ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
通報 |
>紫遠
藍緋「体調は何とか、自分でも長生き出来るよう研究してるし大丈夫だ。…えっ、う"、そ、その、////……わ、私はそこまで小さくない、紫遠と火黒がモデルみたいに大き過ぎるからだ…。」
(体調を聞かれると頷くけど紫遠の突発的な台詞にギョッとして真っ赤になる、そこまでは小さくないと否定して。子供達がぴょこんて間に座るのを微笑ましく見守る、姉の焔(ほむら)が弟の紺夜(こうや)の手を繋いでくれてるのが頼もしい。妖犬から嗅がれた事実に私も少し驚いて、けど、あ、やっぱり。って思い当たったから。焔のまん丸な赤い瞳にクスクス笑う、下の子に面倒見が良くて、周りの大人の顔をよく見てる。私ににこにこと甘えん坊なのは火黒そっくりだ)
藍緋「あ、…やっぱり。そっか。えぇ?紺夜みたいな?…フフ、それは分からないけど、母さんも…皆がちゃんと育つまで元気に頑張んなきゃな?焔は良いお姉さんだ。」
(多分、私は長くない。持ってあと10年くらい。こうなる事が分かってたなら、火黒と早くに出会えてれば良かったな。せめて子供達が成人するまでは一緒にいてやりたい。…火黒も、私と居れるのは本当に、妖として何百年と生きていく中でも20数年なんてほんの僅かだと覚悟してくれているけれど。娘の頭を愛おしそうに撫でながら次も花の子を希望されて私も可笑しそうにする)
>藍緋、焔、斑尾さん
割と普通な事をしてるだけだな。…そっか、また何かあったら言いな。
(現代の日本では自分の伴侶をあまり女性として扱わないらしい背景(気恥ずかしくて敢えて行動しない?)は何と無く感じていて。相手に対して普通にしている行動はどうやら現代で羨望の対象になる事を聞かされると、これから外ではあまり目立たないようこっそり行動するかとひっそり思い。大丈夫だとの台詞さえ噛む相手が可愛くて『そ?』と、そっとその片手を降ろし。基本的に何かしらの疑問が浮かんだら解決までに至らずとも互いに話し合うのは大事にしようとしながら、また何かあったら気負わず言ってくれと話し。走ってくる娘の焔から名前を呼ばれ、母親にベッタリであるのは自分の子だなと実感しながら相変わらず仲睦まじいのかと赤い瞳に聞かれ『そ。火黒くんは藍緋が好きだから。』といつもの流れで笑い)
あ、斑尾さん。今日は透けてるね。…え、そんなすぐに分かるんだ?
(昼間だからか透けている白い妖犬の斑尾を嬉しそうに呼んで、首輪をしている喉をよしよし撫で。藍緋が懐妊である事を告知されるとへぇと感心しながら)
>紫遠、紺夜
何つぅか、相変わらずだな?
(姿形も身形も気にせず自由に過ごしていると聞いて、だろうなと此方も特に咎めず。肩に片手で凭れる紫遠には『そうか?…逆に聞きたいんだが、あそこに居た男の妖ってよっぽど女に冷たいか碌なのが居なかったのか?』と、己が良く見えてしまう位に周囲はヤバかったのかと。歯に衣を着せぬ相手の言葉に藍緋も面喰らい、此方も黙ってはいたが子供達が来てからは特段否定もなければ話に乗ろうとせず。母親譲りなのか目で訴える系の紺夜の黒い瞳の先を察すると、よいしょ、と脇から掬い上げるなり此方の膝に乗せて)
紺夜、初めて会った女性には男の自分から先に名乗るし挨拶、だろ?…もう一回、
(紫遠に緊張しているのか若干堅い気もするが隣に頭を下げたのは少し進歩で。惜しいと思いつつもあともう少し、というように笑って。紫遠へきちんと挨拶をするよう、少し藍色掛かった髪の紺夜の頭を見降ろしながら促して)
>藍緋、(火黒)
あっはは、んーな真っ赤になんなよ?可愛いねぇ、なるほどなるほど…。なっ?まーぁたガキが出来たってのか?はぁー、おめでと。…つぅか火黒っ、アンタ身体の弱い嫁にまたガキ孕ますってちゃんと体力考えてんのかぁーっ?
