1671 2021-05-27 08:51:49 |
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葡萄飴も水飴もないなあ。 損してたかー。じゃあ今年はあおと行くから、たくさん得できるかな。 ( 思えばお祭りであまり甘いものを食べた記憶がなく、偏食も偏食だったが、恋人に知らない味をたくさん教えてもらえるのもまた、これからの楽しみが増え。 既にたくさん食べられることにわくわくしているのか笑みを浮かべ。 「 んえ、俺も浴衣ってことー? 着たことないけど…いいよ、俺も一緒に着るー。 似合うかなあ、 」 完全に自分の服装は考えていなかったが、提案、というかほぼ相手の浴衣姿が見たいなら決定事項だが、せっかくの機会だしおねだりする恋人もかわいいしと指で丸を作って。 恋人の浴衣姿は色んな柄や色んな髪型で想像できるが、自分となると想像できず首を傾げ。 「 んー!いちごも美味しいね、こっちもどーぞ。 」 差し出されたクレープを持つ相手の手に手を添えて、ぱくりと一口食べると、目を細めて満足げに味わい。 ひとくちくれたお礼にとこちらのクレープも相手の口元に近付けて。 )
んじゃあ、恥ずかしくなくなるまで、待ってる。 ( 嫌なわけではないと安心すると背凭れに寄りかかり、相手の髪先に指を絡めては ) ばかとかいうなー。 ( 同じように緩い口調で言い返しては相手の両頬に手を伸ばし、指先でむにむにとあそんで )
どうだろ……いや、たぶんいつだって照れる。( 慣れることができるだろうか、と眉をひそめて )むー……( 特に抵抗するでもなくされるがまま。緩く頬を摘まんでみるも、途中でおかしくなってきたのか笑ってしまい )しゅーくん、へんなかお。
うん。だから、いっぱい新しい味見付けよ。ほら、最近はかき氷なんかもふわふわで美味しいの増えてるし──( 既に夏祭りのことを考えると心が躍るようで、自然と頬が緩んで。好きな空間に好きな人といくことができる、それだけで普段大して気にしていないお洒落やメイクも頑張ろうと思える。それほどに単純で、自分の中で恋人の存在が大きくなっているのがわかり。「そうそう。お揃いというか、なんというか……一緒に浴衣とか、良いなあって思って」恋人ならどんな服装でも似合うだろうけれど、と頭の中ですぐに想像が膨らみ。実際はきっともっと格好良いんだろうな、なんて思いながら。「ん。定番、やっぱり外れないね」一口食べると満足げに口角を上げてこくりと頷き。こうして二人でいるからより美味しいんだろう、といった恥ずかしい言葉は心の中だけに留めておいて )
えー、いつだって照れるなら、今でもいいと思うけどなあ。 ( にまにま、なんてちょっとした期待と揶揄いを含めた笑みを浮かべれば ) んー、かわいい。 ( まるで愛らしい小動物を相手にしているかのように目を細めて緩みきった表情で頬に触れていると、自分の頬にも手が伸びてきて、 ) へんじゃないしー。 俺が変ならあおも変。 …変なのにかわいい。
そういうとこ、ほんとずるい。( むう、と頬膨らませてはそろりと膝の上に移動しぎゅう )……やっぱりこの体勢、結構恥ずかしい。( 耐えかねてそっと目閉じ )そろそろきつい、しゅーくんが可愛すぎてむり。( 摘まんでいた手を離すと頬に手を添え、軽く触れるだけの口付けを )
んーー。 あおの顔もよく見えるし、ぎゅってしやすい。 ( 膝に乗られると満足げににまーっと口角をあげ、膨らんだ相手の頬をつんつんとつついたあと、腰に腕を回すと抱き寄せて。 ) …俺も同じこと思ってたけど、先手打たれた。 くやしい。 ( 可愛すぎて、なんて此方も同じで、不意に口付けをされれば、むうっと悔しそうに唇を尖らせ。こちらからも口付けを、と思ったがなんだか悔しいので摘んでいた手を離すと頬を甘噛みして。 )
