Grant 2021-06-23 00:34:56 |
通報 |
(フロマージュを食べ終え、ハーブティーを飲む。すると胃腸の様子や気持ちが落ち着くような気がしてきて。アマルスの方を見ると、食事に満足したのか綺麗な声で鳴いており)
ご馳走様でした…!
貴方のおかげで満足感で満たされておりますよ。どの料理も味が素晴らしかったです。
…ここにチップと料金を置いておきますね。
ありがとうございます。
ところでザクロ、突然なことなのですが。
今夜、私と一緒に星を見に行きませんか?近くの場所で構いませんので…。
(お忙しいなら、無理に予定を合わせなくて結構ですので、と気遣わしげに)
もちろん良いですよ!
えっと…予報によれば今夜は晴れるようなので、天の川が見られると良いですね。
ズミ。これは提案ですが、私の家のベランダから星を見ませんか?
ルヴァンでも飲みながら……
きっと良い眺めが見られると思うんです。
(良いアイデアだと思って頷き、満面の笑みを浮かべて。自分の家でヴァンを飲みながら星を眺めないか?と提案して)
とても良いですね。是非、お願いします。
(嬉しそうに笑みを浮かべて)
それでは、夜になった次第にあなたの家へ向かえばよろしいでしょうか?
はい!貴方の仕事が終わり次第私の家へ向かって頂ければと思います。
…急がなくて良いですからね。
お待ちしておりますよ。
(「代金はこれで間違ってはいませんか?」と確認し、親愛なる友に別れの挨拶をして)
ふー、今日は良い汗をかきましたね……。
(部屋の時計の針は20時半を指している。先ほどズミと別れてからジムへ戻り、厳しいトレーニングを一通り済ませて自宅へ到着した所で。家のソファに座って足首を解しており)
こんばんは、ザクロ。
明日のための仕込みが長引いてしまって。
少し遅くなってしまってすみません。
…それにしても、まるで昼のように暑いですね。着替えてきてよかったです。
(ドアを開けてもらうや否や、あいさつをして)
…こんばんは! ズミ。
いえいえ、お気になさらず。丁度帰ってきたところでしたから。
私の方こそ、部屋着ですみませんね…。
どうぞ、入ってください。
(にこりと微笑み、部屋の中へ招き入れて)
お邪魔します。
それにしても、あなたの家にお邪魔するのは久しぶりです。
(玄関に足を踏み入れ、整頓された家内を見渡して)
どうぞ、ソファへおかけになってください。
…そうですね、貴方を部屋に入れたのは久しぶりな気がします。
部屋には相変わらず面白いものはありませんが…ゆっくりしていってくださいね。
(ワインセラーからボトルを取り出し、「私は健康の都合上、1杯しか飲めませんが、付き合ってくれますか?」と言って首を傾げて)
…美味しい。さて、これからベランダへ行きましょう!
アマルスがどうやら待ちきれないようです。
(側にいたアマルスが「早く星を見たい」と主張するかのように、シャツの裾を引っ張っており)
そうですね。
おや、ブロスターも一緒に星を見たいのですか?
それなら、アマルスとご一緒させていただきましょうね。
(顔を覗かせたブロスターを撫でながら)
(バルコニーへ出ると、ひんやりと涼しい風が吹いているのを感じる。アマルスはブロスターに何か話しているようで嬉しそうに鳴いており)
ズミ、見てください…!天の川が綺麗ですよ……
(空を見上げると宝石のように瞬く星々が無数に見えて息を呑むほどの美しさで)
わぁ…!
(バルコニーに出て、青白く流れるような天の川を見る)
空一面に星々がきらめいていて…素晴らしい!
あっ、あれは一等星でしょうか?
(澄んでいる空気を吸い込み、相手に顔を向けて)
本当だ……!
あそこに一等星が青白く光っていますね。
貴方の言葉を借りれば、芸術的と言えるのでしょう…とても美しいです。
(「星空を眺めていると、心が落ち着きますね。疲れも吹き飛ぶような気がします」と言い、穏やかな表情を相手に向けて)
えぇ、天気や気温の条件が揃わないと、このように綺麗な星空は見られませんからね。
一瞬の美、ですね。これこそまさに芸術です!
(そう言うと目を輝かせて)
最近はぐずついた天気が続いていましたから、運が良いですね。
(興奮気味の相手を横目で見て、にこりと笑い)
(/ザクロからコメントさせていただきます。早いもので100レス到達しましたね…!こうしてズミと色んなことが出来て嬉しいです!)
とても癒されますね。
…おや、ブロスターも満足してくれたようです。
(自分の発言に答えるようにブロスターが鳴き、その様子を微笑ましく思って)
(/私も嬉しいですよ、ザクロ。これからもよろしくお願いします!)
貴方のせいでは無いですよ。
ついトレーニングに張り切ってしまい、少し眠くなってしまったのです。
(そう答えてかぶりを振り。「バルコニーで長居すると冷えますし、部屋へ戻りましょうか」と言って)
そうですね、戻りましょう。
ほら、ブロスターとアマルスも来なさい。
(部屋に戻る際に、ブロスターとアマルスにも声を掛けて)
それにしても、良いバルコニーですね。
(私のは少し狭いんです、と言って)
…ありがとうございます!
