るろうに剣心について雑談所!それ以外でも誰でも茶ァシバきにきてや♪

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ビギナーさん  2021-04-29 13:28:02 
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主にお誘いした志々雄本体様待ち!勿論あっちのトピでのハチはんも、鎌足も由美姐さんも全然おいでな~ちょこっと休憩所的なモンんやで~。此処は主にるろ剣の雑談やけど別に誰かて好きに雑談参加してや~♪本体会話形式、なりきりで使うとるキャラ会話形式、どちらでも任せるでー

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  • No.241 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-03 02:48:38 

>金髪の箒頭
…何故泣いてる、

(どうか生きてくれと願われると、見ず知らずの人間からそんな事を言われるのが先ず無いに等しく。何故か此方を見て涙をぼろぼろと溢す相手を目にしながら刀の柄に掛けようとした手を止め。地面にぱたりと落ちる涙の跡を見降ろし、何故泣いているのかと尋ねる表情は静かだが流石に目の前の大人が此方の為に泣いている姿にはざわざわと心の波風が立つのか、困惑して眉を潜め)


人違いだろう、…俺はお前に会った事も無い。


(ましてや笑い掛けたり等も、励ましたりもした覚えが無い。けれど本気でこの男は此方の無事を切に願っている、こんなにも人の事の為に必死になれるものなのだろうかと。しかも会った事の無い此方に。どうにもこの男の言動は本当に未来から来たような言動が目立つ為か、此方も危うく信じ掛けてしまい。溜め息しながら両手を降ろして井戸に寄ると新しい水を汲んでやり、相手へと再び近寄ると見事な金髪頭を見ながら彼の目の前へと片手を無愛想に差し出して起こしてやろうとし。井戸の方を顔で示唆するように)


顔洗えよ。男がそんなすぐ泣くもんじゃねぇ。


  • No.242 by 沢下条 張  2021-06-03 03:22:12 

>志々雄様
張「はッ、……はい、志々雄様ッ、…あ、会った事はその、未来で、ですね?…あっハハッ、…はい。あの…、男がすぐ泣くなって、おんなじ事を未来でも言われましたわ…。いつの時代でも変わらんのですね?…志々雄様、」

(そう、おんなじ事を言われた。由美姐さんと志々雄様が生きてたと分かった時、…そん時もボロ泣きやったなぁ、ワイ。差し出された不器用な手をワイは嬉しくて握ると立ち上がる、あれ?とても既視感、…そっか、今の志々雄様の手の大きさと変わらへんからやな?手の大きさって早くに成長しきるんや~?子供ってなんか不思議。そして15歳の志々雄様、通常運転がツンデレ100%振りきってるのね?新しく水を汲んでくれて起こしてくれた志々雄様に思わず笑う)


張「ぷはー!生き返りましたわ~♪……あはは、…はぁ、このまま……維新志士達と刺し違えてでも志々雄様をどーにか守られへんかなぁ…。あ!いえ!…こっちの話ですから…!その、守るやなんて言われて気ィ悪くせんとってくださいねッ…?あはは、」

(冷たい水にぷはー!となる、めちゃめちゃ気持ちいい。夜風がひんやりしてる、うーんと桶の水を見ながらどうにか守られへんかなぁとか、けど3年後か…、未来の志々雄様…ワイがおらんなって心配してへんかなぁ?案外ケロッとしてたら面白いけど。ハッと盛大な一人言にすみませんと志々雄様へ謝って両手をパタパタ振り)

  • No.243 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-03 11:54:49 

>金髪の箒頭
誰だって言うだろう…、大の男がそんなに泣いて。アンタ、奇妙な格好はしてるが剣客なんだろう?…尚の事だ、しっかりしな。


(桶に張った水面に相手の顔が揺れて映っており、どの時代も変わらないのだなと言われれば不可思議な気分だが、先程のような場面に出くわせば誰でも言うだろうと呆れて話し。相手の身形は差し置いても割としっかりした刀を帯刀している武士であるからか尚更しっかりしろと、己より年上でありそうな彼でも構わずやや叱咤し。守る守らない等との彼の独言には顔を向けないまま顔を洗い終えた様子へともうひとつの新しい手拭いを彼に放って)


