界に映った,綺麗な屋敷には似つかわしくないドライフラワーについて聞いて)
あ…あの白い薔薇のリースは、ご自身で作られたのですか?
そうだといいんだが、恋人が禁忌を冒したのか、気にはなるが本人は既にいなくなってしまったからね。
(神に願った事で奇跡が起きたのなら、自分の他にも同じような者が存在する筈だが、見た事も聞いた事もない為真相は分からず。彼からドライフラワーについて聞かれては、「嗚呼、それは」と小さく口を開いて。ドライフラワーのリースは自身が目覚めた際に側に置いてあったもので、自分が目覚めた事を喜んで恋人が駆け付ける代わりに、側にきたのは恋人の名前の名札をつけた黒猫が自分の元へと訪れた事を思い出し)
目が覚めた時に置いてあったもので、僕が作ったわけではないんだ。
(扉の上部に飾られたリースを見た後、扉のドアノブに触れ、キィっと小さな音を立てながら扉を開ける。彼に入る様に促して、扉を開けてすぐ目の前にある本棚には人体解剖学の本や、黒魔術や白魔術と言った世界各国の魔術に関する本だけが本棚に押し込んであり
それは…なんて言ったらいいか…。お悔やみを申し上げます。
(恋人は既にいなくなったという彼になんて声をかけるか迷うが,下手な慰めの言葉よりもと,素直にお悔やみの言葉を伝えて. そして故人を偲ぶようにドライフラワーを見る様子は,彼等は本当に心から愛し合っていたのだろう事が窺える.)
そうですか…、とても大切な物なのですね。
(そう返答した後,扉が開けられて入るよう促され,「失礼します」と一言言い中は入ると,真っ先に目に飛び込んだのは本棚にがっしり詰まった医学書や魔術に関する本で. )
これは凄い量だ…。
(独り言呟いて,少し近くに寄って背表紙を見るが,異国のものもあり全ては読めなかったが,恐らく彼が蘇る為に使われた書物達なのだろう.人体解剖学に関しては,仕事の一環として読んでいたが,ここまでの冊数は無いし,本がどれもくたびれていることから,どれだけ苦労したのかが分かる.)
そう言って貰った方が気が楽で助かるよ。
(慰められるより彼の様に言ってもらえる方が随分と気が楽で。ただ彼に、気を遣わせてしまったかもしれない。彼が室内へと入れば、扉を開けたまま自分も室内へと入り。彼の視線はすぐ目の前にある本棚へと向けられており、彼が本棚を見ている間テーブルの上に置いている化粧道具を手に取り。もし彼が使える化粧道具があれば使ってもらおうと考えながら、彼の側へとよれば)
難しい本ばかり並んでいるが、何か気になる本はあったか...?もし読める本があれば、持って帰ってもいいよ、ここに置いておくだけではもったいない。
(彼へと上記を述べ、軽く小首を傾げて。何度か本を読む事を考えたが、読めない本はたくさんある為、ただ棚に飾ってあるだけで。もし彼が読める本があるのなら彼に何冊か譲るのもいいと考えている様で。
ええ、何冊か気になるものが…。いいのですか?是非お願いします。
(魔術などオカルトな本にはあまり興味は無かったが,解剖学については数冊気になっていて.仕事はただ死化粧をするだけではなく,稀ではあるが遺体の修復や復元をする事もあり,そういった医学的知識は持っていて間違いない. 見ず知らずの相手だが,生きていた幸せな頃のまま安らかに眠れるよう,遺された遺族の心の傷を少しでも軽いものに出来るよう,完璧な納棺を行いたい,その為に必要な物は何だって取り入れたいと考えている.
そのような考えのもと,彼がそう言うのなら,是非譲って欲しいと若干食い気味に伝え. しかし,ただ頂いてしまうのは申し訳ないというのと,この街も案外気に入っているし,何より彼にまた会える口実を作れればという思いもあって,慌てて付け加えて)
あ、いや…!貰ってしまうのは申し訳ないので、1週間だけお借りできますか?