時間のある日はここで空を眺めながら、朝ごはんを食べるのが好きですね。
ところで、ズミはこれからお帰りになりますか?
もう遅い時間ですし、私の部屋に泊まっていくのも良いですよ。
(壁時計を見ると時刻は既に22時。そろそろお開きにする時間だと思ったので、そっと声をかけて)
もうこんな時間ですか。
そうですね、久しぶりにあなたの家にお邪魔したので、厚かましいとは存じますが、泊まらせていただきたい…です。
(計らずも目を逸らして)
あなたとは長い付き合いなのは、もちろん分かっていますが、つい癖で…。
だから四天王の三人に、堅すぎるとよく言われるんでしょうね。
(気をつけないと、と呟き)
…はははっ、礼儀正しいのはズミの良いところですよ!
そういえば…シャワールームや洗面所は自由に使っていいですからね。
(真剣に受け止めている様子を見て「真面目なのも良いですが、もう少し力を抜きましょう」と言って肩をポンポンと叩き。タオルや宿泊用の寝巻きを「どうぞ」と呟いて渡し)
ありがとうございます。
(タオルや宿泊用の寝巻きを受け取って)
それでは早速、シャワールームをお借りしますね。
(それでは、と踵を返して)
さっぱりしました。
…筋トレですか、さすがですね。
(先程受け取った寝巻きに着替ると、髪の毛をタオルで拭きながらそう言って)
えぇ、どうも。
(相手が移動すると、冷蔵庫を開け、水をコップに注ぐ)
…、
(そのあと、再びバルコニーに出て星空を見上げる)
...おや、流れ星でも見られましたか?
(入浴が終わり、濡れた髪をドライヤーで乾かしてから部屋に戻ると、バルコニーに彼の姿が見えたので声をかけて。顔を覗き込み「髪を乾かさないと風邪をひきますよ」と呟いてニコリと笑い)
見ていて飽きないので…。
ちなみに、残念ながら流れ星は見つけられませんでした。
(顔を覗き込む相手に目を合わせ、「ドライヤー、お借りしますね」と言い残して部屋に戻る)
『ズミは星空を眺めて何を考えていたのかな...』
(そのように思いながらソファに腰を下ろす。料理のレシピ、それともポケモンバトルのことを想っていたのだろうか、と想像して、そっと笑みを浮かべ)
…いえいえ。気持ちは嬉しいですが、私は大丈夫ですよ。
貴方こそ、長時間の立ち仕事で疲れている筈です。
(首を横に振り、「それに、大事な客人にはベッドで寝て欲しいので…」と付け加えて)
私こそ大丈夫です、毎日立っていますから。
それにソファで寝ると肩こりの原因になりますよ。あなた、よく肩がこってますよね?
…これだけは譲れません。
(あなた自身のことをもっと気にかけないと、と言って)
(「確かに、肩は疲れるけど...」と呟いて少し頬を膨らませ。中々折れてくれない相手が何だか可愛らしく思えて、ついムキになってしまい)
...私はプロのアスリートです。健康管理はできていますし、大丈夫です。
それに...
貴方は肩の力を抜いた方が良い。いつも私の我儘に応えているのだから。
わがままだなんて、そんな…。
(頬を膨らませる相手に少しどぎまぎして)
うーん、分かりました。今日はあなたの好意に甘えて、私がベッドで寝ます。
そこで、こうしましょう。明日の朝に私が、あなたの凝り固まった肩にマッサージをする…これでいかが?
(フェアじゃないかもしれませんが、とも言って)
それは良いですね…!
(彼の案を満足げに聞き、両手を合わせて。「マッサージ、楽しみにしていますよ」と言い、太陽のように眩しい笑顔を向けて)
なっ…そんなに期待しないでください。
(彼の眩しい笑顔に対して急に弱気になって)
もう良い時間ですし、そろそろ寝ましょう。
あの、歯ブラシってありますか?
(洗面所へ向かおうと立ち上がり、首を傾げる)
歯ブラシですね。…ちょっと待っていてください。
(洗面台のシェルフから、水色の歯ブラシとお揃いの色のコップを取り出してズミに渡し)
はい、どうぞ。
以前、私の家に泊まった際に使ったのを覚えていますか?
(赤色の歯ブラシに歯磨き粉を付け、シャカシャカと歯を磨き始め)
えぇ、覚えていますよ。
たしか、私がキッチンを借りて、ザクロに料理を振る舞ったこともありましたよね。
(彼に続いて歯を磨いて)
(口をすすぎ、歯磨きを終える。ズミの手料理はレストランで振る舞われる味とは、また違った味わいがして大好きで)
あの時のペンネ・アラビアータ、また食べたいなぁ…
ふわぁ……そろそろ寝ましょうかね。
…そうですね。
そういえば、あなたの石のアクセサリーって、お風呂の前に外しているんですか?
