ヴィランの私とヒーローの君（〆）

(ベタベタなのもありあり！！！！
こっちの反応も、ベタな感じになるけど好きな展開だからよし！！

七都ちゃんも割とイタズラしたいタイプなんやね、もちろんこちらもやられっぱなしというわけにはいかないけどね！ラッキー助平はセーフですかね？←)


------------

ツーーってなんだァ！！？？
つか俺に弱いとこなんかねぇー！！！
呪いとかそういうのかと思っただけだぁ！！クソ！

次ソレやったらタダじゃ済まねえからな...

(攻撃や呪いの類ではないことはわかったが、自分には理解できない行動でまた眉間にシワを寄せたままとりあえずベッドから降りて勉強再開しようとするとまた何やら殺/気に近いものを脇辺りに感じ)

まぁたテメェは！！！何しようとしてッッ...

(後ろから自分の脇へ伸びてきた相手の腕を、振り返らず感覚的に両方グイッと掴むと勢いでそのまま相手がもたれかかってきて、不可抗力にも胸が背中に当たり硬直し/ 自分の女性に対する免疫力の無さを目の当たりにし)

(ひいいん、もっと早めに猫さんに聞いとけば良かった…
よし…！！！じゃぁナンパ展開で…！！色々と想像したらもう、もう、二人が可愛くてしゃーない…ニヤニヤありがとう…

実は結構イタズラ好きなんだけど、気を許した人限定って感じ！むっ…！！！！ラッキー助平はセフセフ…！そしてそんな展開も好みn(ry←)

- - - - - - - - -

ほら、背中に指でつーって。ぞぞぞーってなるやつ。
Σぶふっ…呪いって…！私がそんな大した事出来る訳無いじゃん！あはははっ！！て言うか、もしそんな事出来た所で爆豪の事呪う訳無いし！

爆豪、それフラグって言うんだぞー…

（己を拘束する相手の様子が可愛らしく思えたのか必死に耐えて居た笑いが吹き出してしまいケタケタと笑い声零しながら相手が己の上から離れベッドから下りる背中を見詰め瞳不気味に光らせ小さな声を零し相手の脇腹目指して腕をゆっくり伸ばし）

…あ、バレた。ちえー、今度は脇腹こちょこちょしてやろうと思ったのになー…って…あれ…？爆豪？──ごめ…！直ぐ離れる…！
あ…あはは、ご…ゴメンゴメン。余計な事はせずに大人しくしてマス…。

（己に振り向く事無く脇腹へ伸ばした手が掴まれるとバランスを崩して相手の背中にぽすんと凭れ掛かった体勢となれば自然と胸がその広い背中に押し当たりそれに気付いて居ないのか残念そうな表情浮かべるも何故か硬直する相手に気付き不思議そうに見上げ、瞳だけを動かし現在置かれて居る状況を確認したなら真横にある相手の顔や背中に己の胸が押し当たって居る事に気が付き恥ずかしさから耳迄赤く染め上げれば掴まれた腕を振りほどいて相手から離れながら意外と女性に対し免疫が無い事を悟りつつ高鳴る心音その儘に置いた雑誌手に取ってベッドから下りテーブルを挟んで向かい側に座り）

(こちらこそニヤニヤシチュ考えるのホント楽しい！

ラッキー助平さっそくご馳走様でっす！！！そろそろおうちイベント終わりでいいかなー？)

------------

ん、おお...最初ッからそうやって大人しくしてりゃいいんだよテメェはッッ...///

(胸が柔らかかった...と思い出してしまい相手の顔が見れないままプルプルとシャーペンが折れそうなほど手に力が入っていて/ 向かいに座った相手を確認すると少しホッと気が抜けまた勉強を続けいつの間にか日が暮れていて)

(楽しいって言ってくれるだけで、救われる…有難ううう(泣)

こちらこそ、ご馳走様様でしたァ！！←
うんっ、そろそろ終わって、文化祭編に移行しよっかな！)

- - - - - - - - -

ご、ゴメンってば…！//ちゃんと大人しくしとくから、勉強早くしなよ…//

──あ、もうこんな時間。爆豪、そろそろ帰んないとヤバいんじゃない？

（震えるシャーペンへ視線送ると己も更に込み上げてくる恥ずかしさに顔を赤く染めた儘妙にぎこち無い空気漂い始めそれを打ち消す様に広げられたノートを人差し指で二度叩いた後再び勉学に集中し始める相手から視線外し手に持つ雑誌へその視線落としながら次第に日が傾き始めたのか薄暗くなる室内に立ち上がって室内の電気を点け何気無く壁に吊るされた時計を見上げ）

