うるせぇ、傷に響くわ。本当に来たのか一郎クンは、ご苦労な事だな。大丈夫に決まってんだ、ろ…。 (声を掛けられ一度紅い双眸を覗かせ蒼白い顔を上げると、憎まれ口を叩けるぐらいにはしぶとく、返答するも一郎が来た事に安堵したのか、一言二言交わせばふっと意識を手放し昏睡して。)