(真っ赤になる藍緋を見ればははーん、となる。なるほど、擦れずにウブで反応が可愛いねぇ。白い獣の妖から妊娠してるって言われてハァッ?となる、いやいや、妖のガキ作り過ぎ。しかもただの妖じゃない、バケモノ級に強い妖の。参ったねぇと人様の幸せを取りあえずは祝い、けど火黒には一応鉄槌でネクタイを掴んで叱り付ける)
>火黒
そんな事ないさー、まともなのもいたけど、強いけど女の扱いが分かってたのは牙銀とアンタぐらいじゃないかね。あー…アイツとか、左近は紳士ぶってて…私よりクソ弱い癖に嫌いだったなぁ、いけすかねぇ。覚えてるだろ?
(肩に凭れてもあんまり動じない、コイツのこういう落ち着いてるところと以外と硬派だから気に入ってたかもって思い出す。まともなのが居なかったのか?って聞かれてうーん、とそんな事も無かったし、食った奴もいた、だいたい大した事ない奴ばかりだったけど。強い男に惹かれるのは女のサガでしょ。牙銀を思い出せば嫌な奴も思い出して鳥肌がたつ)
うーっす、火黒の息子。あっはは、アンタちゃんと英才教育してんね?あっ、こいつは花の妖なんだってな?
(さっきこの子らが藍緋に次も花の子が良いってこの子を言ってたから妖花の妖なんだなって。子供で大人しいが、何だ、妖力を抑えてるな?既にこの火黒という男の、バケモノ染みた力を持つ妖怪の子なんだなぁと感心する。火黒の笑ってる顔を見れば、お、ちゃんと父親やってんじゃん?なんて思い、ちゃんと英才教育してる様子にはぷははと笑って紺夜と呼ばれる子供に私も笑顔で首を傾げる)
>火黒くん、ママ(あいひ)
焔(ほむら)『火黒くんはホントママを愛してるよねぇ?うんっ、へへ、……ママ?』
(父親を見上げながらキャッキャッと笑う、火黒くんは本当に無類のママ好きだ。毎朝キッチンでママの後ろからぎゅっとしてるのも見る、「今日も良い匂い」ってママも真っ赤になるのはだいたい日課。火黒くんにはママからいつも花の良い匂いがするみたい。それは二人にしか分からない香りなんだって。仕事以外はママが寂しそうな時に傍に居る。そんな両親を見てる私には幸せだ。しかもまた姉弟が出来る!良いお姉さんだって褒められて撫でてくれるママの手に照れて目を細める。けど、ママは何か寂しそうだ。どうしてだろう。意味はまだ分からないまま見上げる)
>ぱぱ、女の人
紺夜「……はじめ、まして。紺夜(こうや)、六歳デス。…きれいなヒト、だね。…ぱぱ、」
(抱っこされて父親の膝上に座る。望まれていたものが自分の膝裏にきて少し嬉しそうに藍色の頭を父親の腹に付けて見上げる、凄く微妙な表情の変化でにこりと。隣の人に挨拶、と言われてモジモジしてたけれどじっと隣のお姉さんを見上げ、自己紹介をする。綺麗な人だって火黒のスーツの腕を持ちながら父親に報告し。白い妖犬が来て父親が撫でてたのを見ては自分も半透明な白い犬に片手を伸ばす)
>火黒夫婦
斑尾『そりゃぁね?分かるよ。私は鼻が利くんだ。確かに…今朝だね。まだ全然小さいよ。この子らは勝手にもう大きくなるだろうけど、まだまだ子供も大きくなるし、妖が番いで居るのは珍しいしね。二人で頑張って育てるんだよ~?…あっはは、可愛いねぇ?戦闘の人型妖と生命力の凄い妖花のハーフなのかい、ボク?…あぁ、しかし子供なのに凄い妖力を隠してるんだねぇ?よしよし、』
(確かにまだ全然僅かな気配だったから、でも間違いなく身籠ってるよと話す。妖が番いでいるのは珍しい事なのだ。これからも二人で頑張るんだよって応援し。片手を伸ばされるとよしよし、って自分からその手に撫でられに行く斑尾。子供が大好きみたいだ)
>焔、(藍緋)
焔、じゃあ、これから藍緋を手伝ってあげるように火黒君と家事頑張るか。
(抱えきれない不安があるような彼女の様子を見ると、その手で焔の頭を撫でている横から少し藍緋の肩に寄り添うよう己の肩を寄せ、娘に家事を頑張るかと前向きにこれからの事を提案し。『野菜と肉切るのやりたい人ー』と、やはりそこは己の子だからか刃物で切るのが得意な焔を見ながら)
>紫遠、紺夜
左近…そんな奴いたか?