(ホントは振り向き様に胸をむにゅ...なんてラブコメあるあるしようかと思ったけど爆豪が噴火すると思ったからやめたww

じゃあ文化祭へ移行しよっかー！ちょっとすれ違いパートな感じで行こうと思うけど、早く両想いなる方がいい？)

------------

(すっかり日が沈みかける頃になり、自分が申請していた外出届の時間が迫り急にバタバタと片付け始め)

ヤッベ...いつの間にこんな時間になってたッッ

俺帰るわッッ！！

(がささっとカバンに勉強道具を詰め込むと、急いで靴を履き相手の家を出て/
少ししてからふとお礼を言い忘れた事に気づき、素早く帰り道にメールを打ち)

「今日はありがとうな。また、文化祭で。」

(ぶはwwそれは確かにwもれなく爆豪君が頭から噴火して部屋の中で暴れ回りそうwwwww

おっけいおっけーい+すれ違いパート…堪らん…胸きゅんや…
両想いになるのはゆっくりが良いかな??あんまり早過ぎてもなー感あるし…色々と障害乗り越えてからの両想いとかが個人的に良きかなと…！どでしょか…！！)

- - - - - - - - -

あ、うん！ゴメン、もっと早く気付いてあげれば良かったんだけど…。爆豪と話すの楽しくて、時間忘れてた！
あー待って待って！！…ん！タッパー要らないから！あげる！使ったら捨てて！返さなくて良いから。

（己の言葉を聞き時間を確認した途端に慌てて広げた勉強道具一式鞄の中に詰め込んで立ち上がり忙しなく玄関先に向かう相手へストップ掛け一旦冷蔵庫に入れたオイキムチの入るタッパー急いで取り出し開いた儘の相手の鞄の中に無理矢理突っ込み）

気を付けてねー！

（靴を履いて玄関の扉を開き出て行く相手の後ろから閉まり掛ける扉を左手で抑え少しだけ身を外に出し右腕挙げて左右に大きく振りながら相手の背中へ言葉を投げ、相手の姿が見えなくなると静かに玄関の扉と鍵を閉ざし一気に静まり返る室内見渡しつつ溜息一つ吐き出したと同時に震える己のスマホにそれを取り出し差出人の名を見ると少しばかり落ち込んでしまった気持ちが和らぎ自然と笑みを浮かべ画面をタップして返信送り）

『こちらこそ、今日はありがと。楽しかったよ。またいつでも遊びに来てよ！
文化祭の練習、頑張ってね！』

(今度もしラッキー助平なタイミングあればじゃあ噴火させる勢いでやっちゃおww

時間差でお互い特別視するようになるけどすれ違っちゃう感じやね！もどかしさ！ラブラブも楽しいやろうけどね！)

------------

(門限ギリギリに部屋に到着し、カバンから色々持って帰ってきたものを出すと中から帰り際に入れられたオイキムチのタッパーが出てきて、蓋をあけてﾎﾟﾘﾎﾟﾘと残りを食べていき)

やっぱうま......
でも…
アイツと絡むとどうも疲れる...ねっむ……

(自分好みの辛さが広がる口の中に広がり、ベッドに寝転ぶと携帯のメールに目を通した後、目を閉じて今日の出来事を振り返っていつの間にか夜練も忘れて寝入ってしまい)

(全然おっけいですぜwwラッキー助平は通らなければならないと言う事よ…！←

そう！そんな感じ！はああああああ、たまらなさ過ぎてヤバいからもう大変！(語彙力)そう！イチャラブもぜんっぜん楽しいんやけど、やっぱり色々と障害乗り越えるのもまた…良い…！
と言う事で文化祭編回してくねーっ！)

