碧棺合歓 / 主 2021-04-06 19:30:03 |
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(矢張り相手の隣、直ぐ傍と云うのは落ち着けるものなのか、至近距離で向けられる視線の眼差しに眺められるも、おいてめぇ、何こっち見てんだよ。早よ寝ろや、と透かさず食って掛かりそうなものだが、随分と健やかに眠って。
_朝になると、もぞもぞ身動ぎつつ唸り朝に弱く、病院行きたくねぇし…とも思い、受診しに行く身支度をしたくなくて
此の儘まだ寝とくつもりか、眠たげに愚図り。)
…んん゛、朝飯いらねぇから。
おう、開けたきゃ開けろよ。
(彼の反応を示す姿に、今でもそこまで喜ばれるとは思わず、目を瞠るもやや間が空いて、照れくさそうなはにかみ笑いで頬に含羞の色を浮かべてしまう。すると、この場で開けようとしているのか訊ねられ、眉を寄せるもどんな顔をするのか見てみたい気もして、了承する。渡した其れには揶揄も込めた、左馬刻が他人へ選ぶには似つかわしくない、余り物としては違和感のある明らか一郎にと想い、綺麗に包装させた、犬が主なアニマルを模す贈り物で。)
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