不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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(晴れ渡った陽射しに早々にして目覚めたものの特に任務の予定も無く緩やかな時間の中、歯を覗かせて大きな欠伸を一つ。自分には少々広すぎる屋敷は物音一つなく、欠伸で目に溜まった滲みが視界から解けるまで朝の景色を眺めて一転、気分を切り替えて背筋を正し活動を始めることにして。特別の外出の予定も無いため、普段着用の動きやすい白地の着物に着替え適当に身支度を済ませ。鬼を狩れぬ日中において現段階では予定も無く暇があるが、鍛錬を怠り身体が鈍っては身も蓋もないため…というより鬼殺に何より関心を注ぐ己にとって刀を握る以外の選択肢は無く。背丈ほどの適当な藁束を纏めて縛り作った、鬼代わりの的を庭に等間隔で並べるとそれを斬る形で自主的に稽古を始めて。あくまで動かない無機質な的ではあるが、鬼との実戦であるかのように意識は研ぎ澄まして日輪刀に触れ。勢い良く鞘から刀を引き抜き、その力の流れに従い目標を斬り付けると軽い感覚が腕に伝わり藁束がぱさりと地へ落ちる、そしてまた次へと刀を流し順に斬る、その繰り返し。絶え間なく姿勢は動かしつつ一本一本目標を処理していきやがて残り少なくなった頃。客人だろうか、屋敷を覗く何者かの影と聞き覚えのある声に気付き集中から覚めて。鍛錬に若干乱れた呼吸で、無作法にも鞘から抜き剥き出しの刀身をぶら下げたまま声のした方へ向かってみると、意外な客である彼女がごく控えめに顔を覗かせており驚きに目を見開いて。先日から印象的に記憶に残っているその存在に、再度顔を合わせる事が出来た喜ばしさが胸を擽り、紙袋の存在には気付かずその顔ばかりへ視線を寄せ。しかしながら心当たりのない訪問の用件には眉を動かし、すぐさま不思議そうに呼び掛けて)
……おォ、珍しい客人だなァ…?俺に何か用事か。
(/嬉しいお言葉を…!我々は尊さで殺し合っていた…!?共に胡蝶さんにお説教食らいましょう。いえいえ!本編も背後様とのお話もどちらも楽しませていただいているので…いつも沢山ありがとうございます!いつでも思い付いたシチュなどありましたら語り合いましょう◎
ああ…普段無頓着な羽沢さまも好きです…なのに休日おめかしをしてくださるなんて!!好きです…ッッ…いつもとの違いに気付いて不死川もオォ、となると思いますが、またいつもの癖で素直さのない褒め方になってしまいそうです…!
音柱さまと派手に言い合いになるとは強い…でもすごく目に浮かびます!!口悪も想像するだけで素敵で見てみたいです…!羽沢さまのそのお礼の言えない等不器用なところがグッと来すぎてもう…ありがとうございます…。不死川の挙動で少しでもにやにやポイントがお返し出来ていたら嬉しいです!!嬉しすぎます!!場面転換も、静かに虫に焦ったり屋敷前で躊躇ったりのまた新たな羽沢さまの一面が見られて尊さ爆発で読ませていただきました…!手合わせなど日常を終えたら一度下弦あたりと闘ってみたいのですがどうでしょうか…?もし可能でしたら創作鬼のpfも軽くご一緒に制作できれば楽しいかなと思っております*´`*)
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