スレ主 2021-05-30 21:55:19 ID:9c1004cee |
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【予定からかなり遅れてしまって申し訳有りません。改めて本編開始のプロローグを投下致します。(以降の新規御参加やキャラ追加もまだまだ募集板の方で随時受け付けていますので御遠慮なく。)】
――プロローグ―
>ALL参加者
静謐の間、何処とも知れない奇妙な空間にて語り掛ける道化を装いて戯れるモノ。
異国の奇妙な仮面を被り、古風で落ちぶれた仏蘭西貴族めいた様相の一人の男が、恭しく、しかし芝居掛かった様子で胸に手を当てながら一礼する。
まるでこれから始まる(ショー)の前の御挨拶と言わんばかりに
「どうぞ、御集まり下さいました紳士淑女その他の皆様―――こうして御目に掛かる事が出来るとは光栄の極みでございます。」
仰々しい口上でそう述べながら、仮面の道化は単刀直入にその目的を告げる。
「これから皆様には“殺し合い”をして頂きます。皆様はありとあらゆる世界の様々な刻から集めた贄。そして生き残った最後のただ御一人のみ、元いた世界へ御帰し致します。それがこの殺し合いの儀、俗に言うバトル・ロワイアルでございます。」
淡々と、しかし面白可笑しそうな口調で道化はそんな理不尽極まりない(ショー)の説明をし、最後に何気無い様子で
「最後まで御生存なされた方の『願い』もお一つ叶えて差し上げましょう。文字通り“如何なる願い”でも――御安心を、この言葉に嘘偽りはございません。」
―――そんな言葉を最後に簡素な宣言を終えた仮面の道化の姿は唐突に参加者達の視界から消える。まるで最初から其処に誰も居なかったかの様に
―次に目を開くと、眼前に広がるのは見知らぬ土地――紛れも無い(殺し合い)の舞台。
手元には飾り気の無い黒のデイパックと見知らぬ道具(ランダム支給品)――此処からの行動や判断は貴方(参加者)次第。
―――
―
【ロワイアル開始です、開始地点はA~Cエリアに掛けての何処からでもOKです。エリア名とロケーションの名称は記載をお願い致します。例※(第一階層/A-1/住宅街/キャラ名)】
>ALL参加者様
【第一階層/A-3/デパート/リタ】
>ALL
…困りましたね…。通信も繋がらない状態、これでは外部…天命に助けを要請できそうにないですね。…まぁ、装備がある分マシではありますが…
(先ほどまで自分達の前で話していた道化のような主催者。その主催者は理由は不明だが参加者同士での殺し合いをさせようとしている…正直馬鹿げた話だが、一度瞬きをしただけで全く別の場所へと飛ばされ、手元には黒のデイパックとリボルバーらしき武器が。通路から人目につかない店内の隅へと移動し、デイパックの中身を確認して)
…携帯食糧と飲料水が…3日分といったところでしょうか。筆記用具と…私の名前が書いてるこれは参加者の名簿でしょうか?
これは地図ですね…恐らく私がいるのがデパートですね…
(デイパックの中身を見て今現在の持ち物を確認、もし3日以上ここに滞在することを考えて食料調達をしなければと考え、名簿に書かれている名前を軽く見てはデイパックにしまい、地図と周りを見比べて、周りの特徴から現在地がデパートだと仮定して。最後に…手元にあるリボルバーを少しいじりはじめて)
どうしましょう…あの方(主催者)のおっしゃっていることが信用できませんね…。非道になり一人だけ生き延びても、その場で殺害されるかもしれません…。
【遅れに遅れてしまい大変申し訳ないです、カタツムリ更新ながら進めていきます故】≫参加者の皆様。
【第一階層/A-3/デパート/雛沢・加奈江】
>リタ・ロスヴァイセ、ALL
―身体が、寒い
(凍えてしまいそうな身を切る冷たさと、同時に何か己にとって(大切なモノ)が急速に失われていく様な感覚――この悪趣味な(殺し合い)が始まる以前から、乾いてこびり付いた血糊で汚れた何処かの学園の制服姿の少女は、覚束ない足取りでふらふらと彷徨い歩く。)
誰か…いないの?
(底平常なモノには見えないし、この(殺し合い)に乗った者からしてみれば格好の‘獲物’として捉えられるだろう。そう彼女の『本質』が理解出来ない者には…)
其処に…いるの?
(―感じ取るは生者の熱、暖かくて自分からは失われつつあるもの――まるで灯りに誘われる羽虫の如く、血に汚れた少女はまるで気配を読み取ったとも匂いを嗅ぎ付けたとも言えるような迷いの無い動きでデパートの一角へ緩慢に歩みながら、うわ言の様に声をかける。)
【第一階層/A-3/デパート/リタ】
>雛沢・加奈江
……!
(自分以外本当にいるのかと疑いたくなる程静まり返ったデパート内…少し離れた所から歩いてると思われる一つの足音が聞こえると、デイパックに入っていた拳銃を弄る手が一瞬止まり、聴覚を頼りに姿の見えない相手の居場所を探り…。その足音はこっちに近づいてきているのがわかり、声も聞こえてくる……恐らくは学生だろうと予想を立てるが、すぐに異変に気付き)
……困りましたね……発言自体は無害そうなのですが……。
(こちらに歩いてきている相手から、微かに血の臭いがする……警戒した様子で店内の棚の陰からこっそりと相手を見て……案の定、服に乾いた血がついていることを確認して、すぐに銃口を向けられるように拳銃を下側で軽く構えて)
【第一階層/A-3/デパート/雛沢・加奈江】
>リタ・ロスヴァイセ、ALL
――いや、いやだ!血、血なんて欲しくない…わたし、わたしは…そんなんじゃない。
(棚の陰から様子を伺う他の参加者を他所に、店内に入った途端に頭を抱えて悶え苦しむように何かに
抗っている様な有様を見せる乾いた血糊をこびり付かせた制服姿の女子学生――少なくとも演技の類では無いらしい事が分かる。その場で膝をついて呼吸を荒げている。―と)
逃げて…
(棚の陰からの視線に気付いたらしき彼女は、相手に向かってそう絞り出す様な声で一言告げる。途端に、メキメキと少女の両の手が―人間離れした捕食生物の如く、鋭く兇悪な爪を形成し始めて…)
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