理仁 2021-05-01 16:25:36 |
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…ん、? なぁに、ドキドキしちゃう?
(薄ら瞳で彼を見ると、超至近距離でも少したじろぐ彼が見えて可愛らしく感じ、どうも意地悪したくなってしまう。一旦顔を離すと少しホッとしたような彼をよそに腕を掴み此方に引き寄せれば、くるりと体を回転させすっぽり腕の中へ収めてしまい。その時の反動で猫耳の泡は崩れてしまったが、それを気にすることなくピッタリと上半身を密着させ背後から つつ、となぞるように彼の首筋に手を這わせ耳元で囁き)
__これも、擽ったい?
えっ、あ、う……っ。
(顔を背けたくとも動かせず、固く固定されている訳でもないのに身動きが取れなかった。薄ら開かれた目がこちらを見つめ、ボッと顔が赤くなった。ジッと見つめられ固まっていればふと顔が離されほっとしていると体をひっくり返され、ピッタリと彼の上半身が自分の背中にくっついた。素肌の感覚と感じる体温に「ひぇ、」と悲鳴をあげる。首筋を撫でる指と囁かれる声に擽ったさやりもゾクゾクした興奮のような震えを感じて小さく頷き)
ふぅん……じゃあ、これも…?
(小さく上がる悲鳴とぶるりと震える体に、ただの擽ったさだけではないと理解しつつもその指先を止める事はせず。首筋から滑らせるようにゆるりと鎖骨を撫でながら、下げる視線の先の覗く火照りを持つ頸に、更に熱を帯びさせるよう吐息を掛け唇を触れさせた。すると先程と同じく反応する彼の敏感さに笑みを携えながら、これ以上は上気せさせてしまうかと把握しつつも見せる反応の初々しさと可愛さにギリギリまで、と悪戯な手は止まらず)
っう……も、いやです…っ。
(頸に熱い吐息と柔らかな唇が触れ、またビクリ、と体が跳ねる。熱いお風呂の温度と行為のせいで頭の中がゆだりそうになるほど体温が上がってきた気がした。指が鎖骨を撫でる度、唇が皮膚を滑る度に変な声が出そうで唇を噛み締めていれば粗めの呼吸が口から溢れていく。ゆだった頭でどうすればいいのかとぐるぐると考えていれば、頸を甘噛みされたような感覚がありこの行為の恥ずかしさに耐えきれず後ろにいる彼の顔めがけてお湯をかけ立ち上がり。「お、俺あがりますっ!!」と叫ぶとバタバタ慌てながら浴室から出て、急いで下着とパジャマを着てバスタオルを引っ掴んで部屋へと逃げ込み)
んー…些かやりすぎてしまったな…
(彼に対する悪戯は思わぬ呼び水で終了を告げる。かかったお湯を手で拭うと丁度彼が浴室から出て行く瞬間だった。その目尻はどこか潤んでいて、完璧に怒らせてしまったと自覚し湯船に浮かぶ泡に顔を埋めて。…何だかいつもと調子が違う、普段であればすぐ察知できる引き際をどうも彼相手だと欲張りになっている気がする。_瞬間、面を上げた。考え事をしている場合ではない、兎にも角にも謝る事が先決である。自身も湯船から上がり軽くシャワーをかけ、早々と浴室を後にすると手早く着替えを済まし冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取り出すと彼の部屋の前へ向かい軽くノックをした)
…かーくん、さっきはごめんね。
上気せてない?大丈夫?…お風呂上がり、お水ちゃんと飲んでね、持ってきたから。…大丈夫だったら、少し顔見せてくれると嬉しいなぁ、って…ちゃんと顔見て謝りたくて…
(部屋に入る事はなく、扉越しに。だが、水を渡す為だけにそっと僅かに開き部屋の中に差し入れた。申し訳なさから少し項垂れると額が扉に触れ冷んやりとした感触が伝わり更に冷静になっていく。正直、彼にはまだここに居てほしい、できるのなら、直接謝りたい。そんな自分の我儘をぽつりと呟き扉に手を這わせ)
