碧棺合歓 / 主 2021-04-06 19:30:03 |
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んだよ、いちろ…?
(回している腕に相手の手が添え撫でられれば、其の僅かな感触で痙攣させたようにピクリ、と二の腕から前腕までを跳ねさせた、反応を示す。目を開くと押し付けていた顔を上げ必然的に耳元となる位置、二人だけの空間でそう声を潜める必要もないのに、眠た気だからなのか声量を落とした、態とらしく潜めた声で訝しむ声音がのった言葉と彼の名を投げ掛けるように囁く。然し其れも束の間、眠気の限界はきていたようで瞼を閉じ、意識は落ちていき。これとばかり昔に知っている、温かみのある前よりも幅広くなった更なる頼り甲斐預け甲斐がありそうな目前の背中に無意識下で縋る。ん゛…と唸りつつ身動きを取って足が絡み、柔らかな白銀の髪は肩から首筋に擦り寄った。其の儘、すぅ…すぅと彼の耳元へ吹き掛かる様にして、規則正しくか細い寝息を刻む。)
〈小ネタ、バレンタイン編〉
いちろー、てめぇにこれ余りモンやるわ。
(素直じゃなく余り物、とは言うが一郎の為に選り取りしたチョコの菓子折りを昔の名残でか、差し入れとして突き渡す。)
(/小ネタとして、年末年始は挨拶のタイミングを見逃してしまったのでバレンタインものを取り込んでみました!良かったらラリーして下さればとっ。俺様からの、とは言わせず現状の距離感で表してみました。)
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