…本来なら見逃してない、たださっきの様子だとこちらの障害じゃなさそうだからな。

俺の存在は世間に知られていない。誰かに俺の名前を言った日にはすぐにあの世だ、精々背後には気を付けて過ごせ。…じゃあな、イカれ箒。


(請け負った仕事の最中、急に沸いて出たように現れたこの奇妙な男。話があると言うから生かしたにも関わらず質問責めに合わせられた上、此方の顔やら何やらを物珍しげにジロジロ見られた挙げ句、急に此方へ死なないでくれと懇願するよう涙する変な奴だと思い。落ち着いた様子で此方の見逃す条件を告げながら組んでいた両腕を降ろすと夜風に揺れる青柳の房を摺り抜けるよう歩き出し)

  • No.244 by 沢下条 張  2021-06-03 13:54:50 

>志々雄様
張「あっ、ははっ♪…そーれも、同じく言ってはりましたわ?…しっかりしなって。…志々雄様、こないにお若い時からお変わりないようでワイ安心します…。おっとと?ぷは、ツンデレ振りきってますけど優しいでんな?」

(今のワイにはこの志々雄様の声と台詞に安心する。…ふと不安になる、元の未来に帰れるかな、けど、もし帰れへんならワイがこの時代の志々雄様を助ける番やと思った。放られる手拭いを受け取ってぷはと笑う、自分が判断したらこんな訳分からん男にまで世話を焼く、何処までも、本当は誰より優しいのでは。そんな15歳の研ぎ澄まされた刃物のきりっとした目元の志々雄様を見て)


張「え!あッ!勿論!誰にも言いませんッ…!志々雄様のお仕事の邪魔になるし、今は…確か抜刀斎の後任、とと!…あ!ま、待ってくださいなッ…?志々雄様ッ…!」

(これは…見逃すちゅーより脅してる?お若いけどふんわりと怖い志々雄様…、何か、もの凄い物静かな雰囲気やな、あ、違う、いつもの笑みが無いからか?なんちゅーか…不適な笑みはするけど大体が無表情っちゅーか、無関心というか涼しげな顔してはる。…真っ直ぐ前を向く深紅色の無慈悲な瞳、それが余計にこの世のモンじゃ無いみたいで、…あの世への送り火、何か寒くないのにゾワゾワする。…そうか、これが要人暗殺してはった人斬り時代の志々雄様。目を合わせないそんな横顔も何や洗練されて美しいな…うん、凄いイケメン、目鼻立ちもくっきりしてて綺麗に見える、もっ回言わせて、めっっちゃクールなイケメンやなッ。クゥゥーッ、マジで誰かに見せたいわーッだーれーかぁ~ッ鎌足ィ由美姐さーーんって葛藤してたら、柳の間を避けるように通って行ってしまおうとする志々雄様の背中を慌てて追い掛ける、緑の柳と、結われてる志々雄様の黒髪が風に靡いてるのを見て、…絶対殺されそうやけど物凄く触りたくなる髪してんなァ、なんて。タイミング悪くワイの腹の虫がめっちゃ鳴り)

  • No.245 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-04 03:45:24 

>金髪の箒頭
…オイ、誰が付いて来て良いと言った。

(抜刀斎との名前が挙がると視界を少し開け、まだ後ろを付いてくる男の気配へといい加減にしろと呆れて歩みを緩め。振り向くと同時に目の前の相手から腹の音が聴こえて)


―……、


(あまりに間抜けなタイミングであったからか拍子抜けした表情をしてしまい、明らかに空腹なのであろう目の前の男へと瞼を下げて無言で睨み。我関せずで通そうと苛立ちを抑えながら『…こっちの気が変わらねぇうちにさっさとテメェの言う未来でも何処でも帰りやがれ。』と彼を追い払うように)

  • No.246 by 沢下条 張  2021-06-04 23:26:34 

>志々雄様
張「あわわッ!そッ、そーなんですけどッ…か、帰り方が分からんくて…ですね?…っあはは、あ、あのぉ…宿泊まるにも流石にこのぉ…明治のお金じゃダメすよねェ~…、はぁ、どないしよ…。あ、わ、わざとやないんです?ホンマですッ…!」