(既にアクセサリーを取っている状態の相手に対して)
おやすみなさい。
(そう返すと寝室へ向かう)
…ザクロはいつもここで寝ているのか。
やっぱり、慣れない場所で寝るのは苦手です。
(ベッドに横たわり、目を瞑る)
【 5:00 am 】
(早朝。カーテンを開けると眩しい朝の陽射しが差しこんでいて。お互い仕事があるので、早めにズミを起こそうと思って寝室へ行き肩を揺すって)
…おはようございます。起きてください!
これは…手強いですね…
(再度声をかけても応答しなさそうなので、ホロキャスターを起動し、カロスで有名な曲を流して耳元に近づけ)
わっ!!
(凄まじい音量で曲が流れたため、肩を震わせて飛び起きる)
何するんですか!
(相手が起こしてくれたにも関わらず、少し声を張って)
おはよう、ございます…。
(癖がついた髪をかきあげながら)
あっ、そうだ。あなたに肩のマッサージ、ですよね?
(ソファで寝た相手にそう訊ねて)
はははっ!...やっと起きましたね。
寝ぐせが芸術的ですよ。
もし私が起こしていなければ、寝坊確定だったかと思います。
(ズミが朝に弱いことは昔からよく知っていたが、今までどうやって起きていたのだろうと改めて不思議に思い。「ええ、お願いします」と言い、相手に肩をあずけて)
それでは、早速。
(背後にまわり、相手の肩に自分の手をのせて、力を入れて)
…硬っ!
こんなにガチガチなのは凝ってるせいですよね?
(もしかして筋肉だったりします?、と言って)
肩は酷使しますからねぇ……
普段はあまり凝っているのを感じませんが、やはり凝っているのでしょうか?
(肩が程よい力で解されているので気持ちがよく、目をそっと閉じて)
かなり凝っています。
肩や首をまわしている普段の様子から察するに、首も凝っていますよね?
(指先に力を入れながら訊ねて)
…多分そうかと思います。
(「自分だとあまり分からないんですよね…」と呟き苦笑いを浮かべ)
朝食は此処でとりましょうか?
…カフェで食べるのも良いですが…
首が凝っているなら…ツボを知っていますよ。
最後にそれを。
(相手の痛みは気にせずにツボを押す)
お疲れ様でした。…朝食ですか。
カフェで済ませて、そのまま仕事に行くのはどうでしょう?
…痛っ!
(ツボをいきなりマッサージされたので痛みが走り、涙目になってしまい)
そうですね、カフェで朝食を摂りましょうか。
少しでも肩こりが改善されれば良いのですが。
(思わず微笑んで)
…あなたが貸してくれたもの一式は、クリーニングに出して後日返しますね。
(着替えを済ませ、髪を整えて、相手の支度を待つ)
この石のアクセサリーはこうやって毎日セットしているんですね。
(手慣れたようにセットアップをする相手に目を丸くして)
えぇ、行きましょう。
【ミアレシティ】
(ミアレシティへ到着後、辺りをキョロキョロと見回して)
どこで朝食をとりましょうか……ズミは何が食べたいですか?
そうですねぇ…、今日はサンドイッチの気分です。
ザクロが食べたいものが他にあるなら、それに合わせますよ。
(そう言って欠伸をして)
うーん。……では、あの店にしましょうか。
(そう提案して店を指差し。『あそこのサンドイッチは具材も新鮮で美味しいんですよ』と話して)
そうなんですか、ではそうしましょう。
【店内】
早朝ですから空いていますね。ザクロは何を食べますか?
(顔だけを相手に向け、首を傾げて)
迷ってしまいますが……スムージーと野菜たっぷりのサンドイッチにします。
(レジでこれらの料理を注文し、店員から受け取って)
スムージーですか…いいですね、私も注文します。
(注文したものを受け取り、席について)
…いただきます。
(そう言うと、サンドイッチを一口かじって)
ザクロ、口に食べ物を入れたまま喋らない。
…しかし、いつも思うのですが、あなたは何を食べてもおいしそうに食べますね。
(注意を喚起する。食事をおいしそうに頬張る相手に、「私に限らず料理をしている側にとって、この上ない幸せですよ」と付け足して)
あっ、失礼しました。美味しくてつい…。
(行儀が悪い所を指摘されて照れ笑いを浮かべ。「えっ、美味しそうに食べてますか?でも、ズミの料理が一番ですね」と呟き)
それは光栄です。
(平然と答えたが、褒められたことに照れて顔が赤らんだことは隠せずにいて)
…そういえば、今日もかなり暑くなるようなので、トレーニングをするときは気をつけてくださいね。
(そう言ってスムージーを飲んで)
…そうですね、水分補給と休息をしっかりとらないと。
心配してくれてありがとうございます!
(礼を述べて瑞々しいスムージーをごくりと飲み)
いえいえ。
…ごちそうさまでした、おいしかったですね。
(全て食べ終えるとそう言って)
さて、そろそろ行きましょうか?
(/そうですねぇ…私はあなたとスイーツを作ったり、海に行ったりしてみたいです。ポケモンバトルやカロスの散策も良いですね。ザクロはどうです?)
(/分かりました、それでは早速始めますね。)
明日は休みか。何をしようか…?
