ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>藍緋
重症?…重篤って、どこかマズイのか。
(何処と無く照れているような相手の様子に和まされながらドライヤーを蔦の手から預かり、その独言のような呟きを拾って藍緋の花の顔に目を止めると貧血や目眩の他にも何処かしら悪くしているのかと憂慮するように)
>火黒
藍緋(妖花)「あ!えぇッ?こッ、声に出てたッ?ち、違う、その…げ、元気だ!ほら?えぇとッ、…~~ッ、わ、悪くないんだ…、何処も。強いていうなら…妖のお前も、どのお前も私が何かしてやると機嫌良さげにしてるのを見ると可愛く…見えてしまうって事だ、…うぅ、火黒、…お前、さ。紫遠と仲良かったよな…。」
(ん?ってなる。あれッ?火黒って悟り妖怪じゃ無かったよなって思う。も、もしかして私、声に出してた?って気付いてサァーッと青ざめる。花だし既に青いけど。元気だって証拠にベッドに座ってる火黒の隣にピョンって乗って両蔦を上げて元気アピール、…な、何か火黒の赤い瞳の視線にも段々恥ずかしくなってきて火黒の膝にヘナヘナと蔦が落ち、どんな姿でも機嫌よさそうにしてるのを見ると可愛いと思ってしまうのは重症なんだって素直にぶっちゃける。ついでにこの間から気になってる事をちらっと火黒を見上げて聞き)
>藍緋
俺が?
(ピョンと軽やかに隣へ移動する藍緋の快調を示す仕草を眺めていたが何故か萎れる蔦が此方の膝上に落ち。思わぬ意味を明かされて聞き返しながらも可笑しそうに肩を揺らし『…っはは、あー、そいつは間違いねぇ、重症だな。』と同調するよう笑い飛ばして)
紫遠?まあ、普通だな。…それがどうかしたか。
(薄い闇と暖かい色合いの室内で膝に落ちた藍緋の蔦を柔らかく指に絡めて遊んでいたが、不意に黒芒楼に居た女性の名を挙げられると疑問符を浮かべ。仲を聞かれると悪くもなければ特段良くも無い為か普通と伝えるものの、それがどうかしたのかと。ベルベットの花弁の間から覗く大きな黒い瞳に窺って)
>火黒
藍緋(妖花)「そ、そうかも…わ、笑うなよッ…、仕方、無いじゃないか…、好きになったら。もぅ、駄目なんだよ…、こう、何か、例えば…判断が正常じゃなくなるんだ…、無理なお願いでも聞いてしまいそうで…、怖いな、恋愛って…」
(恋とは恐ろしい、まさしくだ。どんな姿でも愛しいと思うこの気持ちに名前を付けるのなら恋なんだろうな。声とかがそういえば同じだから大きいのかも?火黒も…私に対してそうだったりするのかな。じっと一つ目を赤い瞳の火黒に向けて)
藍緋「え、あ。うん、…何か、紫遠はお前の事を凄く理解してた。話し掛けられてるのもよく見掛けたし、ぶっちゃけ紫遠と、ね、寝てたのかなって…、お、…思っちゃって。姫とかも、いつも釣れないって言ってたし…、何か、姫に誘われて…た?もッ、もういいや、やっぱ聞きたくないかも、ぃ、言うな…。」
(火黒に蔦を優しく指に巻き取られてて恥ずかしさに一つ目を逸らす、え、エッチだ…、何でこんなに色っぽいんだろ…。仲は普通、って言われてホント?って不安げな表情をする。モヤモヤするのは嫌だから素直に吐き出す、何か、何だか、嫌なんだ、想像するのが…、そうだったら悲しくて一人で居るときとか余計に頭がぐるぐるするから。けど、もういいって目を逸らす。聞いたことに後悔が残る)
>藍緋
そっか。…まあけど、お前が幸せになる前提で考えてくれたら良い。
(自分より優先したいものが出来た事、そんな感覚に困惑しているような相手には此方も少しばかり共感を見せ。ただ他人を思い遣り過ぎる相手には先ず自分の幸せを優先してくれと。此方は相手が幸せならそれで満足なのか気負わない調子で静かに笑い。相変わらず目で訴えてくる様な相手には思わず笑いを堪え、どんな姿であっても相手自身を好きというのは恐らく此方も同じで。じっと見上げてくる青い花びらの頭を崩さないよう片手で撫でていたが、相手が普段聞きそうにない質問が飛んで来ると珍しそうに見て。逸らされてしまった花の顔は見えずに蔦から手を外して)
ええと、寝てない。…あの、お前の寝るって添い寝の事じゃねぇよな…?