(に、睨んでらっしゃる…。め…、めちゃめちゃ冷徹な感じが怖い、15歳にして既に次期魔王の素質あり、さっきワイの腹が鳴って思わず素のビックリしとった顔とかまだ幼さがあって可愛かったのにな、なんて。財布の中身を志々雄様にパカッと開け見せる、明治のお金じゃ絶対ダメよな…、確か6年前に統一されたんは流石に19歳やった時のワイも覚えてる…。一両でも残しときゃ良かったなー…って、あ、そもそもそんな大金ワイ持ってなかったか?…まぁ、あっても新貨幣になったら絶対持ち歩かんやろうけどさ…。どないしよとヘコんでる間にもずっと腹が鳴る、そして怒ってる志々雄様にこれマジでわざとや無いんですとまた泣きそうになる)

  • No.247 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-05 01:12:18 

>金髪の箒頭
あ"?帰り方が分からないっ?…知るかっ、そんなもんテメェで何とかしろっ、見逃してやったのにいちいち付いてくるなっ、いい加減俺の前から消えねぇとそのイカれ頭叩っ斬るぞっ!!


(こっちが知った事かと激しい剣幕で怒鳴り付けると財布を開かれ、訳の分からない貨幣を見せられては担がれているのかと益々苛立ちを募らせて顔付きが険しくなり。態とでは無いと潔白を訴えるそんな合間にも目の前で腹を鳴らす緊張感の無さと相手のまた泣きそうになる顔には、先程の泣いていた姿と重なって視線を逸らすなり思い切り舌打ちし)


…っ鬱陶しい奴だ、さっきからお前の腹の音が煩くてしょうがねぇっ、気が散るんだよ、…ったく、付いて来い、二、三聞きたい事がある。


(盛大な溜め息を付く寸前で抑えるよう少し堪えた呼気を溢し。此方しか知り得ない事や誰にも言われた事のない癖の指摘、生きてくれとの此方への言葉とあの涙。どうにも調子を狂わされる奴だと内心穏やかでないながら頗る不機嫌に相手へと背を向け。付いてこいと早足で京の夜闇に紛れて)

  • No.248 by 沢下条 張  2021-06-05 19:26:40 

>志々雄様
張「ヒィッ!そッ、そー言われましてもッ…、うぅ、け、けどワイも志々雄様をお守りしたいんでッ…、わっ、す、すんまへん、…あはは、ちょうど飯前やったんで……あッ、は、はいッ!志々雄様ッ…!」

(ヒィーッ!って悲鳴上げるワイ、ガチ切れの志々雄様に竦み上がる。志、志々雄様って犬歯が牙みたいで怖いッ…、そ、そりゃ始末しようと思ったの奴に急に目の前で泣かれたり後ろ付いてこられたらキレたくもなるかもな…。しかも腹空かしの無一文。うん、キレるよ…そりゃこんな年上の奴なんかね…。付いて来いと言われて慌てて付いてく、に、二、三聞きたい事?何やろう…、取り敢えずは頭叩き斬られんでセーフやったみたい)

  • No.249 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-05 22:33:29 

>金髪の箒頭
(守る等の意味は分からないまま移動中密かに溜め息を溢し、徐々に平常心へと戻って。軈て灯火の灯る旅館の番頭に出迎えられて一言二言会話し。帯刀から抜いた鞘を右手に持ったまま奥の離れへと通されて)


……、


(部屋に通されると行灯が部屋に灯っていて、中居が相手の前へと急いで用意したらしい食事の配膳を終えると暫くして出て行き。己は行灯から離れて障子に影が映らぬよう部屋の端に腰を降ろし、片立て膝の楽座の状態で座りながら刀の鞘を己の左肩側へ軽く片手で抱き抱える形になりつつ。相手を見ないまま『さっさと食えよ。お前の腹の音が気になって会話にならねぇだろ。』と無愛想に促し、旅館の広縁にある少し開けられた障子の外へと降り出してきた雨の中庭を眺め)