(ある日、仕事を終えると休日のことを考えていて。何かを思いついたかのようにホロキャスターを起動すると、ザクロに一報入れて)
【ザクロの家】
(日中の厳しいトレーニングを終えてほっと一息。ソファに座って細長い足をブラブラとしていて。ホロキャスターが鳴ったので画面をタップすると友人の顔がホログラムで浮かび上がり)
こんにちは、ズミ。調子はどうですか?
(「一体なんの用だろう?」と思いながら笑顔で挨拶をし)
こんにちは。私は元気ですよ、ザクロ。
(連絡に応じた彼を見れば、笑顔でホログラムで浮かび上がっている。ここ最近、連絡を取っていなかったせいか、「調子はどうか」と訊ねる相手に答えて)
突然ですが、明日、何か予定はありますか?
(レストランの仕込みを終えたばかりのため、自分がまだレストラン内にいるにも関わらずそう訊ねて)
これは名案ですね!
暑さを忘れて涼みに行きたかったところなんです。
海でバカンスをしましょうよ!
(両手を合わせ目を輝かせて言い)
分かりました。朝の7時ですね。
…ズミはちゃんと起きられるかな?
(まるで悪戯をする子供のような笑いを浮かべ)
では…行き先はコウジンタウンのビーチでも良いですか?
(「水族館も見たいですし」と続けて言い)
失礼な、起きられますよ!…おそらく。
(目つきをいっそう悪くして)
コウジンタウンですね、そうしましょう。
それではまた明日。
(そう言うとホロキャスターをきろうとして)
(ホロキャスターをきると、ほうっと息を吐いて)
7時にザクロの家、ですね。
おや、ブロスター。何ですかその目は。まさか私が起きられそうにないとでも?…大丈夫ですよ。
(予定を再確認していると、ブロスターが近寄ってきて。何やら言いたそうな目を自分に向けられて)
さて、早く帰らなくては。
明日は楽しみだ…
(胸を弾ませながら水着やスポーツタオル等必要なものをショルダーバッグに詰め込み)
早めに寝るとしましょうか。おやすみ、アマルス。
(ズミが寝坊する可能性も加味して早めのスケジュールを立てることにして。目覚まし時計をセットしたのを確認して就寝し)
【 5:00 am 】
…起きなくては。
(アラームをとめると、ゆっくりと起き上がって)
さて、準備を始めましょう。
【 7:00am 】
今日は時間通りですね。
(ザクロの家へ到着してそう呟くと、ベルとドアノッカーを鳴らして)
あっ、無事起きれたみたいですね。おはようございます!
(家に隣接する車のガレージから家の前へ移動する。サングラスを外して相手に向かって笑いかけ、「ビーチまで私の車で移動しませんか」と提案して)
そこにいましたか。おはよう、ザクロ。
サングラス、とてもお似合いですよ。えぇ、運転をよろしくお願いします。
(肩にかけたトートバッグの取っ手を握りしめて待っていると、ガレージから相手の姿が。挨拶をすると彼の提案に賛成して)
それにしても、あなたがサングラスをかけると、パパラッチから目を避けるアスリートみたいですね。もしくは俳優のような…。
あぁ、あなたは既にアスリートでしたね。
(助手席に座り、顔をザクロに向けて)
あなたは例え方が独特だなぁ…。
単純に日差しが強いからかけてるだけですよ。
(オシャレではないです、と言って苦笑し。車のエンジンをかけて)
ザクロは何でも似合いますからね。
それにしても、良い天気ですね。
(オープンカーならではの、風の心地よさに微笑んで)
ブロスターも喜んでくれることでしょう。
青い空にオープンカー、素敵だと思いませんか?
この車は私がシャープなフォルムに一目惚れして買ったもので……
(目を輝かせて車について色々語り始めて)
ふふ、もうすぐ海が見えると思いますよ。あの曲がり角辺りから。
えぇ、とても素敵だと思いますよ。
一目惚れですか。何ともあなたらしい…。
(この車について楽しそうに語る相手の話を、相槌を打ちながら聞いて)
ーー♪
(ドライブ中は海風が心地よく無意識に鼻歌を唄っていて。数分後、水族館の側にある駐車場に車をとめ)
では早速、水族館から行きましょう!
(コウジンタウンは観光客で賑わっている。水族館の窓口でチケットを2人分購入して1枚をズミに渡して)
…さて。入りましょうか。ここからはチゴラスと一緒に回ろうと思います。
(ボールからチゴラスが飛び出してきたので微笑み)
ありがとうございます。
さて、…おや、スターミーが出てきました。
(チケットを受け取るとすぐにスターミーが飛び出して)
まずはどこから行きましょうか?
(中に入ると辺りを見回して)
では、手前の方から…。
(中に入ってすぐに係員に「みずみずしい水族館」であると称される。目を輝かせると目線の先にあった円柱型の水槽へ向かって)
ーー♪
(たまたま思い出した曲のフレーズを鼻歌で唄い、彼の後をついて行き。水槽で悠々と泳いでいるポケモンを指差して)
わぁ、マンタインだ。大きいですね!