(相手との会話は子供に聞かれぬ程度の声量で話しつつ、覚えがないなと目を閉じながら少し笑んでいて。藍緋が身籠ったと聞いた瞬間に相手からネクタイを掴まれて揺すられ『イ"ッテ、』と絞まる首元にそこから声が出ず)
ああ、藍緋と同じ花の妖だ。…うわー、嘘だろ、紺夜のタイプか、…はは、良かったな、紫遠。
(綺麗なひとだねと初めてそんな報告を受けると"うわぁ、"と思わず信じられないといった顔で笑っていて。モテて良かったなと紫遠に)
>斑尾さん
ありがと、斑尾さん。…ああ、力を抑える練習はさせてるんだけど。俺もそれが不得意な分野でね…、教えるのが上手くいかなくて困ってる。
("ふたりでこれからも"と言った励ましには此方も小さく笑んで感謝し、息子の伸ばす片手へと自ら撫でられに行くスタイルの斑尾には可笑しそうに笑みで肩を揺らし。力の制御に関して言われると少し言い淀んで)
>火黒、焔
藍緋「……ふふ、うん。というかいつも一緒にやってくれてるだろう?二人には感謝だ。……火黒、いつもありがとう。……愛してるぞ。」
(また何かあったら気負わず言ってくれと話してくれる火黒、私は…彼にどれだけ救われただろう。走ってくる娘の焔は火黒の事を君付けにする、親子だけど呼び方が可愛い。私には明ら様に甘えたな二人(火黒、焔)にはいつも家事は一緒にやってるからとても終わるのは早いし、父親としての火黒と娘との親子のやり取りを見ているのは凄く幸せな光景なんだ。感謝してると涙ぐんでしまい、私の暗くなっている理由を知っている火黒の瞳を見上げながらありがとうと、愛してるを呟いて。寄り添ってくれる火黒の温かい腕に凭れて娘にも涙を拭きながら優しく笑いかけ)
>紫遠、斑尾
藍緋「あッ!ちッ、違うんだ…紫遠!私が~ッ…、その、言ったんだ…3人目が欲しいって…、火黒は私の身体の事を思って、最初反対してたんだ…。私が無理言ってだから、その、火黒は悪くなくてッ…」
(ネクタイをひっ掴む紫遠に慌ててあわあわ止めに入る、そう、私から言ったんだ。だから昨晩(と、今朝)だけはちょっとその、ひ、避妊無しでだったんだけど…やっぱり妊娠した。上の焔も、下の紺夜の時もそう。どうやら私達は避妊しなければ外さないみたいだ…、妖同士といえど種族は違うのに余程相性が良いのか…、兎に角手を離してやってくれとお願いして)
>藍緋、(火黒)
ンンっ?あっ、そうなのか、なぁーんだ、何の考えも無しにかと勘違いしちまったよ。そんなに子供欲しいのか?まぁ確かに可愛いけど。おー、火黒、悪ィ、けどオッマエやるじゃん…?三児のパパになんのかよ。
(慌てて止める藍緋の言葉になーんだとポイッと手を離す、本人が欲しいつったなら仕方無いよなって思ってはそんなに欲しいもんかねと二人の子供を見る。まぁ可愛いじゃないかとは思い、なるほどねと。ネクタイを離してやった火黒に悪ィ悪ィって肩をバシンって叩いてやる)
>火黒
あーん?嘘付け。私知ってるぞ~?火黒、お前左近にあのガキに手ェ出すなよ、ってやーんわり釘刺してたろぉ?まるで『俺の獲物だ』ってな。…けっどまぁ、そのガキがまさか今日結婚するとはねぇ?…そりゃお前らにもガキぐらい2人出来てるわな…あ、3人か。
(そんな奴いたか?ってシラを切る火黒にケタケタ笑い飛ばす、というのも、無鉄砲な牙銀を嫌いじゃなかったっぽいコイツとは私も気が合う。牙銀が人間に殺されて後釜に付いた「左近」って気に食わない奴に私も首を落としてやろうとしてたら、火黒も廊下で左近に揺さぶりを掛けてたのを蜘蛛を使って左近を見張ってたから知ってた。『…よぉ、実行部隊の新しい大将、牙銀が居なくなって一番得をしたのは誰かな。』って胡散臭い左近にけしかけてる火黒の会話が聞こえた。アイツの野望とか勘付いてるし、マジで気が合うじゃんと思った。要は、気に入ってる獲物も横取りされたくなかったのもあったんだろうけど、その術師のガキがまさか、今日の主役とはねぇ)