(案外そういう事を気にするのかと言い掛けるも一瞬考え、まさかとは思うが添い寝の事じゃないよなと一応確認し。外方を向いている青い花の頭を見ながら『…聞きたくないならあれなんだが、まあどっちにしろ無い、普通に話してただけだ。それは妬いてくれてるって事でOK?藍緋、…藍緋ー?』と、恐らく相手の肩辺りである茎と蔦の付け根を指先でとんとん、と軽く叩いて)
>火黒
藍緋(妖花)「……火黒、…ッへへ、うん、…」
(ああ、好きだ。そういうところ。って思った。私の…自分の幸せを前提で考えてくれたらいいって台詞に改めて私に向ける火黒の愛情だとか優しさを感じられて胸の奥がジィンとする。凄く好き、自分のなかで繰り返されるその言葉で胸がいっぱいになる。私からまた花の匂いが沸き立ってしまってる気がして慌ててぎゅっと花びらを閉じる。無駄な気もするけど)
藍緋(妖花)「……あ!当たり前だろうッ…!添い寝じゃなくてッ…、わ、分かる、私にだってそれぐらい、……ほ、本当か?……、妬いて…、たのか。私、…私、火黒、う"っぅ…、く、苦しくて…考えたら、…きっと、違う"って、頭のどっかでは分かってるんだけど…、誰にも…、盗られたくなくてッ…、疑うみたいに言って、ごめ"ん…、火黒が、悪いんじゃないのに…ッ、ひっく、よ、良かった…、……火黒、」
(ないって言われると心底安心した、そっか…、妬いてたのかって聞かれて、うる、っと一つ目の瞳に涙が溜まる。ずっと勝手に想像しちゃって、挙げ句に疑うみたいな真似して、けどこっちに呆れずに、怒らずに。藍緋って呼ぶ火黒の声に涙がポロポロ落ちてく。何なんだろう、この独占欲は。肩を叩かれても振り返れなかった、けどふっと振り向いて煙のような靄が起こる。人の姿になって手を伸ばせば火黒の首の襟をぐぃって引っ張って、彼の唇に口付けてキスする、はぁ、って緊張し過ぎて吐息が漏れ、名前を呼ぶ。涙で目の前が霞む、熱に浮かされてるみたいだ。自分の幸せを優先にって言ってくれた火黒の言葉を思い出す、真っ赤なまま、抱いて?って呟いて火黒の顔を見つめ、ぎゅっと両手で彼のシャツを握る、切羽詰まってるみたいな、懇願する声が出てしまった。自分からの花の匂いが噎せかえるようだ)
>藍緋
そんな事思ってねぇから…気にするな。藍緋、
(声からして泣いているのが分かり、此方が誰かと話している情景が何処かで相手の想像や思考を苦しめていたようで。ぽたぽたと花の後ろ姿から落ちる雫が見え、自分の言葉で傷付けたのではとすぐ此方を気にする相手に小さく笑って泣いている花の姿へと片手を伸ばして此方へ抱き寄せようとした際、青い花の顔が振り返り。ふわりと現れる濃霧から伸ばされた白い手に襟刳りを掴まれて多少身体が傾き)
……、
(相手の吐息が掛かると名前を呼ばれ、悩ましげな声と濡れた目を見ながら片腕で相手の腰から此方へ抱き寄せ、少し肩を屈ませて横から顔を降ろし。柔らかく唇を食み合わせて少し離すと部屋に充満する程の花の芳香が鼻孔を擽り『クラクラするな、その匂い。』と笑って相手に感想を溢し。相手がそれで苦しみから解放されるなら幸せなのか、それとも此方だけがもしかして幸せなのか。多くは望まないが、優先した先が互いに幸せだと良い。どうにも此方の事になると感情に脆い相手には眉を下げて愛しげに目尻の涙の跡へとキスの雨を鳴らし、花色と同じ青い髪を梳いて耳や地肌に指で触れてからは衣擦れが聴こえ)
_10年後_※リクエストの分です
藍緋、お疲れ。上がれそうか?