ん。( 背中に腕を回し、身を委ねるようにして。照れからかあまり言葉を発することはなく )……ふ、先手必勝ー……っ、なにして、( 拗ねているのも可愛いなあ、と油断したのも束の間、予想していたのとは違う感触に思わず後退り。頬が熱を持つ気がして手で抑え )
んー…あおの髪、いいにおいする。 ( 背凭れに身を委ねリラックスしながら恋人を抱きしめて、鼻に掠める髪に顔を埋めるとすんすんと鼻を鳴らして。好きな香りなのか離れ難く胸の中がいっぱいになり。 ) くやしいから食べちゃおうと思って。 あおのほっぺやわいー。 ( 相手の反応に満足そうに肩をすくめると。 にへ、と笑みを浮かべれば甘噛みした感想なんかを口にしては )
あおー、全然コンスタントに返せなくてごめんね。 ( しゅん、 ) ちょっと気持ちの余裕なくてロル上手く回せてないかもしれないけど、やだったら言って。 ( 視線泳がせ )
……やっぱり相性が良いのかもね。( 照れ隠しにぽつりと言葉を溢し。頭をすりすりとくっつけながら、表情緩めて )もうそれはいいから、取り敢えず忘れて……( 未だに熱の残る頬を押さえたまま、顔の前で手を振って。誤魔化すために少々勢いをつけた状態でぎゅうと抱きついてみて )
そこで咎めるほどひどい彼女ではない、つもり。大変だったらちゃんと待つし、だから無理はしないで。
ふわふわのかき氷、! あーもー、浴衣も食べんのも楽しみ過ぎ。 あ、俺射的得意だからかっこいいとこ見せられるかも。 ( なんだか最近SNSでよく見る想像以上に山盛りなかき氷だとか、昔ながらのお祭りといえど進化してるものもありそうで、浴衣にデートに食べ物に、そして得意分野でいいところを見せるチャンスまで。 暑いのは苦手ではあるけれど、こんな楽しみな夏は今までにあっただろうか。 夏祭りの話題で盛り上がっていると手元のクレープはすでに食べ終わっていて、 「 想像以上に美味しかった。また食べいこ。 次は期間限定のやつとか良さそー。 」 次行きたい店はどこだっけか、なんて思いつつ雑踏の中道を進んで行くと、通りかかったゲームセンターの入り口近く、恋人に似て見える可愛らしい猫の小さなぬいぐるみを見つけ。 「 わ、見て、これすげーあおに似てる。 」 何種類もの猫のぬいぐるみが溢れるUFOキャッチャーの箱の中で、頑張れば取れそうな絶妙な位置に件のぬいぐるみがあって。 財布を取り出せば、百円百円…と呟きながら小銭を漁り始め。 )
たぶん相性いいと思う、 すげー抱きしめやすいもん。 なんなんだろ、この安心感。 …どこにも行かせたくないなあ、 ( 自分より小柄な体を抱きしめたまま、恋人の温もりが愛おしくて、手放したくなくて、運命だとかそんな言葉を出しそうになるのがこそばゆくなって代わりに出た言葉もなんだか照れ臭く、肩に顔を埋め ) おあ、びっくりしたー。 なになに、かわいい顔してたのに。 ( 多分あの驚きと少し赤らんでいた顔を隠すためだろうが、そんな可愛らしい表情が隠れてしまっては勿体ない、と、くす、と笑みを浮かべながら胸元にいる恋人を見下ろし )
ありがとう。 なるべく返せるようにするからさ、待ってて。
……しゅーくんが離さなかったら、どこにも行かない。( 甘ったるい雰囲気になるのは耐えきれず、顔を上げないままぽつりぽつりと。ぽふりと頭を撫でて )わかってるなら見るのやめてよ。もう……しゅーくんたまに予測不可能だから心臓に悪い。( 視線が合うと、文句をつけつつ顔を隠すためにぐりぐりと頭を押し付け。顔を埋めたままぎゅううと抱き締める力少しだけ強め )