  • No.250 by 沢下条 張  2021-06-05 23:35:03 

>志々雄様
張「うわー京都の宿は趣あってどこもええよなァ~、あは、あ!どもコンバンハァ~?んんッ?あれ?…帯刀して入ってはる…、」

(あ、そっか、帯刀は顔パスなんかな?きちんと右手に刀の鞘を持つ志々雄様、凄い…ちゃんと玄関先で旅館の者に礼儀作法やってはる…やっぱり武士なんやな。ワイも礼儀作法でしてあげたいけど…何せ背中に二本と両脇に二本と…他にも仕込み刀だらけで右手には全部持たれへんのよね…取り敢えず志々雄様を真似て番頭さんにもえっへへって両脇の刀を持ちにくそうに右手に持ってみて)

張「ーーッ!!!志々雄様ッ…!!お、恩に切ります~ッ!!いっただきますッ!!♪おいひいでんなッ?…あ、あの志々雄様?何故そんな隅っこに?影で暗くてお顔が見えヅラいですって…折角そんなイケメンさんやのに勿体無いッ…」

(お腹空いてたから助かったーーッと御膳のご飯パクパク食べ、色とりどりな小鉢とか魚も食べる。美味しーッ!色んな危機で緊張してたしね?モグモグ口にしながら嬉しくて喋り掛けてしまう、もう夜遅いし食べはったのかな?片膝立てて座られてる志々雄様は部屋の影に入っててお顔立ちが少しだけ行灯に灯されてる…。降りだしてきた雨の中庭を眺める志々雄様、こっちを見ぃひん横顔も素敵、やっぱり素顔凄いイケメン…、何でそないに端っこにおられるんですかと尋ねて)

  • No.251 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-06 20:46:18 

>金髪の箒頭
は?…黙って食え、箒頭。様付けもやめろ。

(灯りで己の人影が障子の外へと映らぬようにしていただけだったが、何故そんな暗い所に居るのかやら勿体無い等との訳の分からない尋ね掛けに表情を訝しげにし。食べながら話す相手へと顔を向けないままぴしゃりと言葉で遮って)


……、


(鞘を左肩と片手で支えて座したまま外の降り出した雨の匂いを感じ。時季の終わり掛かった中庭の紫陽花の白藤色へと視軸を置きながら相手の食事が落ち着いた辺りで『…お前、抜刀斎を知ってるのか。』と声を掛け)

  • No.252 by 沢下条 張  2021-06-06 22:36:39 

>志々雄様
張「ムグ?!すッ、すんまへんッ…、志々雄様…!」

(黙って食え言われて慌てて飲み込む、あ、あんまイケメンて言ったらアカンのかな~…?15歳の志々雄様…。ほんのり和室の灯りに照らされる横顔がまたまたクールな美男子にしか見えへん…、か、カッコええな、外の白い紫陽花見てんのか物憂いげで大人顔負けに色っぽい…。けど…、まだ15歳でお若いけど立派な武士のお姿。様付けするなと指摘されたんにまた「志々雄様」と様付けしてもて)

張「ふー、えっ!あ、はい!知ってますよ?一回剣交えましてね?逆刃刀とかってやつでワイぼこぼこにやられて警察にしょっぴかれましたわ…。あ!でも、ワイが会ったんは未来での話ですわ?未来の抜刀斎は人斬りから足洗って…何や斬られへん逆刃刀使うて矛盾だらけの不殺をやってますわ、…まぁー、腑抜けもええとこです…。未来の志々雄様の敵でもありまへん、あないな男。」


(ちょうど食べ終わって茶を飲んで一息付いてたら志々雄様から抜刀斎の事を聞かれてビックリする、こっち見てへんけど暗い中でも食べ終わったん分かるんや?気配察知してんのかな?知ってますよと、ペラペラ喋りながらつい愚痴ってもうて。…アイツみたいなんがワイは一等好かん。志々雄様の敵じゃないですよとついつい言うてもて)

