名無しさん 2021-05-17 19:55:21 |
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大丈夫。少し驚いただけで(頭に添えられた手の温もりに不思議な心地良さを感じて頬を緩めると、しょげる相手を慰めるように首を振り。一転、勢いよく流れ込んできた相手の情報を制すように、添えていた手に力を込めて。「ちょ、ちょっと待って。えっと……日向くん。そろそろ自分の教室に戻らなくて大丈夫?」恐らく相手の目的は自分だろう。何か具体的な用事があったわけでもなさそうだし、このまま話していてもキリが無くなりそうだと気がつくと、教室に掛けられている時計へ視線をやり)
(教室へ戻らなくて大丈夫なのかと問われて時計を見れば授業開始まであと少しで唇を尖らせてガクンとして『えー...先輩ともっと話したかったのに...。くそ、なぜ俺は先輩を優先できない...。でも将来しっかりとした職について先輩を養うためにも勉強しねぇと...』ぼそぼそ呟き相手から離れて。『じゃあまた近いうちに必ず会いにくるんで!』と述べて相手のズボンのポケットに自分の名前を覚えてもらうようにデカデカと名前を書いた苺の飴の包みを入れて手を振り教室へそそくさと向かい
前向きというか、なんというか……(相手の独り言に半ば感心しながらぼそりと呟き、離れる姿を眺め。勢いに押されるまま、ポケットへ入れられた包み紙を取り出して書いてある文字を確かめている間に、相手の姿は見えなくなってしまって。くしゃくしゃになったそれを丁寧に伸ばすと、先程までの不思議な会話を思い返してつい目を細めて笑みを浮かべ)
(/場面切り替えに持ち込んですみません…っ。この後どうしましょうか?放課後に偶然(?)会ってどこかへ行くとか、休日に本を買いに出かけた青井を日向くんが見つけてそのままお出かけとかでも楽しそうですが……。他に何かやりたい事があれば教えてください!
あと、こちらのツン度が足りてるか不安でして……もっとこうして欲しい、などありましたらそれも教えてください!)
学パロは場面切り替え多めですよね。笑 そうですね、とりあえず放課後のくだりに持っていき、明日が土日という体で進めていきましょう。その後の学校は朝、昼休み、たまに部活、放課後といった感じでいきましょう~!
ツン度は今の颯くんくらいか、後少しだけ足しても大丈夫です!あまり強すぎるよりもこれくらいがいいかなと思います!
(六限のチャイムが鳴り、あくびを噛み締めて伸びをすればいつもの男女グループの友人たちが集まってきて放課後いつも遊びに行く商店街へ行こうと誘われて承諾して、友人に今日機嫌がいいなと指摘されれば今朝の先輩とのことを思い出しデレデレして。駐輪場で自転車を取り自転車を押しながら商店街向かい
だらんとしてるとネタ尽きちゃうので、気にせずどんどん切り替えてもらえると助かります~!
かしこまりました、よろしくお願いしますっ。
ツン具合についても了解です。親しくなると糖度増してしまうかもしれないので、物足りなくなったら遠慮なく言ってください!
(近く試合が無いとは言え、放課後の部活が休みなのだから朝の自主練をしておけば良かったか…なんて考えながら靴を履き替え。しかし、その代わりに今朝の出来事があったのだと思えば無駄な時間では無かったかと思い直しては、せっかく時間があるのだから商店街の本屋にでも寄って帰ろうと考えて歩き出し)
そうですね!お互いシーンの切り替えバチバチ行きましょう!笑
(友人たちとダラダラと話しながら商店街で買ったソフトクリームを食べながら歩きゲームセンターにでも寄るかという話になった時に、見覚えのある後ろ姿に自分の中での先輩の察知機能をフルで活動して思わず自転車を端に止めて友人たちにどうした?と呼ばれるも知らんぷりで早足で追いつき。咳払いをすれば後ろから声を少し低めに出して『そこの君可愛いね』と声をかけてみて
はいー!よろしくお願いしますっ
(部活帰りに寄ることのあるコロッケ屋のおばさんに捕まって少し話してから再び歩き出したところで、背後から声をかけられ足を止め。男性の声であることとその内容からまさかとは思ったが、距離からして自分が話しかけられているのに間違いはないだろう。今日は妙な人間によく会う……と小さく溜息を吐いてから振り返ると、そこに立っていた相手の姿に驚いて目を開き。「君は…日向くん、か。知らない人だったらどうしようかと」今朝名前を知ったばかりとは言え、同じ学校の後輩であることに少なからず安堵して胸を撫で下ろし。「君も寄り道か」相手の持っているソフトクリームが目に留まると、また一人だろうかと辺りを見回して)