あっははっ♪そーかいそーかい、紺夜、私は紫遠。私は強い男が好きだからね、強くなってから出直しておいで~?なんてなっ。はは、
(何だ、可愛いじゃないか。ふふって笑いながら火黒の息子の紺夜のほっぺをツンツンして。信じられない、って顔で笑ってる火黒には『うわぁ、とはどういう意味だい?』って黒髪から見えてる耳を引っ張ってやる)
>火黒くん、ママ(あいひ)
焔「…えへへ、はーいはーい♪私やりたいっ…!ママ助かるなら火黒くん一緒にやろうね?…あっ、ねぇねぇ!火黒くん、火黒くん、今度ねっ、火黒くんの居合い斬り教えて欲しい…!刀で獲物を吹き飛ばすのもどーやるのーっ?…?…ママ、何で泣いてるの?…何処か痛い?」
(やりたい人ーって言われるとワクワクして父親と同じ赤い瞳で笑うとはーいって元気良く挨拶し、ママからも感謝されちゃって照れる、私と火黒くんはただ少しでもママと居たくて家事分担してただけなんだけど。あ!と切るのを得意なのを認めてくれている父親に顔を向けて居合い斬り教えてと目を輝かせる、火黒くんって実は凄く凄く強い、どうやるのってねだってるとママが火黒くんに凭れて、愛してるって話してる。けど、いつもと違うのは涙がママの瞳にあること。どうしたのってママの手を握って。よく分からないから混乱して励ます)
>ぱぱ、女の人
紺夜「…、いぬ可愛いね、…ぱぱ、ママ、泣いてる。…悲しい、から?」
(父親の隣にいる女性からツンツンと頬をつつかれると微妙に恥ずかしがり、強くなったらって聞くと意味が分かってかわからずか頷いて。母親が泣いているのを見ては父親の火黒を見上げてぎゅ、と黒い袖を握り)
>火黒夫婦
斑尾『あぁ、そうなんだねぇ?…それなら私がアンタ達に教えてやるよ。墨村家に憑いてから子守りは得意だしね。フフ、』
(紺夜から可愛いねと言われて満更でもないオカマ犬、いや妖犬、火黒から力を抑える努力はしてるみたいだけれど、彼自身も大き過ぎる妖力を抑え込む方が至難のようだ。なら私が教えてやるよと勝手でて、子守りは得意って火黒も子供扱い)
>焔
オーケー、じゃあ斬り込み隊長は決まり。…居合い斬りか?いいけど鞘が要るな。
(元気の良い返事が返ってくると此方も思わず笑って片手を軽く上げながら任命し、目を輝かせる我が子の希望には二つ返事で頷いて。居合い術となると鞘が必要だなと呟きつつ獲物を吹き飛ばす云々には何処で見られていたのか困りながら"分かった分かった"と頷き)
>藍緋、焔、紺夜
焔、紺夜。ちょっとごめんな。
(心配する声を同時に上げる幼い声には目配せし、将来(さき)に不安を抱える相手の拭う涙を見るとごめんなと二人に配慮して。片手で膝に居る子供の腹を支えたまま"藍緋"と相手を呼ぶと蒼い髪の後頭を掌で此方に寄せ。娘の座っている真上ではあるが、少し肩を屈めてこつ、と相手の前髪に額を置いて目を閉じ『大丈夫だ。…必ず手立てを見付ける。ずっと傍にいるし、子供の為にも生きたいって言ったろ…諦めずにいこう。』と、小さな声で励まし。いまこの瞬間にも温かい相手から今生の別れのような愛しているは少し寂しいと言うように。心配する小さい瞳達から相手の顔を隠すよう俯くとぽんぽんと彼女の後頭を叩いて)
>紫遠
良いさ、ありがとよ。