気になる本があるのなら是非持っていってくれ。(一度手に持っていた化粧道具は側にある机の上へ。本棚へと手を伸ばすと、中に収まっている本は少々埃をかぶってしまっている為、軽く手で払い。若干食い気味に話す彼に「勿論」という様に首を振り、もし数冊彼が本を持って帰るのであれば持ち帰る際に紙袋を渡したほうがいいかと考えながら、埃を払った本を本棚に戻し、紙袋を探す為に一度部屋の奥へと移動しようとしたが、「申し訳ない」と話すのを聞いては彼の顔を見て)
遠慮なんてしなくてもいいのに...。一週間で、もし読み足りなかったらもっと時間を掛けて、読んでも大丈夫だよ。僕はずっとここにいると思うから、いつでも返しに来てくれ。
(やはりただで貰っていくというのは、気を使う使うのだろう。ただまた、彼とこんな風に話ができることを考えれば、嬉しくも思い。死者として生き返ってからはいい事は何もなく、恋人に対して憎悪を抱いた時もあったが、彼と出逢えた事で楽しみが増えた気がしては、ぽつりと「ありがとう」と呟き)
遠慮というか何というか……。
(此方を見て遠慮しなくてもいいという相手に,ただまた貴方に会って話がしたいのだという事を口にしようとするが,相手がなんて思うかも分からないし,気恥ずかしさもあって,口籠り,少し目も逸らして. そして,時間を掛けても,いつでも返しに来てもいいという言葉には,1週間,いや3日後にでも,また訪れたいと考えるが,相手の都合もあるだろうから,ここは相手を見て,落ち着いて大人しく返答する)
ありがとうございます。これならきっと1週間あれば読み終えられるので、都合が合えば、また1週間後に返しにきます。
(また,相手が何かをポツリと呟いたようだが,聞き取れずに小首を傾げる.それと同時に,机の上に並べられた化粧道具が目に入り,本題を思い出して,「あ、話を逸らしてしまいましたね…。すぐに準備します。」と机の前に移動しては,彼が並べた道具を見ながら,空いてるスペースに仕事道具の詰まった鞄を乗せ,中身を開けようと)
(目を逸らされてしまうとどうしたのかと少し心配そうに小首を傾げるが、彼からの返答を聞けば嬉しそうに頷いて。彼が自分と同じように、小首を傾げたのを見ては「気にしなくても大丈夫だよ」と短く返し。化粧の準備だろうか、彼は準備を始め。彼がずっと抱えていたのは、化粧に使うための仕事道具だったのだろうか、鞄を開けようとしている彼の側によると興味深そうに彼の鞄を見つめて)
話しかけられた時から思っていたんだが、それは...なんなんだ...?随分と大切そうに持っていたけれど。
(机の上に載せていた化粧道具が彼の邪魔にならないように、机の端へと並べ、彼が物を広げやすいようにしていると、部屋の扉を開けたままにしていた為黒猫が、机に上にジャンプで乗り彼の鞄を見上げるように机の上に腰を下ろすのを見ては猫の身体を撫でてやり)
ああ、これは私の大切な商売道具です。中身は、こんな感じで。
(彼に鞄の中を聞かれ,また黒猫も興味津々に鞄を覗こうとしているので, 机に乗せた仕事用鞄の黒い革のトランクを,2人が見やすいように,そちらの方向に向けて開く.中には化粧用のパウダーやブラシ,注射器や大小様々な器具などが入っている. どれもキッチリと右から左へと大きさと種類別に揃えられ,よく磨き,研がれた針やハサミ達が銀色に輝く. 2人に見られて,少し緊張しながら)
こうゆう医者が使うような器具も使うんですよ。後はこの空の瓶は薬品が入っていました。今から使うのは、これとこれと…あとは…。
(色々と道具を手にして,見せながら軽く説明をしてから,彼が準備してくれたものと見比べて,これから使う必要そうな道具を幾つかピックアップして鞄の中から取り出していき)
こんなに多くの物を使うんだね、僕では使いこなせなそうだ。
(此方に向けて鞄の中身を見せてくれると鞄の中へと視線をやり。中を見ると思ったよりも多くの物が入っており、「凄い」という様に目を輝かせて。仕事道具のハサミなどはしっかりと手入れされており、その他の小道具も入れている場所が分かるように種類別に分けられているため、彼はきっと几帳面なのだろう。黒猫も自分と同じ様に彼の荷物を見つけながら尻尾をゆっくりとだが揺らしており。自分には彼の仕事の内容は詳しく分からないものの、きっと普通の人間にはできない様な仕事を彼等がしてくれているからこそ、残された人間は死者となった者としっかり向き合う事ができる様になるのだろう)
化粧をするだけでもこんなに使うのか?
