ヘタレが世界を回す　[ヘタリア]

　　　　　[とある世界会議の日]


ヴェ～……。
まだみんな来てなかったみたい…。
早く来すぎちゃったかな…？
(誰も居ない静かな会議室に一人だけ
ぽつんと席に座りキョロキョロと
辺りを見回しては机にうつ伏せになり
寂しそうな声を出しながら皆が来るのを
今か今かと待ちわびており)


＊本体/よろしくお願いいたします。

なんだ、もう来ていたのか。
珍しいこともあるもんだ、お前が時間通りに集まるなんてな。
(会議室の扉を開くとそこに相手の姿を見つけ、物珍しそうに眺めながら隣の席に座ってそう声を掛けて)

(/某願望トピにてお声掛けさせて頂いた者です！ルートヴィッヒことド/イ/ツで参加希望します……！)

ヴェ！ルート！
(扉が開く音に反応しそちらを見ると
貴方の顔を見ては嬉しそうに微笑み)
えへへ～♪久しぶりにみんなに
会えるからって張り切ってたら…
早く着いてしまったであります！
(ビシッと敬礼(海軍式)しつつ
そう言うと照れたように頬を掻き)


＊本体/声掛けありがとうございました！
ド,イ,ツでの参加了解しました！
キャラ同士の呼び方は人名で
大丈夫でしたか？

…ったく、お前は相変わらずだな。
やる気十分なのは構わんが、あまり調子に乗るんじゃないぞ？
(嬉々とした相手の様子に苦笑いを溢しながらも、変な暴走を避けさせるために一度渇を入れておき)

(/大丈夫です！これから宜しくお願い致します～)

ヴェ～…隊長了解であります♪
(ニコッと微笑みながらＶサインし)
あ、でも…みんなが来るまで
シエスタがしたいな～♪…ダメ…？
(机にうつ伏せになり
首を傾げながら貴方に質問し)


＊本体/ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします♪

駄目だ。
(質問をバッサリ切り捨てると、半ば無理矢理相手の身体をうつ伏せの状態から起こさせ)
これから世界会議だというのに…、お前の場合、どうせ会議中もすやすやと眠りこけたままなのがオチだろう。
(会議が始まったらちゃんと起きるのかどうか、信用ならんと言いたげな視線を送り)

ヴェ～…そんな～…。
(身体を起こされれば涙を浮かべ)
そんなに俺寝てるの…？
確かにいつの間にか会議が
終わってるときもただあるけど…。
だってルート以外誰も来てないもん…。
寂しくて俺泣いちゃいそうだよ～…。
(周りをみてもルートと自分しか居らず
どこか寂しそうに呟き)

そんなことでいちいち泣くな。もう暫くすれば連合の奴らだって来るだろう。
…まあ、いつもに増して集まりが悪いのは認めざるをえんがな…。
(広い会議室の中二人きりというのはどこか落ち着かず、相手を励ましつつも、周りを見渡して小さく息を吐き)

すみません、遅れました…！
(ばんっと勢い良く扉を開け、走ってきたのか膝に手をつきながら乱れた息を整え)
…ってあれ、まだフェリシアーノくんとルートヴィッヒさんだけですか？
(顔を上げれば目を丸くしキョロキョロ辺り見渡して)

(/ヘタリアスレ嬉しいです！祖国こと日本で参加希望なのですが宜しいでしょうか？)

ヴェ～…。そうだよね…？
みんなどうしたのかな～…。
この御時世だからかな…？
(相手に合わせて周りを見渡し
誰もいない会議室を寂しそうに眺め)

＞本田菊
ヴェ!!菊ー!!
(珍しく慌てた様子の貴方に
驚きつつも嬉しそうにし)
まだみんな集まってないんだ…。


本体/参加ありがとうございます！
是非お願いします♪

＞フェリシアーノ
それもあるかもしれん。でもまあ、各国忙しいにせよ、流石にここまで人数が少ないのは珍しいな…。
(相手の言葉には同意し、ふむ、と小さく唸った後「口煩い奴らが居ない分、落ち着けるのは今のうちか」なんて付け足し)

＞菊
…あぁ、菊か。遅れる遅れない以前に、実際まだ始まってもいないから大丈夫だ。今日の会議は中々集まりが悪くてな。
(片手を上げて軽く挨拶をすると、見慣れた枢軸国の面子が揃ってきたことに安堵の息を洩らして)

＞ルートヴィッヒ
うん。少ないの珍しいよね～。
(困ったような笑顔で貴方の言葉に頷き)

＞フェリシアーノ
何らかの事情があるんだろう。…仕方ない、気長に待つとするか。
(ここで一人苛々していても埒が明かないと考えたのか、ひとつ大きく溜め息を吐いて思考を切り替えるとそう割り切って)