(はぁはぁと息をあがらせて部屋へ逃げ込むと、僅かに目眩がして扉を背にして座り込む。立てたひざに額を当てじっとしていれば目眩は直ぐに無くなり、のぼせたか脱水かな、と憶測をつける。頭からバスタオルを被っていたのと、部屋の電気を付けていないので周りは暗く自分の体と頬の暑さだけが感じられた。紙から零れた水滴が背中を濡らしていき少し不快になっていた。それよりも浴室で自分に行われた行為を思い出し体の熱が上がる気がした。鎖骨を撫でられるのも、頸を啄まれるのも、裸で触れ合うのも全てが初めてで、相手の雰囲気に飲まれそうになってしまったのが恥ずかしかった。あのままいれば自分はどうなってしまったのか、思い出しただけで体の中から甘い痺れが湧き出てきそうで怖かった。
少しじっとしていれば扉の向こうに人の気配がして、扉越しに声が聞こえた。彼の謝罪に答えられずにいれば少しだけ扉が開きペットボトルの水が差し入れられ、自分のために持ってきてくれたのかと横目で見る。冷蔵庫から出てきたばかりのようでペットボトルの周りは少し水滴が付いていて冷たそうだ。有難く水を頂戴し、蓋を開けて飲むと暑い体に冷たい水が染み渡り一気に半分ほど飲んでしまった。落ち着いた体にほぅ、と息を吐いていれば頭の中も落ち着いてきて、申し訳ない、顔を見たい、と呟く声が聞こえてきた。水をかけたのは謝らないぞ、と心に決めつつ顔を合わせるのは恥ずかしいためどうしようかと膝に顔を埋めていると、寂しそうな声で"かーくん"と呼ぶ声が聞こえ、彼にそんな声をさせているのが嫌な気持ちが浮かび立ち上がると顔を見せないようにバスタオルで隠したまま扉を少し開けて)
__!
かーくん…っ、さっきはごめんね?…その、ビックリしたよね。僕もちょっと度が過ぎた…
(確実にやり過ぎた自覚がある為に、今日はこのままこの扉が開かないような気がした。この今時点で何度も彼を怒らせている、早々と荷物を纏めて帰る彼の姿を想像しては、引き留めるのも我儘だと頭を悩ませては、うっすら開かれる扉に弾かれるように反応し目を見張る。姿を現した彼は面を下げ更にタオルで隠れている為表情が全くわからない、だが、それを覗く事は無く素直に謝罪の弁を述べると、ちらりと濡れた髪の毛が見えた。このままでは彼が風邪を引いてしまう、思わず彼の手を引こうとしたが即座に思い止まりその手が軽く宙を彷徨う。姿を見せてくれたが、もし己に触れられるのがトラウマになっていたら。掴んだ手を振り解かれまた部屋に籠られたら。どちらも困る事柄に悩んだ結果、極めて優しい口調を努めて彼に伺った)
あの…良ければ、髪の毛乾かさせてくれる?
…風邪引いたら困るし……返事はうん、か、ううん、って首振るだけで良いよ。
もし、一人でいたいのなら…ドライヤー、持って来るからっ
(扉を開けると嬉しそうな気持ちを滲ませながらごめんね、と素直に謝罪する声が聞こえてきた。本当に申し訳なく思っているのだろう。それが感じとれて、ちらりと視線を上げて彼の顔を覗きみれば眉が垂れ下がりおろおろとこちらを伺う姿が見えて怒りと羞恥心はどこかへ飛んでいってしまった。彼らしからぬ自信の無い表情に笑いそうになるも、もう少し意地悪してやろうと声は出さずまだ怒ってますというような態度でいることにした。そうしていれば優しい口調で髪を乾かさせて欲しいと聞かれ、別に構わないと考えればうん、とひとつ頷いて)
(/ごめんねー!今日はちょっと返せないかもと思って、取り急ぎお知らせにきたよ。いつも僕の相手をしてくれてありがとう!毎日毎日君が可愛すぎて押し倒してキスして襲いたい衝動を抑えるのが必死だよ…たまに漏れてるけど…大体本編の僕、普段はあんなに女々しくないけど、どうも君相手だと自分勝手にできないみたい。どうしてだろうね?僕は知ってるけど、向こうの僕はまだ気付いてないみたい。いや、気付いているけど、知ろうとしてないのかも。まぁいいや!
あと、君に早く返信したくてロルが雑になっているのが散見して…本当に申し訳無い。なるべく丁寧を心掛けるよ!
それと、僕の行動で嫌な事とか、ちょっと控えてほしいとか、治してほしいところあったら遠慮無く言ってね!もっと甘く、優しく、って要望もOKだよ!