- - - - - - - -

メイク良し、カラコン良し…ウィッグも…うん、違和感無いね。…あ、もー…被る前に着替えるんだった。

爆豪が出るバンドの時間は──、うんうん…まだ余裕ある。

（あれから１ヶ月程経過して漸く文化祭が始まる当日となると部屋に置いてあるドレッサーの前で身嗜みを整え普段の髪色とは全く異なる黒のパッツン前髪のロングストレートヘアウィッグを被り瞳の色を変える為ピンク色のカラーコンタクトを目に入れれば化粧を施し普段とは違う自分自身の姿に満足そうな笑みを浮かべ一つ一つチェックした後未だ寝間着を着ている事に気が付くと溜息吐き出し箪笥の中から白いゆったりシルエットのシンプルなミドル丈ブラウスとスキニーデニム取り出しそれに手早く着替え服の中に入り込んだ長い髪を片手で抜きふわりと髪を広げながらドレッサーの引き出しから香水の入る小瓶取って手首や首筋に振り掛けたなら花の様な甘過ぎない香りが自身を包み、全ての準備が終わったのか予め用意していたポーチの中に財布やスマホ、ハンカチを入れチャックを閉めた後そのバッグを肩に掛けウェッジソールサンダルを履いて部屋から出たなら確り部屋の施錠をしご機嫌でマンションを後にするとポーチに入れたスマホを取り出し時刻確認しつつ徒歩数分で雄英高校門前に到着すれば賑わう校内に瞳輝かせ）

……わああ…マジかあ…！！雄英凄っ…！！めっちゃ楽しそうじゃん…！！
オールマイトにエンデヴァー…色んなヒーローのお面あるし…！……あ、オールマイトのお面、下さい。

（スマホ片手に大きな門を潜ると受付人の生徒がスマホを提示する様に告げる言葉に素直に従い相手から送られた招待状を見せ何やら機械でコードを読み取った後差し出された入場許可証受け取ってそれを首から下げながら辺りを見渡し何やらプロヒーローのお面が売られている場所へ誘われる様に近付き一際目立つオールマイトのお面指差し一つ購入すればそれを頭に付けると招待客や生徒達がゾロゾロと体育館の方へ向かう流れについて行き）

(七都ちゃんの女子力！！可愛い可愛い可愛い！！！！そしてその魅力を描くぺんぎんさんのロルが素敵すぎて全俺が泣いた...

文化祭編書き出しありがとう！オールマイトのお面にワロタw
文化祭のバンド演目前にフラグだけ立てといた！七都ちゃんは1回目はモブあしらう感じでお願いしていい？爆豪の乱闘(?w)はまた演目の後に2回目ナンパの時にしようかなと思ってます！やりにくかったらごめん;)

------------

(ついに文化祭当日。いつもの学校風景と違い、賑やかであるが警戒度も高く少しピリついた緊張感も漂う雄英高校。その中、注目度の高い1年A組が出るという事もあり体育館の催し物を見に行く人の流れはかなり多く、広い体育館に入るかどうかギリギリというほどで様々な年代の招待客や雄英生徒の肩と肩がぶつかり合ったりしている中、加木も並んでいる人にぶつかり少しフラついたところ横から誰かにグイと腕を掴まれ少し人混みから離れた校舎側へ連れていかれ / 顔を上げるとそれは見知らぬ雄英生徒で)

(生徒X)
急にごめんね！キミ人混みでフラついてたからつい雄英生としては助けないと！ってなってね。大丈夫だった？コレ提げてるって事は雄英生じゃなくて招待客だよねー！何歳？近くの高校？

………

(一方その頃、バンド隊の準備のため校舎側から体育館へ向かう途中、普段は抜け道程度にしか使わない校舎と校舎の渡り廊下...少し離れた人気の少ないところで2人の男女の姿が見えカップルでもイチャついてるのかと見過ごすつもりだったが、女性の方がオールマイトのお面をかぶっていてよく見ると知ってる顔で二度見し目を見開き)

なっ！アイツ何やってん……

(上鳴)
うぇーい爆豪、なーに足止めてんのー。バンド隊は機材準備あんだから早く行くぞー？

(後ろからグイグイと爆豪の背中を押し)

(むっふふん！可愛いって言ってくれて嬉しい+ぬああああ、そんな事無いよおおおお;長くなっちゃったからちょっと申し訳ない程のゴミロルだよおお…(泣)

いえいえっ！いやー、やっぱオールマイトのお面はね、欠かせない！！w
フラグ設立ありがとー！！あしらう感じね、おけおけっ！乱闘wwwwww了解っ！全然やりにくく無いから大丈夫だよー！寧ろ流れ完璧過ぎて最高…！！！)