(パッと手を離されてネクタイの生地が緩まると急激に気管を通る酸素に咳き込み、謝罪と祝い、肩に平手を同時に受けると手の甲で咳を隠して涙目の視線を逸らし。別に構わないともう片手で手を振りつつ)
さあ、弱い奴はいちいち覚えてねぇな…。けどあの子絡みなら手ェ出すなとは言ってるかも?良守君は今でも俺の獲物だし、もっと早く強くなんないかな。
(紫遠の話を聞きながらも、興味の対象から外れている者に関してはどうだったかなと記憶に検索を掛けるのも止め。己と同じ突き進むタイプであったからか成長を楽しみにしている風に。『この烏森を代々守ってる人間なんて凄いよな…、あんなに凄い術師の肉を子供に食わすのが目下の目標。』なんて冗談なのか爽やかな笑顔で本日の主役を子供達への食事呼ばわりし)
>斑尾さん
え、良いのか?…ありがとう、それは凄く助かる。
(妖力の抑制を指導してくれるらしい斑尾に顔を向けて目を瞬き、それは助かると胸を撫で下ろす心持ちで膝上の紺夜の腹を支えつつ彼に感謝し。何と無く此方も子守りに含まれている様子には『あれ、俺も?』と可笑しげに笑って)
>all
(/キャラ増やしすぎてすみません!(笑)一旦斑尾、紫遠は引っ込めます!子供達は時々居ます(笑))
>火黒、藍緋さん
…おーい、ここだけ海外ドラマの撮影現場かってぐらいラブラブな夫婦の美男美女集まってんだけどー?って、あれ?火黒、…藍緋さん気分悪い?
(手にキスしてたり?あそこで海外ドラマみたいな旦那が妻を常に口説いてる夫婦が居る、って向こうで専ら噂になってて、自分は似合ってないタキシードで歩いてくる。あれ?って見れば火黒が藍緋さんの頭を抱き寄せてる、気分悪いのかな?心配してる子供達が見上げてる感じだ)
>火黒、子供達
藍緋「…ふ、ぅ、うっ、ごめ、…私、弱気に、…なって、……火黒、私、生きたい、お前の為にも、子供の為にも…、ぅ、ッ、……うん、諦めない、…フフ、ごめんな…?」
(彼から藍緋、と名前を呼ばれてじわじわと心臓が逸る。私の名前を呼ぶこの、耳に残るような低くて甘い声が好きだ。ふわりと額が合わさると堪えていた涙がぶわ、っと出てくる。彼と子供を残して死ぬのは嫌だ。あの黒芒楼に居たとき、よく一人で夜空を見ていた火黒の、黒い着流しを着た背中を思い出す。あの光景はとても、孤独だ…誰かとの絆を恐れていた彼、あれは敢えて一人で居たのだと思うと、とても……その背中を愛しいと思う。そしてもう、妖として生きていた孤独な優しい彼にそんな思いをさせたくない、私が居なくなった後を想像する度に一人で夜空を見ているあの火黒の背中を思い出す。優しい声に鼓膜を揺すられて気持ちが嘘みたいに落ち着く、涙を拭ってごめんな?と火黒の赤い瞳を見上げると彼の頬に指先で触れてそっと下からキスをする、子供達の「わぁ…」ってビックリしてる声が聴こえた)
>良守くん
藍緋「あ、……ン"ン、海外ドラマとは些か大袈裟過ぎるだろう…、し、しかし、人様の挙式場で離れてるとは言えす、すまない…。火黒が優し過ぎて我慢できなくなってしまった…、結婚おめでとう。」
(人の気配にハッと今更気付いて唇を離す、火黒の今日はサイドに撫で付けている黒髪(朝私がやってあげたのだ。)と耳の生え際からするりと手を外し、良守くん、居たのか。慌てて取り繕いながら焔の手を握ったまま弁解し、結局火黒の心がイケメンで優しいから我慢ならんかったと惚気る。変なタイミングでおめでとうを言い)
>火黒、藍緋さん
そ、そのタイミングでっ!?…あぁ~はい、ありがとうございます。藍緋さん体調あんまり良く無かったら無理なさらず、って、火黒ォォ~…、お前主役より目立ち過ぎなんだよ~…!