(式事がこの後に控えているのか相手と色を揃えた紺のシャツと黒のスーツを着て、ガラス張りの清潔な白が基調である研究室(ラボ)に相手を迎えに来たのか関係者用の扉から姿を見せると声を掛け。スーツの黒い膝裏辺りから黒髪と青い髪、小学生くらいの子供の手指が見えていて)
>火黒
藍緋「…、」
(腰から引き寄せられて火黒の元に収まると安心する、きっと泣き腫らした顔が不細工だ。ふっと目の前が翳って優しいキスをする。泣きそうな程に震えそう、唇同士が食んで官能的なキスをする火黒に私の心臓の音がバクバクと止まない。う、想像以上にキスが上手過ぎる…、食み合ってから至近距離で離れる火黒の面差しにボーッとしたようなとろんと目と脳が蕩けてしてしまう、「クラクラする匂い」って笑う吐息の火黒の声にまた顔が赤くなる、妖花が雄を誘う匂いなのか、またも噎せかえりそうな程の甘い花の香りがする。誰かと寝たのかなんて、疑心暗鬼になって泣いていた私の目尻に愛しげに降る火黒からのキスの雨、そのひとつひとつに不安が少しずつ溶かされていくようだ。いつも私の事を思ってくれる彼の優しさを享受して胸がいっぱいになる、心拍数の上がる熱を含んだ吐息をはいて、耳や髪の地肌に触れる指の腹を感じながら布の擦れる音が聴こえる、クラクラするような花の瑞々しい甘ったるい匂いが部屋に充満するのを感じて。私も彼の胸元に手を這わせる、充足する思いを胸に心と同時に身体的にも愛されるという事を身体に覚えた)
~10年後~藍緋の勤めてるラボ
藍緋「火黒ッ…、ちょうど今から降りる所だったんだ。」
(彼の着ているシャツとお揃いの生地でのワンピース、切り替えには黒いサテン地のベルトが付いてる。それを着ている上に白衣を羽織っていた、ちょうど首から名札を外していた所で火黒が現れて、ぱっと嬉しそうに振り返るとすらりと背が高い彼はスーツをすんなり着こなしているのがカッコ良くて…少し高揚する顔を染める。な、慣れてる筈なんだけど。ラボの同僚達がより一層とても黄色い声で騒いでいる。いつも遅くなったら火黒が迎えに来てくれる時も、同僚達はソワソワして手を止めてしまう。…ふ、複雑だ。膝から見える小さな手指達を見付けて笑う)
藍緋「…焔(ほむら)、紺夜(こうや)、隠れてるの失敗してるぞ。」
(長い黒髪で前髪と毛先を切り揃えている、とてもおませで美人な赤い瞳の女の子(10歳)は焔(ほむら)、私によく似た青い髪の、一重で黒い瞳の男の子(6歳)で少し無口で人見知りな紺夜(こうや)だ。姉弟で隠れ切れていない様子に我が子ながら癒されて膝に手を置きながら呼んでみる)
>all
(/縁役です!お声が掛かったのでやらせて頂きます!(笑)良守、火黒と藍緋の子供達、紫遠などたくさんキャラやります)
焔(ほむら)「ママっ、お疲れ様っ、綺麗~♪」
紺夜(こうや)「……きれい、」
(ぱっと火黒の膝裏から出ていく子供用のシンプルなワッフル地の黒いワンピースに長い黒髪を少しサイドから取って赤いリボンで結えてる焔(ほむら)、今日は知り合いの結婚式だからドレス姿の藍緋の元へ綺麗ってキラキラした笑顔ではしゃいで走っていく。子供用の黒と紺のストライプのシャツを来て深緑色の半ズボンの紺夜(こうや)はというとぽそりと綺麗って呟くけど火黒の膝裏からは出ずに顔だけを覗かせる、慣れない場所で不安なのかぎゅ。と火黒のズボンの生地を握ったまま火黒から離れない)