- - - - - - - - -

人、多いなあ…っ、と…わ──ッ…。あ…ありがとうございます。大丈夫です！アン…、アナタのお陰で助かりました。あ、えーと…招待客なのはそうなんだけど……あー…ゴメンなさい。ちょっと急いでて…。知り合いが出る時間もあるし…ホント、ゴメンなさい！！

──とは言え…ここ…何処なワケ…？！…広過ぎでしょ…雄英高校おおお…。

……？…！！！！おっ…ルマイト…！！え、と…た…たたたた体育館はどっちに行けば…！！

（酔ってしまいそうな程の人の多さに目を回してしまいそうになるも何とか流れについて行く途中後ろから続々と来る人に揉みくちゃにされ転びそうになった瞬間誰かに腕を掴まれその儘力強く引っ張られれば続く人混みから今度は人気の無い場所へと連れて行かれると未だ腕を掴む人物へ顔を向ければ全く見知らぬ雄英生徒の姿に困惑しつつも助け出してくれたお礼を告げながら質問で攻める生徒の言葉にどう答えれば良いか頭が回らず瞳泳がせ、掴まれる腕を振り解き踵返してその場から逃げる様に立ち去るも知らない場所に不安が込み上げ慌ただしく手に持った儘のスマホ操作し相手へ電話を鳴らそうとするが出番がある以上何かしら忙しいであろう事考えスマホをポーチに仕舞い辺りを見回し体育館とは真逆の方向へ歩いて行くと更に分からない場所に辿り着き完全に迷子になってしまったのかその場で立ち止まり半べそかいてその場にしゃがみ込み両脚に両腕回し頭伏せて居ると一人の教師が己の存在に気付き掛けられた声に顔を上げれば己が付けるお面と同じ人物である痩せ細ったオールマイトの姿に驚愕し勢い良く立ち上がって一番会ってはいけない人物に戸惑いながらも体育館への道程を聞いて）

(オールマイト)
ああ、迷子か…。体育館なら、ここを真っ直ぐ行った所にあるよ。……然し、君、どこかで…私と会わなかったかい？

（体育館への道程指し示し教えるも何処か見覚えのある顔立ちに首を傾げさせ）

(いやいや、ホントぺんぎんさんの展開も神だと思ってるから！

流れ褒めて貰えて恐縮です！
まさかのオールマイト！！こういうキャラが出てくるのもイイなぁ！楽しい！！！)

------------

(生徒X)
あーー...…行っちゃった...

ﾎﾞｿ...残念、せっかく可愛い子見つけたと思って目をつけてたのになぁ...

(好みの女の子だと思って様子を伺っており、助けたついでに仲良くなろうとしていたが慌てた様子で走り去ってしまい名前も聞く事もできず残念そうにため息をつき)



フン...！！あんなヤツの事気にする方が馬鹿馬鹿しい...ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

(少し遠かったので加木本人だったかもわからないがもしそうだったとしたらそんなすぐにテキトーな男引っ掛けるものかと色々思考を巡らせながらブツブツとバンドの機材を組み立て、自分達の前の組の演目が終わるとすぐ自分達の出番がきてイラついた様子のままいつもより気合が入り)

テメェらぁ！！！！
手ぇ抜くんじゃねぇぞー！！！

全員...音で(殺)ヤるぞー！！！！

(ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝ！！！ｼﾞｬｼﾞｬｰｰｰﾝｼﾞｬｶｼﾞｬｶｷｭｲｰｰｰﾝ...と激しいドラムとギターの音が体育館に鳴り響き、歌とダンスで会場が一気に熱狂の渦に包まれ、その熱にもリンクし先程からのイライラもあってドラムを壊すのではないかという勢いですごい剣幕でドラムを叩きまくっており)

(ひいえええ…恐縮過ぎて腰が低くなってしまう…！！ありがとうう…！！！(涙)

いや！ほんと！事実だよ…！！！
ふふふふふ、やっぱ危険人物と遭遇させるのも楽しいかなーって+良かったあ、楽しいって言って貰えて+)

- - - - - - - - -

えっ？あ…いや…！会った事は無いと思います…けど？私はテレビで何度も拝見してますけど。
じ、じゃぁ、私はそろそろ行きますので…！ホント、ありがとうございました！

（突然の遭遇に動揺してしまうも余り変な行動は起こせない為落ち着けと心の中で何度も唱え次第に取り戻す冷静さに深呼吸した後笑顔でオールマイトからの質問を否定すれば震えるスマホへ視線落とし開演5分前と書かれた文字に驚き慌ただしくその場から体育館の方へ走って向かい）