  • No.253 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-06 23:46:06 

>金髪の箒頭
逆刃刀?…人斬り抜刀斎が不殺、

(俄には信じ難い事だが、相手の不殺(ころさず)という言葉の部分に少し反応して顔を向けると思わず聞き返し。矛盾していると愚痴を溢した相手の口振りからして、どうやら未来の抜刀斎が掲げている不殺とやらの理念はあまり筋が通っていない様子なのであろうかと。どちらにせよ強さが全てである己にはあまり理解出来ず、その未来の抜刀斎すらも恐らく己とは正反対なのであろうと。剣腕も頭脳も互角だと言われる抜刀斎という男を煩わしく思っている事がこの未来から来たという男から見抜かれている気分になったのか、彼から視線を下げて黙り込み)


…一応同士だ、どんな奴か少し聞きたかっただけさ。


(“同志”とは宛てずに、まるで今居る所属がただ同じだけのであると言うように“同士”だと称して。相手の話し方からして、抜刀斎という男と己はこの先対峙するような話を聞くと少し好戦的に微笑んで。雨の湿気が漂うのを刀を支える指先に感じながら目の前の不思議な男へと目を向け『箒。名は?』と)

  • No.254 by 沢下条 張  2021-06-07 00:13:08 

>志々雄様
張「あ!…そうなんです、刃が、逆さに付いてるんですわ…。不殺…言うても、悪党を半端に生かしたり…目ェ潰したりまぁ、一生の障害残ったかて殺さんかったら何でもええんちゃいます?…んー、なんや、今まで自分はたくさん殺してきた分、償いたいらしいですわ?…まぁ、どーでもええですけどね…。静かに自分で勝手にしときぃ?て感じですわ。」

(物憂いげな表情が不意にこっちを向きはってドキッとし、…な、なんやろ…15歳やけど志々雄様やから?妙に色っぽいな…。聞かれた事にウンウン頷きながら喋る、もう、ほんと。抜刀斎に関しては偽善者勝手宜しくしとけって感じやけど…、それを正しいみたいに人に押し付けるのだけは止めて欲しいよね…。自分だけの自己満足にしときゃええのにさ…そんなの。アカンアカン、愚痴っぽいのも湿っぽいのも好かんからやめておこ)

張「…!…あ!は、はい、ワイは『張』って言いますねんッ…!志々雄様の精鋭部隊の一人『沢下条 張』ですわ?」


(好戦的な微笑み、……志々雄様や。思わず沈黙してまう。いや、志々雄様なんやけどッ、…昔からその笑み方は変わらへんねんな…、ワイの尊敬する大好きな志々雄様や。何か高揚感で嬉しくなってまいながらニコニコしてると、急に名前を聞かれてビシッと背筋正し自己紹介してニカッと明るく志々雄様へ敬礼する。あれッ?自分で精鋭部隊言うてて恥ずかしいな?)

  • No.255 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-07 00:59:21 

>張
“張”か、…変わった名前だな?

(目の前の男は髪色も瞳も金色とモスグレーとの変わった色をしているからか、ただ名を聞くと中国名のようで不思議なバランスを体現したような彼を眺めながら益々異世界の者のように感じ。西洋を模範とした軍人の最敬礼である挨拶を目にすると『…変な奴だな。お前みたいなのが俺の精鋭部隊?』と、まるで“冗談だろう”と相手を揶揄うように吐息で笑い)


お前、池田屋の事を“事件”と言ってたな、出来る限りでいい…、詳しく話せ。


(西暦の話の際、ちらっと相手が口にしていた事件との台詞が過り。その件の内容や発端となった経緯を出来る限りの範囲でいいから教えてくれと目の前の彼へと話して)

  • No.256 by 沢下条 張  2021-06-07 09:00:55 

>志々雄様
張「あははっ♪でしょ?ちゃんとしとんの苗字ぐらいですわ♪…あっ、えへへ、そうなんですッ、ワイ、こー見えて志々雄様の精鋭部隊なんですよッ?♪…ワイ、志々雄様に仲間に入れて貰えて誇りに思っとりますねん!…志々雄様が生きてる限り一生付いていきますさかい♪」


(変な奴、って笑ってる志々雄様。…あぁ、そうそうこの笑み顔。…志々雄様や、過去に急に来たし、何かちょっと不安やったからか志々雄様が目の前にいてくれてるとまた涙ぐみそうになる、いかんいかん!泣くなって叱られたとこやった…!後頭に手をやりながらそうなんです!と誇らしげに照れて笑って)