タマンタもいますよ!あっ、あっちにはランターンも…。
(水槽に張り付くかのような勢いでポケモンを眺め、感激した様子で)
…ところで、ザクロ。マンタインサーフというものをやったことはありますか?アローラ地方で人気のスポーツだそうで。
(水槽から一旦目を離すと、相手に向き直ってそう尋ねて)
ズミは子供みたいだなぁ……おっと、怒られちゃうかな。
ええ。やったことがありますよ。
テクニカルな技をきめると点数が高くなる奥深いマリンスポーツです。
(『アローラに来た際はマンタインサーフ、やってみたらどうですか』と尋ねてみて)
(/200ロル達成おめでとうございます!最近暑いですが、ズミも体に気をつけてくださいね。)
なんたる…!…こほん、いえ、失礼しました。
(子供みたいだと言われ目を見開いたものの、自分の行動を思い返すと、前のめりになったのを咳払いで誤魔化して)
うーん、マンタインサーフは難しそうですが、機会があればやってみます。
(泳いでいるポケモンをしばらく堪能すると、「次は奥に行ってみましょう」と微笑んで)
でも事実ですし……無邪気な貴方はとても素敵ですよ。
ええ。そうしましょうか。
(余裕のある笑みを浮かべてそのように言い、彼の後をついて行って)
こっちにはオクタンがいますね。
(吸盤を使ってゆったりと移動しているオクタンを見て嬉しそうに)
(/見逃していました。すみません…。200ロル達成おめでとうございます。これからもよろしくお願いします!)
(水族館で泳ぐポケモンたちを一時間ほど楽しんだところでそっと提案し)
次はどこ行きます?ズミが行ってみたい場所はありますか?
楽しかったです。
そうですね…私は特にありませんが、化石研究所がありますから、もしあなたが行きたいのであれば同行しますよ。
(お好きな方を、と答えると微笑んで)
(中に入り、向かって正面にあるカウンターを見て)
…そういえば、あなたのアマルスやチゴラスも復元されたカセキポケモンでしたよね?
(そう考えたら感慨深いですね、と穏やかな表情をして)
そうですよ。かせきポケモンの復元は現代における科学技術の結晶ですから…。
(遠目でカウンターに置かれている化石を眺めて微笑み)
まさにそうですね。
(復元のことを科学技術の結晶だと言う相手に同意すると腕を組んで頷いて)
かせきがこれ程たくさんあるのも、歴史が解き明かされている証ですね。
…ザクロ。心を惹かれるようなかせきはありましたか?
えぇ、あなたの言う通り、どれも魅力的ですよね。
(そう言うと再びかせきに目線を戻して)
…すごいなぁ。
(しばらく鑑賞を楽しんだ後、ザクロに声をかけて)
ザクロが他に行きたい場所はありますか?
わかりました、では早速移動しましょう。
…そういえば、こうしてザクロと二人で出掛けるのは久し振りですね。
(嬉しいですよ、とビーチ沿いを歩きながらそう言って)
私はそうでもありませんが。
ズミはレストランのシェフと四天王の仕事を務めていて、ずっと忙しかったですからね。
(「それにバトルの腕も一流。流石です」と呟いて)
光栄です。ポケモン勝負もシェフとしての仕事も、常に向き合う姿勢そのものが大切だと信じています。
あなたの方こそ立派だ。…アスリートとしても、ジムリーダーとしても輝いていますから。
(あなたとのんびり過ごせる時間ができて私は幸せです、と上機嫌な様子で)
…それがアスリートとしての使命ですから。日々の鍛錬はポケモンバトルでも活きてくるのですよ。
(真っ青な海の向こうを見つめながら親友と過ごす時間の尊さを感じ「ええ、私も同じ気持ちですよ。貴方と一緒にいられて幸せです、本当に…」と言ってにこりと笑い)
日々の鍛錬…ですか。
えぇ、あなたも幸せで何よりです。
(毎日の努力をしていると言う相手に納得したように頷き、幸せだと言われると照れ隠しのように目を逸らして)
…海の方に行ってみませんか?
…そうですね。折角ですから。
(そう言って靴を脱いで裸足になり、波打ち際を歩くとパシャパシャと音が立ち)
ふふ、ひんやりとしていて気持ちがいいです。
冷た…!
綺麗な透明ですね。
(相手に続いて素足になり、思いきって足を踏み入れる。冷たさに驚いていると、何かを見つけたかのように相手の名を呼んで)
ザクロ、こっち向いてください。
あはは…!なにするんですか、ズミ!
(勢いよく顔に海水を勢いよくかけられて笑みがこぼれ仕返しにと水をかけて)
仕返しです。えいっ!!
わっ!しょっぱいですね…!
…それそれ!
(かけられた海水が少し口に入り、塩気を感じて。再び相手に水をかけると駆け出して)
追いついてみなさい、ザクロ!
ズミ、はしゃぎ過ぎですよ。まるで子どものようです…!!
(まるで子どものように水遊びにはしゃいでいる相手を見て大笑いをし)
もうその手にはのりませんよ!知ったこっちゃありません…!
(駆け出せば、今度は相手に砂をかけて。日光に反射した砂は白く光っていて)
ひゃめてくださいよ、ズミー!