それにしても、早く心ゆくままに君を追いかけ回して、うんと意地悪してイチャついて…3Dプリンターで君の心臓の模型を作って眺めたいなぁ!…ふふ、待ってるよ。
それじゃあね!
季節の変わり目だし、このご時世だから、体調に気をつけるんだよー(手振り))
(/こんばんは、なるほど了解です。そんな日もありますよね。
こちらこそいつもお相手ありがとうございます。その衝動たまにじゃなくて結構漏れてません?本編の俺気づいてませんけどダダ漏れですからね。まぁ気づかない俺も俺ですけど、自分の気持ちにも気づかないのもなぁ…本編の俺、恋愛初心者すぎるだろ……。
あ、いえいえこちらこそ誤字脱字あって申し訳ない限りですよ。見直してんのにどこに目つけてんだろ…(あはは…)俺も丁寧を心がけますね。行動に関してはこのままでお願いします。これ以上甘くされたり優しくされたら本編の俺爆発しますよ。茹で蛸になって使い物にならなくなるかもしれないんで止めてあげてくださいね。
……うわ、あんたがそこまで変態だとは思わなかった…。(信じられないものを見る目)それ口に出さないでくださいね。もしやるとしても俺の知らないところでやってください、本気で。……でもま、俺も早くあんたとイチャつきたいのは本音なんで待ってますよ。本編の俺と理仁さんがくっついたらいっぱい恋人らしいことしましょうね。
それじゃあ理仁さんも、お気をつけて。理仁さんこそちゃんとうがい手洗いとかしてくださいね。)
良かった、……少し待ってて?
(こくん、と縦に頷く彼を見ては胸を撫で下ろしほっと息を吐く。再度彼の手を引こうと体を微動するが暫し考えを改めタオル越しに彼の頭をやんわり撫で待つように声をかける。きっと今、この部屋は彼の大切な城で、不安定な状態でそれをいきなり連れ出すのは賢明では無い…しっかり彼と和解してからではないと、そう判断し脱衣所へドライヤーを取りに行き彼の部屋へ戻る。そのまま待っていてくれた彼に "失礼するね" と、一言声をかけて部屋に入り一人掛け用ソファーに彼を案内すると頭に被せられたままのタオルを取り、髪質が傷まぬよう微温めの温風をあてて。未だ、黙りこくる彼の感情は見えてこない。それを何とか解くように優しく丁寧な手つきで、その柔らかな髪の毛を指に絡め乾かして)
…熱くない? 大丈夫?…何かあったら言ってね?
(彼は少し待っててくれと言ってどこかに行ってしまった。恐らく脱衣所にドライヤーを取りに行ったのだろう。言われた通り待っていればやはりドライヤーを持って帰ってきて部屋の中に入り込むとソファーへ座るよう案内され従った。座っていればタオルを外され温かい風が吹き彼の指がわしゃわしゃと髪を撫でる。マッサージのような手つきに気持ちよさを感じつつ、優しく髪を乾かしてくれている彼の質問にまた一つ頷いて熱くないことを伝えて)
ん、…はい、おっけー。
(まるで絹のように滑らかで柔らかく指に絡むそれをいつまでも乾かしていたかったが、本来のふわふわな髪型に戻ると今度は自身に向けて温風を流す。しっかりタオルドライしてあった事と、元々直毛気味な髪の毛はすぐに乾ききり電源を止めて。__瞬間、静寂が訪れた。若干の緊張を持ちながら背後から彼の前に立つとゆっくりしゃがみ体勢を低くする。緩慢な動きで面を上げると一度合う視線に眉を下げ笑いながら唇を動かし)
今日はこのまま部屋で読書してても良いよ。
僕的には…一緒にゲームとかしたかったけど、それは今度でも良いし。…どうする?
(/ごめんね、すっかり言うの忘れてた!他の募集レスとか下がっちゃうの申し訳無いから、このトピを下げにしておこうと思うんだけど、どうかな??)