張「ああっ!…えっと池田屋事件?ですな?ええと、幕末のぉー…ってまぁ、今なんですけど、1864年の…7月8日に、京都の池田屋っちゅう旅籠に密会していた長州藩と土佐藩の尊王攘夷派志士達を新撰組が襲撃した事件、ですわ…。


あの、そらぁ…凄惨やったらしい、ですよ…?旅籠屋の従業者まで皆殺しにあって、その子供も生き残りも幕府に囚われて後々処刑…、長州藩を匿ってたからって…、


確かことの発端が…何か喜右衛門?をー…新撰組が恐っろしい拷問して…、池田屋で桂小五郎と会議の事を自白させたとか…?


けどぉ、この人多分…池田屋の事とかそもそも喋っとらんらしいんっスよね…、多分…いつもの新撰組お得意のでっちあげ伝説?…こん人はどんな拷問受けても話さんかったらしい、ですけど…、まぁそれはホンマに後になって分かった事ですけど…ね、


んでまぁ、その、池田屋にいてた過激派の長州藩さん達も…なしてあの小さな旅籠に30人近くも、…しかも緊急で会議が開かれたんか…?…これも今んなって残ってた記録によると…、ですけど、


その新撰組に捕まって拷問されてた人?を皆で助けようと長州藩の人等も緊急で会議してはったとか…、らしいです。


あ、あのぉ…、維新志士の方々やし…志々雄様のお知り合いの方とか、いらっしゃいます…よね?ま、まさかこの話し聞いて、助けに行くんです…?あのっ、それならお手伝いします…!」


(聞かれて少し息を飲む、ワイが言うた事を逐一聞き逃してへん…。長州藩の人等がよく使う旅籠やで「事件」って聞けばそら気になる…か。あとは、毎回やけど洞察力に恐れ入る所がある…、この人は、志々雄様はこの後どうしたらええのんか、判断力というか何か、先を見通す力があるから。目の前のお若い時の深紅色の瞳の目も、きっと何かを考えてはる。もし、助けに行くならお手伝いします!と意気込んでもて御膳を叩く、箸がカランて鳴って、雨の降り出した湿気の匂いが外から流れてきてる)

  • No.257 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-07 23:19:38 

>張
……、

(相手の話す事件の内容を静聴しながら"凄惨なもの"との辺りより少し視線を下方へと下げ、誰か知り合いが居るかとの尋ね掛けには答えないまま、彼の御膳台で箸の落ちる音が鳴り。助けにいくのならと意気込む相手へと静かに目を向けて)



…行かないな、どのみち強い奴が生きて弱い奴は死ぬ、仕方無い事だろう。


それに桂の護衛は奴、抜刀斎の担当だ。…今夜はその護衛任務で付き添ってる筈だろう。


お前の言ってるその日、1864年7月8日(元治元年6月5日)ってのは…“今日”だ。お前の言う事が正しいのならな、


(今夜は壬生狼がやたらうろついてるとは思っていたが、相手の言っている事が事実ならば納得も出来なくは無いと。目を閉じながら己は助けるつもりも無ければ、結局は強い者がこの世に生き残ると無慈悲にも聞こえるような言葉を彼へと静かに告げ。中庭の小雨はぽつぽつと雫が落ちているのか、夜空の涙のように地面を濡らして)

  • No.258 by 沢下条 張  2021-06-08 00:13:49 

>志々雄様
張「ええぇッ?!!って今日がその7月8日でっか?!!そッ…、そんなッ…、……そっか、抜刀斎が護衛に…、そう、なんですけど…、ええんですか?新撰組の…、拷問して吐かせたり…その人を助けようとしてる会議の最中に奇襲されて…、斎藤の事もそやけど…、新撰組は何も従業員まで殺さんでも良かったのに……、アイツらのやり方はあんま褒められたモンちゃいますよ…、歴史は維新志士達から京都市民を守ったで!みたいに…、新撰組の英雄伝って、…大体はなってますけどね?…なんや…可哀想言うか、悔しいですね…、死人に口無し…ですから。」


