天才or努力家 2021-06-06 12:22:24 |
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っ…だ、大丈夫だっ…それじゃ、もう少しブラついてくるよ…(相手の手の甲が頬を撫でるその感覚に思わずピクリと肩を揺らし、また一段と赤く頬を染めながら大丈夫だからブラついてくると言いながら足早に部屋を後にして)
あっ、ちょ、…行ってしまった。
(早足に部屋を退室する背中を見送ればどうしたのだろうと首をかしげて、やはり一人じゃ危ないし風呂を浴びたら合流しようとばかりに簡単な追跡魔法で発動させては水の蝶がふわふわと貴方を追いかけに行きそれを見送れば、風呂に入るじゅんびをし)
…はぁ、不意打ちは卑怯だっての…(ブラブラと夜の町を歩きながら赤い顔のままポツリと溢して。相手へのこの淡い片想いを実現させた過ぎて暴走してしまったよな、なんて思いながらゆったりとした歩きで町を散歩して)
よし、行くか
(風呂浴びが終わればまだ湿っている髪の毛をお団子にしては簡単なタンクトップとズボンを履いてはロングカーティガンを羽織り貴方を探そうと宿屋に出ては、こんな追跡魔法に気づかないなんてと心配になり早足で向かい)
(相手の事を考えすぎて、まさか追跡魔法で追跡されてるなんて知らぬまま町の中央部の噴水の縁に腰掛けながら赤い顔を必死に元の調子に戻さんと背を丸め両手で顔を覆いながら溜め息を溢して)
…だーれだ。
(ため息を溢してる貴方を何か落ち込んでるのかと思えば追跡魔法を解除して、後ろからぎゅうっと抱きつきながら目を隠し少し楽しそうな声で誰だと囁くといたずらっ子のように微笑み)
っ…!?ル、ルイス…なん、で…(相手との関係は清くあるべきだからこそ、落ち着いて接する、その為ゆっくり時間を過ごして戻ろう、そう思っていた為にまさか自分のすぐそばまで来てるなんて思いもしておらず突然隠された視界と囁かれる聞き覚えのある声にピクリと肩が揺れ赤く染まる頬と困惑に揺れ動く瞳とやや震える声で何故ここに、と言いたげに呟いて)
なんでって、心配だから着いてきたんですよ。ほら顔が赤い。
(目隠しを取れば、顔をさらに赤くなる貴方を見つめては新たな病気かなと考えては熱を測るかのように頬を優しく撫でていき、私の簡単な追跡魔法に気づかないなんて具合悪いなら帰ろうと話し)
っ…(頬を優しく撫でられながら顔の赤みを指摘されれば恥ずかしさと相手の手から伝わる体温により頬に赤みが増して耳の方まで赤くなりそうで。具合が悪いのなら帰ろうと提案してくる相手に「別、に具合が悪い、訳じゃ…」と断りをいれつつ早く1人で心を落ち着かせたい、そんな考えで頭が上手く思考が回ることはなく)
具合が悪くない?なら、毒か?けど、顔を赤くなる毒なんて聞いたことが…。
(耳まで赤くなるのを見届ければ首をかしげて、顔を熱くないのにも赤くなるだけなんてと考えるものも具合が悪くない?と聞けばハッとしたようにじっと見つめては先程戦った魔獣が毒に当たったのか?と思えばそれを伝え)
ちがっ…と、とにかく、部屋…行くぞ…(どうやら相手は相当鈍感なのかもしれない、そう思いながら毒でもないと伝え。もう、こうなったらどうなっても良い、自分の気持ちを伝えるしかない、そんな思いから相手の手を掴み宿屋へ戻り)
あ、あぁ…。
(手を捕まれればそちらからのスキンシップは慣れていなくて、顔を少し赤くさせながら導かれるままに宿屋に着けばとりあえず寝かせようと考えて)
あ、あぁ…。
(手を捕まれればそちらからのスキンシップは慣れていなくて、顔を少し赤くさせながら導かれるままに宿屋に着けばとりあえず寝かせようと考えて)
…悪い(宿屋の泊まる部屋に戻ってくれば、そのままズンズンとベッド脇まで相手の手を軽く引っ張ったまま歩いてそこで止まり、一言簡潔な謝罪の言葉を述べた直後グッと相手の腕を引きそのままベッドの上へ半ば強引に倒れさせればその上に跨がるように身体で相手が起き上がるのを抑制し)
うわっ、とっと、…?どうかしたか?
(ベッドの上に押し倒されるような格好をさせられては軽く受け身をとり覆い被されれば上にある貴方の顔を見つめてはおずおずとしたように首をかしげて少しドキドキしてしまうから用件だけ早く聞きたいとばかりに問いかけて)
…本当なら、もっとじっくり接して、仲を深めたかったけど…もう、まどろっこしいのは止めだ。俺は、お前の事を考えるだけでどうにかなりそうなんだ…お前の事が、好きなんだ(オズオズと首をかしげる相手の事が愛おしい、もうじっくり仲を深めあってから告白がしたかった気持ちなんて吹き飛んでしまい、片肘を支点にして相手の頬をスルリと撫でながらただただ自分の気持ちを率直に伝えて)
う、そ…っ…あぁ、うん、わかった、わかった!わかったから!距離を取ろう!今!顔が近い!
(愛しそうに語られる台詞に顔を真っ赤にしてしまえば初めは疑ってしまうものも貴方の瞳を見れば嘘じゃないと悟れば同じ想いだったことに嬉しそうに微笑んでしまうが、今の体制を思い出せば告白の返事より顔が近いと話し)
…煩い、我慢の限界だ。嫌っても良い…だから…(顔の近さを指摘されるも、もう嫌われても良い、そんな思いからそう言い切って申し訳なさげに嫌っても良いからせめて口付けを、そう願い何かを言われる前にと相手の口を自分の口で塞ぎ、自分の舌を相手の唇の間にねじ込み深く口付けをして)
んんっ!?…っ~…
(自分も同じ気持ちなんだよと話したいが切なそうな声で嫌ってもいいと言われれば話を聞けと話したいがキスをされ、喋れなくなり背中を軽く叩きながらも想い人にこんなのされたらと思いながら舌を小さく差し出して絡めてから口内にしまい、落ち着かせるように背中を叩き)
っ…ふ、なん、だよ…(半ば強引な口付けに一度絡めてから引っ込んだ相手の舌を求めんと伸ばそうとした矢先に落ち着けと言わんばかりの背への感覚に物足りなさを感じながらも渋々口付けを止めれば何で止めようとするんだと言わんばかりの口調で問いて)
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