……じゃあ、目を閉じて下さい。1回でいいんであんたのこと殴らせて下さい。
(頭に吹いていた温風と聞こえていた音が止まり、乾かすのが終わったことを悟る。痛いほどの静寂にドキリと心臓を跳ねさせるも、自分の前に来た彼の姿を見、しゃがんで近くなった視線を冷たく一瞥すれば彼に目を閉じて欲しいと、1度だけ仕返しさせて欲しいと伝え。それを承諾した彼が目を閉じたことを確認すれば、バッグのポケットから水性のマッキーペンを取り出し頬に猫のような髭を描いたり鼻の頭に黒い丸を描いて猫の鼻のようにしたりし、悪戯をした。)
ふっ……くく、目開けていいですよ…っ。
(ちょっとした悪戯だが仕返しとしては十分だろう。腹を抱えソファーに足を上げてくの字のように体を丸めくすくすと笑いながらぽかん、とした彼の顔を見て)
えっ、ん…………え?
(殴る、という不穏な言葉に軽く肩を震わせたが、彼の冷ややかな視線と自身のした事を振り返り即座に承諾した。まだ一回はマシな方か…と思い目を瞑るも、想像している衝撃が訪れず脳内に疑問符が募る。と同時に、擽ったさを感じさせる何かが頬を掠め驚き少し目を見開くも、その先のむんっとした彼の表情を見つけ再度大人しく目を閉じた。今度は鼻先に感じる何か、これは完璧に…と自覚すれば彼から了承の言葉を得て改めて瞼を上げると、腹を抱えて笑う彼。その様子に拍子抜けし瞬きを繰り返すと振り返った先のテーブルにある鏡が遠く自身の状況を写し出していた)
こ、れは……まぁ、なんて可愛い猫さんだこと…?
(/ありがとー!了解だよ、よろしく!)
くくっ…ほんとに殴るわけないじゃないですか。それにもう俺怒ってませんし。
(呆然としながら鏡を見ている彼を見ていれば次第に笑いも収まり目に浮かんだ涙を拭う。次いで自分が本当に殴るわけは無いと、もう怒りはどこかに行き怒ったふりをしていたのだと告げた。それでも浴槽で恥ずかしかったこと、自分の中の容量がオーバーして彼の顔に水をかけてしまったことを謝る気はなく「まぁこれが俺からの仕返しということで」と言うと姿勢を正した。しかし、まだぽかん、としている彼にやりすぎてしまったかと思うと恐る恐る声をかけて)
…あの、理仁さん……?
……もぉーーー!!かーくん!!!………っ、良かった、ありがと。
(驚き半分、安堵が半分。彼に抗議をしようとジェットコースターのように大きくなった声は、安心から一気に急降下し眉と目尻も下がる。取り敢えず今回は何とかなった、もう少し彼との距離感を改めようと思った矢先なのに彼を抱き締めてしまい、ハッと我に返り即座に彼を解放して)
ごめんごめん…どーする?ゲームする?それとも違う映画観る?
あ、でも疲れてたらほんとにまた明日で良いよ?
(軽く謝罪すると元の余裕を取り戻し笑顔が戻る。それでも彼の調子を伺いながら首を傾げ見上げて)
うわっ、と……。
えっと、ならゲームがいいです。デザートも固まってる頃合いですし食べましょうか。
(彼から聞こえた大きな声と自分を抱きしめてきた衝動にうわ、とびっくりするも良かった、と嫌われていないことを安心したような言葉にやりすぎてしまったと少し反省をして。しかしパッと自分から離れてこれからの予定を問いかける彼に首を傾げると、先にこれからしたいことを答え、作ったデザートも食べようと伝える。また、抱きしめた腕を解放したことに先程のことで遠慮しているのかと考えると、自分の受け止めきれる許容範囲について話して)
というか、抱きしめるくらいなら大丈夫ですよ。お風呂場でのようなことは高度すぎるんで控えて欲しいですが。
ゲームね!マリカー、桃鉄、ぷよぷよ、何でもあるよ!
ふふっ…かーくんの手作りデザート楽しみだなぁ。
(上機嫌に立ち上がると彼の手を取り一緒に立たせてリビングまで手を繋ぎ移動する。再度振り解かれない事に安堵しつつ自然と手を離せばテレビ台の下からゲーム機を取り出しセッティングを始めた。それにしても8割くらいは帰られる覚悟をしていた、それ程の事をした自覚もある、だが笑って許してくれる彼は懐が広いのか、自身に甘いのか、そして此方の動きを察知し距離感について気遣い提言してくれる彼に驚きながら瞬きを繰り返して)
いや、もう帰るって言われるかと思った…かーくん、案外僕に甘い?…ってのは自惚れだけど、優しいよね。ありがとう!
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