(オールマイト)
ふむ…私の気の所為かな。済まないね、引き止めてしまって。
（否定された質問に僅かな引っ掛かりが生じるが特に気にした様子見せずに礼を告げて去って行く少女の背中を見送って）

───わ、あああ…。皆、キラキラしてる…。こんな最高な物、見せられたら…ヒーローって、良いなって…思っちゃうよ…。…思っても…良いのかな…、連合に居たのに……。
……いや、もう私は自由なんだ…縛られる必要なんて…無い！

…何さ、爆豪くーんって。…なんかムカつく。
─────ばくごーー！！！かっこいいよー！！！

（既に体育館の中には沢山の人で溢れておりその多さに再び目眩起こしそうになるが頭を緩く左右に振り人混み掻き分け少し前の方迄向かえばザワつく館内と己が今迄経験した事の無い雰囲気に胸高鳴らせ開演のブザーが鳴ると相手の叫び声が聞こえそちらへ顔を向けた瞬間凄まじい爆発と爆風に髪が揺れ咄嗟に目蓋閉ざしてしまうも迫力のあるドラムの音やギターの音に閉ざした瞼をゆっくりと開き、皆の歓声や歌とダンスを披露する生徒達を見上げるとキラキラと眩しい程に輝きを見せる姿に眉を下げ既に離れた連合に居る人達が脳裏に浮かび上がれば右手胸元に添えシャツを力強く握り締め今迄縛り付けられていた連合への僅かな気持ちが音を立てて崩れ落ち何処かスッキリした様な顔でドラムを叩く相手に視線送ると凄まじい剣幕の様子に笑い声小さく零すもスポットライトを浴びてドラムを叩き汗を流す姿に見惚れたのか頬を仄かに赤く染めれば『これ、が…好きって事…なのかな。』と呟いたのも束の間、至る所から聞こえる相手の名を叫んで黄色い声援上げる女子の声に眉を顰めもやもやとする胸の内に咳払いしたなら息を大きく吸い込み声を張り上げ）

(バンドシーンまでテンポ早すぎたかなーとか思いながら勢いで行っちゃった！他にもイベントいっぱいありそうだし大丈夫かな！

オールマイトに顔合わせたのは布石？！身バレの危険度アップか！？wワクワクさんが止まらない！！
この後2回目のナンパ野郎出す？)

------------

(サビになると上からさらに光やスモークなどの演出も盛りだくさんで最高潮の盛り上がりに達し、ドラムを激しく叩きテンポを刻み眩いライトにも目が慣れて周りの様子を伺っているとどこからか黄色い声が聞こえ客席を睨みつければ加木の姿を見つけ / 他の声と混じっているが何か自分に叫んで楽しんでいる様子が見え、先ほどまで八つ当たりのようにイライラしていたのもどこかへ吹っ飛び口角を釣り上げ満足げに笑い最後まで走り抜け)

ｼﾞｬｼﾞｬｰｰｰﾝ...ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｯｯ！！！

(歌とバンドの演目は大歓声に包まれて大成功に終わり、氷などの片付けのため体育館横の広場にクラスメイトで移動してきて氷を溶かす作業に終われ、轟ではなく自分がやるハメになってまたイラついており)

テメェら早くもってこいやぁ！！！
おせぇんだよ！！！

(大丈夫っ！全然早くないよ！そーそー、色々とイベント控えてるからね、まだまだいっぱい考えてるし、問題無し！

ふっふっふ…そのとーり！ちょっと今考えてるのは、オールマイトが七都と遭遇後にグラン・トリノ含めて色々と調べてみたら連合の一人だって事が判明しちゃうんだけど、たまたま爆豪君と出掛けとる時に脳無が出現してグラン・トリノや他のヒーローが出動、その時に七都が仕向けたと勘違いされてとかどーかなーって！ちょっと無理矢理感あるけど、どだろ？
ボチボチ出て来て貰おっかな？ナンパ君！ヘイカモーン！)