(必要最低限のものは、使用人達に頼み自分の方でも揃えたつもりだったが、彼が次々と道具を出すのを見ては驚きながらも上記を述べて。
私も使いこなすのに、かなり苦労しました。
(今では手際良く使いこなさるようになったが,初めは彼と同じで用途も方法も知らなかった. それに特別器用な訳でもないので,ハサミで自分の指を切ったり,針を折ったり,間違った薬品を使おうとしたり,色んな失敗をしてきたことを,彼らと一緒に道具を見ながら思い出す. 時々チラッと彼の様子を見ると,興味津々に目を輝かせており,その姿を微笑ましく思う.)
いえ、もっと必要最低限に抑えられるのですが、色々とこだわっているうちに物が増えてしまって…。
(必要そうな物を全て取り出せば,一度まとめて机に置いてから鞄を閉じて,作業の邪魔にならないよう机の下に置いておく. 実際,自分ほど道具を使い分ける同業者は少ないだろう. 彼が普段使用しているような物だけでも十分に化粧はできるが,やはり自分なりのこだわりがあって,それを貫いた結果,量が増えてしまった. まとめて置いた道具を,使う順番通りに並べ変えると準備は完了して,机の下に閉まってあった椅子を引き出して「どうぞ」と座るように促し)
そうだったんだね、意外だよ。綺麗に鞄の中身もまとめてあるし、こういう事も簡単にできるような人なのかと勝手に考えてしまっていた
(整理整頓がしっかりとできている人間は、なぜか勝手に手先が器用だと思い込んでいる部分があったのか彼の言葉は意外で。勿論最初からなんでもできる人間が存在しないのは分かっており、ここまで多くの道具を使いこなし、仕事ができる様になるまできっと彼は誰よりも努力をした筈だ)
......こだわり始めると色々と集めたくなる気持ちは分かるかな。僕のは完全に趣味だが、いつの間にか物が増えてしまっていた事があったよ。
(昔のことを思い出しては困った様に苦笑いをして。化粧に関してはそこまで詳しいというわけではない為、もしかしたら参考にできる事があるかもしれないと彼が机の上に出す様子を眺めており。彼に座る様にと促されては「ありがとう」と彼に言葉を返し、椅子に腰を下ろすと、何やら落ち着きのない黒猫を膝の上に乗せて。目の前にある鏡へと視線をやると化粧を施しているが、どうしても生者の彼とは違い少々血色の悪い自身の肌が目に入ると視線は下へと落とし。
意外ですか…?そんな事言われたのは初めてです。
(話も上手くないし,見た目も地味で大人しい方なので,不器用で鈍臭そうだと思われる事が多かったので,器用だと思われていたなんて予想外で. それに,しっかりと整理整頓されているのは,大切な仕事のものだけで, それ以外の鞄や自分の部屋などは物が多く 散らかりっぱなしで,相手を騙しているような気がして少し申し訳なく思い. )
へえ、どんな趣味ですか?
(彼は困ったように苦笑いするが,それ程までに彼を夢中にさせる趣味とは一体何だろうと気になり,興味本位で尋ねて. 彼が膝の上に黒猫を乗せて,視線を落としたので, 落ち着きのない猫を宥めようとしているのかと思い, しゃがんで黒猫の目線に入り「君のご主人が嫌がる事はしないから、大丈夫だよ。」と 指で顎の下を撫でようと)
そうなのか、なら僕が第一号かな?
(初めてだと話したのを聞いては、笑みを浮かべながら子供の様な言葉を口にして。此方の勝手な想像のため、自分にとっては彼が想像通りの人間ではなくても関係なく)
今はやっていないが15までは絵を描いたりするのが好きだったんだ。だから画材を多く集めていたよ、描かなくても集めるだけで満足してしまったり...ね。
(彼から尋ねられては少し恥ずかしそうにしながらも、返答し。また久しぶりに絵を描いてみるのもいいかもしれない、彼や自分と共に過ごしてくれている黒猫の絵を。絵に描いたものは消える事なく残る為、忘れたくない物を描いて残しておくにはピッタリで。そんなことを考えていればふと黒猫と視線を合わせる彼の姿が目に入る、黒猫は貴方へと顔を近づけては鼻をヒクつかせ匂いを確認しては「ニャー」と鳴き、彼が顎の下を撫でようとすると彼の指に擦りつけるように身体を寄せ
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