(砂が口の中に入ってジャリジャリとした感覚がして。両手で海水を掬い相手の顔にかけて応戦して)
わぁっ!冷たい…!
(かけられた水の冷たさに思わず頬を緩めて。再び走り出すと顔を相手に向け)
ザクロ、私はこっちですよ!
(走り続けていたものの、砂浜を走るのは体力がいるもので。疲れてくると転んだように膝をついて)
はぁっ、はぁ…。もう体力が…。
はい、捕まえましたよ。
(膝をついて疲れきっている相手の肩に手を添えて。まるで悪戯をした子供のような、無邪気な笑顔を浮かべ)
…貴方らしくないな、負けず嫌いと言いますか……すこし子供っぽい所もあるのですね。
こ、子供っ!?
ちょっとあなたの反撃にびっくりしただけです!…と、言いたいところですが…私のはしゃぎすぎですね。
(手を添えられれば負けず嫌いで子供っぽいと笑われると、はしゃいでいた自分を思い返して、恥ずかしそうな表情を浮かべ立ち上がって)
…では、そろそろ戻りましょうか。その前に着替えないと…ですけど。
(恥ずかしそうな表情を浮かべている相手がいじらしく感じ。海水を吸い込んで滴っているシャツやサンダルを見て苦笑いを浮かべ)
確かに、かなり濡れてしまいましたね。
(そう言うとシャツの裾を軽く絞って。そのあと、相手に向き直ると得意げに)
ザクロ。実はですね…リゾートホテルにチェックインをしておいたんですよ。せっかくの休みですもの。もっと満喫したいと思って。
(濡れてしまったシャツとズボンの袖を捲り。海風のせいで冷え込んだのか、思わずくしゅん、と小さく嚔をして)
…えっ、リゾートホテルを事前に予約してくれたのですか?
流石ズミさん……!気が利くなあ。
ありがとうございます!
(尊敬と感謝の気持ちを込めて敢えて『さん付け』で彼の名を呼び、満面の笑みを浮かべて)
喜んでくださって何よりですよ。
(少し得意げに笑う。さん付けをされたことで、相手と知り合ったばかりのときのことをふと思い出して)
さぁ、行きましょうか。早くしないと二人して風邪をひいてしまいます。
思えばこんなこともありましたね………
(ズミのレストランの一席に腰をかけ、バカンスの思い出を懐かしみ微笑んで)
(/すみません、久々の浮上なので場所と時間を変えています)
あの時は少しはしゃぎすぎましたね…。ただでさえ私は運動不足なので、次の日には筋肉痛になっていましたよ。
(客足が減ってきたレストラン内で、テーブルクロスを整え直して)
料理をしているので、それなりに筋肉はあるのではないですか?立ち仕事が多いでしょう……?
ふふ、そろそろクリスマスのシーズンですね。今年も貴方の季節の装いが見られると思うとワクワクしますよ。
(足元でポフレを夢中になって頬張っているチゴラスを撫でながら笑顔で言い)
えぇ、今年も”季節の装い”に着替えますよ。全身全霊を打ち込んだ料理を、お客様に楽しんでもらうことが私の喜びですから。
もし予定が空いているのなら、是非ともレストランにお越しください、ザクロ。お待ちしていますからね。
(誇らしげに季節の装いのことを口にすると、紅茶を相手の前に置いて)
【数日後】
(クリスマスから数日経ったある夜。小さな紙袋を片手にレストランへ出向いてホールスタッフに予約した旨を告げて)
…こんばんは。今夜は冷え込みますね。先日、夜7時に予約したザクロです。
[ホールスタッフ]
ザクロ様ですね、お待ちしておりました。ご案内します。
(お辞儀をすると窓側の方の座席へと相手を案内して。メニューを差し出し)
こちらがメニューになります。オーダーしたい料理が決まりましたらお呼びください。
案内していただき、どうもありがとうございます。
(予約席へ案内してくれたホールスタッフに礼を言い、格調高い椅子に腰掛けてメニューを眺める。テーブルの上にはミニキャンドルが暖かい色をほんのりと放っていて)
(本日はどのコースにしましょうか……迷いますね。)
(数分間熟考したのち、オーダーをしようと呼び鈴を鳴らして)
(/失礼します。時間が経過しての浮上なのでバレンタインデーまで時間を飛ばします。すみません)
クリスマスが終わったと思えば…巷ではバレンタインデーたるものが盛り上がってるらしいですよ。
(そう言うと相手のティーカップに紅茶を入れて)
(/了解です。無理はせず、リアル優先で返信してくださいね…!)
……そうですね、最近ミアレでカップルを見かけることが増えたのも、街中に甘いショコラの香りが漂うのも、その祭典のせいでしょう。
(貴方はバレンタインとやらに興味はあるのですか、と首を傾げて尋ね)
バレンタインには興味ありません。ですが、ショコラが大量消費されるという点は興味深いですね。
…ザクロは興味あるんですか?