(藍緋さんの我慢ならなかった発言には、えぇっ?ってなりながら、実は情熱的な人なんだな?とか思っちゃう。火黒をちらっと見る、妖の時も思ったけどコイツは背がかなり高い、幕末の侍なのにかなり背が大きかったんだな。あ、紺色のドレスシャツが奥さんのワンピースとお揃いだ。スラッとした手足がサラッと着こなしてる黒いスーツで余計に手足の長さが際立って目立つ。今日はサイドを撫で付けてる火黒の黒髪から手を外す藍緋さん、い、色っぽ過ぎる夫婦だ。海外ドラマみたいって皆が遠くで羨望の溜め息と盛り上がってたのが頷ける。俺は新郎だからきちんとタキシード着てるのにちんちくりんの七五三みたい、完全に主役の俺を食ってしまってる火黒に恨み節をぶつけ、わなわなと拳をつくる。包帯キャラなのに何でかこんな戦闘狂でも気さくで気の抜ける声してるのにアニメでも人気で目立ち過ぎだと怒って←)
>良守くん、(火黒)
藍緋「…あぁ、お気遣いありがとう。か、火黒が背が高くてスタイル良いのは仕方無い、元からだ。し…、私が作った人皮だがどうしても顔付きが危険な男で色っぽくなってしまうのはコイツ仕様だ…。そうでなくても声も良いし私には優しい良い男だから人目を集めてしまうのは仕方無い、妻の私も悩みだ。」
(火黒の胸元に手を置きながらタキシードに身を包んでる術師をソファから見上げる、体調を気にされてありがとうと少し微笑んで。わなわなと拳を作って火黒を叱る術師に慌てて説明する、そもそもスーツやシャツやらをこれが似合いそうと選んだりしたのは私だし(一緒に新調しに行った。)実はあまり身形を気にしない火黒は至って悪くない。そもそもコイツは行動と心がイケメン過ぎるので、見た目とかではきっとない。現代日本で幕末の恋愛事情が実は短命だったからこそ情熱的で相手を大切にする習慣を、今の現代の日本人が見たら羨ましがるのは…やや仕方無いんだと真顔で言う)
>藍緋さん
なっ、フォローしながら自分の旦那を惚気ないでくださいっ、…相変わらず仲が良いのは分かりましたよ…、
(火黒の胸元に手を置いて見上げてくる女性の黒い瞳を見ながら溜め息する自身。それは惚気です!至極真面目に弁解する青髪の色白い女性はどっちかというと僕達にはあまり表情の無いクールビューティな感じだ。最初はこんなにクールそうな女性が火黒と居るのが不思議だったけど、どうやらそこは火黒のタイプなんだろうな、というより藍緋さんの方も、こう見えてかなり火黒にベタ惚れみたいだ。体調を気にすると小さく微笑する藍緋さんの表情を見れば、成る程、って感じがする、不意な微笑みはとても素敵な女性だなって。ちょっとその微笑みに魅入っちゃって此方が少し赤くなってしまう)
>藍緋
だな、…長生きしな。
(泣くのを我慢する時に堪える相手の声を近くで聞き、生きたいと願う相手の意思には頷いて"長生きしな"と、いつか言ったような約束を静かに話し。きっと一番辛いのは残される方では無く、己の命の限界を感じて此方を思う苦しみや悲しみで押し潰されそうになっている彼女の方だと思い。涙を拭う動作に気付いて少し顔を離すと頬に相手の指先が触れ、下から口付けが重なり。子供らが驚いているからか少し惜しげに顔を離して笑うと、涙目である相手の前髪に軽く鼻先を付けて目を閉じ。『…藍緋、おめでと。俺、3人目も素直に嬉しいわ。』と、相手の身体を思って最初は反対していた事柄にも今は心から素直に嬉しいと口にし。相手は何度、不安でめげそうになる自分を自分自身で叱責してきたのだろう。願わくばもうそんな思いを相手がしないようにと、少し思慮して黙り)