(名前を覚えていてくれたことが嬉しくてニコニコしながら『はい、寄り道してました!そこで先輩のこと見つけたので見過ごすわけにはいかなくて。ソフトクリーム美味しいですよ、食べますか?俺はスプーン使ったので直接食べてもらってもいいですし!』ソフトクリームを相手の顔の近くに近づけてどうぞと微笑み
え、いや……(相手の言葉の勢いに気圧され戸惑っていると、差し出されたソフトクリームを見つめて暫し硬直し。女子のように間接キス云々を気にするようなことはしないが、人の物に口を付けるという行為は気が引ける。しかし、何の含みも無い笑顔を見ると断るのも申し訳ないような気がする。眉を寄せ悩んだ末、意を決したようにソフトクリームへ舌を這わせ。そのままひと齧りすると、「……ん、美味い。ありがとう」と礼を述べてから、唇に残ったクリームを舌で舐め取りながら頷いて)
(相手のソフトクリームを食べる姿と背後に唇に残ったクリームを舌で取る姿に暫しフリーズして、その後後ろを向き耳まで赤くし俯きながら『くっそかわいい...』と呟き悶えて。そこに先ほど離れた友人たちが来て、お前どした?と声をかけられれば『天使に悪戯された』とつげさらに困惑させてしまい。そのうちの1人の女子がソフトクリームいらないなら食べちゃうよと言うと必死で守りわなわなと震える手でスマホを取り出して食べかけのソフトクリームの写真を撮れば、一気に残りを食べてリスみたいにぱんぱんに頬袋を膨らませて
(突然後ろを向いてしまった相手を見て、やはり嫌だっただろうかと不安が胸を過ぎり。謝ろうとしたところへ友人らしき他の生徒達がやって来ると声をかけるタイミングを失い、どうしたものかと暫し悩みながらその様子を眺め。楽しげな相手を見ているうちにいたたまれなくなると、「せっかくのソフトクリーム、悪かったな。俺はこれで…」と相手の背中に声をかけて立ち去ろうとして)
(もぐもぐと口を動かし何とか飲み込んだところで相手から声をかけられ慌てて後ろを振り向き。『待ってください、どこいくんですか?俺もついてっていいなら付き合わせてください!』と述べて、不思議そうな友人たちを何とか見送り2人きりの状況を再び作り
え?(振り返った相手の言葉に足を止めると、背後に居る相手の友人達へ困ったように視線を向けてから「本屋に行くだけで……。駄目ってことはないけど、友達が居るだろう」と、再び相手に視線を戻して)
(/今日はそろそろ寝ようと思いますっ。お相手をありがとうございました!)
(友人の1人に耳打ちでこそこそと話をすれば納得したようにニヤニヤ笑いバイバイと皆離れていき、『もう大丈夫です、本屋デートしましょう』ニコニコしながら相手の肩をぽんぽんとして
おやすみなさい、また明日!
デートって……退屈でも知らないぞ(友人に小声で何か伝えている様子を訝しげに見てから、嬉しそうに笑う相手に溜息をひとつ。ひとまず入ろうとしていた本屋は目の前にあるので、くるりと踵を返して目的の場所へ歩みを進め)
おはようございます~!
先輩といれば退屈なんて一生縁のない言葉ですよ(了承してくれたように本屋の中に踵を返した相手にやったーと万歳して相手の後ろをついていき『本屋なんて久々に来たかも...先輩は今日何を探しに来たんですか?』と声をかけて
おはようございます!
好きな作家の新刊が出たんだ。今より少し未来の日本が舞台で、SF寄りのミステリ……君は何か見る?(何を根拠にそんな事が言えるのかと思ったが、楽しそうに手を上げる相手を見れば口を閉ざし。中へ入って目的の棚を目指しながら答えると、相手は何か見たいコーナーが無いかと尋ねるために立ち止まって振り返り)
俺も先輩と同じ本読みたいです!(相手が本をよく読むらしい、また好きな作家さんの新刊を探していると聞けば自分も相手と同じものを体験して近づきたいと考えてこう述べて。『どの本だー?』相手が指差したコーナーに着けば難しそうな題名たちを目に『こんな本を読んでるなんて先輩はやっぱり賢いんですね』と微笑み
同じ本、か。読んでみれば、難しいことは無いよ。もしも合わないと感じたら、また違う本を読んでみるといい。えーっと、……ああ、これだ(相手の前に目的の本が積まれているのを見つけると、横からもぐり込むようにして二冊手に取り。青地に白い小花が散りばめられているカバーのそれを一冊差し出すと、「青に向かう花っていうタイトルなんだけど。自分の名前が入ってると思ってたけど、日向くんの名前も入ってるんだな」なんて、今朝もらった包み紙に書かれていた漢字を思い出して小さく笑い)
へぇ...、綺麗なタイトルと表紙ですね。先輩みたい。先輩の青っていう字も入ってる。青に向かうだから...今の俺の状況そのままですね。(へへっと笑い、タイトルが特に気に入ったのか自分も三冊目を手に取り表紙とタイトルを眺めて微笑み。
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