ん。 俺もどこにも行かなーい、 ( 嬉しい気持ちを自分の中にしまっておけないのか、相手を抱きしめながら左右に揺れては。 ) んー、ごめん、 でもわかってるからこそ見たいって思う、…だめ? ( 目があったと思えばまた顔が見えなくなり胸元に隠れる恋人の頭をそっと撫でながら、謝罪をしつつも悪気は全くないので可愛い恋人の姿を見たい気持ちは隠さず、髪に頬を寄せ )
なんか、しゅーくんってわんこみたいだよね。( 思わず笑みが零れ / 口元に手を当ててふふっ )そんな風に言われてだめって言えるわけないじゃん。ほんとばか、( 頭を撫でられる心地よさと、無意識か否か相変わらずずるい言葉にぼそぼそと言い訳を。そのまますぐに言った通りにするのは何となくつまらないような、悔しいような気がしてしまえば、顔を上げるなりすぐにちゅ、とリップ音立てて口付け )
うん。色々あるからきっとびっくりすると思う。射的で景品狙い撃ちしちゃうしゅーくん、絶対格好良いんだろうなあ。( お祭りデートはまだ先なのに、想像するだけでもにやけてきてしまう。浴衣を着て歩いて、甘いものを食べる。そんなに幸せなことは、未だかつてあっただろうか。いつもと違う、いつもよりもずっと楽しみな夏。早く来てほしいけれどずっと来ないでほしいような複雑な気持ちになりつつ、心はふわふわと軽く。「うん。これは確かに流行るなって思った。期間限定あるとどの季節でも行きたくなっちゃいそう」クレープの店を少々名残惜しく見てしまいながら、また手を繋いですすみ。「え、そう?……というか、しゅーくんこういうの得意な人?」似ても似つかないくりくりとした瞳の可愛らしいぬいぐるみがそこにはあって。大袈裟すぎる、よりも挑戦しても取れた例のない自身としてはゲットできるかもしれない、という事実の方が凄いように思えて。ゲームセンター特有の喧騒の中、ずらりと並ぶ他の台が気になり。入り口といえどごったがえす人々と漏れ聞こえる音に意識を持っていかれて、彼が挑戦しようとしているのを横目に近くの台の辺りをうろうろと )
わんこ、? そうかなあ、 わんわん。 ( 首を傾げつつ視線を泳がせるも、相手に戻すとへたくそな犬の鳴き真似をしては舌を出して犬っぽさをだしてみては。 ) び、っくりした、 …ばかじゃないよ、 ( 顔を上げてもらえたと思えば唇に柔かいものが触れ、急な口付けに驚きを隠せずに目を丸くして。 しかしそれも束の間、上を向いてくれたことをいいことに、そのまま頬を包み込んでは逃すまいと口付けを。 )
うん。なんとなく餌付けしたくなるというか、そんな感じ。( 緩い笑みを浮かべては、頬をつんつんとつついて )……ふ、成功。( 驚かせることができた、と嬉しく思って満足げに笑い。髪をさらりと撫でながら、じっと見詰めてぽつりと言葉を溢して )いっぱい、しよっか。
餌付けて。 んまあ、あおに餌付けされんのは悪くないかも。 ( 本当に犬のように扱われるのかなと苦笑を浮かべるも、恋人から食べ物をもらえる、というのは良い気がしてぱっと表情は明るくなり。 ) うー、やられた。 ( たはは、と仕方のないような、でもどこか幸せそうに目を細めて。 じっとみつめられると、ん?と首を傾げれば溢れた言葉は一語一句だって逃すことはなく、それを合図にゆっくりと瞬きをすればまたゆっくりと唇を合わせ。 次第に湿っていく唇の間で吐息が混じるとより一層口付けに夢中になり。 )
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