- - - - - - - - -

（A組の個性を使用した演出に更に瞳輝かせ皆が興奮した様子で踊り出す一体感を目の当たりにすると楽しそうに笑顔浮かべて自然と己自身も体が疼き皆と一緒になって踊る中此方に気付いた相手が笑う姿に手を振ろうと腕を挙げるが更に相手を応援する様な声援が大きくなれば再びもやもやとした嫉妬の感覚に表情歪むと咄嗟に頭に付けたオールマイトのお面を顔に掛け見られない様に隠せばあっという間にバンドが終わってしまうと顔に掛けたオールマイトのお面を頭の右側に付け直し、全ての演目が終わったのか体育館から皆が出て行く中未だ興奮冷めやらぬ気持ちその儘に耳郎が歌っていた曲を口遊ながら今度は人混みにもみくちゃにされない様後から出て行き）

─ ♪Hero too I am a hero tooー…ふふ、良い曲だなー…。あの子、歌手になればもっと凄いのに。…やっぱヒーローになりたい！って気持ちが強かったんだろうなあ…。

さて、爆豪何処居るんだろ…一緒に回れたらと思ったんだけどー…っぷ…！ご、ゴメンなさい！前見てなくて──あれ？さっきの助けてくれた人！

（体育館から出ると皆がバラバラに好きな場所へと向かう様子に己は相手を探す為辺りを見回し初めての雄英高校ともあってかまた迷子にならない様に余り雑把に動く事はせず慎重に突き進んで行くと前方不注意で一人の男性とぶつかってしまいぶつけた鼻先撫でながら顔を上げれば先程人混みから助けてくれた雄英の生徒でその人物指差しつつ驚き）

(なるほどなるほど、今回の文化祭の中ではなく後にその布石回収があるわけやね！！グラントリノも出てくるとか楽しそう！！
その時は爆豪とはくっついてるんかなぁ？そしたら爆豪が七都ちゃんを庇ったりするのもいいなぁ、くっついてなくても助けたりとかしてまた急接近！？←ご都合主義w

はーい！ナンパ野郎登場しまーす！七都ちゃん、お面の使い方が可愛い////)

------------

(生徒X)
おっと...キミはさっきの！やっぱり体育館で見てたんだね！反対側に走っていくから心配してたんだよ！大丈夫？何か探し物？よかったら名前聞いていい？

(後ろからぽすっと何かがぶつかった感触に振り向くと開演前に人混みから助けた女の子で、鼻をさすりながらキョロキョロと辺りを見回す様子を見るとお店でも探しているのかと思い、親切心と下心半分で道案内してあげようとニコニコと顔を覗き込みながら名前を尋ね)


ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾝ…ｼﾞｭﾜｰｼｭｰｰ...

(一方、氷を溶かす作業がもう終わりかけクラスメイトのほとんどはミスコンに向かったため自分はフリーになり、此方も加木の姿を探しているとよく似た服装の女性を見かけて早足で駆け寄るとまた男と仲良さそうに話しているように見え)

加木ぃ……俺様の演奏聴いてたように見えたのは気のせいだったみてぇだなッッ…！
とっととその男と仲良く2人で、俺様の前から消え失せろや！目障りなんだよッッ！！！！


(やはり演奏前に見かけた2人と同じで、自分が他の男も見ろと言っておきながら結局自分は男漁りに利用されたんだと思い込み今まで感じた事のない怒りがこみあげ2人に向かって怒鳴り散らせば方向を変え校舎に向かってズカズカと歩いていき)


(生徒X)
え！爆豪？！爆豪の知り合い...だったのかな？
まぁいっか、行こう……ぇ？なんでカツラ...？

(加木と爆豪を交互に見て、学園内でも有名な問題児と関わりたくないなと焦りの少し表情を見せるも、気にせず加木の肩を叩こうと手を伸ばすと指がウィッグに絡まりズルりと取れてしまい)

(そそそ、一応文化祭での会場でもバレかけるってのも良いなと思ったんやけど、その後の方が色々と良いかなーって！
うーんとね、一応付き合って無い時にしようかなと…！それで更に二人とも急接近して…とか！

いらっしゃせえ！！←
お面って顔が隠れるから、良いかなってw)

- - - - - - - - -

そ！知り合いが出るから、ちゃんと見なきゃなーと思ってさ。バンド、ホントに興奮したー！！ん、大丈夫大丈夫。Σえっ、反対側に走ってたんならその時言ってよ！お陰で迷子になったんだけど。
あ、ねえ、知り合い探してんだけど、舞台で演出してた生徒って何処行ったか分かる？…え？名前？ええとー…加木七都。

