「ああ、誰かと思えば、また貴方ですか。……なんて、そうお願いされてしまっては仕方ありませんね」 謝ったらやっぱり、受け入れてくれた……! 周は花も綻ぶ可愛らしい笑顔で、「あ、ありがとうござい、ます!」と礼を告げる。 「改めて、周です。よ、宜しくお願い、します……な、名前は……?」 これで一安心だと周は思う。