(静かな志々雄様の眼差しが此方を見る。行灯の橙色が映る紅い紫色の瞳、色合いが神秘的で、恐ろしい程真っ直ぐなこの世の事実。そう、弱肉強食の現世…。強いもんが生きて弱いもんはあっちゅう間にこの世から退散…、志々雄様の理念は紛れもない事実なんやけど…、それでいいんですかと聞いてみる、…だって多分、やけど。さっきの、志々雄様が視線を伏せた反応も。池田屋で会議する中の人等に知り合いがいたんちゃうかな…って思って、それに、京都の御所に火を付けるていう恐ろしい会議や無かったんやから…、ただ拷問されてる仲間を助けようと長州の人らは決起してただけやった、何か尊王攘夷派の志士達の人達が…報われない、助けに行かんでええのかな…。外の夜空が泣いてるみたいにぽつりと降ってる、まるで世の不条理を嘆いてるみたいに)

  • No.259 by 志々雄 真実(維新志士時代)  2021-06-08 11:01:19 

>張
(それでいいのかと聞かれても目を閉じたまま反応を返さなかったが、新撰組のやり方は褒められたものでは無いとの声や志士達の彼等が浮かばれないと言ったような台詞に少し視界を開け。静かな小雨の音が聴こえながら灯りの届かぬ影からモスグレーの瞳を凝然と静かに見つめ)



褒められたもんじゃない、か。どちらが正しい、間違いだとは一概には言えないな。…“歴史に善悪はない”からだ。



新選組からすれば、飽くまで京都の治安維持に任務を遂行しただけだろう。



アイツ等(過激派維新志士)は…、外国に弱腰で旧態依然としてる幕府の政治を改めさせたい強い思いがあっただけ。



互いに互いの御旗を掲げて、それが自分達の正義だと信じてな…、ただそれだけなんだよ。…好きにさせてやりな。そこで死ぬようならそこまでの者であって、…生き残った者達の時代が動く、自然な摂理だ。


(相手の話が例え真実だったのだとしても、歴史に白黒を付けるのは正直当事者達の気持ちからすれば恐らく難しいものだろうなと静かに話して。死人に口無しとの言葉にも、生き残った者がどう捉えるかにより歴史は判断されていく自然な現象で。ただ、そこに偶々居合わせて闘いに巻き込まれる者に関しては不運だったやら仕方無いとも言えず少し黙ってしまい。鞘を持って腰を上げるように立ち上がると『水を貰ってくる。』等と告げながら張を残して行灯の灯る部屋を出て行ってしまい)

  • No.260 by 沢下条 張  2021-06-08 14:49:27 

>志々雄様
張「………“歴史に善悪は無い”…、互いにそれを信じて、………そう、ですな…。……志々雄様、」

(参ってもた…、……ああ、……正論過ぎて、何の言葉も出ぇへん…、尊敬としか値しない、このお若き志々雄様の言葉すら、すとんと全てが納得いく、ワイも沈黙してもて。現に…世間からは大悪党の志々雄様も決して自分のしてる事は褒められたもんじゃないと、自分の行いは極悪だと分かってて話してた、…その素直で、誰もが出来ない事をちゃんと現実化していく力のあるところがワイはとても尊敬して…いわば言うことがブレない芯の強さに自然と魅せられて志々雄様へ心酔してるところでもある。……だからあんなに人を惹き付ける、それはこの目の前の若き志々雄様かてきっとそう。薄闇からも真っ直ぐに真実しか語らない、その恐ろしい程世を正確に捉えた深紅色の静かに強い瞳、…ずっと変わらへん…、そう、よな。自分達の行いを彼等は正義だと思って、互いにそれを信じて行動してる。…誰も止められへん事。…そして時代を作ってくのは生き残った人間の物語。……完敗、です…志々雄様、…あれ、何か、黙ってしまわれてる?)


張「あ!は、はい…!……」


(あ、水を頼みに行くんや?……何やろう、何か嫌な予感がする。部屋を出ていった志々雄様の背中を見送り、襖が閉まる。………あ!もしかしてッ?……バッとワイも両脇の刀を掴んで慌てて志々雄様を追い掛ける。……きっとこのまま池田屋へ向かうつもりなんや…!!バタバタと宿を転がり出て)

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