>子供達(焔、紺夜)
藍緋「フフ、そうか?ありがとう。焔も今日もバッチシだ…完璧に可愛い。」
(焔(ほむら)は私と同じで人間に化けられる。けど正体は火黒と同じ金色の目と大きな口が可愛い、この子は女の子だからか火黒の刀と違い、懐刀を無数に操る、戦闘に特化した妖だ。気まぐれで何処かほんのり狂気的な性格もちょっと火黒譲り。化けるときは自分も同じだからって父親の人皮に似せてるのも可愛いし、毎日私の着せ替え人形と化している。本人は髪を結ったり何かしてあげると凄く満足している、何か構ってやると機嫌良さそうにしてるところも火黒に似てて可愛い。膝を屈めると真顔で今日も完璧だなって我が子を褒めながらぎゅっと焔を抱き締める。紺夜はというと、私に似て恥ずかしがり屋の人見知りだ。いつもああやって火黒の後ろや側にくっついてる。あ、ちらっと火黒の膝裏からこっち見てる、可愛い、凄く可愛ぞ。焔をそっと離すと私もロッカーに名札と白衣を掛ける、ふわりとしたオーガンジーみたいな銀色のショールと少し大きめの鞄を持つ、準備はオーケーだって焔にも笑顔で)
>藍緋、焔、紺夜
藍緋が綺麗なのはいつもだ。な?紺夜。
(大人しい紺夜を少し屈んでよっと、と片腕に抱きかかえ、綺麗なのはいつもだよなと幼い顔に笑って小声で話し掛けると。走っていく焔に顔を向けて『焔ー、ラボでは走るなって約束したろ…。ああ、騒がしくしてすみません…。』と、恐らく小さな子供達に高い声を上げてくれている彼女の同僚達へと軽く申し訳ないと言うよう謝罪して)
ん、荷物これだけか?
(今朝出掛けた仕事着とは違うドレス姿に少し視線を止めて、何と無くご機嫌なまま準備が出来たらしい相手の手に持っている鞄をやんわり代わりに持ち。紺夜を片腕で抱き上げたまま、他に荷物はないか?と藍緋に顔を向けて確認し)
>火黒
藍緋「あ、う、うん…ない、それだけ。」
(紺夜を抱き上げて綺麗なのはいつもだよなと息子に小声で話し掛けてるのを拾って真っ赤になる、は、恥ずかしい…。そう、最近はこの手で息子に同意を求めて話し掛ける&遠隔的に私をいつまでも口説いてくる、あといつまでも火黒は私を名前呼びだ。昔子供達が火黒が呼ぶのを真似してママと呼ばずに「あいひー♪」って言われて困ったから、子供達の前では直してくれって言ったんだけど、何か何やかんやでその…丸め込まれた気がする。同僚から「名前呼びなんて熱々ですよねーッ、いつまでも"女"として見てくれてるって事じゃないですかーッ♪いいなー、私なんていつからかお母さん呼びですよー?」何て、皆からキャッキャッ盛り上がられた、そ、そういうものなのか?分からないけど…取り敢えずは、火黒、頼むからそれ以上モテるな…。そして絶対黄色い声は自分に上げられてるとも思わずに子供達の粗相を謝罪してる火黒へ皆も「「はぁ、いいえ~♪火黒さんスーツ姿も凄くカッコいいですねッ?♪」」なんて溜め息混じりと目がハートだ…、そして極め付けにすんなり自然と私の荷物を持つ火黒、ああ、頼む。何故そんなにサラッと紳士なんだ?皆見ないでくれ…って暗い気持ちで赤い瞳を見上げるけど、火黒は私のドレス姿に何と無く機嫌良さそうにしてる。…て、照れる)