>良守君
うわ、…居たの?良守君、
(藍緋の指が耳上から外れると"あ。"と今気付いたかのように彼を見て。両親の睦まじい様子に安堵したのか大人しくしている息子を膝に抱えたまま本日の主役に"そこに居たのか?"とかなり酷い言い方で)
ええ?目立ってないって、…そもそもキミの親戚一同と参列者の殆どが妖退治の術者ばっかりだろ?…だから藍緋がここにいようって人目を避けた場所をわざわざ見付けてくれたんだよ。…あ、そうそう、結婚おめでとう。タキシード似合ってるね?新鮮でカッコいい。
(震えて拳を作る彼には此方も理不尽に怒られているような気分になりながら、ちゃんと迷惑も掛けずに此方は奥まった場所に居たぞと。夫婦共に急なタイミングで祝辞を挟みつつ、いつもは袈裟のような和服である彼がきちんと着込んだ礼装であるからか新鮮でカッコいいね?と素直に褒め。藍緋の不意な微笑みに顔を染めている相手には『ちょっとー、なぁに人の奥さんに見惚れてんのー、良守君は今日挙式でしょー?』と、冗談なのか"そんな移り気で大丈夫?"といった人の悪い笑顔で)
>火黒くん(ぱぱ)の獲物、火黒くん、ママ(あいひ)
焔(ほむら)「あ!火黒くんの獲物だー!ねぇねぇ、良守くんはいつか私達のごはんになるのー?」
紺夜(こうや)「…、ぱぱの獲物、」
(父親の話していた説明に素直に良守を見ながら悪びれなく楽しげに言う、ママ、火黒くんのお陰で元気になってくれて良かった。と思いながら幸せそうな母親を嬉しそうに見上げて、紺夜はというと大好きな父親の火黒の膝上で半透明の斑尾を大人しく撫でて)
>火黒、藍緋さん
居たよ!ってか俺の結婚式でしょうが!いや…まぁ、人目の無い場所でその配慮は有り難いけど全然効果無さそう…、あ、ど、どうも。そ、そう?似合ってる?…ってちが、違うって!藍緋さん、は…確かに…芯が強そうでクールそうだけど笑うと笑顔が素敵なひとだなって…、これは火黒も好きになるよなぁって…、思っただけで浮気じゃないから…!
あ、お子さん…。そっくりだな?そういえば火黒って昼間は何してんだ?
(一応配慮はしてくれてたのを利いたけど、結局遠くからでも目立つからあんまり意味は無かったかもしれない。タキシードが似合ってるって言われて照れてしまう。良い奴じゃん。藍緋さんに顔を赤くしてしまった自身に火黒の冗談へ慌てて両手を振り違うと言い張る、まぁ、好きになるの分かるなぁって、そういえば、って、火黒の子供たちを見る。黒髪に赤い瞳の女の子とか凄い火黒の人皮にそっくりで火黒の膝に居る藍色の髪の毛男の子は藍緋さんそっくりだ。普段火黒って昼間何してるんだろって気になって聞いてみる、仕事かな?)
>火黒の子供達、火黒
獲物!?ごはん!?っておい!火黒っ…!お前の子供に何て説明してんだよ…!
