碧棺合歓 / 主 2021-04-06 19:30:03 |
通報 |
な、一郎…居たンかよ。
(予想通りで嫌がられるも「お前らガキには弟1号、2号で十分なんだよ、わぁったらとっとと巻けや」と此方も此方で意地になり譲らないでいれば、唐突に一郎が弟の名を紡ぐ声が上から聞こえ降ってくると、頬に薄っすら掠り傷の負った顔を彼へ向け、見上げ。二郎は兄の促しを受け、手を動かし始めたのか渋々ながらも包帯が巻き替えられていき「悪りぃな…あんがとよ、二郎。一郎も」と一郎から忠言の助太刀がなければ助力を仰ぐ事はなかっただろう、二人の名を紡ぎお礼述べ、気紛れに二郎の頭へ腕を乗せぽんぽん撫でて。)
トピック検索 |