~挙式場~少し離れの待ち合いソファ、テラス席
藍緋「……火黒、お前ってもしかして…自分の気に入った人しかマジで興味ないし、気持ちが読めなかったりするのかな。……周りのアピールとか全然分かってないし、急に鈍感になるのは何でだ…?」
(夫婦で受付を終わらせて、今日の主役が到着するまではテラスにある木陰のソファ席で寛ぐ私達。また、黒髪のスーツ姿で様になる火黒。だからちょっと人から離れた此処に私から座る事に。子供が出来てからも一緒にずっと彼と居るけど、何かその辺が不思議だった。もしかして、マジで興味無い人には何とも感じないのかなと。まぁまぁ失礼な言葉を投げ掛けてみる。でも、疑問なんだ。術師の親戚の子供達や半妖の子供達と私達妖の子供達(焔、紺夜)が広いガーデン会場で和気藹々と遊んでいるのを眺め。さっき紺夜を抱っこしてくれてたからか、少し傾いたシャンパン色のネクタイを直してやろうと火黒の首に手を掛けて直してやる。このシャンパン色のも、私のパンプスとお揃い色にしてる。彼のネクタイと私のパンプスも色を揃えて私自体は満足してる)
>藍緋
何だ急に…、まあ、そうなんじゃね?俺はお前にしか興味ないし、
(急な質問には若干面喰らいながらも素直にそうじゃないかと答え、秋口の柔らかい陽射しと木漏れ日から子供特有の高い声が涼しい風に乗って聴こえ。妖怪も人間も平和そのものの様子をふたりで眺めていたが、ネクタイを直そうとしてくれる相手の仕草に気付いて組んでいた足を崩すと少しそちらへと頭を寄せ。ネクタイの生地に視線を落としている伏せ気味な睫毛と黒い瞳を上からじっと見守り。相変わらず世話焼きなところと、こういった機会は相手が此方だけしか見ていない時間で。だからなのか構われている際もほんのり笑みが満足げであり。どちらかと言うと独占欲が強いのは此方なのだとは相手も気付いて無さそうで。まだ新緑の茂った木陰で人目が少ないからかネクタイから手を離す色白い片手を止めて持ち、『…はは、主役が来る前にキスしたくなってきた。それってさ、他人にももう少し気を配ってやれって事?…さっきも、俺が職場に上がっちまったの、最後ちょっと暗くなってたし…、俺が失礼な事しちまったとか、何か怒ってたりする?』と、もし周囲に対して相手の体面を悪くしていたのならと確認するように、彼女の質問の意図を尋ね)
>火黒
藍緋「…ば、ば、馬鹿ッ…、主役が誓いのキスする前に木陰でキスかましてる夫婦がいるかっ…!け、今朝もしたし昨晩だってあれ程ッ……ゴホンッ、あっ、うぅん、…ち、違うんだ…!全然、そんなのじゃなくって、…えぇと、ど、鈍感で…いてくれ、そのまま。その、だな。職場の人間とか、他の女の好きだアピールにお前って全然興味無さそうなのが不思議だっただけなんだ。私以外には…、気付かなくて良い、…わ、分かったか、火黒…、」