(凄く楽しそうに獲物とかご飯とか言われてゾワワっとする、再び火黒を叱る)
>火黒
藍緋「…ふふ、私も嬉しいぞ。だから頑張る…、いつも弱音吐いてごめんな…火黒、」
(子供達の目の前だったからキスも名残惜しげに離れるのは火黒らしい、前髪に感じる鼻筋がくすぐったくて笑いながら素直に3人目の命を喜ぶ彼に私も胸が熱くなる。とても嬉しい、何千年も妖として生きてきて、私は生まれてきて良かったと彼とこうしていると思うのだ。いつも弱音を吐いてごめんねと私も小さく謝って、少し黙ってしまってた火黒に首を傾げてみるけれど。彼の肩に少し凭れる、子を宿す3人目の嬉しさに私も嬉しくて彼に甘えてしまうみたいだ。ふっと昨晩と今朝の情事や火黒の囁きを思い出してしまうと頬を少し紅潮させてしまい、い、いかん、クールダウンせねば)
>焔、紺夜
藍緋「…ふふ、あぁこらこら、あんまり本人を前にご飯だなんて言っちゃ駄目だ。…内心に思っておくように。えっと、内心っていうのは心の中で、って事だ。」
(焔が嬉しそうに此方を見上げてる、愛しくてよしよしとサラサラな黒髪の頭を撫でながら紺夜も焔も良守を見てご飯なんて言うから駄目だよって、違う方向で注意する)
>良守君
藍緋「…ありがとう、こちらの娘が焔(ほむら)10歳に、火黒の膝に居る息子が紺夜(こんや)6歳だ。……知らないのか?火黒はこの間警視正に昇進した。けど署長の座は断って退いててな…。」
(彼等の揶揄いを聞いていたけど、術師の前で私はあまり表情に乏しいらしい。そ、そうかも。火黒の前では顔が緩み過ぎてる気もするが。子供達に気付いた術師にそっくりと言われてまた少し微笑むと説明して、昼間は何をしてるのかと火黒に聞く術師に火黒は警察官だと話す。しかも異例過ぎるスピード昇進の、警視正だと話して。警視正は本来、警察署の署長を任されるんだけどある理由で署長職をこの間あっさり断ってきた。何で?って聞いた理由には私も納得したので良しとしてる)
>藍緋さん、火黒
焔ちゃんと紺夜くんか、俺はご飯じゃなくて良守って言うんだ、宜しくね?ん?10才?…俺が火黒と藍緋さんに会ったのも10年前じゃなかったっけ…あ。
は?警視正?…って、え、えぇぇっ?火黒が警察官っっ!?嘘だ!そんなバカなっ、絶対職業間違ってる!合ってなさ過ぎっ…!どう見たって捕まえる方じゃないしっ、完全にチンピラ側じゃないか…!何で署長職断るんだよ…、なりたくてもなれない人のが多いだろぜったい、
(お子さにちゃんと自己紹介し藍緋さんの説明を聞く、上の子は10才なんだ、って思ったら、そういえばあの時も10年前田なって。俺も大人だから言い掛けて察した。藍緋さんに火黒の人間界での職業を聞いて目玉が飛び出そうなくらい驚いた、どっちかっていうと火黒は捕まる方だよとメタくそに火黒をバッシングして、しかも何で断ったのかも気になる)
>藍緋、良守君
チンピラって…良守君、…えっとね、ちょっと課が特殊で。警視庁組織犯罪対策部って、マル暴?なんだけど。
凄く環境の良い職場だよ。暴力団員さんが何人居なくなっても誰も探さないしね…?意外と人間界でのこの仕事って闇深くて…、そこそこ強そうな妖もそういう場所に混じってるし、ちょうど良かったよ。
(驚いている相手へと説明しながら斑尾を撫でている紺夜の藍色の髪の頭を穏やかに撫で。人間が何人失踪しようとも誰も捜索願いを出さないのだと、さらっと恐ろしい事を。肩へ凭れる藍緋に此方も少し顔を向ければ何処か熱っぽそうな横顔を見付けて『大丈夫か?』と彼女の体調を気遣って)
ああ、…えっと。署長になっちゃうと。どれだけさっさと仕事を終わらせても定時で帰れないんだよね…、役職柄。
俺は藍緋と子供達を迎えに行きたいし、参観日にも運動会にも藍緋と行きたいしなぁって。要は家族と居たいから?
(だから断った、と。さも当然なように理由を話して)
>焔、紺夜、(良守君)
あはは、バレちゃったか。ごめんごめん良守君。…焔も紺夜も、良守君はもうちょっと置いてた方が美味しくなりそうだから待ってよっか?
(子供達にどんな説明をしてるんだと叱られると爽やかに笑いながら平謝りし、子供達二人に顔を向けながら頃合いを待とうかと。本人の目の前で悪びれなく)
トピック検索 |