アニメ派 2021-06-02 08:04:55 |
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(可愛い反応を見せた弟のことを思い出して口元が緩みそうで。車両点検や遺失物の対応を終えて数十分後、クダリの元へ戻ってきて)
…クダリ。ただいま戻りました。
……。
(事務室に着くと自分の席に着く前に甘いものが飲みたくなりカフェラテを入れては席に着き、溜まりに溜まった資料の山を見ればふぅっと小さくため息をつき、一枚一枚資料を見ながら集中して作業してるため兄が帰っても気づけなくて)
『ふふ…どうやら集中していて、わたくしが戻ったことに気付いていないようですね』
(そう心中で呟き、クダリを少し驚かせてみようかと思って。右手で相手の白い帽子をヒョイと取り、綺麗な白髪を優しく撫でて)
偉いですね、クダリ……。貴方の働きぶりにはいつも感心しておりますよ。
ちょ、兄さん!?いつ帰ってきたんだい!
(帽子を取られて頭を優しく撫でられれば嬉しくてたまらないと笑ってしまうが、ここは職場と思い出してはガタッと席を立ってはびっくりさせないでよと笑うかのように微笑みながら問いかけて)
…丁度今見回りから戻ってきた所ですよ。つい貴方の真剣な表情に魅入っておりました。
(仕事中の真面目な表情が一瞬緩んだのを見て、可愛い人だと思って微笑み。仕事が終わって一緒に過ごす時間が待ち遠しいです、とそっと呟いて)
お疲れ様、ノボリ兄さんからかってる?それとも変な顔をしていてたかい?
(戻って来たと聞けばお疲れ様と微笑み、何か飲む?と問いかけながらも魅入ってたと聞けば呆れ顔を向けてからかってるのか変な顔をしてたのかと首をかしげ)
からかっておりませんよ。わたくしは本当の事を述べただけです。
(ブラックコーヒーを頂きましょうか、と答え、弟の真剣な眼差しに見惚れていたのは嘘では無いことを伝えて相手の右手を握り)
そ、そんな事言っても甘やかさないからね!
(顔を真っ赤にしてはブラックコーヒーを入れて、手渡しをすると捕まったかのように右手を握られてはつよく振り払えなくてうぅっと悩んでしまい)
えー…それは残念ですね。もしかしてキスがご所望でしたか?
(澄まし顔を浮かべながら気の抜けた返事をし、握っていた相手の手をそっと離して。ブラックコーヒーが注がれたカップを受け取り、砂糖やミルクを一切入れずに一口飲んで)
キっ?!キスだったら、余計にダメ!あんまりイタズラ言うと僕だって怒るからね!
(離れた手を眺めては少し寂しそうにし、キスという単語に驚いて動揺してしまうものも甘いカフェラテを飲んでは怒ると呟き)
…ふふ。クダリ、そんなに怒らないで下さいよ。
(揶揄ってすみませんね、と柔らかい口調で謝り半分反省していないように見て取れる余裕のある笑みを浮かべて。恥ずかしくて照れているのだろうか、と思って首を傾げて)
…まったく。あっ、そうだ。ノボリ兄さん。この書類だけどサインお願い出来るかな?
(反省してない様子にため息を溢しては思い出したように書類の山から一枚の書類を出しては顔を近づけてこの部分にサインと指を指して)
…ええ。お安い御用ですよ。見せてくださいまし。
(書類を最後まで読み通し、ワイシャツの胸ポケットに入れていたボールペンを右手に持って署名をし。どうぞと言って柔和な笑みを浮かべて)
んっ。ありがとう。もうバトルもないと思うし、兄さんは先に帰って大丈夫だよ?僕はこの書類まとめてから帰るし。
(書類を受けとればふにゃりと花が綻ぶような笑みを浮かべて礼を伝え、テキパキと書類を見通しながら先に帰って大丈夫と伝え)
わたくしは弟を置いて先に帰るなんてことしませんよ。手が空いてますので、手伝わせてくださいませんか?
(本当は夜道を独りで帰るのは心細いからであったが、そんなことを言ったらまた弟を困らせてしまうだろうと思ったので本心を口に出さず。手伝うのは当然、という表情を浮かべて書類の確認を手伝ってもよいか尋ねて)
ふふっ、そっか。なら、この書類をお願い出来るかな?僕はちょっとパソコン使って書類作っちゃうから。
(寂しいのかなと思えばそれを隠すように手伝うという兄さんを可愛いく感じてはクスクス微笑みながら、書類の束を持ってきてお願いねと頼んでは隣でパソコンを開き作業を始め)
……おわった…。
(カタカタとパソコンの作業をすれば、数十分という時間が過ぎていきなんとかキリがいい書類を作り終わればふぅっとため息をこぼし、一言呟き)
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