(相手の問いかけに少し首を捻ってから答えて。少し間を置いてから相手と同じことを尋ねて)
ふふ、興味が無いのですか……。
この時期になるとファンからショコラを貰うことが増えますが、糖質制限中は食べられないのですよ。気持ちだけありがたく受け取ってます。
(色恋沙汰にまるで興味を示さないので苦笑いを浮かべて。料理人の観点から行事を楽しむという職人気質に感心して)
……そうですね、バレンタインは愛する人にショコラを送る方が多いですから。
ズミは流石ですね!季節限定のメニューも考えているのですか?
えぇ、期間限定のメニューを出すと、いつもより多くのお客様がレストランに足を運んでくれますから。
(相手の問いかけに頷き、誇らしげに笑って)
…あの、ザクロ。
実はあなたに作ったショコラがあるのです。食べていただきたいのですが…。
ショコラを私に……?とても嬉しいです!
(まるでひかりのいしのような輝きが目に映り、「ありがとうございます!」と声を弾ませて言い)
(ラッピングされた小さな袋を彼に差し出して)
自然由来の材料を使っていますので糖質は気にせず召し上がってください。ザロクのみをふんだんに使いました。
(「味には自信ありますので」とも伝えて)
ふふ、それは楽しみです。…早速食べてみてもいいですか?
(余裕ある柔らかな笑みを浮かべる一方で、どんな風味か気になり食べるのが待ちきれないらしく、ショコラの入った小袋を見つめながら言い)
もちろん。
ぜひ感想も聞かせてください。今後の料理に活かします。
(相手の笑顔を目にして、自分も表情を穏やかにして。先程淹れたコーヒーを差し出し)
コーヒーとの相性も良いと思いますよ。
では……いただきます。
(箱からショコラを取り出して一口齧れば、ザロクのみの甘酸っぱい味わいを感じ、後から舌でほんのりと苦味が広がっていき)
おいしい…!コーヒーとの相性もバッチリです!
ポケモン向けにはポフレを作ってみては如何でしょう?
期間限定のパティスリーとして販売するのも良いかと思いますよ。
(細部まで拘られ、シェフの技術がふんだんに活かされたスイーツに感動し笑みを溢して。来店したトレーナーやポケモン達が喜ぶようなポフレを作ってみてはどうかと提案し)
それは良かったです。
(相手の輝いた目を見て思わず笑みをこぼして)
ポフレですか…なるほど、それは思いつきませんでしたね。期間限定で販売してみましょう。早速メニューを考えなくては。
(その提案に感心すると、期間限定のポフレを作ろうと決意すると、とある考えを思いつき)
ザクロ。もしあなたが良ければ、私と一緒に限定のポフレを作ってみませんか?
……いいのですか?ポフレの作り方を伝説のシェフから作り方を直々に教わるなんて、私は幸せ者ですね!
(そう言ってにこりと微笑み。「アマルスやウデッポウをイメージしたポフレとか作ってみたいですね」と言い足し、嬉しそうな様子で)
お元気ですか、ズミ。
貴方は料理人、そして四天王として日々励み、忙しくも輝かしい毎日を送っているのでしょう。
また貴方とお話ができたらなぁ…私は嬉しく思います。
アマルルガ達といつまでも待っておりますよ。
お久しぶりです、ザクロ。実はレストランと四天王の仕事が立て込んでいて…。あなたとお話する機会があまり取れず、申し訳なく思っています。
ザクロが行きたい場所や、やりたいことがあれば是非私に教えてください。
お久しぶりです、ズミ!連絡がとれて嬉しいです。
いえいえ、お気になさらず!お互い様ですよ。そうですね、前から行きたかったミアレのパティスリーへ足を運ぶのは…あ、旅行もいいですね。他の地方へ出かけるのもどうですか?
(嬉々とした様子でズミに話しかけて子どものように無邪気な表情を浮かべながら、これから何をしようかと相手にアイデアを持ちかけており)
私も嬉しいですよ。そうですね…アローラ地方へ旅行するのはいかがでしょうか?行ったことのない地方ですし、たくさんの不思議なポケモンに出会えると思います。
(嬉しそうな様子の相手に微笑み返して。彼のアイデアを聞いて少し考え込むと、旅行を提案し)
おお、アローラ地方!いいですね。
前からマンタインサーフをやってみたかったんです。それでは早速、スケジュールを決めましょうか。このボタンを押して……
私はこの辺りが空いています。ズミの空いている日を教えてくれますか?
(相手の提案に快く頷き、スマホロトム(最近ガラル地方から取り寄せたもので最新機種らしい)の電源を起動する。相手に見えるようにして、カレンダーの画面を表示させており)
最近はそんなに便利なものがあるんですね。
(スマホロトムの機能を見て感心した様子。「私は…」と手帳を取り出して空いている日を確認すると開いた手帳を相手に見せて)
ここなら空いているので、あなたと都合が合いそうなのは1週間後あたりですね。
ズミも使ってみてはどうですか?ポケモン図鑑も付いていて中々便利ですよ。
以前崖から転落しかけたことがあったのですが、なんとスマホがパラシュートになって私を守ってくれたんです。その時はとても驚きましたよ!
分かりました。では1週間後の数日間をバカンスにしましょう。
気になっているリゾートホテルの情報を貴方の携帯に送っておきますね。予約はこちらで済ませてもいいですか?