(ネクタイを直してやってるだけなのに、嬉しそうにしてる火黒がちらっと見えてしまうと心がきゅっとする、か、可愛い。そんな独占欲から来てるだなんて全く此方は気付かずに。片手を取られてキョトンとする、「キスしたくなった」ってまた素っ頓狂な発言にボンッと真っ赤に顔が爆発する。う"ぅぅ、こ、コイツは…ほんと、可愛い、可愛いけど此処は挙式場、クールダウン、我慢だ私。さっきの、職場で私が悄気てる件で言われてハッとなる、慌てて火黒が悪くないと否定する。私へのそういう機敏さはあるのに周囲の好色的な視線の事は全く分かっていない火黒は、本当に私しか見ていないようだ。フフ、って笑いたくなるが、鈍感で居てくれって頼む。たまには年上の威厳を見せねばと気弱な黒い瞳で火黒の赤い瞳をちらっと見上げて、分かったか?って。その持たれている大きな手をきゅっと握り)
>火黒、藍緋
あーあー、なーにキスかましそうな雰囲気になっちまってんだよぉ?…ったく、まっさかお前らがねぇ、しかも妖のガキまで二人いるって聞いてこっちも吃驚だよ。
(髪型はいつものままカクテルドレスみたいな紫色のスリットの入ったドレスで、黒芒楼の時に一緒になったあの二人を見付けて、よっ!って片手を上げる。何キスしそうになってんだと面白おかしくつっこんで)
>藍緋
手本見せてやれば?…仲が良い夫婦ってのはこういう事って。
(慌てる相手の制止に人が悪いよう肩を揺らして笑いながら提案するものの、質問と併せて職場で元気の無かった理由を聞き。そもそも妻子があり、旦那として社交辞令のようなものは聞いていたような気はするが。何と無くそれを聞かされても『そう、か?』と若干薄い反応で。背凭れに空いた片腕を乗せてリラックスしながら相手の背後を囲い、見上げてくる黒い瞳を慈しんで眺めながら握られる片手を此方も少し握り返し"鈍いままでいろ"と言う相手がいじらしくて可愛いのか小さく笑って)
分かった。…つぅか、そうなんだな。これってお前が作ったツラだし、…妖の俺にはどうでもいいんだけど。
(結局の所、人間から見えている外見等当てにはならず。妖である自分には周囲からの評価等興味無いもので、ただ相手の取り巻く社会的立場を気にして周囲には愛想良くしているだけであり。先輩風を吹かせようとする相手には可笑しそうに笑いつつ持っている片手をする、と手首の内側に持ち変え『で、妖の先輩、問題は解決したか?』と、相手の指の関節に笑んだ口元を置き。もう悩みは無いかと窺って)
>紫遠
ウス、久し振りだな、紫遠。
(藍緋の指に置いていた口元を離してそちらへと顔を向け、傀儡の頭領である相手へと久し振りだなと挨拶し。実際に此方はしようとしていた雰囲気を突っ込まれながら何と無く紫遠から染々とされ、藍緋の片手を膝へ降ろしつつ"ガキまでいる"とのくだりには『おう、ふたりとも可愛いぞ。』と普通に我が子は褒め)
それって…参列には正解なのか?
(紫色のカクテルドレスのような格好の相手を眺めながら、いつもよりはマシな露出だがスリットまで入っている洋装に一応それは挙式にありなのか聞いて)
>火黒、藍緋
はぁ、いつまでイチャつてんだよぉ…、ガキまでいるんだろぉ?そろそろ冷めてろよ。
おぅ、久し振り?藍緋ー、若造の横失礼するよぉ?…あーダイジョブダイジョブ、人の旦那横取りしねぇから。黒芒楼にいたあんときゃ私も火黒は狙ってたけどねぇ、自由気ままでよく一人で居たし、火黒は隠してたけどあの黒芒楼ん中でもズバ抜けて強かった。何より私は強い男が好きだからさ。あ、けど人皮被っててその妖力…、って事はあれからまた強くなってるのかい…、はは、それにアンタ今でも似合わずフェミニストで背が高くて良い男だねぇ?
