名無しさん 2021-05-17 19:56:00 |
![]() |
通報 |
(いいですね!)
これとか先輩に似合いそうです(ネイビーカラーにゴールドの縁がついたヘアリングカフスを相手に見せて『落ち着いてるけど、キラキラしてて綺麗な先輩にぴったりです』
「へぇ、センス良いじゃん、気に入った。」
相当気に入ったのか其れを翳し、暫く眺めればニッと屈託のない笑みを向けて、相手の頭をワシャワシャと撫でて遣り。
「俺の方こそ嬉しいぞ。宝物に加えてやる」
心底嬉しそうにする相手を見てて飽きねぇなぁ…、と思いつつ述べられた事に「応、じゃあ支払ってお互い贈り合うか」と会計へ向かい。
宝物!(相手の他の宝物は何だろうと気になりつつも一緒に会計に向かい、二つあるレジの一つで自分は会計をしてラッピングをしてもらい。店員さんが「カードもつける?」と聞いてくれれば勿論と頷き"大好きな先輩へ はじめてメッセージを書くので緊張します。字汚いですかね?この髪留めを見るたびに俺のこと思い出して欲しいです。あと先輩の髪留めが少し羨ましいです、だってずっと先輩の綺麗な髪に触れるでしょう? 先輩らぶ岳より"と綺麗とは言えない字で書いて袋に入れてもらい。
「そんなのも在るのか、」
とラッピングをしてもらえば、メッセージカードもお付けしましょうか、と聞かれ普段自分用に買うことしかしない為、知る機会を得て。
折角なら、と"岳の笑顔は好きだ、ずっと笑顔でいろ"と短文ではあるが綴って、二つの髪留めと一緒で付け加えて貰い。
「待たせた。ん、今日の思い出が形に残るものな」
相手に声を掛けて、二つの髪ゴムと一緒に達筆なメッセージカードも潜ませたラッピングを手っ取り早く彼へ手渡そうとして。
わ、ありがとうございます!俺からもどうぞ(ラッピングを受け取り嬉しそうに微笑みその様子はしっぽをふりふりと振った犬のようで。自分も相手に渡せば『店の近くにベンチがあるのでそこで開けませんか?』外は日が暮れて薄暗くなってきていて。
「応、ありがとな。」
此方が差し出せば嬉しそうに受け取った様はまるで犬の如く尻尾が見える錯覚を起こし。
自身も笑みを浮かばせつつ相手からのラッピングを受け取れば、ベンチがあるとの誘導にそうだな、と応じ返して。
先輩といると時間経つのがはやく感じます(同じく空を見て呟き。ベンチにつけば相手が座るところにタオルを敷いてあげて『どうぞ』と微笑み
「そうかぁ? お前…別に其処までして貰わなくてもだな」
時間が早く感じるとの言葉で不思議そうに返し、タオルを敷かれたベンチを見て当惑し苦笑するも、「ありがとさん」と敷いてくれたタオルの上から、腰を落ち着かせ。
先輩には過保護になるんです(ふふっと笑い隣に自分も座って。ふうっと息を吐いて膝に腕を置いて前のめりになり相手を見つめて『プレゼントあけていいですか?』とワクワクした声色で
「あのなぁ、か弱い女子じゃあるまいしそんな柔でもなくて心配されるような男じゃねーんだけど。」
戸惑いを見せ嘆息するも、前のめりに見つめてくる彼から聞かれた言葉に「どうぞー」と返し。
そんなこと思ってないです、俺が好きにしてるだけですから(ぽんぽんと頭を撫でて、相手から許可を得ればゆっくりとラッピングを開いて中に手を入れれば髪ゴムとカードが入っていて少しびっくりしながらカードを取り出し。短いながらも相手を感じられる文章を読めば満面の笑みで相手に横からぎゅっと抱きつき『ありがとうございます、先輩』
「気恥ずかしいからやめい、」
ぎゅっと横から抱きつかれた事で照れ臭そうに身体を退け反らせ、彼にとっては野暮だろうが笑顔にさせるその相手が俺じゃないにしても彼は笑っているよう、と思慮して。
「俺の方も開けて良いか?」
俺が書いたんだからどうせ岳も書いてくれてるんだろ、と彼の事だからそう思いつつ、訊いて。
トピック検索 |