猗窩座 2021-05-04 01:03:03 ID:0441582dd |
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フーッ…フーッ…!…、ッ…はぁ、(ドクドクと脳内で響く心音に足元はフラつき、片手で頭を押さえればその拍子に帽子は落ちて。血に順応しようと集中し、ギリギリと歯を食い縛り荒い呼吸繰り返しながら寄せられる腕に導かれるまま、ふらり一歩踏み出して)
...大丈夫か?(苦しむ相手にまさか死ぬのではないかと思い楽にさせようとしたのか、そのまま抱き寄せて)
う、ッ…問題、ありません……っ、ゴフッ…申し訳ございません無惨様…取り乱しました…、お召し物が…!!(肌の変色は次第に治るものの込み上げる吐気に咳き込めば口から血が溢れ出て、相手の衣類汚す事を気にして焦ったように大丈夫と告げながら苦し気な表情で見上げて)
問題ない...。お前は少し安静にしろ。(下弦はまだしも数百年前からいる上弦に無理矢理血を分けたことに焦りを感じ、片手を猗窩座の後頭部にやり)
今、…更に分けて頂いた血のお陰で、俺はもっと…強く、なれる…!(徐々に追加された血液が身体の隅々まで馴染んでいくような心地に安堵、相手から向けられる優しい言動と抱き締められているかのような現状に、何を考えていらっしゃるんだと疑問抱きつつもそっと背中に手を添えるように回し)
お前が撃破されれば私はお前が天国へ行こうが地獄へ落ちようが呪う。(強くなったからにはしっかりやってほしいと厳しく言うが、言動と行動は真逆で)
それは…死してなお、気に掛けて頂けると…そう言う事でしょうか、…(朦朧とする意識の中で、駄目だと分かっていても相手の肩に頭凭れるように軈てぐったりと脱力してしまい、言葉を都合の良いように解釈して訊ねながら薄く笑みを浮かべて、)
あまり調子には乗るんじゃないぞ...。そのまま寝てしまってもいいがな...。(相手の言葉にため息をつくが、血を分けすぎた為に脱力しているのでしっかりと支え)...こうしていると上弦にはとても見えないな。(まるで赤子のような相手に口角を上げて)
貴方様の御肩を借りたまま眠るなど、そんな……っ…申し訳、あり……ま、…せ…(覚束無い意識の中でも失言してしまったかと焦るも、力強く支えてくれる腕に安心感を覚えてしまい、完全に甘えるような形で肩に額埋め背中へも触れながら、軽く意識を手放してしまい)
結局は甘えてしまうのだな...。(そういうと相手が寝てるのを確認し、お姫様抱っこへと変えて)数時間前までは強がっていたのか...。(クスクスと笑って)
――ッ、…此処は……無惨様、…?(暫くして長い睫毛を震わせて目を開ければすぐ側にある相手の顔に状況読み取ろうと瞬き繰り返し、)
め、目覚めたか...?(相手に笑った顔を見られたかと内心思って)...もう少し安静にしたらどうだ。(そういうと、自分もこっくりこっくりして行き)
い、いえ、もう大丈夫です。血には順応したようで、然もこの体勢では無惨様に失礼かと…?、む…無惨様……??(気を失っている間ずっと抱えられていたのかと驚愕しながら、首を擡げて今すぐ退かねば、と訴えるもうつらうつら船を漕ぎ始める相手に目を丸くし。小さく抑えた声で名前呼んでみて、)
ああ、だがその状態で急に動き回ればどうなるのか分からない。ゆっくりしていけ。(相手の後頭部を擦りつつ、目をパッチリと開け)
いや、その、……重くないでしょうか、…お疲れであればこのままでは些かお休みし難いかと。…(頭を撫でられている、と悟れば困惑気味に視線彷徨わせ、先程眠そうにしていたのをそれとなく訊ねながら何か出来ないかと思考しつつ無意識にそっと手を伸ばし、緩くうねる黒髪に触れて)
私の事は気にせんで良い...。それより自分の心配をしろ。(ウトウトしても相手の心配をする姿はまるで親バカな父、母であり)
然し…、…。(無惨の命には口答えも出来ずウトウトする珍しい様子に目を丸くし。邪魔にならないようにと身動きも取れず、美しい顔を眺めながら無意識に胸元へ頬寄せて)
……眠っておられる…。…ぅ、これは…(むぎゅりと抱き竦められる中、聞こえる寝息にどうしようかと考えあぐねるもそっと背中に腕回し此方からもぎゅ、とくっ付いてみて)
(/大丈夫ですよ!お疲れ様です、おかえりなさいませ。)
....ハックションッ!!(見かけに寄らず小さなくしゃみをすると、そのままソファから転げ落ち)
(/最近テストが始まったので亀レスだと思います。)
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