(嫁の手にキスしてた火黒に呆れる、そろそろ夫婦愛は冷めとけと。藍緋にフラフラ片手を振って許可を得ようとし火黒の隣に座りながらスリットの入ったドレスで足を組む、盗らないからってあははっと冗談で笑いながら。あの黒いお気に入りだった城に居た時の事を思い出す私、強い男が好きなのはそうなんだけど火黒は狙ってたうちの一人だって話す、何回か誘ってみてもするっとかわされたり掴みどころなくって、戦闘しか見えてない楽しい奴じゃんと思ってた。ので、まさかコイツらが実は好き合ってたなんて吃驚も吃驚。何か生まれた時代なのかコイツの性格なのかどことなく女には優しい、そういうことろも他の妖とは違って気に入ってた。人皮着てんのにこの洩れ出てる妖力、更に強くなってるんだねぇ。今でも良い男だね?って肩に片手を掛けてにっこり微笑む。その格好は式にふさわしいのかって疑問が飛んできて)
さぁ?私が人間の礼儀なんて知ったこっちゃないよ。私は好きな格好して奔放に生きてくのさ。
>火黒
藍緋「…えっ、あ、顔じゃないと、思うんだ。その、火黒が普段迎えに来てくれたり、…荷物持ってくれたり、私に対しての優しさとか眼差しを見て、皆も擬似的に恋してるんだと思う。…こんな恋人、もしくはこんな旦那様が自分の傍に居たら最高だなって…、その、……ぅ、うん、問題はもう、無い。大丈夫…、」
(そう、火黒が自然とやってのけてしまう私に対しての優しさとか、行動を皆が羨ましがるのだ。あとは私達の身長差が凄いのも目立っているのだろう。火黒の背が高いのが目立ってしまう。凄く、私の目を慈しんで見てくれる火黒の優しい眼差しに身体がまた歓喜してしまいながら片手をするっと手首を持たれて、そのカシリとした指の長さにも見惚れてしまうけれど指の関節にキスされると鼓動が逸って心臓がバクバクする、う"ぅ、何でそんな、ここは英国か、元侍の筈だろお前は…、って思ったけど、幕末も色恋は今の日本よりだいぶ砕けて、恋愛観でも愛やら何やらは囁き合ってたみたい。火黒が生まれた時代の文献で読んで、なるほどなって納得した)
>紫遠
藍緋「あ、紫遠、うん、子供は可愛いぞ…、えぇっ?ね、ね、狙ってた?火黒を、」
(それを聞いてやっ、やっぱりと思った。私からしたら凄く…二人は似合ってる、何というか、姉御肌のスラッとスタイルの良い女頭領の紫遠と背の高い用心棒風の危険な男って感じの火黒はそういう世界(戦闘向きの妖たち)といった感じで、当時の私には遠く感じてた。けど、私に話し掛けてくれたり困ったら手を貸してくれていた、あの頃から既に徐々にではあったらしいんだけど、火黒には私から花の香りがしてたらしい。む、無意識に私も好きで誘ってたって事か…、スリットの入ったドレスから綺麗なスラリとした脚が見える、紫遠が火黒をまだ狙ってる?彼の肩に片手で凭れる紫遠にあわわってなる)
>藍緋
ジョーダンだよ、冗談。藍緋カラダの調子はどうよ?…っていうかよくそんなちっささで子供産めたよな?セッ○○つかヤる時も大変だろ。…ま、そんな小柄で頑張って受け止めてんのが火黒も余計愛しくて離せないってか?ふふ♪はー…私もどっかに強い男が転がってねぇかなぁ、
(冗談ってカラカラ笑って言う、下世話な話までするけどご馳走さま、みたいな顔で。自分も強い男が転がって無いものかと溜め息する)
斑尾『あぁ、火黒夫婦。今日はよく来てくれたねぇ?……あれ、クンクン、お前さん達【3人目】かい?仲良しだねぇ。おめでとさん?』
(昼間だから半透明、妖の夫婦を見付けて労いにふわふわ寄ってくる、匂いに気付いて藍緋を見ると3人目を宿したねって声を掛ける)
>火黒くん、ママ(あいひ)
焔(ほむら)『火黒くーん、ママー?人間の子も半妖の子も面白いよー?あはは、またラブラブしてるー、?綺麗なお姉さん、こんにちはー?えーっ?ママっ、私、次も紺夜みたいな綺麗なお花の子が良いなぁっ、男の子?女の子?』
紺夜(こうや)『…、』
(向こうから姉弟と手を繋いで一緒にとてとて走ってくる、姉の長い足の歩幅に付いてくのは必死の紺夜は6歳で少し足が遅い、一緒に両親の間に座り紺夜の手を繋いだまま母親の方を見上げてちょっと驚く、赤い瞳を丸くして、やったー!って喜びながら紺夜みたいに綺麗な花の妖が良いと無理難題言って。紺夜も姉に手を繋いで貰ってるまま父親の隣にいる女の人にぺこっと頭を下げる、そこからじっと母親譲りの黒い瞳で火黒の膝に座りたそうに見てる)
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