（鼻先撫でる手を下ろして怪我も無い事を見せると笑顔を浮かべてぶつかってしまった事に対し再度頭を下げて謝罪すると未だに興奮した様子で両手拳握りドラムを叩く真似事すると生徒に同意求める様に首を傾けさせるも不意に近い距離で己の名前を尋ねる言葉に一瞬固まり本名を伝えても良いのだろうかと一瞬悩むも既に断ち切った連合の事等気にもせずに名を告げて楽しげに話していると此方へ近付く気配に気付き相手へ顔を向け近付こうと足を動かし）

……は？ちょ、爆豪…？！い、意味分かんないんだけど…！ね、ばくご───

（怒鳴り声を上げて怒りを露にする相手の何時もと違う雰囲気にたじろぎ踏み出した一歩引き下げ去って行く背中にこのままでは駄目だと考え追い掛け様と引き下げてしまった脚を動かした瞬間己の隣に居る生徒に肩を掴まれた拍子に被っていたウィッグがずるりとズレ地毛であるふわふわとした長い髪が露になれば顔色青ざめさせ勢い良く男子生徒へ振り返り地に落ちてしまったウィッグと同時に落ちてしまったオールマイトのお面を拾い上げ今にも泣き出しそうな何とも言えない表情浮かべ肩に添えられた掌に己の手を添えそっと下ろさせ）

……ごめん、お誘いしてくれるのは凄く嬉しい。でも、うん…ごめん。私は…やっぱ、爆豪の事、好きだから。

（そう言うと相手を追い掛け様と男子生徒に背を向けるが相手が怒鳴った事やウィッグが外れてしまった事に己に注がれる皆の視線とヒソヒソと何かを話す声に辺りを見回し一人の招待客が『前にテレビにヴィラン連合の一員として居なかった？』と言う声に心臓が飛び上がり慌ててオールマイトのお面を顔に掛けたなら相手が向かった校舎方面へと駆け出しながらポーチに入れたスマホ取り出し相手へ電話を鳴らし始め）

ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ…！！！バレる…！！

(了解了解！！イイねぇ色々トラブルとかもあって乗り越える2人！)

------------

うるっせぇんだよッッ！！！
なんだよっっ！！！

(後ろを振り向く事なくなんでここまで怒っているのかわからないまま怒りが振り切っていたところ、普段あまり鳴らない携帯に着信があり画面を見ると"加木七都"と表示され、さっきの男と仲良くやってると思えばなんでかけてくるんだとムカつきながら電話に出て)

(でもトラブル続きだけじゃなくて、ほのぼのとした平和なお話も考えとこw夏になったら海とか二人行かせたい…！
そして嫉妬する爆豪君が胸きゅん過ぎて吐血しそう…)

- - - - - - - - -

Σうわっ、うるさっ…。ちょっと、爆豪何処居んの？！めっちゃヤバイ！トラブル！ヘルプ！あの生徒がやらかしてウィッグ取れて、あー…一人の招待客が勘づいたかもしんないんだけど…、あ、いやでもバレて無い感じ…？でも取り敢えず、合流したい。

（駆け出した事により更に騒がしくなる外の空気に冷や汗流すが校内の至る所に居る教員達が騒いで居ない事に特に大きな騒ぎになって居ないと判断したのか走る足を止めて校舎内に入れば息を切らしながら電話に出た相手の怒鳴り声にスマホを少し離した後再び耳に添えウェッジソールサンダルを履いてる為か小指が靴擦れで赤くなる足元へ視線落とし）

あぁ！？何やってんだッッ！！！
気をつけろって言っただろーがよっ！！！
バカか！！！
今どこだよ！？

おぉ...そこにいとけ、すぐ行く

(まさかのトラブル発生の連絡に自分も動揺し、ここで自分も責任を問われる事も承知していたため、あの生徒の事はもう放っておいて相手をこれからどうカモフラージュするかを考えながら話しており、初めて来た相手より自分が向かう方が手っ取り早いため場所を確認すると家庭科室の近くだったためすぐそこへ向かい)

とりあえずここ入っとけ...

(家庭科室は誰かが出入りするかもしれないため準備室の方に連れて行き)

(まだ足もとに気がついてないって事で次に気がつくようにするからね！とりあえずここで制服調達する予定！

海イイねぇ！行きたい！青春！！！のんびりもイイけど、死柄木の手下が迎えにくるハプニングとかも捨てがたいなぁ！とか思っております！)