(スマホロトムを使用した感想をロッククライミングの話と織り交ぜて伝えているが、それは危険な目に遭った人が話すような口調では到底無く、本人のリスクテイカーな一面を覗かせていて。
それから先程調べておいたハノハノリゾートの写真をズミ宛てに送信し。口元には笑みを浮かべて、久々の二人旅に期待に胸を弾ませているようで)
まったく。クライミングに夢中になるのはいいですがほどほどに、ですよ。
(ロッククライミングの際に危険な目にあったという相手に注意を喚起して。送られた写真を確認すると、相手に微笑み返して)
はい、予約をよろしくお願いします。
はは、そうですね……そこに壁があれば登るだけ、ですから。了解です、飛行機の予約手続きも此方で済ませておきますね。
では、そろそろジムバトルの時間が迫っているので戻ります、ア・トレ・ビアント!
(つい無茶なクライミングをしてしまうのを内心反省しつつ、相手の好意をありがたく思い。別れ際には気さくな口調でもって手を振り、ショウヨウジムの方向へ自転車を走らせて)
【当日】
もうすぐ到着するかな?
(あらかじめ待ち合わせ場所として指定したカロスの国際空港にて、腕時計に目を遣ってズミが来るのを待機しており)
おはようございます、ザクロ。絶好のバカンス日和ですね。
(辺りを見渡して、相手を見つけるとサングラスを付けた姿で声をかけて)
おはようございます、ズミ。おや、何か楽しいことでもありましたか?私は……朝からあなたに会えて嬉しいですけどね。
(ズミにしては珍しくサングラスをかけて自分の前に現れたので少々驚きつつも、からかい口調で問いかけており)
ザクロこそ、いつもと髪型が違うように見えますが…何か良いことでもありましたか?
(サングラスを少しずらすと相変わらずの悪い目付きで、からかいにはいつもの調子で受け応えて)
さて、搭乗手続きをしないとですね。
おや、気づいてくれたのですか。
……ふふ、私は少々浮かれているようです。立ち話はこれくらいにして、行きましょう。
(アクセサリーを新調したのはつい最近で記憶に新しく、肩にかかる程の髪を下方で留め、一つ結きになっているのを相手に指摘されたので嬉しそうに答え。しばらくして出国審査等を終え、いよいよ搭乗ゲートへと歩みを進めて)
(ゲートを通過して飛行機に乗り込むと、二人掛けの席の通路側に腰掛けて。一息ついてからパンフレットを相手にも見えるように広げて)
アローラには観光名所がたくさんありますね。どこに行こうか迷ってしまいます。
(対して窓側の座席へと腰を下ろし、高度が上昇し風景が移り変わってゆく様を一瞥し視線は相手の広がるパンフレットへと)
そうですね。到着先はカンタイシティ…ですから、まずは観光案内所にてお勧めの観光スポットを尋ねてみましょう。
それが良いですね。
(相手の提案に頷き。到着までしばらく時間がかかるため映画でも見ようかと思い、端末を操作しながら)
面白そうな映画は…。
でしたらこちらの作品はどうでしょう。アクション映画もなかなか良いものですよ。
(タッチパネルを操作し『Full Metal Cop』を指差して微笑む。この作品はセッカシティの著名な俳優が出演しており、続編が作られるほどストーリーも面白いので普段映画をあまり観ないであろう相手も楽しんで貰えるだろうと思って薦めることにして)
アクション映画ですか、良いですね。…ロマンスよりは退屈しなさそうだ。
(映画の概要を見ると、耳にしたことのある俳優の名前が。相手に薦められたことで興味が湧き、その映画を見ることにして)
はは、失礼な言い方かもしれませんが…ズミは恋愛にはまるで興味が無いようですよね。
(相方らしい発言を聞いて思わずニッコリと微笑んでから隣で映画を楽しむことにして。しかし冒頭部分から30分を過ぎると、瞼が閉じて眠りに落ちてしまったようで)
おや、風邪をひいてはいけない。
(しばらく映画に夢中になっていたが、相手が隣で眠っていることにふと気がついて。機内は冷房が効いており、その寒さで彼が熟睡できなかったり風邪をひいてしまったりしたら気の毒だと思って。毛布代わりにと自分の薄手のパーカーを鞄から取り出すと相手に掛けて)
…ズミ?私の為に気遣ってくれたのですね。
ありがとうございます!映画の方はどうでしたか?
(目を覚めれば上半身に上着が被さっていて、さり気ない相手の気遣いが嬉しくなって礼を言い。パネルの方を見遣れば、映画はエンディングへと差し掛かっていて初めて観た感想を聞いてみることにして)
面白かったですよ。他のシリーズも見てみたいですね。
(エンディングに突入した画面を見つめている頃、ちょうど相手が起きたようで。感想を述べると間もなく着陸するとのアナウンスが流れて。両手を組んで伸びをしながら)
もうすぐで着くみたいですよ。
(/ザクロ、お久しぶりです。お元気ですか?年明けのお返事になってしまって申し訳ありません)
トピック検索 |